PSO2/S.A    作:朎〜Rea〜

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ちょっと日を空けすぎました、なんなすみません

結構時系列とか大変なんですよぉぉ!!(言い訳)

【お知らせ】
・祝初感想!!
 ほんとにありがとうございます!
 作者のやる気は皆様の支持です(笑)
 これからも書いていきますよー!!
・明日の更新は無しです

とりあえず、どうぞ!!


傍観者はハラハラ

 エンガと知り合ってから少しの時が流れた。私達は相変わらずマザークラスタについて調べていたが、何もわからず、調査は平行線だった。

 

 本日、私は天星学園を訪れた。天星学園は清雅学園の姉妹校ということで、制服と生徒手帳を持っている私は、天星学園に入ること自体は苦労しなかった。清雅学園には悪いが、私は生徒会のお手伝いということにしてもらっている。

 

 一応、天星学園の生徒会にも顔は出してある。もちろん、イツキくんに私がお手伝いであるということは通してもらっている。初めてヒツギちゃんと対面した時は面食らってたなぁ……

 

 ちなみに、ヒツギちゃんは私とエンガが知り合いということはまだ知らない。

 

 いつものように門をくぐり、天星の生徒会室に向かう。というのも、一応は合同文化祭の準備ということで、私が派遣されているからである。私は清雅学園の生徒ではないけれど、任された仕事は仕事だ。きっちりやらせてもらわないといけない。と思ったのだけれど、生徒会室はもぬけの殻だった。

 

 ヒツギちゃんは多分PSO2にダイブしているのだろう。だけど、他のメンバーはいったい……

 

 生徒会室を出て、廊下を歩いていると、エンガが女子寮の方に歩いて行っているがみえた。少し気になったので、別段気配は消さず、尾行してみる。

 

「よお、ヒツギ」

「エンガ……兄さん……」

 

 どうやらエンガの目的はヒツギちゃんだったらしい。いや、ヒツギちゃんの部屋にいる人物だろう……

 

 ヒツギちゃんはどうやらあの少年のことを隠しているらしい。エンガが部屋に入るのを拒んでいる。

 

 しばらくして、二人の会話は終わったらしく、ヒツギちゃんは慌てて生徒会室の方向に向かっていった。ちなみに、私には気づいていないようだった。

 

「悪い、見苦しいところを見せちまったな」

 

 エンガは私に気づいていたのだろう。壁の陰に隠れている私に声を掛ける。

 

「気にしなくていいよ。仲、良いんだね」

 

 私は物陰から出る。

 

「そんなことは無い。ほら、いくぞ」

「ん? ヒツギちゃんの部屋は見なくていいの?」

 

 ヒツギちゃんの部屋を見に来たのだろうに、エンガは踵を返した。

 

「ああ、あいつは隠しているつもりなんだろうからな。止むを得なくなるまでは無関係でいるさ」

 

 そうは言っても、ずっと妹のことを監視しているお兄ちゃんである。ほんと、シスコンだよね。

 

「なんだ、その目は。止めてくれ。ほら、一旦俺の部屋に行くぞ」

 

 私たちはエンガの部屋に移動する。最近はよくここで話をしている。

 

「それでこれからどうするの? ヒツギちゃんがこっちに戻ってきてるのはエーテルインフラのエラーが関係あるのかな?」

 

 部屋に戻って気づいたのだけれど、どうやらこの辺一帯で通信障害が起こっていたらしい。私のデバイスはフォトンによって動いているからなんの問題もなかったのだけれど、こっちの通信機は機能していなかったらしい。

 

「ああ、間違いないだろう。しかし、この地域一帯がエラーしてるってどういう事だ……」

 

 こんなことは初めてなのだろうか?

 

「これまではこんなこと無かったの?」

「無かった……いや、あるな。つっても、あの社長の外出先だけのはずだが……」

 

 エンガは思い出したかのように言う。

 

「社長?」

「YMTコーポレーションの社長だ。亜贄ハギトって言ってな、自分の外出先ではエラーを起こすようにしてるんだと。理由は騒がれたくないかららしい」

 

 なんて身勝手な人間なんだろうか……自分の外出先に通信障害を起こすなんて頭がおかしいのではないのではないか……

 

「それって本末転倒な気がするんだけど……」

 

 通信障害が起きる場所には、その社長がいるという事だ。それなら、普通にしていた方がいいのではないだろうか……

 

「間違いないな。しかし、あいつがここに来てるってことは、ちと厄介だぞ……」

「どういうこと?」

 

 通信が出来ないというのは厄介ではあるが、不便というだけだ。だけど、エンガのいう厄介はそういうことではないように感じた。

 

「この学校の生徒会はマザークラスタに属しているっていうのは話したよな? 亜贄はここの元生徒会長だった、と言えばわかるか?」

「それじゃあ……」

 

