HAPPYきんいろモザイク   作:naogran

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夏の季節が去り、秋の季節が訪れた。

アリス『今日は選択科目の音楽で、歌のテストがありました。』

選択科目の音楽を終えた7人。

忍「緊張しましたねー。」

圭太「少しプレッシャーを感じたな俺。」

廊下を歩くと、アリスは何か黒いオーラを感じ取った。

アリス「ん?何か黒いオーラが・・・うわぁ!!」

綾「歌なんて歌なんて歌なんて歌なんて歌なんて歌なんて歌なんて歌なんて歌なんて歌なんて歌なんて・・・・・・・・」

後ろで歌なんてと呟く綾から黒いオーラが漂ってた。

陽子「引き摺ってるのがここに1人。」

浩輔「見事なドス黒いオーラを発してるな。」

綾「うう、どうせ音痴よ!」

アリス「アヤの歌良かったよ。凄くアヤ!って感じだったよ!」

忍「綾ちゃんっぽい歌声で!」

陽子「これでこそ綾みたいな!」

カレン「THE☆アヤヤー!」

浩輔「INアヤヤー!」

綾「それ絶対褒めてない!!」

圭太「お前ら煽り過ぎだろ。」

綾「ふん!陽子は声が大きくて凄く楽しそうだったわね。」

陽子「あ、そう?ありがとう!」

アリス「シノはまるで歌うパイプオルガンだったよ!」

陽子「人の声じゃねえ!」

圭太「寧ろどんな声だ?」

忍「アリスの時はクラス中が笑顔でした。」

アリスの歌声でクラス全体が笑顔で癒されてた。

綾「凄いヒーリング効果だったわ。」

浩輔「癒し効果抜群な声だったな。」

忍「そうだ!録音して全国放送で流したらどうでしょう?世界中を笑顔に!」

アリス「やめて!」

圭太「アリスにトラウマを植え付ける気か忍よ?」

陽子「圭太の歌声凄く格好良かったな。」

圭太「そうか?俺別にそこまでイケボじゃねえし。浩輔は歌ってる途中噛んだよな。」

浩輔「あの時自分でも笑いそうだったな。」

忍「カレンは凄く上手でしたね。」

カレン「いやーそれ程でも〜!」

陽子「ま、所々日本語噛み噛みだったけどなー。」

綾「アリスと2人のデュエット聞いてみたいわ。」

アリス「良いよ。じゃあ私ソプラノで!」

カレン「えー?私もソプラノが良いデス!」

アリス「私だよー!」

カレン「私が上デス!」

ソプラノの取り合いで喧嘩になった。

忍「2人共喧嘩はダメです!では私が、合いの手を担当します!」

圭太・綾「アルトじゃなくて!?」




アリスとカレンがデュエットで歌を歌う。だが合いの手の忍が金髪の連続で邪魔してる。

綾「しの!2人の邪魔しないで!」

浩輔「金髪しか言ってねえな。」


Episode7「はらぺこカレン」

職員室で烏丸先生が風に煽られてる。

 

烏丸先生「とうとうこの季節がやって来た。」

 

先生「何かあるんですか?」

 

烏丸先生「ええ。毎年この時期なんです。秋になってようやく。」

 

そう言ってジャージを着た。烏丸先生はほっこりした。

 

烏丸先生「あ〜!このフィット感安心する〜!」

 

先生「烏丸先生、何か悲しくなりますよ?」

 

 

 

 

 

 

その頃教室ではアリスが女子生徒から日本語を教えて貰って手帳にメモしてる。

 

女子生徒「ってこう言う意味だよ。」

 

アリス「成る程ー!」

 

そこに綾がアリスに聞いた。

 

綾「アリス、何メモしてるの?」

 

アリス「学校で聞いた難しい日本語、後で忘れないように書いて置くんだよ。」

 

綾「成る程ー、メモしてたら忘れないわね。」

 

するとアリスは、綾が持ってるバッグを見た。

 

アリス「ん?綾何持ってるの?」

 

綾「ジャージだけど?次体育だから。」

 

アリス「忘れたー!」

 

綾「バッチリメモしてるけど。」

 

手帳にジャージとメモしてあった。

 

アリス「忘れないように玄関の目の付く所に置いてあったのに・・・」

 

