PSO2/S.A    作:朎〜Rea〜

21 / 29
ちょっと短いけれど、今日分です!!

【お知らせ】
UA2400人達成!!
お気に入り35件達成!!

こんな小説を読んでいただきありがとうございます!
主のやる気はあがる一方です!

というわけで、どうぞ!


勘違いって怖いよね

「はっはっは! まさか、勘違いだったとはな!」

 

 結論として、おじさんの言う通り、おじさんの勘違いでした。

 

 最初は話が通っていたのだけれど、どんどん話にズレが生じていった。なんでも、私とエンガが付き合っていて、今日は挨拶に来たとおもっていたらしい。そんなことは、どう見たって違うだろうに……

 

 おばさんは、違うとわかっていたらしく終始笑っていた。分かっていたなら、教えてくれてらよかったのに……

 

 とりあえず、エンガはここに数日泊めてもらえることになった。その間は、学校は休学。マザークラスタにバレても面倒だしね。そっちの処理はアースガイドの方でするらしい。

 

 ちなみに、ここに泊めてもらっている間は、お手伝いをするということで話はまとまった。

 

「しかし、これからどうしたもんか……」

 

 電話でおじさんに頼んだ通り、エンガひ客室を一部屋借りることとなった。

 

「とりあえず、三食と寝床は気にしなくてもいいよ」

「そういうことじゃねーよ。情報収集のことだ。俺は下手に動けないからな。少なくとも、都心の方には行けないから、情報を入手するのが難しくなる」

 

 エンガは死人だ。下手に動くわけにはいかないのだろうを

 

「ねえ、エンガ。ここは、いっそのことヒツギちゃんに任せるっていうのはどう?」

「はぁ? お前、いつ脳みそまで腐ったんだ?」

 

 エンガは私を可愛そうな人を見るような目で見る。

 

「腐ってないわよ! べトールの件もそうだけど、今は多分、エンガは死んだことになってると思う。ベトール以外にもマザークラスタがいるなら、欺けるんじゃないかな?」

 

 別に直ぐに出ていかなくてもいい。このまま隠れていれば、ここぞという時に出ていける。

 

「どうだろうな。多分バレるのは時間の問題だろ。それなら、奇襲をかけた方がいい」

 

 時間が経てば経つほどバレる可能性が出てくるのは明白な事実だ。それなら、と考えるエンガの考えもわからなくはない。

 

「また危ない事考えてる。ヒツギちゃんが心配だからってあまり過保護なのは良くないよ?」

「分かってる。だが、あいつはアークスでも、アースガイドでもない。一般人ではないかもしれないが、特別ってわけでもないんだ。あいつは首を突っ込んでいるだけ。なんの覚悟も持っちゃいない」

 

 決局、過保護なのだ。この人、ヒツギちゃんが絡むと後先考えないからなぁ……

 

「ま、いいけどさ。あ、そうだ。私は明日、清雅に戻るからしっかり働いてよ?」

「清雅に?」

 

 エンガは首を傾げる。

 

「うん。一応天星の姉妹校だからね。爆発のこととか、その噂が流れてるかもしれないでしょ?」

「お前、天才か……?」

 

 あ、これは馬鹿にされてる。

 

「エンガ、今私を馬鹿にしたでしょ?」

「そう思うんなら、お前の心が狭いということだ」

 

 エンガはやれやれ、と首を振る。

 

「あ、そう。私、心が狭いから明日は私の分もここで働いてもらうから」

「はっ! 俺はアースガイドで働いてるんだぜ? 旅館の仕事なんてちょろいぜ」

 

 そういうことなら、おじさん達に頼んでエンガの仕事量を倍にしてもらおう。本当に私の分も働いてもらうことにしよう。

 

 

 そして、翌日。私は清雅に戻った。

 

「やっほー、イツキくん。シルバちゃんとのデートはどうだった?」

「ぶっ!! れ、朎さん!? なにをいってるんですか!?」

 

 イツキくんは飲んでいたお茶を吹き出す。それだけ慌てるほどのことかな?

