HAPPYきんいろモザイク   作:naogran

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夏前の季節。今日から衣替えの季節。

忍「段々夏の匂いがして来ましたね。」

アリス「うん!」

夏服に着替えた忍とアリス。




一緒に登校する。

アリス「日本は季節の違いがはっきりしてるよね?」

忍「はい。夏が暑くて冬が寒くて、春と秋は過ごしやすいです。」

アリス「イギリスは兎に角天気が変わりやすいんだ〜。1日の内に季節があるってよく言うよ。」

忍「そうでしたね〜。いきなり雨が降ったり、ゴミが降って来たり。」

風で飛ばされた新聞紙が忍の顔に直撃した。

カレン「シノーーー!!」

忍「カレンが降って来たり!!」

カレンが忍とアリスを見付けて、後ろから忍に抱き付いて前に倒れた。カレンに抱き付かれた忍は満面な笑みを浮かべていた。

忍「イギリスではこんな事がよく起こるんですね!」

アリス「無いよ!!カレンったら何してるの!?」

カレン「熱中症デス。」

アリス「まだそんなに暑くないよ!」

カレン「NO!夏はもうすぐそこなのデス!過ぎ行く季節を大切にデス!九条カレン!夏モデル!!」

夏服の袖がノースリーブになっていた。

アリス(だ、ダサい・・・)

忍「カレン、何だか修行帰りのロッカーみたいです。」

アリス「何者!?」

カレン「Oh Yes!テーマはワイルドデス!」

忍「それ買ったんですか?」

カレン「いえ、自作デス。」

アリス「自作!?」

自作(物理)だった。






その頃陽子達は駅で忍達を待っていた。

綾「まだ夜はちょっと肌寒いわよね。」

浩輔「そうだな。まだ毛布が欲しいくらいだな。」

アリス「おはよー!」

忍「おはようございます!」

綾「おはよう!」

陽子「おはよー!」

圭太「おはようさん。」

浩輔「おっすー!」

カレン「おはようゴジャイマス!」

陽子「ん?あはは!何そのノースリーブ!」

綾「カレン、ちゃんとブラウス着なきゃ久世橋先生に怒られるわよ?」

カレン「大丈夫デス。これ最高にクールデス!!」

陽子「そろそろ親に呼び出されるかもな。」

察したカレンがバッグから制服を取り出した。

陽子「あれ!?素直!?」




女子トイレで元の制服に着替える。6人がカレンを待ってる。

カレン「これでOKデス?」

陽子「う〜ん、親呼び出し。」

カレン「あ!ヨーコ!御髪が乱れて!カバン持つデス!お菓子食べマス?」

陽子の髪を直したり、陽子のカバンを持ったり、カバンからチョコを出したり、そして陽子を背負うとする。

カレン「タクシーデス・・・!!」

陽子「無理すんな。」

圭太「カレンが陽子の執事になった?」




なんやかんやで登校再開。

陽子「安心しなよ〜!告げ口とかしないって!」

アリス「カレンのマム、怒ると怖いから。」

カレン「実は、この間・・・」




以前、カレンはママに怒られた事を話した。

カレンのママ『カレン!風の噂で担任の先生にご迷惑をかけてると聞いたわ。イケナイ子ね!』

ママに怒られてるカレンがガクガク怯える。

カレンのママ『罰としてあなたの目の前で、おいしいケーキをこれ見よがしに食べてやるわ。』

ケーキを持ってカレンの目の前で美味しそうに食べる。

カレン『そんな!おめぐみを・・・!』

カレンのママ『だめよ。』




思い出したカレンはガクガク震えた。アリスも震えてた。

カレン「こわい・・・」

陽子「おーい、置いて行くぞー。」




何とか2人を連れて登校再開。

陽子「もうすぐ夏休みか〜!」

綾「後2ヶ月先よ?」

陽子「あれ?そうだっけ?」

カレン「あの。」

綾「どうしたの?」

カレン「ママには何時も、もっと可憐になりなさいと言われるデス。五月蠅かったら注意して欲しいデス。」

綾「え!?」

忍「そんな!元気なのがカレンの良い所です!」

カレン「でも・・・」

忍「カレンもアリスも私の天使です!私は毎日天にも昇る気持ちなんですよ!綾ちゃんもそうでしょ!?」

綾「(え!?何故私に振るの!?)そうね!天使天使!」

カレンは赤面したがアリスは理解出来てない。

圭太(天にも昇る気持ちって、この世に居ないのと同じじゃねえのか?)