ジャージを忘れてしまったアリスはショボンとしてしまった。

 

綾「アリスも結構ドジなのね。」

 

陽子「しのは気付かなかったの?」

 

忍「あーそう言えば、アリス体育なのにジャージ持ってないなって思いました。」

 

陽子「確信犯!?」

 

相変わらずの鬼畜。

 

忍「でも中に着てるのかと思いまして。」

 

陽子(水着じゃないんだから・・・)

 

心の中で突っ込む。すると陽子は何かを閃いた。

 

陽子「アリス大丈夫だ!」

 

駆け足で教室を出た。烏丸先生を連れて来た。

 

陽子「こう言う時の為にからすちゃんのジャージがあるんだ!」

 

アリス「え!?でも先生だし・・・」

 

烏丸先生「大丈夫よ!デザインはほぼ当時のままだから、バレないバレない!」

 

アリス「いや先生・・・」

 

 

 

 

 

 

更衣室で着替える。ジャージは借りれたが、下のジャージが無かった。

 

アリス「上は貸して貰ったけど、下が無いよ・・・」

 

陽子「大丈夫!無くても行ける!シャツ1枚的な?」

 

綾「ええ!違和感ゼロだわ!」

 

アリス「え!?大丈夫じゃないよ!」

 

忍「あ!私夏用の短パン持ってますよ。」

 

陽子「それだー!」

 

 

 

 

 

 

早速着替えてグラウンドに来た。

 

体育教師「はーい全員集合ー!」

 

全員「はーい!」

 

アリス「さ・・・・寒い・・・・」

 

外はかなり寒いのでアリスはガクガク震えてる。

 

綾「体育なんて科目、この世から無くなれば良いんだわ。」

 

1人ぽつんと座った綾が呟く。

 

陽子「何言ってんだよ、見学するなよ。」

 

浩輔「なあ圭太、何でアリスは短パンなんだ?」

 

圭太「陽子に聞いたらジャージ忘れたって言ってた。」

 

 

 

 

 

 

柔軟体操をするが、綾はとても硬かった。

 

綾「痛い・・・痛い・・・やめて・・・!」

 

陽子「変な声出すな。」

 

綾「私体硬いんだから、あんまり力入れないで!」

 

背中伸ばしをするがこれでも硬かった。

 

綾「痛たたたた!!!」

 

何故か関節技を綾に食らわす。陽子は容赦ない。

 

綾「ギブギブ!これ柔軟じゃないー!」

 

陽子「五月蝿い。」

 

圭太「陽子が珍しく鬼と化した。」

 

 

 

 

 

 

次は持久走。綾は既に疲れてる。

 

綾「1000メートル・・・そんなに走ってどうするの・・・?何か良い事あるの・・・?」

 

陽子「綾は見掛け通り遅いなぁ。先行くよー。」

 

余裕で綾を追い越す陽子。浩輔が綾の横に並ぶ。

 

浩輔「陽子速いなー。俺もう限界、悪いけど綾、先に待ってるぜー。」

 

一気に浩輔が綾を追い越す。今度は圭太が綾の横に並ぶ。

 

圭太「綾頑張れ。自分のペースで走るのが持久走だ。頑張れよ。」

 

激励を綾に送った圭太は追い越した。

 

綾「そ、そう言えば、しのとアリスは・・・?」

 

後ろを見ると、忍とアリスはもうバテテる。

 

綾「遅!!」

 

だが忍は汗一つもかいてない。

 

綾「しの!?遅いけど息一つ切らしてない!!」

 

忍は余裕の表情をしながら綾に追い付いた。

 

綾「しの・・・」

 

忍「あ、綾ちゃん。」

 

綾「余裕があるなら圭太が言ってた自分のペースで走って行った方が疲れないわ。」

 

忍「いえ、これ以上は速く走れません。最高速度です。」

 

綾「え?でも全然疲れてないけど?」

 

忍「うーんそうですねー、2、3時間なら走り続けれます。」

 

綾「何その持久力!?」

 

アリス「シ・・・・シノ・・・・」

 

忍「はい?」

 

アリス「わ・・・・て・・・・先に・・・・行って・・・・」

 

忍「大変綾ちゃん!アリスが!英語で何かを伝えてます!」

 

