ひとり…かくれんぼ…? 作:takamy@ganbaranai
第三夜
ハァハァ…
花丸 「や、やっとついたずら…沼津までやっぱり遠いずら…ウッ…ここ…ホントに善子ちゃんの家…?なんかここだけ、雰囲気が違うずら…」
花丸 「と、とにかく!中に入って助けなくちゃ!」
ガチャ
花丸 「おじゃましまーす……??あれ?靴がひとつしかない…御両親はでかけてるずらか…」
花丸 「とりあえず…二階の善子ちゃんの部屋に行ってみよう…」
[善子の部屋]
カチャ…
花丸 「善子ちゃん大丈夫…?ってきゃぁぁぁっ!善子ちゃん背中…刺されてるずら」
善子 「ず…らま…る、お…に…が…」
花丸 「善子ちゃんはしゃべらなくていいずら!早く救急車呼ばないと!」
pipipi
善子 「ごめ…んなさ…い、貴女まで…巻き込んでしまっ…て…あとヨハネよ…」
花丸 「そんなことどうでもいいずら!話してないで安静にしてるずら!いま応急処置するからね」
善子 「あ…りがとう…はなまる…」
包帯グルグル
花丸 「とりあえず止血はしたけどまだあんまり動いちゃダメだよ?」
善子 「わかって…るわよ」
ピーポーピーポー
花丸 「あ、きたずら」
救急隊員 「どうなさいましたか!」
花丸 「あの…えっと…泥棒が入ってきて…背中を刺されてしまって…でいいのかな…?」
善子 コクリ
救急隊員 「わかりました、ではこちらへ」
善子 「ありがとう、はなまる、助けてくれて」
花丸 「そんなの当たり前ずら!善子ちゃんとは親友だもん!」
善子 「ふふっ、そうね、親友…ね…ずらまる、本当はね、これ、泥棒じゃないの…」
花丸 「え?」
善子 「…ごめんなさい」
救急隊員 「そろそろ行きます、あと、警察の方も呼んで置いたので後でくるはずです」
花丸 「わかりました。ありがとうございます…善子ちゃんを…お願いします」
救急隊員 「わかりました、では!」
花丸 「善子ちゃんも無事運ばれたことだし…マルもそろそろおいとましようかな…」ガチャ…
花丸 「ん?あれ??」ガチャガチャガチャ
花丸 「鍵を開けても…ドアがあかないずら…?!え?!なんで?!」
スーちゃん 「ヨハネチャン ドコ…」
ヒタヒタヒタ
花丸 「ひいっ?!後ろからなにかくるずら!」
スーちゃん 「イエハ、シメタヨ…ヨハネチャン…」
ヒタヒタヒタ
花丸 「幽霊…さん?!閉めた?!まる、閉じこめられたずら?!」
スーちゃん 「ツヅキ、シヨウ…?」
ヒタヒタ…
花丸 「い、行ったずら…この家は…良くないものが取り憑いてるずら…さっきのはたぶん…子供の魂…かな…早く成仏させなきゃ…続きってなんだろう…」
[廊下]
花丸 「とりあえずお家を散策するずら、なにか手掛かりがみつかるかも!」
●REC
花丸 「これは…ビデオカメラずら!まる…こういうの苦手だけど…この中に何があったのか分かる気がするずら…えーとー…この光ってるボタン押してみるずら!」
シャットダウンしますか?
はい いいえ
花丸 「ダウン…?なんかダメな気がするずら、ここはいいえで!」
この動画を保存しますか?
はい いいえ
花丸 「はっ!保存!曜先輩がたしか保存は絶対すること!っていってたずら!はいずら!」
花丸 「…元の画面に戻ったずら…これ…見るにはどうすればいいんだろう…あと押してないのは…この三角と四角のボタン、2本の棒のボタンずら…」
花丸 「とりあえず…真ん中の三角のボタン押すずら」
再生
善子 「ハーイ、リトルデーモン達、今日はこの堕天使ヨハネが幽霊を召喚できるのか試してみようと思うの、いわゆるひとりかくれんぼってやつね」
花丸 「…まさか…!ひとりかくれんぼやったずら?!あれは、自覚なくして死んでしまった子供の魂を宿らせる降霊術…たしか、塩水をかけて刺さないと行けなかったはずずら…」
花丸 「まさか、終わらせられなかった…??あ、こんなところにコップが…水が零れてるずら…たぶんこれ塩水だよね…」
花丸 「はやく終わらせないとまずいずら…今、マルはナイフを持っているからあとは…塩水…キッチンに向かうずら!」
モチーフは怪異症候群です!次は鬼とマルちゃんの直接対決!