OP「夢色パレード」カレンVer


Episode19「マイ・ディア・ヒーロー」

校門前では、烏丸先生と久世橋先生が立っていた。

 

久世橋先生「おはようございます。」

 

烏丸先生「おはようございます。もう皆さん夏服ですね〜。」

 

久世橋先生「今日は暑いですからね。」

 

女子生徒「おはようございます。」

 

久世橋先生「おはようございます。」

 

烏丸先生「おはようございます。先生はクールビズとかしないんですか?」

 

久世橋先生「え!?一応夏服なんですけど・・・暑苦しいでしょうか・・・?」

 

烏丸先生「いえ、イメチェンしたらどうかな?って。夏は可愛い感じが良いと思います。」

 

久世橋先生「可愛い?でも・・・」

 

烏丸先生「例えば・・・こう言うのは?」

 

久世橋先生「着ぐるみ!?」

 

何時の間にかうさぎの着ぐるみを着ていた。

 

烏丸先生「ロッカーに入ってました〜。」

 

久世橋先生(クールビズの話は何処へ・・・?)

 

烏丸先生「夏でも耐えられるかちょっと着てみます。」

 

久世橋先生「や、やめた方が・・・!」

 

着ぐるみを着て生徒達に挨拶するが、生徒達は怖がっていた。そして烏丸先生がフラフラ倒れた。

 

烏丸先生「ダメでした・・・」

 

久世橋先生「先生ー!私の為に!?」

 

 

 

 

 

 

今日の放課後。カレンが携帯を見て喜んだ。そしてカバンを持って帰る。

 

カレン「お先デース!」

 

穂乃花「またねー。」

 

香奈「また明日ー。」

 

そしてカレンはC組に来た。

 

カレン「スミマセーン!今日はお先に帰るデス!」

 

陽子「何か用事?」

 

圭太「嬉しそうだなカレン。何かあったのか?」

 

カレン「実はずっと欲しかった限定品のネックレスをパパが買ってくれたデス!」

 

圭太「ネックレス?」

 

アリス「良かったねカレン!」

 

カレン「また明日デース!」

 

ご機嫌上昇で下校する。

 

綾「カレン、どうかしたの?」

 

陽子「パパにネックレス買ってもらったって。」

 

圭太「しかも限定品。」

 

忍「ご機嫌でしたね〜。」

 

アリス「カレンはパパと本当に仲良しなんだよねー。」

 

陽子「パパっ子か〜。あ!パパっ子って何か良いなー!美味しそう!!」

 

圭太「そっちかよ!!(あれ?限定品のネックレスってもしかして・・・)」

 

 

 

 

 

 

その夜、ある事件が起きた。忍の家にインターホンが鳴った。

 

忍「はーい。」

 

アリス「宅配便かな?」

 

忍「どちら様ですか?」

 

ドアを開けると、何と泣いてるカレンが立っていた。

 

アリス「カレン!?どうしたの!?先に帰ったんじゃ!?」

 

忍「何かあったのですか!?」

 

カレン『ああアリス、シノ!話を聞いて。私ショックのあまり気が動転してしまって、ここまで来てしまったの。あ、もちろんママには電話したけど。聞いて!パパが、私のパパが嘘をついてたの!私のためだなんて言ってたけど、本当のことちゃんと言って欲しかった!ひどい!喜んでた私、バカみたい!パパなんて大嫌い!大嫌い!もう家に帰らない!』

 

忍「早口!?」

 

カレンがものすごい早口で英語を言った。

 

 

 

 

アリスが事情を聞く。

 

忍「カレンは何て?」

 

アリス「パパと大喧嘩したから家出したって。」

 

忍「家出!?」

 