綾「わ。ワンモアプリーズ?」

 

アリス「ち・・・違う・・・」

 

忍「そうだ!アリスに疲れを軽減する呪文を教えます。」

 

アリス「え?そんな物が・・・?」

 

忍「運動部でよく言われている掛け声ですので、きっと効果ありです!えーっと、何でしたっけ?ふわ・・・ふわ・・・あ!ふわふわ!そうです!確かふわふわだったはず!」

 

アリス「ふわふわ・・・?」

 

忍「私に続けて言ってみて下さい!ふわふわー!」

 

アリス・綾「ふわふわー。」

 

忍「ふわふわー!」

 

アリス・綾「ふわふわー。」

 

陽子「何だ?あのふわふわした連中は?」

 

浩輔「もふもふ的な雰囲気を醸し出してるな。」

 

 

 

 

やっと3人は持久走を終えた。アリスは倒れ込んだ。

 

陽子「疲れ過ぎだろ?」

 

浩輔「綾、結構辛かったろ?」

 

圭太「アリス大丈夫か?」

 

アリス「きっと・・・こう言う時にこの言葉を使うんだと思う・・・合ってる?」

 

メモを圭太に見せた。ヤバスと書かれてあった。

 

圭太「ああ、大体合ってるな。後でカイロ渡すわ。」

 

 

 

 

 

 

6人が体育の授業をしてる同じ頃。カレンのクラスでは英語の授業をしてる。だがカレンは気持ち良さそうに寝てる。穂乃花と香奈が寝てるカレンを見てる。

 

烏丸先生「この問題分かる人ー。」

 

ほぼ全員が手を挙げた。それと同時にカレンが起きて周りを見て自分も手を挙げた。

 

穂乃花・香奈「え!?」

 

 

 

 

その事を6人に話した。

 

カレン「こう言う時分からなくても手を挙げるんデスケドー。」

 

陽子「いやダメだろ!!」

 

綾「分からなかったらどうするの?」

 

カレン「大丈夫デス。そう言う時は、一発芸のチャンスデス!!」

 

陽子「問題を答えろー!」

 

 

 

 

 

 

その後昼になり、6人で弁当を食べようとしたが、陽子は悲しんでた。

 

陽子「お昼ですが早弁したのでお弁当がありません・・・」

 

圭太「お前その癖直した方が良いぞ?」

 

陽子「唐揚げ1個頂戴!」

 

圭太「聞けよ!」

 

綾「はぁ、しょうがないわね。」

 

仕方無く唐揚げを譲るその時。

 

女子生徒「はい。あーん。」

 

横を見ると、女子が男子に食べさせてた。

 

男子生徒「美味しい!」

 

それを見た綾は赤面した。

 

綾「ああ、ああ、ああああああああああ!」

 

陽子「何!?」

 

圭太「綾が壊れたか。」

 

浩輔「あのリア充め!」

 

圭太「妬むな。」

 

 

 

 

そこにカレンが来た。

 

カレン「お昼ーお昼ー!お邪魔するデス!」

 

陽子「そう言えばカレンって、何時も来るの遅いよね?何してんの?」

 

カレン「クラスの子達とお弁当食べてから来てるのデー。」

 

持ってたパンを机に置いた。

 

陽子「じゃあこのパンとかお菓子は?」

 

カレン「お地蔵さんに果物とかお菓子とかあげるデスヨネー?」

 

綾「お供えね。」

 

 

 

 

少し前。

 

穂乃花『カレンちゃん、お菓子あげる。』

 

香奈『これ手作りなんだけどー。』

 

カレン『ありがとー!』

 

穂乃花『どういたしまして。』

 

 

 

 

そして現在。

 

カレン「あれと同じような物デス。」

 

陽子「つまり全部貰い物か!?」

 

綾「可愛い動物にエサを与える感覚なのかしら?」

 

陽子「ちょっとは遠慮しなよー。」

 

カレン「エー!?ミンナトテモヤサシイ!ワタシウレシー!ミナハッピー!」

 

片言で誤魔化す。

 

陽子「おい!片言がわざとらしいぞ!」

 

浩輔「もしかしたらカレンに笠や手拭いをあげたら幸運が来るかもな?」

 

