PSO2/S.A    作:朎〜Rea〜

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なんか、最近更新速度が異常に落ちている私です

おはようございます
生きてはいます、はい……

なんか納得いかなかったので、何回か書き直しました!
遅くなって申し訳ない……

【お知らせ】
合計10万字いきました! いやぁ、よく書いたなぁなんて(笑)

 お知らせは以上! それではどうぞ!






いざ、ラスベガス

「ふぅん、ここがラスベガスね。なんだか、日本より賑やかなところね」

 

 私達は艦橋からラスベガスに降り立った。ヒツギちゃんは付いてこようとしていたけれど、エンガはそれを抑止した。

 

 現在は私、エンガ、アッシュの組み合わせだ。なんていうか、スリーマンセルって久しぶりだ。

 

「国が違えば文化も違うってこった。しかし、あっという間にラスベガスか。事前の地点登録もひつようないとか、改めてアークスの技術はすげーな」

 

 エンガはさながら感心している。確か、こったの転送はあらかじめ登録している場所じゃないと転送できないんだったっけ。

 

『エーテルとフォトンは性質がほぼ同じなので、理論上は地球人も転送技術を使えるはずなんですけどね』

 

 エンガの呟きにシエラが答える。

 

「無理無理、理論はあっても、ものが追いついてねーもん。手間暇かければできるっちゃ出来るが、それはまた別の話だ」

 

 確かに、理論上は可能だろう。だけど、エーテルはフォトンと違って通信に長けている。同じ技術を流用したとしても、それが使い物になるかどうか、というのは分からないだろう。

 

「ただ、この前現れたマザークラスタのやつは転送みたいなことをしてやがった。具現武装の能力の可能性も高いが、そもそも技術を隠しているって可能性も否定はできないんだよな。それに、具現武装持ちなんかよりも、もっとヤバイやつもいやがるしな」

 

 ヤバイやつ、か。私は以前地球で会った、金髪の女性を思い出す。あれは本当に危なかった。

 

 それよりも――

 

「エンガ。アレ、いつまで放置してるつもり?」

 

 私は後ろをチラ見する。

 

「ったく……何であいつは計画性がないというかなんというか……おい、そこの隠れてるやつ。いい加減打ち抜かれたいか?」

 

 エンガはため息をつくと、停車してある車に向かって銃を具現化した。

 

「げげっ!? なんでバレたの? こっそり転送してもらったのに……」

 

 車の陰から、女の子が飛び出す。案の定、ヒツギちゃんだ。

 

「気配を殺してすらいねーじゃねーか。ったく、あんなに付いてくるなって言ったのに、聞かねぇやつだな。なあ、おい、シエラさんよ、あんたも共犯だろ?」

 

 エンガはシエラに通信をとる。

 

『えへえ……いやあ、頼まれたら断らないのが性分でして……』

 

 その性分、どうにかならないものだろうか……ウルクの性格がもろに出てしまっている気がする。

 

「ったく……」

「だ、黙ってついてきたのは……ごめんなさい。……でも、やっぱり私は知りたいの。何が起こってるのかを知って私は、私の力の使い方を……見つけたい」

 

 力の使い方か……

 

 自分で見つけることも重要かもしれないけれど、今のヒツギちゃんはどこか急いでいる気がする。

 

 たとえ、答えを見つけたとしても、それが正解だとも限らない。

 

「はあ……何言っても聞かないって顔だな……」

 

 エンガはヒツギちゃんを連れていくらしい。押しに弱すぎなのではないだろうか?

 

「ねえ、気になってたんだけど、どうしてこのヒトがいるわけ? 地球には興味がなかったんじゃなかったの?」

 

 今度は私に話が振られる。どうもトゲのあるヒツギちゃん。あんな事があったから当然なのかもしれないけれど。

 

「おいヒツギ、どういう意味だ? レイは……」

「エンガ、いいのいいの。そういえば、言い忘れてたよ。あの時、私はハギトを討ちにいったの」

 

 別にもう隠す必要なんてない。それに、これは多分これから起こることに無関係ではないはずだ。

 

「討ちにって……」

「いいかえれぱ、殺しに行った。かな?」

「なっ……」

 

 ヒツギちゃんは絶句した。

 

「実際、殺したつもりではいるけど、処理班が遺体を発見できなかった。生きている、というのは考え難いけど、可能性としては無きにしも非ずといったところ」

「にしてと、亜贄ハギトを討ちにねぇ」

 

 エンガはあまり驚いていないようだった。

 

「思ったより驚いてないんだね、エンガは」

「アークスっていう仕事柄、そういうことには無関係ではないんだろ? にしても、コンビニ行ってくる、のレベルで言うんだな」

「私だって色々考えたんだよ? 今回のは私情もはいってたしね」

 

 今となっては、悩んでいたのが馬鹿らしく感じる。私は仲間に恵まれている。そんなことはわかっていたことじゃないか。

 

「シエラはどうせあのメガネから聞いてたんでしょ?」

『えへへへへ……バレちゃいました?』

 

 シエラは悪びれる様子もない。

 

「そりゃね。あの場にいたのにさっきの対応は今までのものと変わらなかったからね。普通なら少しくらい嫌悪感を抱いてもおかしくないでしょ」

『レイさんには隠し事はできませんね。確かに、情報は見せてもらいました。亜贄ハギトの生存についてはいささか不明ですね』

 

 どうやらシエラも私と同じ見解らしい。

 

「ま、そういうこと。ごめんね、ヒツギちゃん。あの場だと止められかねなかったから押し通させてもらったってわけ」

「……分かった。許す……」

 