なんとパパと喧嘩して家出したらしい。

 

カレン「だってパパが・・・ネックレス無理だったって・・・買えたって言ったの嘘で、私が悲しむ顔を見たくなかったって!」

 

アリス「優しい嘘は時に人を傷付ける!」

 

忍「アリス!?」

 

アリス「でも、カレンのパパは悪くないよ?さあ今からでも仲直りを!」

 

カレン「嫌デス!私今日はシノの家に泊まるデス!」

 

アリス「ええ!?」

 

カレン「お願いデス!ママには連絡済みなので!パパと顔合わせ辛いデス・・・」

 

アリス「だ、ダメだよ!急に言っても迷惑でしょ!?」

 

忍「私は寧ろ大歓迎ですが!」

 

アリス「シノ!?」

 

カレン「この通りデス!迷惑掛けませんので!」

 

アリス「え!?」

 

なんとカレンは忍の母にも交渉する。

 

忍の母「金髪少女が2人も!良いわよ!ジャンジャン泊まってって!」

 

アリス「マムまで!?」

 

交渉即成功した。

 

 

 

 

 

 

数分後。勇が帰って来た。

 

勇「ただいまー。ん?」

 

玄関前でカレンがお迎えしてた。

 

カレン「おかえりなさいませ!撮影お疲れ様デス!お荷物お持ちシマス!」

 

勇「あれ?カレンちゃんだ。」

 

カレン「あ!そのアングル良いデス!」

 

ポケットからデジカメを出してシャッターを何枚も切った。

 

カレン「流石イサミ!何処を撮っても絵になるデス!」

 

勇「何事?」

 

 

 

 

アリスが勇にカレンが居る理由を話した。

 

勇「そう、カレンちゃんが家でねー。」

 

カレン「ジャーンデス!」

 

忍から服を借りたカレン。青のワンピースを着ていた。

 

忍「制服のままだとシワになってしまうので。私の服ですが。」

 

勇(あれ、忍が着ても似合わない奴だわ。)

 

カレン「何だかホームステイみたいデス!私ちょっと憧れてたデス!」

 

忍「本当ですねー!」

 

カレン「そうデス!お部屋ここで十分なので。」

 

トイレを部屋変わりにしようとする。

 

アリス「住む気なの!?」

 

 

 

 

リビングで夕食を頂く。今日のおかずは鮭と冷奴。

 

カレン「和食美味しそうデス!」

 

アリス「シノのマムは和食が得意なんだよ?」

 

カレン「私の家はママがイギリス人なので洋食が多いデス。」

 

勇「へぇー。得意料理は?」

 

カレン「ミートパイデス!」

 

そして味噌汁を啜る。

 

カレン「美味しいデス。この味噌汁こそお袋の味デス。」

 

勇「ミートパイじゃなくて?」

 

 

 

 

その後カレンは夕ご飯を全部食べた。

 

カレン「ご馳走様でした。ふぅ〜、美味しかったデス!」

 

忍の母「お粗末様でしたー。」

 

カレン「あ!お片付け手伝うデス!」

 

忍の母「良いのよ。座ってて。」

 

カレン「手伝わせて下さい!」

 

皿を持って片付けを手伝う。

 

忍の母「そう?悪いわね。」

 

カレン「お邪魔するデス!」

 

忍の母の隣に立ってお片付けを手伝う。それを見たアリスがすぐに食べ終えて片付けを手伝おうとする。

 

アリス「私も手伝う!」

 

忍の母「え?」

 

カレン「アリス狭いデス!」

 

アリス「カレンだけポイント稼ぐなんてずるいよ!」

 

勇「何処で覚えたのかしら?」

 

 

 

 

夕食を食べ終えて、忍は張り切っていた。

 

忍(今日なら行ける気がします!1人ずつだと時間が掛かるから皆で入ろうって!)