圭太「かさこ地蔵かよ。」

 

アリス「カレン、何か日本に来て太った?」

 

カレン「え!?そんなバカナー!」

 

アリス「毎日それだけ食べれば太るよー。」

 

すると忍は何かを書いてカレンにあげる。

 

忍「カレン、これを。」

 

カレン「What?」

 

食べ物を与えないで下さいと書かれたプレートをカレンに差し出した。

 

 

 

 

カレンを痩せさせる為にダイエット作戦を開始した。

 

アリス「ダイエットしなきゃ!」

 

カレン「私ダイエットした事ないデス。」

 

アリス「うーん、誰か参考になる人居ないかな?」

 

 

 

 

職員室に行くと、烏丸先生が椅子に座りながら両足をまっすぐにしていた。

 

アリス「先生?」

 

烏丸先生「は!!」

 

2人は烏丸先生にダイエットについて話した。

 

烏丸先生「ダイエットに無理は禁物なのよ?気付いた時に体を捻ってみたり、足を高く上げて歩いたり。」

 

カレン「成る程〜、それなら簡単そうデス。でも先生はお尻大きいデスネ。ちょっとだけ。」

 

烏丸先生「え!?」

 

アリス「もう、カレンったら失礼でしょ?安産体型って言うんだよ!今度からそう言うべき!」

 

烏丸先生「それもどうかと・・・」

 

 

 

 

その後皆で話し合う事に。

 

綾「陽子はよく食べるけど、体型は変わらないわね。」

 

陽子「ほぼ毎日走ってるからねー。食べてもその分動けば良いんだよ。」

 

カレン「じゃあ!私も陽子と一緒に走るデス!どの位走るのデスカ?」

 

陽子「えっと、ランニングで10キロ程度?」

 

カレン「じゃあ私は10センチ程度〜。」

 

陽子・圭太「無意味!!」

 

浩輔「それってダイエットにならねえだろ。」

 

忍「女の子はちょっと太ってる位が良いんですよ。前にお姉ちゃんが言ってました。」

 

 

 

 

以前忍は勇に話した。

 

忍『私もお姉ちゃんみたくなりたいです。』

 

勇『え〜?忍はそのままで良いのよ。丸くてぼんやりした所が十分可愛いじゃない。』

 

そして現在。

 

忍「あんたが痩せたら、窶れたカピバラみたいよって。」

 

陽子はドン引きした。

 

綾「それってつまり、しのはカピバラだって事じゃない!」

 

圭太「姉貴は重度なシスコンだな。」

 

 

 

 

全員が保健室へ行って体重計で体重を計る。

 

綾「まず、今の体重を知る事が重要よ。私から計るわね。」

 

最初に綾が体重計に乗る。そして今の体重を見る。

 

綾「あら?この体重計壊れてる?」

 

陽子「ん?そんな事ないと思うけど?」

 

綾「じゃあ服のせいね。そうよ、絶対そうだわ!」

 

そう言って制服を脱ごうとする。

 

陽子「現実を見ろ!そして脱ぐな!」

 

圭太「俺に裸を見せんな!」

 

結果、綾の体重は前より増えてしまっていた。次はカレンが乗る。

 

カレン「あれ?変わってない。」

 

アリス「本当に?」

 

浩輔「て事は、見た目は太って見えても体重は変わってないって事か。」

 

カレン「もう、アリスが太ったなんて言うからー。」

 

綾「何キロ?」

 

カレン「うひ〜!?教えるのデスカ!?恥ずかしい・・・」

 

綾「耳打ちでも可。」

 

カレンが綾の耳に体重を言った。すると綾が泣き出した。

 

綾「うわああああああ!!!私の方が全然重いーー!!」

 

泣きながらそのまま保健室から出て行った。

 

浩輔「おい綾!?」

 

アリス「アヤ!?何処へ!?」

 

カレン「これで今までどうり、皆から食べ物貰ってもOKデスネ!」

 

アリス「それは良くないよ〜。遠慮は日本の心だよ。カレンも見習って。後、お菓子ばっかりは体に良くないし、明日のお弁当は私が作ってあげるから。」

 

忍「アリスのお弁当私も食べたいです!」

 

アリス「ぜ、全力で作るよ!シノの為に!任せて!」

 

