あのタカミチとの死闘?から数ヶ月も経ち巷の学生はやれ海だのやれ山だの夏休みを満喫しようとしてる。すごく羨ましい!
「マスタ〜、いつまでやるんですか、これ」
「私の気が済むまで」
ヒュッと襲いかかってくる断罪の剣から紙一重でよけながら話しかける
「大体お前がタカミチなんぞと互角に戦うから悪いんだ」
「そんなこと言われても魔法も刀もだめだっていうルールでやったんですからそりゃ苦戦しますよ」
「黙れ、私の従者ならいかなる状況でもスッキリ勝って見せろ」
無茶苦茶いってるなーこの人体術はあまり練習してなかったからスペシャリストのタカミチと互角なだけでも褒めてくれても罰は当たらないと思うんですよ。
「でもこれは無しでしょう」
「有りだ」
「あれだけで手を封じられ瞬動も使わずにマスターの攻撃避け続けるのはキツイです」
「何を言う、これが終われば素手でチャチャゼロに勝ってもらう。無論あいつはナイフ持ちだからな」
鬼とか悪魔という言葉では表し切れないほどの悪意と怒気が早く殺らせろと言わんばかりに周囲を暴れ回っている。
「そんな殺生な」
「まぁ、最終的には私と素手でやってもらうがな」
さらに悪意と怒気の濃度が跳ね上がる。
嵬、お前ともう会えないかも知れない。
「そんなことないよ」
「いやそんなことあるって」
「だってもう会ったし」
「うわっ!急に出てくんな!驚くっ足が!右足の感覚が消えたー!」
突然嵬が出てきたかと思えば右足の感覚が消え去った。
「組手の最中によそ見なんぞするからだ」
「か、嵬!足をどうにかしてくれ!!」
「了解」
あるぇー?今度は左も消え去ったよー
「そっちのどうにかしてくれじゃねぇ!」
「じゃなんなの?」
「治してくれって事だよ!」
「えー、タダじゃ嫌だなー」
こ、こいつ…!足元みやがって!
「足ないけどね」
「心を読むな!」
「わかったから!俺に出来ることなら何でもするから!」
「はーいじゃいくよ。
『あ』
『それではみなさんご唱和ください』
『it's ALLFiction!!』
…どう?」
おー流石
「ありがとう助かった」
「それはよかった。で報酬のことなんだけど」
……
「さあマスター、修行の続きですよ!」
「ん?もういいのか?」
「はい全然問題ないです」
⁉今背筋が凍るような殺気が!
「なぁソラ?
「お、おお知ってるぜ」
「僕さ、いまちょっとした気の迷いで君の身体のどこかを
「嵬さん、何ををすればいいんでしょうか?」
変り身早い?知るかんなもん
「じゃーアーティファクト見せてよ、今ここで」
「え?…それはちょっとマズイのですが…」
「なんだって?よく聞こえないな」
くっ!おまえにだけはアーティファクトを見せたくないんだよ!
「ね〜早く〜」
しかし背に腹は変えられないからな…けどこんな奴にアレを見せるのは…!
「アティファはよ〜」
ぐぬぬ!けどこれをしないとなんか消されるしアーティファクトは見せたくないしどうたらいいんだ!
「…
「行きます!」
マジで人に見せるのは癪に障るけど仕方ないか
「アデアット‼」
カードを取り出し唱えた呼び出しの呪文。それに応えてカードは真の姿を見せる
「あははははは!こ、これは本当にズルいよ‼ぷく、あははは‼」
見せた途端さっきまでの怒気は吹き飛び嬉しそうに辺りをころげ回る。
「だから見せたくなかったんだ…」
「でもソラにピッタリだと思うよ。その魔法少女の服装」
なンだ、なンだよ、なンなンですかァこれはァ!使うたび人の目を気にしてもう二度と使わないと決めてもマスターに無理矢理使わされ今度はこいつの所為で28回目の使用だ
「もうあれだねソラのためだけに生まれたアーティファクトだね」
「もう恥ずかしいとかじゃなくて何かこう…死にたい」
「で、能力はどんななの?」
そう、このアーティファクトの腹立つ所は能力がメチャ強いくて多分相手の身体に苦痛を与えられるが俺の心にも苦痛とデカイ傷を残していく諸刃の剣だ
「見たとうり俺らの知ってる魔法少女物の服装を出す能力だよ」
「それだけ?」
「…それで着た服装の魔法少女の技を技名を叫ぶ事により発動出来んだよ。しかも消費が殆どない」
「ワオ、テラチート」
だが使いたくない。俺は男なのに何故こんなもん使わにゃならんのだ‼しかも名前だよ名前‼
「んだよこの『契約の代償』って確かにマスターと契約したけれどもあれか、マスターは孵卵器なのか⁉それにこんなの俺の願いじゃねぇし‼しかも何で契約関係無いリリカルな奴とかも発動できるんだよ‼」
ハァハァ…一気に突っ込み過ぎたぜ
「それってピリカピリララとかテクマクマヤコン的なやつもできんの?」
「できる」
「プハッ!空気よむねそのアーティファクト」
黙れ死ね‼
「もう修行の続き始めていいか?チャチャゼロが待ちくたびれてるぞ」
「ケケッ早ク切リ刻ミタイゼ」
チャチャゼロが機嫌悪そうにナイフを研いでる
「じゃソラ頑張ってね。応援してる」
「くそ!覚えとけよ」
そこから数時間後地面に倒れ伏し傷だらけで涙を流す少年が人外によって慰められてる光景があったそうな。
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