第四クトゥルフ神話『名前に癖のある探索者達の観光バス』 作:カロライナ
「И, Розина. Я, ты, возможно, Кристина обязательно должны сказать леди.」
【そして、ロジーナ。わたくし、クリスティーナは貴女にどうしても伝えなければならないことがありますの。】
「・・・・? Что это было?」
【・・・・? 何でしょうか?】
家守の活躍について熱弁が終わると、クリスティーナは落ち着いた口調に戻り、いつもにも無く真剣な表情でロジーナを見据える。ロシアにある屋敷を脱走する時ぐらいしか、真面目で真剣な表情を作らないクリスティーナに対し、ロジーナは普段とは何か異なる重大なことを決心し話そうとしていることを悟った。
「Я был найден помолвки партнера.」
【わたくし、理想の婚約相手を見つけましたの。】
「・・・・・・・・?!」
クリスティーナによる余りの衝撃的発言に対し、ロジーナは再び痛む身体を無視し、飛び起きる。服に付けられたセンサーが勢いよく弾け飛び、看護師が再び全速力で個室に入って無理矢理寝かせられるものの。クリスティーナの事を驚いた表情で見つめていた。
「Например ... если ваш противник лучше?」
【えっ・・・・お相手の方はどの様な人ですか?】
「Это верно. ... Нежный, спокойный, спокойный, Такие, как посредника мы будем говорить хороший человек, и только Розина.」
【そうですわね。・・・優しくて、冷静で、落ち着きのある、周囲をまとめる力のある素敵な方とだけ、ロジーナにはお伝えしておきますわ。】
「・・・・・ Ваше имя человека?」
【その方の・・・お名前は?】
「Название ... имя ...」
【名前・・・名前は・・・。】
「・・・・・・。」ゴクリ・・・
「Название Но ♪ секрет, потому что мы всегда будем вводить, когда вы встречаете людей, а ты что, я благодарю вас в это время.」
【名前は秘密です♪ でも、その方とお会いした時は必ず紹介いたしますから、その時はよろしくお願いいたしますね。】
ロジーナも、相手について真剣な表情をしたクリスティーナに尋ねる。クリスティーナもその質問に対して特徴だけ伝える。しかし名前まで尋ねられると、少し悩んだような顔をし、照れ隠すように笑い実名までは言わなかった。
ロジーナはクリスティーナを心配そうに見つめると、変な男に引っ掛かり、クリスティーナを傷付けるようなことがあれば、地獄の果てまで追いかけ、拷問暗殺しこの世の光を二度と浴びることができないようにしてやろう。と掌に文字を書き記し、決心を固めた。
【後書き】