カレン「私は?」

 

圭太「アリス、どっちに食べさせるんだ?」

 

 

 

 

帰り途中、アリスと忍はマーケットに寄った。

 

忍「お母さんと同じ時間に起きるんですよね?」

 

アリス「うん!」

 

忍「起きれますか?」

 

アリス「大丈夫だよー。」

 

忍「5時起きですよ?」

 

そう言われたアリスが固まった。そしてカップラーメンを手に取った。

 

アリス「これで良いかな・・・」

 

忍「いきなり手間要らずに!?」

 

 

 

 

 

 

翌朝の5時、なんとかアリスが早起きてリビングに入った。

 

アリス「おはようございまし・・・」

 

忍の母「おはようアリスちゃん。まし?」

 

そして完全に目を覚まし、弁当を作る。

 

アリス(そうだ!ご飯の部分をイギリスの国旗にしよう!)

 

海苔をハサミで切って形を作る。

 

忍の母(何作ってるのかしら?)

 

忍「アリス、そろそろ学校へ行かないと。」

 

アリス「後3分待って!」

 

そして弁当が出来上がった。

 

 

 

 

 

 

その後お昼の時間になった。

 

忍「今日のお弁当はアリスが作ってくれました。」

 

陽子「お!何だキャラ弁か?」

 

そして弁当の蓋を開けると、ご飯の上に海苔で米の文字が出て来た。

 

アリス「青い部分が表現出来なかったけど、一応イギリスの・・・」

 

忍「米!」

 

綾「米?」

 

陽子「米!米の上に米!」

 

イギリスの国旗なのに米と勘違いされてアリスががっかりしてしまった。

 

浩輔「なあ圭太、何で米なんだ?」

 

圭太「いやこれ、米じゃなくてイギリスの国旗だろ?アリスはイギリス人だし。落ち込むなよアリス。立派なイギリス国旗だ。」

 

アリス「ケイタ・・・」

 

圭太「そうだ!今度俺が良い弁当を作れるアドバイスを教えてあげるぜ。」

 

アリス「良いの?」

 

圭太「ああ。」

 

アリス「わあ!ありがとう!」

 

落ち込んだアリスが一気に元気を取り戻した。

 

綾「圭太って口説き上手ね。」

 

圭太「失礼だな。俺はアリスを元気付けたいだけだ。」

 

忍「もう圭太君!アリスを取らないで下さい!」

 

圭太「お前な・・・」

 

 

 

 

 

 

そしてその後、廊下から外を見る。

 

忍「秋ですね〜。」

 

陽子「秋と言えば?」

 

忍「芸術の秋。」

 

陽子「食欲!」

 

アリス「紅葉!」

 

カレン「スポーツ!」

 

浩輔「睡眠!」

 

圭太「行楽。」

 

カレン「アヤヤは?」

 

綾「勉強の秋。」

 

陽子「えー?綾は真面目だなー。もっと楽しい事を考えようぜ?」

 

浩輔「折角の秋だからこそな。」

 

綾「皆来週からテストだけど大丈夫なの?」

 

5人「あ。」

 

圭太「そう言えばそうだったな。」

 

陽子「しまったすっかり忘れてたよー!やだなー!」

 

カレン「私はテスト好きデスよ!」

 

陽子「え!?何で!?仲間だとばかり・・・」

 

カレン「テスト期間大好きデス!静まり返った教室、ペンを走らせる音、お昼寝に最適!」

 

陽子「問題解けよ!」

 

忍「私もテスト好きです。」

 

陽子「え?」

 

アリス「テスト前では、シノが問題出してくれるんだよ。」

 

忍・アリス「ねー。」

 

綾「しのにはそう言う余裕は無いはずよ?この間も赤点だったでしょ?」

 

忍「うう、何故それを・・・どうやら私の座右の銘を教える時が来たようですね!ケ・セラ・セラ〜なるようになる〜♪ですよ!」

 

くるくる回りながら歌う。同時に持ってたノートを落とした。ノートからこの前の英語のテストが出て来た。綾がそれを忍に見せる。点数は6点だった。

 

綾「なってないから言ってるのよ!」

 

圭太「ケ・セラ・セラって、お前そんなんで大丈夫か?」

 

 

 

 