 

だがそうは行かなかった。既にアリスとカレンが浴室で風呂に入ってた。

 

勇「ん?」

 

トイレのドアの横で悲しんでる忍を見付けた。

 

忍「私だけ・・・仲間外れ・・・」

 

勇「あんな小さなお風呂に3人も入れる訳ないでしょ?」

 

 

 

 

その頃アリスとカレンは、風呂から上がって髪を乾かしていた。

 

カレン「シノの家のお風呂も楽しいデス!」

 

アリス「カレン。」

 

カレン「ん?」

 

アリス「泊まるのは良いけど、やっぱり一度パパと話した方が良いよ?」

 

カレン「あ・・・はい。後で電話掛けマス。」

 

アリス「うん。」

 

 

 

 

そしてカレンは勇気を出してパパに電話する。

 

アリス(カレン、仲直り出来ると良いけど。)

 

カレン『・・・パパ?さっきはごめんね。もう怒ってないよ。・・・えっ?本当?パパ大好き、愛してる!!』

 

突然カレンが嬉しそうに叫んだ。

 

カレン「アリス聞いて下サイ!ネックレス、パパの権力で手に入れたそうデス!やっぱりパパは超格好良いデス!」

 

なんと限定品のネックレスを権力で買えたのだった。

 

アリス「そ、そう・・・」

 

カレン「そうデス!この喜びを皆に分けてあげマス!」

 

皆に喜びを分けようと電話する。

 

 

 

 

最初は綾。

 

綾「カレン、どうしたの?珍しいわね。」

 

カレン『ウフフー!アヤヤに喜びをプレゼントしちゃいマス!』

 

綾「ん?」

 

 

 

 

次は陽子。

 

陽子「あれ?カレン?」

 

カレン「ウフフー!陽子に喜びをプレゼントしちゃいマス!」

 

陽子「何だそれ?アハハ!カレンは本当何時も元気だなー。」

 

 

 

 

次は浩輔。

 

浩輔「珍しいなカレン。そっちから電話して来るなんて。」

 

カレン『ウフフー!コースケに喜びをプレゼントしちゃいマス!』

 

浩輔「え?喜び?何か欲しいかもな。」

 

 

 

 

最後は圭太。

 

カレン『ウフフー!ケイタに喜びをプレゼントしちゃいマス!』

 

圭太「え?いきなり何だ?俺何かやったか?」

 

 

 

 

すっかりカレンは元気を取り戻した。

 

忍「カレン、仲直り出来て良かったですね。」

 

カレン「アリスのアドバイスのお陰デス!やっぱりアリスは私のヒーローデス!」

 

アリス「私はお姉ちゃんだよ!」

 

 

 

 

その頃圭太は、ネックレスの事を思い出した。

 

圭太「限定品のネックレス、母さんに聞いたら。」

 

 

 

 

夕方帰って母に聞いたら。

 

圭太の母『限定品のネックレス?あああれね!昨日最後の1つがギリギリ残ってたから買っちゃった!』

 

圭太『やっぱり、昨日母さんネックレスしてたからな〜、っでそのネックレスいくらしたんだ?』

 

圭太の母『100万円。』

 

圭太『ぐはっ!?』

 

回想終了。

 

 

 

 

圭太「あの時カレンに言っておいた方が良かったかもな。それにしても母さん、100万のネックレス無理して買いやがって。明日カレンに謝るか。」

 

 

 

 

その頃忍達は部屋に居た。時間は夜の10時前。

 

忍「さ〜て、そろそろ寝ましょうか・・・」

 

カレン「え!?早い!まだ10時前デスよ?」

 

忍「カレン、私のベッドで寝ますか?」

 

アリス「ダメダメ!2人用じゃないし、カレン寝相悪いよ?」

 

忍「大丈夫です!カレンを壁側にして、万が一私がベッドから落ちても天国です!」

 

アリス「地獄だよ!」

 

忍「今日は予期せぬお泊まり会で楽しかったですね〜。」

 

カレン「泊めてくれてありがとうデス。今度は是非、イギリスの私の家にホームステイしてに来て下サイ!」

 

アリス「カレンの家はシノも見た事あるはず。大きいよー!お城みたいなの!」

 

忍「確かあの時の。」

 

ホームステイし、アリスが忍にカレンの家を紹介した時を思い出す。

 