 亜贄ハギトはマザークラスタの一員である可能性がある。

 

「ああ、ヒツギたちが危ないってこった。女子寮に戻るぞ」

「うん」

 

 私達はさっきまでいた場所に戻る。あの場でエンガが気づいていればこんな手間なんて掛からなかったのに……と思ったのは秘密です。

 

「幻想種が……」

「こりゃ、面倒臭いな。さっさと片付けるぞ!」

 

 女子寮の廊下。ヒツギちゃんの部屋の前にはゾンビがいた。1匹や2匹ではない。数え切れないほど、幻想種がいた。

 

 処理するのには大して時間はかからなかった。エンガもいたからね。

 

「ヒツギちゃん! 大丈夫っ!?」

 

 ヒツギちゃんの部屋に飛び込むが、私たちを待っていたのはゾンビが数匹。全く嬉しくない。

 

 私はそれを一掃する。

 

「ヒツギは留守か……あいつ、一体どこに……」

「普通に考えたら逃げた、というのが正しいんだろうけど……」

 

 どこに行ったかというのは、全くわからない。生徒会室にもいなかったし……

 

「こういう時にエーテル通じが使えないのは不便だな……」

「うん。高い所から眺めるしかないかな」

 

 という訳で、屋上に移動する。

 

「あれは……」

「まずいな」

 

 ヒツギちゃん達はすぐに見つかった。そこにはヒツギちゃん、アルくん、二人の友人である、長い髪の女子生徒。コオリちゃんがいた。

 

 それに対峙しているのはまさに軍隊だった。亜贄ハギトであろう人間を中心とし、ゾンビ、ヘリ、戦車が現れていた。コオリちゃんはどちらかというと、ハギトの方に付いているように見える。

 

 亜贄ハギトが幻想種を生み出しているの……? それじゃあ、この前のも……?

 

 多分私の予想は正しいだろう。あれは、ハギトの指示で動いていた。

 

「エンガ、行かなくていいの?」

 

 エンガは動こうとはしなかった。

 

「ああ。あいつの覚悟をみるには丁度いい。それに……」

「エンガがアースガイドだとは向こう側に知られたくない?」

 

 私はエンガの代わりに言葉を紡ぐ。

 

「そうだな……」

 

 それでも、エンガは心配のようだ。やっぱり、シスコンだ。

 

「いざとなれば私が出る。それに、前にも言った通り、ヒツギには私のより頼りになるのが付いてる」

「なら、安心だな。とりあえず、見てようぜ」

 

 どうやら、ヒツギちゃんはハギトと敵対することを選んだようだ。ハギトの生み出したと思われるゾンビがヒツギちゃんを囲みはじめる。

 

「くっ……」

 

 ヒツギちゃんのピンチに飛び出そうとするエンガの腕を掴む。

 

「慌てない。ヒツギちゃんが覚悟を決めたってことでしょう?」

「ああ、そうだが……」

 

 エンガの言いたいことはわかる。覚悟を決めたとはいえ、多分あれは一時的、それも中途半端なものだろう。

 

 エンガの心配はよそに、ヒツギは刀を具現化させ、ゾンビの軍団を凪いだ。

 

「あれは……刀の具現武装か……?」

「だけど、あれは不味いかな……」

 

 再び幻想種がヒツギちゃんを囲む。数がさっきまでとの比ではない。あれはヒツギちゃんには対処できない。今度は私が飛び出そうとする。が、それは宙に浮く方舟が抑止した。

 

「おい……なんだありゃ?」

「あれって、キャンプシップ?」

 

 キャンプシップから降りてきた青い閃光によってハギトの軍隊は一瞬で蹴散らされた。

 

「おいおい、あれを一瞬で全滅かよ……」

「アッシュ、やっと来たんだ」

 

 それにしても、遅い。あとで、文句の一つでも言ってやるんだから。

 

「これなら俺らの出る幕はなさそうだな」

 

 エンガはそっと胸をなでおろしていた。

 

「そうだね。どうする? 見ていく?」

「いや、あれなら大丈夫だろ。あまりこちらを察知されたくないからな。ここを離れようぜ」

「わかった」

 

 私達は屋上を離れることにした。




 はい、今回やっとアッシュくん登場です!

 レイさんは傍観に徹しますよー!!ここで突入すると色々面倒ですからね(笑)
 あくまで脇役、ここ大事

 ハギト編は次で終わりかな……

 そうそう、カンナギツバキ買っちゃいました(笑)
 どうせ報酬期間はだいぶ先でしょうからね( *˙ω˙*)و グッ!

 というわけで、感想や指摘お待ちしております!


【レイさんは7鯖にて活動でおります】\_(・ω・`)ココ重要!
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