第四クトゥルフ神話『名前に癖のある探索者達の観光バス』   作:カロライナ

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Episode4-3 ロジーナの知らないこと。

 

「・・・・そうですわ!!」

 

 看護婦や医者に半強制的に、ベッドに引き戻されたロジーナは再び点滴やら心電図を付けられベッドに横たわっていた。ロジーナがベッドに押し戻された後、ずっと申し訳なさそうにこちらを見つめられ続けた為、何か振れる話題はないかとクリスティーナは考えに考え抜いて、ふと一つの話をロシア語で持ちかけることにした。

 

 

「Розины !! Розины !! Я, была вещь, которую вы хотите услышать абсолютно После того, как вы проснетесь леди!」

【ロジーナ! ロジーナ!! わたくし、貴女が目覚めたらどうしても聞きたいことがあったのでしたわ!】

 

「・・・・что-то?」

【・・・何か?】

 

 

 目を見開き、子供の様に目を輝かせながら何かを思いついたように、ベッド柵に手を掛け興味津々で話しかけるクリスティーナに、ロジーナは少し瞳を細め、何を知りたいのかと尋ねた。

 

 

「Yamori в! Для yamori-х, вы думаете, что Розина!?」

【家守さん! 家守さんについて、ロジーナはどう思っていますの!?】

 

「・・・・・Это?」

【・・・・・・・は?】

 

「В конце концов! в конце концов!! Tokimei или ты или удерживаемого любовь !?」

【やっぱり! やっぱりぃ!! ときめいたり、恋心を抱いたりしましたか!?】

 

 

 クリスティーナは、更にこれでもかとこれまでにないくらい目を輝かせ、ロジーナにワクワクしながら『海ほたる』にて射撃対決をした家守 源水に対する思いについて食らいつくように聞く。ロジーナは少し間を置き、何を言いたいのか分からないと言った様子で、言ってはいけないとは理解しつつも、ややキツめの反応で返してしまう。自分がそのような態度で返してしまったことに対し、すぐさま謝罪をしようとしたが、その謝罪の言葉を打ち消すぐらいの勢いで、クリスティーナはのめり込む。

 その声の大きさは、看護婦がすぐにやって来てもう少し会話のボリュームを下げるようにと注意されるぐらいの声の大きさだった。クリスティーナは看護婦に日本語で軽く謝り、退室を見送り、姿が見えなくなった瞬間ロジーナに詰め寄って行った。

 

 

「Даже если он говорит, любить ..., Но только с ним, однако, была стрельба конфронтации. Это просто любовь, такие как ...」

【恋心・・・と言われましても、彼とはただ、射撃対決をしただけです。それだけで恋心などは・・・。】

 

「О! Но было это сделать, это не вскакивая одна любовь !? Если я, безумно влюблен! Ахе лицо, хотя нет двойной кусок ошибка! 」

【えっ! あんなことをされてましたのに、恋心一つ湧きませんの!? わたくしが、もし同じことをされたら、即堕ちアヘ顔ダブルピース確定ですのに!】

 

「Кристина принцесса. Я то, что было на земле или ....?」

【クリスティーナお嬢様。私はいったい何をされたのですか・・・。】

 

 

 ロジーナは視線を右に逸らし、『海ほたる』で出会った家守の顔を思い出しながら、クリスティーナが問う恋心について完全否定の意を示した。その答えを聞いたクリスティーナは、片手で口元を覆うと、大きく驚いたように右足を一歩下げ、日本で覚えた単語をロシア語に置き換えてロジーナの顔を信じられないと言った様子で見つめた。

ロジーナはクリスティーナの不適切なロシア語に、呆れと諦めと、後程修正の意を決心すると東京湾アクアラインで家守が自分に行ったことについて問いた。

 クリスティーナは自信満々に、覚えている限りの『東京湾アクアライン』で起こったこと、家守の活躍をロジーナに伝える。

 よくわからない魚人の化物に囲まれ絶体絶命だった、自分達を助けるために危険を承知で救助に来てくれたこと。12vs3の圧倒的な戦力差があったものの、動く自動車を活用して包囲網を突破。魚人の化物共を5体蹴散らし、そのうちの5体を轢殺。残り1匹の魚人の攻撃によって負傷するも果敢に魚人に立ち向かって化物を殴殺した。更に、持っていたバールのような工具を使い、セダンのドアを破壊。クリスティーナ、足高、青大の3人がかりでも持つことができなかったロジーナの巨体を家守1人で抱え、そのまま戦闘区域から離脱。気絶しているロジーナを終始気遣い、かなり致命傷だったロジーナの怪我を手当して、避難所であった風の塔までまた1人で持ち上げ、螺旋階段も1人で抱えたまま駆け上がり、救助したことを大袈裟に脚色しロジーナに伝えた。

 ロジーナにはクリスティーナが大袈裟に脚色していると少しは理解したが、話を聞き、それでもいつか、家守から連絡が入った時には1度会い、礼を言わなければならないと感じていた。

 

 

 

 




【後書き】
まさか、まさか、あんなことになるなんてプロットを書いているときには
まったく想像していませんでしたね。

何が起こったのか、そのうち分かります。
彼女の小説も現在執筆中です。


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