カレン「皆一気に泊まりに来ても余裕デス!100人乗っても大丈夫!Yeah!!」

 

忍「何かあまり大きい感じがしなくなって来たのですが。そろそろ寝ましょう。電気消しますね。おやすみなさい。アリス、カレン。」

 

カレン「おやすみデス!」

 

アリス「おやすみなさい。シノ、カレン。」

 

 

 

 

 

 

翌朝。

 

アリス「もうカレンったら、私の布団取っちゃってるよ・・・2人共起きて?遅刻しちゃうよ?ほら早くー!」

 

忍「後5分・・・」

 

カレン「マム、後10分・・・」

 

アリス「もう仕方無いなー。じゃあ10秒だけだよ?いーち。」

 

だがアリスも寝てしまった。

 

忍の母「こらー!3人居るのに全員寝ないのー!」

 

その後やっと3人が起きた。

 

 

 

 

 

陽子達は登校してる。

 

綾「昨日の夜カレンから電話があったわ。」

 

陽子「綾も?私も!特に用事は無かったけど。」

 

浩輔「俺もカレンから電話が来たぞ?圭太も来たのか?」

 

圭太「まあな。何か急に。」

 

忍「おはようございますー!」

 

4人「ん?」

 

後ろから忍とアリスとカレンが来た。

 

アリス「おはよー!」

 

カレン「ゴジャイマース!」

 

綾「おはよう。」

 

陽子「あれ?カレン?なんでしの達と一緒に登校してるの?家反対なのに。」

 

カレン「実はデスね、昨日・・・」

 

皆に事情を話した。

 

陽子「そんな事があったんだ。」

 

圭太「なあカレン、昨日ごめんな。」

 

カレン「Oh、ケイタどうかしたんデスか?」

 

浩輔「圭太?もしかしてカレンに何か暴力でも?」

 

圭太「違えよ。昨日言い忘れてた事があってな、限定品のネックレスの最後の1つ、俺の母さんが買っちまってな、それで謝ろうって昨日思ってたんだ。」

 

カレン「そうだったんデスか。」

 

圭太「何かごめんな。」

 

カレン「大丈夫デス!ケイタは悪くないデスよ!」

 

圭太「そうか。許してくれるか?」

 

カレン「勿論デス!ケイタも仲間デス!」

 

そう言って圭太に抱き付いた。

 

圭太「おいカレン!いきなり抱くなよ!」

 

 

 

 

 

 

その日の昼。皆で弁当食べてる。

 

カレン「小さな頃、ヒーロー役は何時もアリスデシタ。」

 

綾「え?それは意外ね。って言うか、ままごとじゃないの?怪獣ごっこ?」

 

陽子「今も昔も、カレンがアリスを引っ張り回してる図しか浮かばないけど。」

 

カレン「確かに、今も妹みたいデス。」

 

アリス「え!?」

 

圭太「ヒーローごっこなら小さい頃俺達やってたよな浩輔?」

 

浩輔「ああ。あの頃が懐かしいぜ。何時も俺が敵役だったけどな・・・」

 

カレン「でも、私は何時だってアリスの事尊敬してるデス!」

 

アリス「えー?本当?」

 

忍「私、ホームステイの時と今のアリスしか知りません。アリス達の昔の話聞きたいです!」

 

綾「あ!私も!」

 

陽子「私も私も!」

 

圭太「俺も興味あるな。」

 

浩輔「俺も聞きたいなー!」

 

カレン「分かりマシタ!そうデスねー、これはシノがホームステイに来て日本に帰った後の話デス。」

 

 

 

 

 

 

それは、忍が日本に帰った後の昔話。カレンがアリスの家に向かってた。

 

カレン『Hi!』

 

アリスのママ『Hi。』

 

カレン『お邪魔しま〜す!アリス!一緒に遊ぼう・・・・・・?』

 

だがアリスは日本語の勉強をしてた。部屋に卓袱台が置かれてあり、こけしも置かれてあった。

 

カレン「アリスは取り憑かれたように50音を書いてマシタ。」

 

アリス「集中してただけだよー!」

 

そしてまた昔話に戻る。

 

