PSO2/S.A    作:朎〜Rea〜

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前の投稿からすっごい時間が経ってる(白目)

こんなこともありますよね()

てなわけで、続きです!

EP5も(だいぶ前に)始まってモチベがあるうちにかいていきます!


第29話

「なーんか、あの人怪しいんだよなぁ……」

 

 私たちはアースガイド本部に案内されたが、私は見回りと言って外に出ている。

 

 今頃、アッシュはエーテル適合について説明を受けていることだろう。私は以前エンガから聞いていたから抜けてきたというわけだ。

 

「なんていうか、本当に人間? ってかんじ?」

 

 最近感じたことのあるような感覚。

 

「おや、よく分かりましたね。さすが、と褒めておきましょう」

 

 そうそう、こんな感じ────

 

「ファレグ!?」

 

 咄嗟に武器を構える。

 

「あらあら、今は事を構えるつもりはありません」

「さっきは襲ってきたのに信じろと?」

 

 一層強く銃を強く握る。

 

「ええ。あなたには教えてもらいたいことがあります。その代わりと言ってはなんですが、欲しい情報を1つだけお渡ししましょう」

 

 無茶苦茶だ。この人は何がしたいのだろうか……

 

「それで? 質問っていうのは?」

 

 武器を構えたまま問う。

 

「日本に、面白い進化を遂げている方が2名ほどいると聞いたのですが、どこにいるかご存知ではありませんか?」

「面白い進化……?」

 

 人間は日々進化している。だが、この人が言っているのはもっと別のことだということはわかる。

 

「はい。この地球に存在するエーテル。それ以外の力をも駆使することができる人間、と言った方がわかりやすいでしょうか?」

 

 心臓が跳ねたのがわかった。

 

 エーテル以外の力というのは、恐らくフォトンのことだろう。そして、そのフォトンの力に目覚めた地球の二人を私は知っている。

 

「その反応は知っている、ということでよろしいのでしょうか?」

「それを知ってどうするの?」

「そんなに睨まないでください。ただ興味があるだけです。その代わり、そうですね……アーデムのすべてをお話するというのはどうでしょうか?」

 

 アーデムの全て。ファレグは確かにそう言った。ということは、ファレグとアーデムのあいだに何かしらの関係があるということだろう。

 

 もしかすると、その情報というのは極めて貴重なものかもしれない。しかし……

 

「教えることは出来ない。私は大切な人達を危険に晒すことなんてできない」

 

 そう言うと、ファレグはクスリ、と笑った。

 

「なんなの?」

「いえ、予想通りの答えが返ってきましたから。本当にあなたは面白い。しかし、力を持つものは厄介なことに巻き込まれやすい。このことをお忘れなきよう」

 

 そういうと、ファレグは跳躍し、消えた。

 

「なんだったの……?」

 

 二人のことは黙ったが、もしも二人のことをファレグが見つけたとなると、闘いを挑むことは間違いないだろう。

 

 おそらくは時間の問題。

 

 そんなのとを考えると、二人のことが心配になってきた。私はアッシュにメールを送り、日本に戻ることにした。

 

「イツキ君、無事!?」

 

 心配過ぎて、清雅学園の生徒会室に駆け込みました。

 

「ぶっ!? 朎さん!? どうしたんですか!?」

 

 イツキくんは口に含んでいたお茶を盛大に吹きこぼした。

 

「どうしたのよ、朎。あなたらしくないじゃない」

 

 生徒会室にはリナもいた。

 

「ちょうど良かった。二人とも、ちょっと移動しよう」

 

 他の生徒会役員の耳に入るのはまずい。とりあえず、移動することにした。場所は体育館の裏。人がいない場所を探していたら、結局ここに落ち着いたのだ。

 

「それで、どうしたんですか?」

「まあ、あそこで話せないってことは、アークス絡みのことでしょう?」

 

 リナは察しが良いようだ。

 

「そういうこと。と、いうより警告?」

「警告……ですか?」

 

 イツキ君が息を呑む。

 

「うん。ちょっとヤバイやつに二人のことを聞かれたの。もしかすると、接触してくるかもしれないから……」

「ヤバイやつって……」

「具体的には黒い服を着て、目が細いお姉さん。多分殺しには来ないと思う。けど……」

「けど……?」

「どうも、バトルジャンキーなの……いい? 会ったら逃げて。絶対に戦わないで」

 

 アレと戦えば、確実に被害が出る。それだけは避けたい。

 

「朎さんがそこまで言うなんて……強インですか?」

「手に負えないほどに、ね……」

 

 溜息をつく。あんなのに勝てるビジョンなんて見えない。

 

「それって、あの人みたいな……?」

 

 イツキくんは私の後方を指さす。

 

「そうそう……ってなんでいるのよ!!」

「あら、あなたが案内してくれたのではないですか?」

 

 やってしまった……と気づいた時には時すでに遅し。焦っていたとはいえ、ひたすら急いで二人に会いに来たのは間違いだった。

 

 こんなんじゃ尾行してください、と言っているものだ。

 

「安心してください。今回はただの様子見です。戦うのは今ではありません」

「……分かったわ。それで、何のようなの?」

「他意はありません。本当に様子見ですよ。成長すれば、あなたたち二人もいずれ」

 

 ファレグは二人を舐めるように見る。

 

 あ、分かった。なんかこの人と関わっていると、デジャブ的な何かを感じることがあったけど、その理由がわかった。

 

 この人、ゲッテムハルトだわ……

 

「それまで、誰かにやられたりしないでくださいね?」

 

 そう言うと、本日三度目の跳躍でファレグは姿を消した。 

 

「行ったの……?」

 

 そう言うと、レナは腰から崩れ落ちた。

 

「ど、どうやら……」

 

 イツキ君も呼吸が安定していない。

 

 どうやら、ファレグの気にあてられたらしい。

 

「二人とも、大丈夫?」

 

 とりあえず、二人が落ち着くまで待ちました。

 

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