 

 

その後7人は図書室でテスト勉強する。

 

浩輔「圭太はテストどうなんだよ?」

 

圭太「帰ったらテスト勉強と俺の中でそう言った思考を持ってる。この前のテストほぼ平均点超えてるし。」

 

浩輔「流石だなおい・・・」

 

忍「勉強してると、意識が飛ぶのですが・・・」

 

綾「それって知らない内に寝てるのよ?寝ちゃダメよ?」

 

浩輔「睡魔か。俺も睡魔がzzz・・・・・」

 

そう言ってる間に浩輔が寝てしまった。

 

綾「そう言ってる浩輔も寝ちゃダメよ?」

 

圭太「起きろアホ。」

 

浩輔「ぶべら!」

 

圭太が浩輔の頭にゲンコツする。

 

忍「はぁ、一度で良いからアリスみたいに90点取ってみたいです・・・」

 

アリス「シノ・・・分かったよ!私も協力する!私の答案カンニングして良いよ!!」

 

忍「アリス!」

 

陽子「いやダメだろ!!」

 

綾「勉強しなさい!」

 

圭太「0点確定かよ!」

 

 

 

 

 

 

放課後、忍が烏丸先生に日誌を持って来た。

 

忍「先生、日誌持って来ました。」

 

烏丸先生「は〜い。大宮さん、テスト勉強は捗ってる?」

 

忍「はい。ぼちぼち。あの先生、私将来通訳者になれますよね?」

 

通訳者を将来にしてる忍を見て烏丸先生が突然涙を流した。

 

烏丸先生「せ、先生は信じてますよーーー!!」

 

忍「先生!泣いてる!?」

 

 

 

 

 

 

その頃教室では、6人がテスト勉強をしていた。

 

カレン「テスト範囲何処ー?」

 

綾「そこから!?」

 

そこに忍が職員室から戻って来た。

 

アリス「シノ!おかえり!あれ?どうかしたの?」

 

戻って来た忍は何時もと雰囲気が違っていた。

 

忍「アリス、私に英語を教えて下さい。」

 

5人が真剣な忍を見て驚いた。

 

陽子「しのが突然やる気に!?」

 

綾「あんな顔見た事無いわ!」

 

カレン「シノ!?」

 

浩輔「珍しい展開!」

 

圭太「いや寧ろ、誰だ!?」

 

 

 

 

 

 

そしてテストの日が訪れた。駅で圭太達5人がアリスと忍を待ってる。

 

アリス「おはよー皆ー!」

 

綾「おはようアリス。」

 

カレン「おはようゴジャイマス!」

 

アリスと忍が来た。だが忍は普段と違ってた。

 

忍「Hello,goodbye・・・Que sera sera・・・」

 

真剣な顔をしながら英語を読む。

 

浩輔「忍が、勉強に熱心してる・・・」

 

陽子「だ、大丈夫か?」

 

綾「勉強の成果を見せる時が来たのよ!」

 

アリス「頑張ってシノ!」

 

忍「Je t`aime!」

 

陽子(フランス語だと!?)

 

綾(これは期待出来ない・・・!)

 

圭太(災難しかない・・・)

 

カレン「ん?」

 

 

 

 

 

 

そしてテスト前の教室。

 

アリス「シノ!頑張ろうね!」

 

忍「はい。私もやるだけの事はやれました。今ならなんだって出来る気がする。アリスのお陰です。」

 

アリス「(な、何だか、シノがシノじゃないみたいだよ!)あ!彼処に金髪のお姫様が!」

 

忍「え!?」

 

金髪に反応してしまった忍が我に返ってしまった。

 

忍「あれ?・・・覚えた単語・・・忘れ・・・・」

 

アリス「うわああああ!!ごめんシノ!!」

 

我に返った忍が、今まで覚えた単語の記憶が消されてしまった。

 

 

 

 

 

 

そしてテスト開始直前。

 

綾「陽子はあまり勉強してる感じじゃなかったけど、大丈夫なの?」

 

陽子「家ではしたよ。でも私の頭にも限界があると言うか、そこで考えた!前の席の綾を見て答えを透視する!名案!」

 

綾「そ、そんな事が出来るの!?」

 

陽子「気合だよ!気合!」

 

浩輔「それは名案だな陽子!俺もやるぜ!」

 

陽子「じゃあ一緒にやろうぜ浩輔!」

 

浩輔「おー!」

 

圭太「それカンニングとほぼ変わんねえ気がする。」

 

烏丸先生「始め!」

 

そしてテストが始まった。陽子は後ろから、浩輔は横から綾をじーっと見る。

 

綾(凄く視線を感じる・・・意識しちゃダメよ!集中しなきゃ!集中!集中!)

