地獄の夏休みから時は過ぎてもうマスターの卒業式がきた。が、あのバカナギが来ていない。
「本日はまことに天気もよく卒業生をおくるには…」
妖怪が長い挨拶をしてやがる。
本当に長い。
あ、そうそう俺つい来ないだ聞いたんだけど、俺の事魔法使いのあいだじゃ「小さき闇」とか「闇の落とし子」とか呼ばれてるらしいよ(笑)中二病マックスで面白いだろ?しかも懸賞金が300万ドルなんだって。やっぱ生きた年数が値段になるのか?
それにしても小さき闇とかセンスなしだね。いや本当に。
「次は卒業生による合唱及び卒業生の退場です」
おっやっとマスターの出番か。しかし名も知らない歌を聞いてるのはしんどいな。
「ケケケ暇ダゼ」
「こらっチャチャゼロ声出すなバレるだろ」
チャチャゼロは原作では動かないが俺が魔力を送ってるためうごけるのだ。
「スマネェ」
まだマスターにしか言ってないのに…おっ、マスターが退場する。
おおカケラも泣いてない。それどころか嬉しそうだ。ま、六百歳が中学生とまざるのはしんどいだろうな。
「じゃ俺らも帰ろっか」
チャチャゼロがコクンと頷いた。
ちなみにチャチャゼロは俺が抱いている。
~次の日の学園長室~
「おいっじじい!これはどういうことだ!」
マスターがドアを蹴り開けて怒鳴り込む
「ほっ?どうかしたのかね?」
「どうもこうもあるか!呪いが解けてないじゃないか!」
「ひょっ⁉そんなことは無いはずなんじゃが…」
「やっと…やっとあんなガキどもから解放されたと思ったのに…ナギは⁉ナギはどこにいる!」
「それがのぅ、連絡が取れんのじゃ」
白々しい嘘をついてる。探せば見つかるくせに。
「くっ!私はどれだけ待てばいいんだ!」
「ナギがくるまで…かのう?」
「呼べっ!さっさと呼べ!」
「分かっておる」
「ここにいても埒があかん!私はもう行く!ソラ!お前は家にいろ!」
「は、はい!」
こっちにまで八つ当たりしてくるとは。
バタンッ!
「じゃ俺も帰るわ」
「そうか、気をつけてな」
俺はゲートで帰る。
「…あれっ?ゲートが使える?」
首輪も、無い。ということは?
封印解けた!
「じじい俺の封印は?」
「ほ?まだ続いておるじゃ…ひょ⁉首輪がない!どういうことじゃ⁉」
わたわたしだしたからうざいので無視して帰ったら電話がなりっぱなしになったのでチャチャゼロと魔法球で模擬戦をしてた。
「神鳴流奥義斬岩剣!」
なんか久しぶりに使った気がする
「オッナカナカヤルヨウニナッタジャネェカ。イツノ間ニソンナモン覚エタンダ?」
「百年くらい前だよ。百烈桜華斬!」
「オット、ナラモウチョイ早ク見セテクレテモイインジャネェノ?アラヨッ!」
「うぉっ!タイミングがなかったんだよ。斬空閃!」
そうなこと言いながら5時間ほど戦い一日休んでから外に出た。
「マスターも可哀想だな〜何度も中学生ってのは」
解いてみるか?呪い。でも面倒だな。
「うわっ留守電が40件?掛けすぎたろあのじじい」
仕方ないので掛け直す
「もしもし?じじ…」
「なにをしてたんじゃ!」
「デカイ声だすな、いたいだろ。」
折角掛けてやったのに態度デカすぎだろ
「そんなことよりいますぐワシの部屋にきてくれ!」
「は?なんで…」
「いいからすぐくるんじゃぞ‼」
ガチャツーツー
「めんど」
「災難ダッタナ、ケケケ」
「うるへー。ちょっといってくる」
「オウ」
早速使える様になった魔法でワープ!
