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主のやる気はあがる一方です!
というわけで、どうぞ!
「はっはっは! まさか、勘違いだったとはな!」
結論として、おじさんの言う通り、おじさんの勘違いでした。
最初は話が通っていたのだけれど、どんどん話にズレが生じていった。なんでも、私とエンガが付き合っていて、今日は挨拶に来たとおもっていたらしい。そんなことは、どう見たって違うだろうに……
おばさんは、違うとわかっていたらしく終始笑っていた。分かっていたなら、教えてくれてらよかったのに……
とりあえず、エンガはここに数日泊めてもらえることになった。その間は、学校は休学。マザークラスタにバレても面倒だしね。そっちの処理はアースガイドの方でするらしい。
ちなみに、ここに泊めてもらっている間は、お手伝いをするということで話はまとまった。
「しかし、これからどうしたもんか……」
電話でおじさんに頼んだ通り、エンガひ客室を一部屋借りることとなった。
「とりあえず、三食と寝床は気にしなくてもいいよ」
「そういうことじゃねーよ。情報収集のことだ。俺は下手に動けないからな。少なくとも、都心の方には行けないから、情報を入手するのが難しくなる」
エンガは死人だ。下手に動くわけにはいかないのだろうを
「ねえ、エンガ。ここは、いっそのことヒツギちゃんに任せるっていうのはどう?」
「はぁ? お前、いつ脳みそまで腐ったんだ?」
エンガは私を可愛そうな人を見るような目で見る。
「腐ってないわよ! べトールの件もそうだけど、今は多分、エンガは死んだことになってると思う。ベトール以外にもマザークラスタがいるなら、欺けるんじゃないかな?」
別に直ぐに出ていかなくてもいい。このまま隠れていれば、ここぞという時に出ていける。
「どうだろうな。多分バレるのは時間の問題だろ。それなら、奇襲をかけた方がいい」
時間が経てば経つほどバレる可能性が出てくるのは明白な事実だ。それなら、と考えるエンガの考えもわからなくはない。
「また危ない事考えてる。ヒツギちゃんが心配だからってあまり過保護なのは良くないよ?」
「分かってる。だが、あいつはアークスでも、アースガイドでもない。一般人ではないかもしれないが、特別ってわけでもないんだ。あいつは首を突っ込んでいるだけ。なんの覚悟も持っちゃいない」
決局、過保護なのだ。この人、ヒツギちゃんが絡むと後先考えないからなぁ……
「ま、いいけどさ。あ、そうだ。私は明日、清雅に戻るからしっかり働いてよ?」
「清雅に?」
エンガは首を傾げる。
「うん。一応天星の姉妹校だからね。爆発のこととか、その噂が流れてるかもしれないでしょ?」
「お前、天才か……?」
あ、これは馬鹿にされてる。
「エンガ、今私を馬鹿にしたでしょ?」
「そう思うんなら、お前の心が狭いということだ」
エンガはやれやれ、と首を振る。
「あ、そう。私、心が狭いから明日は私の分もここで働いてもらうから」
「はっ! 俺はアースガイドで働いてるんだぜ? 旅館の仕事なんてちょろいぜ」
そういうことなら、おじさん達に頼んでエンガの仕事量を倍にしてもらおう。本当に私の分も働いてもらうことにしよう。
そして、翌日。私は清雅に戻った。
「やっほー、イツキくん。シルバちゃんとのデートはどうだった?」
「ぶっ!! れ、朎さん!? なにをいってるんですか!?」
イツキくんは飲んでいたお茶を吹き出す。それだけ慌てるほどのことかな?
「ほう。イツキはシルバとデートをしていたのか」
アイカはイツキくんに軽蔑の視線を送る。ロリコンは犯罪だからね。
「そんなんじゃないから!! ていうか、昨日はどうしたんですか? 寮に戻ってないみたいでしたけど」
「ちょっと、浅草にね。それで、何してたの?」
部屋に入ったとき、イツキくんはパソコンと向き合っていた。難しい顔をしていたから、何か面倒でもあったのだろうか?
原因は分かっているけれど。
「それが、なんでも天星学園の男子寮が爆発したらしいんですよ。原因は、ガス爆発らしいです。それで、うちの寮って天星と同じ造りですから、その書類に目を通してたんです」
イツキくんはため息をつく。そういうことって普通なら職員の仕事なのだろうが、この学校の主体はあくまで生徒。そういうことも、生徒会がこなさないといけない。
「天星でガス爆発ね……」
結局あれは、事故として扱われたらしい。
「そういえば、副代表は文化祭の打ち合わせであちらに行かれてましたよね? 何か知らないのですか?」
アイカに言われて思い出す。そういえば、そういう設定だったな……
「ううん。多分、爆発が起きたのは私が天星を出てからだから分からないよ」
「そうなのですか。失礼しました」
アイカは深々と頭を下げる。ここは学校なんだけど……
「ううん。で、怪我人は?」
「それが、爆発が起きた部屋の生徒が亡くなられたらしいです」
八坂エンガは死亡として扱われているらしい。多分、アースガイドが根回ししたのだろう。マザークラスタの配下で良くやるものだ。ともあれ、これでエンガの方は大丈夫そうだ。
「そう、なんだ。ありがと。ていうか、そろそろ授業始まるんじゃない?」
時計の針は授業の10分前を指している。呑気にしていてもいいのだろうか?
「しまった! アイカ、急がないと間に合わない!! それじゃ、朎さん。また後で!」
そう言って、イツキくんは生徒会室を飛び出ていった。アイカは一礼してから、イツキくんを追っていく。
学生って大変だなぁ……なんて思いながら、イツキくんが消し忘れていったパソコンに目を通す。
「あの事故で怪我人がいないのは幸いか……原因はガスの元栓の閉め忘れ。死体は木っ端微塵で本人確認はできない、か」
死体まで用意するとは、なかなか手が込んでいる。よくもまあ、ここまでの偽装が出来たものだ。
「あ、朎。やっぱりいた」
書類に目を通していると、元生徒会長が生徒会室に入ってきた。
「リナじゃない。今日はどうしたの?」
「うん。イツキくんが大変じゃないかと思って」
「ふぅん。彼氏想いのいい彼女だこと」
「そ、そんなんじゃないわよ!!」
リナは顔を真っ赤にして否定する。まったく説得力がない。
「そう? イツキくんが大変ってわかってるってことは、事故のことは?」
「うん。知ってる。もしかして、あれは……?」
リナの顔つきは真剣そのものに変わる。
「ううん。ダーカーではないかな。行ってみてはないけど、ダーカーなら爆破じゃなくて、破壊するはずだからね。この件は無関係だよ」
ダーカーとはね……
「それなら良かった。なんか、嫌な予感がしたから来てみたけど、取り越し苦労だったって訳ね」
リナは胸をなで下ろす。
「そういうこと。たとえ、ダーカーのせいだったとしても、気にすることないよ。そっちの仕事は私の仕事だからね?」
「わかってる。でも、私もアークスなのよ?」
確かに、リナはアークスである。だけど、彼女はアークスであってアークスではない。
「そういうことは、アークスの任を受けてから言ってくださいー」
「はーい」
空返事をする、リナであった。
これからどうするかが、未定……
とりあえず、考えないと……
【重要】
プレイヤーキャラ募集の件ですが、皆さんありがとうございます!!
一旦ここで、募集終了とさせていただきます。
とりあえず、どこで出すかなどを決めたいなと思います。つきましては、追って連絡を。
いつでも、感想や指摘はお待ちしておりますー!!
あ、あと、無駄にクロスオーバー何かやってみたけど、そっちの方の意見も聞きたかったり……