カレン『アリスまた日本語の勉強してるの?今日はパパの授業ないのに〜。』

 

アリス『けど、予習も復習は大事だよ。』

 

カレン『ふーん・・・わかんない。』

 

日本語の本を見てもカレンは分からないまま。

 

カレン『ねー、遊びに行こー!』

 

アリス『今はちょっと・・・』

 

カレン『え〜〜っ!つまんないつまんない〜。遊ぼうよーーヒマだよーー!』

 

アリス『ごめんね。後でね。』

 

遊んでもらいえない事にカレンが不機嫌になった。

 

カレン『あ、そうだ!パパが面白い日本のゲーム持ってるの!持ってきてあげる!』

 

そう言ってカレンが家に戻って行く。

 

 

 

 

だが夕方になってもカレンが戻って来なかった。

 

アリス『あれ?』

 

カレンが戻って来ないと感じたアリスは、部屋中探す。だがカレンの姿は何処にも無かった。

 

アリスのママ『え?カレン?さっき飛び出して行ったきり、来てないけど?』

 

あの時からカレンは戻ってなかった。するとアリスは外に出てカレンを探しに行った。

 

アリスのママ『あら、どこ行くの?』

 

アリス『ちょっと、そこまでー。』

 

近くまで探してみても、カレンの姿は無かった。その後も探し回る。

 

アリス『あっ!!』

 

するとアリスは目の前に何かを見付けた。猫だった。その猫がある物を咥えてた。

 

アリス『あれって・・・カレンの靴だ!』

 

なんとカレンの靴だった。帯が切れてた。するとトラックのクラクションに驚いた猫が、靴を置いて逃げた。靴を拾ったアリス。

 

アリス『いたら返事して!カレ〜〜ン!』

 

だが、近くの石橋の下で気を失ってた少女が倒れてた。カレンだった。アリスの叫び声を聞いて目を開いた。

 

カレン『ん・・・?今、何か声がしたような・・・私、何でこんなところで寝てるんだろう?えっと・・・』

 

 

 

 

それは数時間前、石橋の端で鼻歌を歌ってバランス取りながら歩いてた。

 

猫『ニャー。』

 

カレン『KITTY!』

 

猫を見た瞬間、足を滑らせてバランスを崩してしまった。

 

カレン『NOーーーー!!!』

 

そのまま落ちてしまって気を失ってしまった。脱げてしまった靴は猫が持って行った。

 

 

 

 

カレン『そうだ。足を滑らせて・・・うっかりうっかり。』

 

立ち上がろうとしたその時、左足のくるぶしに衝撃が走った。

 

カレン『い・・・いい痛いー!捻挫!?ヤ・・・ヤバ!』

 

落ちてしまった時に捻挫してしまってた。痛そうにゴロゴロ転がる。

 

その後も誰もカレンを発見せず、カレンはただ泣いて待ってる。

 

カレン『うっ、うっ・・・アリス・・・っ!アリスは、私の声、聞こえてないし、いつも、こけしの人形見てるし、私のことなんて・・・』

 

アリスに見捨てられたと感じたカレンは悔しかって泣いてしまった。だがその時。

 

アリス『カレ〜〜ン!聞こえる!?カレ〜〜ン!カレ〜〜ン!』

 

カレン『アリス!』

 

アリスの声が聞こえた。アリスはずっとカレンを探し回っていた。カレンが立とうとするが、捻挫してた為起き上がれない。

 

アリス『カレ〜〜ン!どこなの!?』

 

アリスはそのままカレンがいる場所から遠ざかってしまった。

 

カレン『アリスが行っちゃう!アリス〜!私はここだよ〜!アリス〜〜!!』

 

必死に叫んだが、アリスは既に遠ざかってしまった。

 

カレン『どうすれば、どうすれば・・・!』

 

するとカレンは、アリスに教えてもらったあの言葉を思い出した。

 

 

 

 

アリス『ツーと言えばカー。これは日本の合言葉だよ。』

 

 

 

 

それを思い出したカレンは、必死に叫んだ。

 

カレン『ツーーーー!!!!』

 