~学園長室~
「何だじじい」
「おお来たか!で何をしたんじゃ?」
いきなり喧嘩腰だなおい。
「何もしてない。さっきこの部屋から帰るためにゲート使った時に気付いた。いつもはゲートレベルの魔法は使えないからな」
「ふむ、どうしてかの封印が解けたのは」
「大方封印のときマスターが、私の卒業式まで!みたいな期間設定したんだろ」
多分どころか絶対そうだろ変なとこで適当だしあの人
「ひょ?そうかもしれんなエヴァを呼ぶか」
じじいが校内放送で呼びだしてしばらくするとマスターが来た。
「何だじじい私の眠りを妨げるとはいい度胸だな」
少し機嫌が悪い。
「いやそれがじゃな、ソラの封印が解けたのじゃ」
「ふーんそうか…って何だと⁉」
ナイス反応
「それでエヴァ、封印の時の期間設定はどうしたのじゃ?」
「それは確か、私の卒業式までだったかな」
ビンゴやっぱり
「…はぁそうか。まぁ何とかなるじゃろ結界もあるし」
「じゃあ私は行くぞ」
「すまなんだなこんなことで呼びたして」
「そう思うなら呼び出すな」
ごもっともだな。
「俺も帰るぞ」
「ソラくんはまっとくれ」
「なんだじじい?」
「すまんな」
「は?何を謝ってるんだ?」
とその時周りから魔法使いが数人現れた
「おとなしくしろ!今からお前を拘束するっ!」
「は?おとなしくしろもなにも動いてないしってかこれなに?」
「悪いがこちらで封印させてもらう」
「だが断る」
「却下じゃ。やれ!」
「「「
まじで弱いなこいつら。三人で三百程度とか片腹痛いわ
「
簡単な防御魔法で全て弾いてやったら全員驚いた顔をした
「くっみんなあれをやるぞ!」
「「おう!」」
その瞬間学園長室から切り離され異空間に飛ばされた。
「この中なら周りに被害がでない!」
いやいやそんなこと気にしてる場合じゃないと思うぜ。切り離してくれたおかげ俺も本気出せるし
「「「
おー三人でやっと一発放てるみたいだ。でもマスターのえいえんのひょうがのほうが怖い
「
しかもこれだけで返せる程度の魔法だった。
「何故じゃ!何故こんな大魔法を結界の中で使える⁈闇の者は力を封じられるはずじゃ!」
そんなことしてたんだ
「いやだっておれ人間だから」
「何をいっておる300歳なんじゃろ?」
「そうだけど人間だよ」
まぁ、闇の魔法使ってもなんとも無かったけどな。
「なんじゃと⁉そんなはずは…」
「そんなこと言われても実際結界の効果が無いんだから」
「くったしかに」
てか弱すぎだな。
「お主ら下がっておれ」
学園長の雰囲気が変わった。
「し、しかし学園長!」
「お主らではこやつには歯が立たん」
「わかりました…」
そういって三人の魔法使いは後ろの方へ下がりじっと見ている
「では少々本気出させてもらうぞい」
ブワッ!
学園長を中心に魔力の渦が発生した。流石極東最強の魔法使いだ。
「お前に経験の違いをみせてやる」
そういいながら襲いかかってきた。あと俺の方が経験豊富なんだけど。そう思いながら影の中から刀を取り出した。
「一刀流居合、獅子歌歌!」
じじいの手刀と俺の刀がぶつかり合う
「なっ!学園長と互角⁉」
外野が騒いでるが無視してじじいを見る。
「まさか刀を使うとは思わなんだよ」
「そりゃそうだ何時もは素手か魔法だからな」
学園関係者に刀を見せたのは初めてだ。
「なぁ、飛ぶ斬撃は見たことがあるか?」
「ほ?」
このセリフいっぺん言ってみたかったんだよね
「三十六煩悩鳳!」
「なんじゃその技は!」
「さぁな」
俺が某海賊漫画の剣士のワザをうろ覚えながらも20年掛けて習得したんだ。
「まだまだ!虎狩り!鬼斬り!」
さらに二本刀を取り出して放つ。
「くっだが、甘いっ!」
パキッ
マジかっ!刀を全部手刀で折られた。
「仕方ないか。まさかこれをつかうことになるとはな」
影から一振りの刀を取り出す
昔あの人外を騙くらかして貰った刀だ。
「この刀、銘を「絶刀・鉋」と言う」
「なんじゃそれは?」
「これはな並大抵のことでは折れないんだよ」
「は?」
「いくぞ、神鳴流奥義!雷光剣!」
刀に気を乗せて放つ。
「な、なんじゃと⁉神鳴流じゃと?⁉」
そんなビックリせんでもいいんでねーの?
「ああそうだ、まだあるぞ。
神鳴流秘剣雷鳴剣!」
「ぐっ」
刀を使い出してからじじいを押し出した
「おいじじい俺に手を出さないと誓え」
「それは困るのぅ」
あくまで俺に勝つつもりか。でもこっちだってやられる訳にはいかないんだよな。
「なら、そこの魔法使い、消すぞ」
「なっ⁉学園長!そんな脅しに乗らないで下さい‼」
意味わかっていってんのか?こいつら
「どうする学園長?」
刀の柄に手を当ていつでも振り抜ける様に構えた
「ひょっ!分かった!降参じゃ!勝手なことはせんから辞めてくれ!」
「…本当か?」
「本当じゃ」
「なら帰るぞ」
そこで俺はゲートで帰り家でチャチャゼロと戯れていた。
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