 

陽子・浩輔(全然分からん。)

 

勿論分かる訳ない。

 

 

 

 

 

 

そして英語のテストが終わった。陽子が泣いてた。浩輔は暗い顔をしてた。

 

陽子「悪い点取ったら綾のせいだから・・・」

 

浩輔「俺も悪かったら責任取ってくれ・・・」

 

綾「こっちの台詞よ!」

 

 

 

 

そしてテスト2時間目。カレンのクラスでは英語のテストをしてた。だがカレンは分からないまま考え込んでた。すると教室に鉛筆が落ちる音が何回も響いた。全員集中出来てない。

 

穂乃花(この音は!)

 

 

 

 

そして同じ頃、アリスは忍を見る。

 

アリス(勉強していた事が頭に入っていたら、良い点が取れるはず!シノ頑張って!失われた信頼を取り戻すチャンスだよ!)

 

烏丸先生(皆頑張れー。)

 

端っこに座ってる烏丸先生が小さい旗を持って静かに応援する。

 

 

 

 

 

 

そして予鈴が鳴り、テストが終了した。

 

陽子「終わったー!テスト後の開放感好きー!」

 

浩輔「俺もこの感じ好きだぜー!」

 

綾「もう明日もあるのよ?」

 

圭太「それまで勉強やれよ?」

 

アリス「シノー!お疲れー!あ!」

 

忍は反応しなかった。何故なら静かに燃え尽きてしまってた。

 

アリス「シノが、抜け殻に!?」

 

陽子「一気に老け込んだな。」

 

綾「こら!気にしてるのよ?」

 

 

 

 

 

 

そしてテストが終わって数日後。英語のテストが返された。忍の点数は、何と96点だった。

 

5人「おー!!」

 

陽子「本当に良い点取った!」

 

アリス「シノ凄ーい!!」

 

浩輔「勉強の成果のお陰だな!」

 

綾(私より良い・・・)

 

圭太(俺の負けだな。)

 

忍「ありがとうございますアリス!こんな点数初めて!」

 

アリス「ううん、シノの努力の成果だよ!」

 

烏丸先生が泣いてしまった。

 

忍「あれ!?先生泣かないで下さい!」

 

 

 

 

 

 

その後、数学のテストが返された。

 

アリス「数学は80点かぁ。シノどうだ・・・た?」

 

だが忍は落ち込んでた。英語の点数は良かったが、逆に数学の点数が8点と言う悪い点数を取ってしまってた。するとアリスは赤ペンで忍の点数に何かを書いた。

 

アリス「これでお揃い!」

 

8の隣に0と書いて80点にした。

 

忍「アリス!」

 

綾「何時ものしのだわ。」

 

浩輔「何時もの方がしっくり来るから良いだろ?」

 

圭太「80点にしても8点だから変わりはねえだろ。」

 

「END」




         キャスト

      香川圭太:相葉裕樹

      白川浩輔:羽多野渉

       大宮忍:西明日香
アリス・カータレット:田中真奈美
      猪熊陽子:内山夕実
       小路綾:種田梨沙
     九条カレン:東山奈央

     烏丸さくら:佐藤聡美
       大宮勇:田村ゆかり
     松原穂乃花:諏訪彩花
      日暮香奈:中津真莉子
       忍の母:高橋美佳子
     A組の先生:櫻井浩美
      女子生徒:多谷結衣
      体育教師:村中知
      男子生徒:古川慎

穂乃花「テスト期間中は教室でお勉強しよう。」

カレン「え〜っ?となりのクラス行くのだめデスか〜?」

穂乃花「おとなしくできたらチョコあげる。」

カレン「私勉強するデス!!」

穂乃花「このかんじ・・・」

次回「今日はなんの日?」

カレン「See you next time!Bye!」

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