その時、アリスが誰かの叫び声を聞いた。

 

アリス『カレン!?』

 

カレンの叫び声を聞こえた。聞こえた場所を見てカレンを発見した。

 

アリス『カレン!大丈夫!?』

 

カレン『アリス・・・!』

 

アリスはカレンを見てホッとした。カレンはアリスを見て泣いてた。そして近くの人に助けを求めて、カレンを救出した。救出されたカレンは『ツー!』と言いながらアリスに抱き付いた。

 

アリス『ツーって何?』

 

 

 

 

その夜、2人は手を繋いで帰る。

 

カレン『あと少し遅かったら、命が危なかった・・・』

 

アリス『もー、大げさなんだから。』

 

カレン『アリス・・・。探してくれて。ありがとう。』

 

アリス『当たり前でしょ。友だちなんだから。』

 

 

 

 

 

 

そして現在に戻り、昔話が終了した。

 

カレン「そしてアリスは私に何も告げずに、1人日本に旅立つのデス!」

 

アリス「それは!だってカレンずっと旅行中だったでしょ!?」

 

カレン「アリスは意外と猪突猛進デス!(でも、私も人の事言えないかもデス!)」

 

イギリスに居た時も、カレンも日本語の勉強をしてた。

 

圭太「それが2人の昔話か。何か心温まる話だな。」

 

浩輔「何か、話を聞くと泣きそうだぜ・・・!」

 

圭太「お前何時も感動話で泣いてるよな?」

 

 

 

 

放課後、カレンの左足に包帯が巻かれてた。

 

忍「カレン、足大丈夫ですか?」

 

アリス「え!?」

 

綾「体育で挫いたのよ。」

 

浩輔「見た時痛そうだったぜ。」

 

カレン「もう全然痛くないので大丈夫デス!」

 

 

 

 

下校途中、カレンと別れる。

 

カレン「それじゃあ皆さん!また明日デス!!」

 

忍「はい!」

 

陽子「またなー!」

 

綾「気を付けてねー!」

 

圭太「お大事に!」

 

浩輔「転けるなよー!」

 

アリス「待って!送って行くよ!」

 

忍「あ!じゃあ私も!」

 

陽子「まあまあ。たまには2人で。」

 

一緒に行こうとするが、陽子に止められた。

 

 

 

 

 

 

アリスはカレンを家まで送って行く。

 

カレン「やっぱりアリスは私のヒーローデス!」

 

アリス「だからお姉ちゃんなんだってばー!」

 

カレン「じゃあシノは?」

 

アリス「シノは私達のヒーローだよ。」

 

カレン「Yes!!」

 

2人は昔みたいに手を繋いでいた。

 

 

 

 

 

 

その後、カレンを送ったアリスが忍の家に帰った。

 

アリス「ただいまー!」

 

忍「はい!もう30分経つのに家に帰って来なくて!はい!金髪で見た目小学生くらいの高校生なんですけど!」

 

アリス「シノ・・・」

 

忍が警察に電話してた。

 

「END」




         キャスト

      香川圭太:相葉裕樹

      白川浩輔:羽多野渉

       大宮忍:西明日香
アリス・カータレット:田中真奈美
      猪熊陽子:内山夕実
       小路綾:種田梨沙
     九条カレン:東山奈央

     烏丸さくら:佐藤聡美
       大宮勇:田村ゆかり
     久世橋朱里:大西沙織
     松原穂乃花:諏訪彩花
      日暮香奈:中津真莉
      猪熊空太:藩めぐみ
      猪熊美月:村川梨衣
       忍の母:高橋美佳子
    アリスのママ:大原さやか
    カレンのママ:木村亜希子
      圭太の母:桑谷夏子

カレン『私もヒーローやりたい〜〜!』

アリス『じゃあ今日はわたしが怪獣ね』

カレン『カレンブーメラン!』

アリス『あっ』

アリス・カレン『怪獣だーーーー!!』

次回「もうすぐ夏休み」

アリス・カレン『Sorry!!』

作者「今回は英語が多かったですね。東山奈央さん凄かったですね。」

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