「おめでとうございます。見事試験に合格しました。」
起きると、ベットの前にスーツの女性が立っていて、突然今の言葉を言われた。
「は、はぁ、そうですか。」
俺はこう返すことしかできなかった。起きたばかりで頭が働かない、どうしてこんな状況なのか思い出してみた。
確か.....
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「高校どうしよう。」
そろそろ中学三年だ、進路を決め行動を起こさなければ。おばさんにはあんまり迷惑かけたくないし、バイトのできて寮のあるそんなところがいいな。昼の買い出しの帰りにそんなことを考えながら歩いていた。
その時、違和感を感じた。反射的に周りを見渡す。おかしい、人が一人もいないのだ。別にここは普段も人通りが少ないわけじゃないし今はそろそろ買い物帰りの人がいてもおかしくない時間帯だ。なのになぜ?原因は何なのだろうか?などと考えていたが、不気味だしとりあえずさっさと帰ったほうがよさそうだ。という結論に至り、帰る足を早めようとしたが、黒スーツの人に声をかけられたので足を止める。
「なんですか?」
「三半新さんですよね?あなたに入ってもらいたい高校があるのでついてきてもらいます。」
そこで記憶は途切れた。
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そして今にいたる。
「で、どういうことですか?」
「ある高校に入ってもらいますので、そのために入学資格を得るための試験をやってもらっただけです。」
答えになってない気がする、それにしても試験とはなにをしたのだろう?まぁそのうち聞こう。今はそれよりも気になることがある。
「その高校とはどんなところですか。」
ちょうど進学について考えていたのでとても気になる。条件によってはうまい話かもしれないし。変な所なら逃げよう。
「はい、説明いたします。『昊陵学園高等学校』そこに入ってもらいます。そこはある実験のために創られた学校です。『
「ちょっと待ってください。」
「何でしょうか?」
何でしょうかじじゃねえよ。ツッコみどころがありすぎるのだが。まず聞きたいことはこれだよ。
「その、黎明の星紋とか超えし者とか焔牙とかそんな変なもの俺、無いと思います。」
「いえ、あなたはもう。『
え!?俺は純粋な人間のはずそんなものやった記憶は......あ
「もしかして試験って...」
「はい、。《
まじかよ、寝てる人に何やってくれてるんだ。でも今の話を聞いて、どうするか決めたよ。
「そんな怪しいところ、絶対行かないです‼‼‼」
そんな決意は、無料の二人部屋の寮と食堂、月々の十万円支給という理想的な条件のもとに崩れ去った。