 許すとは言っているものの、歯切れの悪そうなヒツギちゃん。

 

「ん……誰、あれ? お迎えの人?」

 

 ヒツギちゃんの見る先には黒いドレスの女性がこちらに歩いて近づいてきていた。

 

「……っ!? あの容姿……あいつはっ!」

 

 私はオルトロスを具現化させ、トリガーを引いた。エンガのそれも、ほぼ同時だった。

 

「ちょっと、二人とも!? あれ、人!」

 

 しかし、彼女が銃撃をすべて弾いた。

 

「あれ、ヒト……?」

 

 それは、甚だ疑問である。

 

「消えた……?」

 

 ふと、女性の姿が消えた。

 

「こちらですよ」

 

 女性はアッシュの背後に現れ、手刀を凪いだ。アッシュはすんでのところで交わしていたが、地面は抉れ、吹き飛んだ。

 

 女性の姿がふたたび消えたかと思うと、先ほどまでいた位置に戻っていた。

 

「ふふ……なかなかいい反応ですね。それでこそ、来た甲斐があります。それに、レイさんまでいるなんていい誤算でした」

 

「ちっ……よりにもよって、このタイミングでてめぇに出会っちまうのかよ……魔人、ファレグ・アイヴズ……!」

 

「そう邪険にされましても、私はただ強そうな方の気配を感じてやって来ただけですから」

「強者を求めるのに理由は不要。以前、レイさんには否定されましたが、アッシュさんはそうは思いませんか?」

 

 ファレグはアッシュを見る。

 

「どうして、アッシュの名前を……」

 

 そういえば、この人は私の名前も知っていた。ヒツギちゃんの疑問は当然だ。

 

「マザーから伺いました。とってもお強い方がいる、と」

 

「じゃあ、あんたも!!」

「はい、マザークラスタ、火の使徒、ファレグ=アイヴズです。どうぞ、以後お見知りおきを」

「とはいえ、私はマザーに賛同しているというわけではなく、自由気ままにアースガイドの皆さんと戦わせてもらっているだけですよ」

「自由気ままに潰してる、の間違いだろ。……それで、マザーに命じられて俺たちを潰しに来たのか、魔人」

「私はマザーがやろうとしていることにも、あなた方にもあまり興味はありません。お互い好きなようになさればよろしい」

「以前にもお話したとおり、私の欲求はただ一つ。強い方と戦いたいだけですから」

 

 アークスフェスで不意打ちを受けたことを思い出す。この前は1人だったけど、今回は4人だ。何とかなるかもしれない。

 

 しかし、実際は相変わらず防戦一方だった。いくら、こちらが四人とはいえスペックが違い過ぎる。こんなのに勝ち目があるのか、いささか疑問である。

 

「なかなかいい動きをします。ですが――」

 

 急に現れるファレグの攻撃を躱し、剣を振るヒツギちゃん。

 

「そーれっ!」

「きゃあああああっ!」

 

 しかし、刀を掴まれ、ヒツギちゃんは30mほど投げ飛ばされてしまった。

 

「まずい……」

 

 ファレグは一瞬にしてヒツギちゃんとの距離を詰めている。

 

 けれど、ファレグは止まったままだった。ヒツギちゃんと何かを話しているようだ。

 

「舐めないで! ほ、ほんとに斬るわよっ!?」

 

 ヒツギちゃんが叫んだ。

 

「ええ、どうぞ。当たりどころがよければ、私を殺せるかもしれませんよ?」

「私が人を殺す……?」

 

 ヒツギちゃんは震えていた。どこか、息も荒く見える。

 

「エンガ、援護!」

「任せろ! 下がれ、ヒツギ!」

 

 エンガはファレグに向かって銃弾を放った。私はというと、ヒツギちゃんの元に駆けつけ、ファレグを思いっきり蹴り飛ばした。

 

「あらあら、過保護なことですね。せっかく戦力を増強してあげようと思いましたのに」

 

 蹴られた本人はほとんどダメージを受けてないようだった。それどころか、ファレグは全く動いていなかった。

 

 私はヒツギちゃんの前に立つ。少し遅れて、アッシュが私の隣に立った。

 

「……少し、興が冷めてしまいました。マザーに頼まれたわけでもありませんし、今日はお開き、ということで」

 

 ファレグはそんなことを口にする。嘘ではないようだ。ファレグから覇気が消えたのがなんとなくわかる。

 

 今なら不意打ちを仕掛ければやれるか……?

 

 いや、反撃されて殺られるイメージしかわかない。どこまでバケモノなんだ、この人は……

 

「ですが、本日の戦いは本当に楽しかったです。特にアッシュさん? あなたは本当に素晴らしい相手でした。あなたともいつでも楽しく戦えそうです。近いうちにレイさんと同じように、1体1で戦っていたたげれば、と。それではみなさん、ごきげんよう。私に殺されるまで殺されないでくださいね」

 

 そういうと、ファレグは以前見せたありえない跳躍力でこの場から跳び去った。




とりあえず、ささっと終わらせた感(白目)
いいのです!この辺は本編どーりですから!!
次も結構飛ばしちゃう予感(*゚-゚)

しかし、本編は面白くなってきましたね!
もう、次が楽しみで仕方ないです!
それまでは……放置です(*´•ω•`*)…


それと! 只今、クリスマス特別編とか作っているのでお楽しみに!!

ちょっと、書く暇があまりないので遅くなるかもですけど……

では、いつも通り感想・指摘お待ちしておりまする!
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