 

「ほう。イツキはシルバとデートをしていたのか」

 

 アイカはイツキくんに軽蔑の視線を送る。ロリコンは犯罪だからね。

 

「そんなんじゃないから!! ていうか、昨日はどうしたんですか? 寮に戻ってないみたいでしたけど」

「ちょっと、浅草にね。それで、何してたの?」

 

 部屋に入ったとき、イツキくんはパソコンと向き合っていた。難しい顔をしていたから、何か面倒でもあったのだろうか?

 

 原因は分かっているけれど。

 

「それが、なんでも天星学園の男子寮が爆発したらしいんですよ。原因は、ガス爆発らしいです。それで、うちの寮って天星と同じ造りですから、その書類に目を通してたんです」

 

 イツキくんはため息をつく。そういうことって普通なら職員の仕事なのだろうが、この学校の主体はあくまで生徒。そういうことも、生徒会がこなさないといけない。

 

「天星でガス爆発ね……」

 

 結局あれは、事故として扱われたらしい。

 

「そういえば、副代表は文化祭の打ち合わせであちらに行かれてましたよね? 何か知らないのですか?」

 

 アイカに言われて思い出す。そういえば、そういう設定だったな……

 

「ううん。多分、爆発が起きたのは私が天星を出てからだから分からないよ」

「そうなのですか。失礼しました」

 

 アイカは深々と頭を下げる。ここは学校なんだけど……

 

「ううん。で、怪我人は?」

「それが、爆発が起きた部屋の生徒が亡くなられたらしいです」

 

 八坂エンガは死亡として扱われているらしい。多分、アースガイドが根回ししたのだろう。マザークラスタの配下で良くやるものだ。ともあれ、これでエンガの方は大丈夫そうだ。

 

「そう、なんだ。ありがと。ていうか、そろそろ授業始まるんじゃない?」

 

 時計の針は授業の10分前を指している。呑気にしていてもいいのだろうか?

 

「しまった! アイカ、急がないと間に合わない!! それじゃ、朎さん。また後で!」

 

 そう言って、イツキくんは生徒会室を飛び出ていった。アイカは一礼してから、イツキくんを追っていく。

 

 学生って大変だなぁ……なんて思いながら、イツキくんが消し忘れていったパソコンに目を通す。

 

「あの事故で怪我人がいないのは幸いか……原因はガスの元栓の閉め忘れ。死体は木っ端微塵で本人確認はできない、か」

 

 死体まで用意するとは、なかなか手が込んでいる。よくもまあ、ここまでの偽装が出来たものだ。

 

「あ、朎。やっぱりいた」

 

 書類に目を通していると、元生徒会長が生徒会室に入ってきた。

 

「リナじゃない。今日はどうしたの?」

「うん。イツキくんが大変じゃないかと思って」

「ふぅん。彼氏想いのいい彼女だこと」

「そ、そんなんじゃないわよ!!」

 

 リナは顔を真っ赤にして否定する。まったく説得力がない。

 

「そう? イツキくんが大変ってわかってるってことは、事故のことは?」

「うん。知ってる。もしかして、あれは……?」

 

 リナの顔つきは真剣そのものに変わる。

 

「ううん。ダーカーではないかな。行ってみてはないけど、ダーカーなら爆破じゃなくて、破壊するはずだからね。この件は無関係だよ」

 

 ダーカーとはね……

 

「それなら良かった。なんか、嫌な予感がしたから来てみたけど、取り越し苦労だったって訳ね」

 

 リナは胸をなで下ろす。

 

「そういうこと。たとえ、ダーカーのせいだったとしても、気にすることないよ。そっちの仕事は私の仕事だからね?」

「わかってる。でも、私もアークスなのよ?」

 

 確かに、リナはアークスである。だけど、彼女はアークスであってアークスではない。 

 

「そういうことは、アークスの任を受けてから言ってくださいー」

「はーい」

 

 空返事をする、リナであった。

 




これからどうするかが、未定……

とりあえず、考えないと……


【重要】
プレイヤーキャラ募集の件ですが、皆さんありがとうございます!!
一旦ここで、募集終了とさせていただきます。
とりあえず、どこで出すかなどを決めたいなと思います。つきましては、追って連絡を。

いつでも、感想や指摘はお待ちしておりますー!!

あ、あと、無駄にクロスオーバー何かやってみたけど、そっちの方の意見も聞きたかったり……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。