魔法先生ネギま! ~悪の従者~   作:猫大好き野郎

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第十九話

「ソラものすごい情報をつかんだぞ」

「どんな情報ですか?」

「あのナギの息子が麻帆良学園にくるらしい」

「えぇ⁉いつ来るんですか?」

「恐らく来年の始めだろうな」

 

く〜どんどん原作が近づいてくるな。

 

「この呪いを解くためにあいつの息子の血がほしい」

「…え、俺ですか?」

「当たり前だろうが!お前は私の従者だろう、主の所望する物は何でも用意してこい」

 

そんな無茶苦茶な

 

「マスターがやればいいじゃないですか」

「ならば、私の魔力の為に若い女の血を集めろ」

「了解でーす」

 

分身を外に送り目星をつける様に辺りをしらみつぶしに走り回る

 

「お前は…」

 

マスターがこの突然の手のひら返しに面を食らったようで後の言葉が続かなかったようだ

 

「来週まで時間をくれたら完全犯罪で血を吸えるようにできます」

「無駄に行動が速い上に質が高いな」

「いや〜それほどでも〜」

「褒めとらんわ‼」

 

だってその方が楽なんだもん俺一人でアスナ姫と薬味ボウズの相手はなかなかしんどい話だと思う。やろうと思えばできるんだけどね、麻帆良で現最強は俺かアルビレオだし。

 

「では来週から魔力回復の為に行動を起こす、茶々丸も準備しておけ」

「了解です、マスター」

 

よっしゃ分身増やして物量で押す作戦でいくか。

 

~一週間後~

「マスター準備出来ました」

「そうか、どいつをやるんだ?」

「あの子とあの人です、これから毎日行動パターンごとに人を変え魔力回復の方法とします」

「……お前、本当に変に有能だな。こんな時だけ真剣になりやがって」

 

ちゃんとすれば能力はある、はずなんだよ俺は

 

「ほっといて下さい。あ、あいつですよ」

「ほう、中々若い娘では無いか。ソラは周りに人払いの結界、茶々丸は周囲を警戒しておけ」

 

無言で頷き仕事モードに入る。そしてマスターが音も無く背後から近寄り魔法で眠らせるとそのまましばらく血を吸い、満足そうにこちらに帰ってきた。

 

「次いくぞ」

「ちょっと待って下さいよ、証拠隠滅するんですから」

 

茶々丸と二人で結界を解き、女性の傷を治し記憶を上手く改竄して服を正し立たせて意識を起こす。そうすると一瞬だけポケッとして何事も無かったかのように歩きだす。

 

「完全犯罪成立」

 

ニヤッと一人で笑ってるとマスターに見られ

 

「バカじゃないのか、お前」

 

と、ものすごい冷めた目で見られた。めっちゃ恥ずかしい。例えるなら中学生の男の子が部屋で必殺技を練習してる所を急に親が入ってきた時の心境に凄く似ている。

 

「……テヘッ」

「それ男にしたら一人や二人落とせるぞ」

「手伝いませんよ」

「悪かったよ。フフ」

 

謝る気ゼロだなこりゃ、笑ってるし。

 

「次はあいつです」

「中々見る目が有るな、綺麗な女じゃないか」

「あざーす」

 

また結界張ったり、傷治したりした。

 

「完全犯罪成立だな」

「やめて下さい」

 

しばらく弄られるぞこれ

 

「茶々丸、次からはお前もソラに言うんだぞ」

「了解、データベースに登録しておきます」

「いらんこと教えるな‼」

 

マスターと俺のせいで茶々丸がおかしくなっていく。

 

「よし、今日はもう帰るぞ」

 

その一言で俺はゲートを使い全員家に飛んだ。

それからネギが来る半年後まで魔力回復を計り続け前よりはマシかな?って所まで回復した。因みに一人襲うごとに完全犯罪成立のネタで弄られた。

 

「もういいだろう、あとはナギの息子を待つだけだ」

「そうですね。でもあいつの息子ってどんな奴何でしょうね」

「ああ、奴の息子はネギ・スプリングフィールド、ここに来る時は10歳だと聞いている」

「10歳⁉ここに卒業試験でくるんですよね?魔法学校の」

「そうだ」

 

マジか〜ネギってそんなにちっさかったっけ?マジで原作知識メモっておけばよかった

 

「ナギの七光りですか」

「恐らくそうだ。しかし噂を聞く限り才能は親譲りだそうだ」

「天才死ねっ」

 

おっとつい本音が出てしまった。ネギってさぁどうせ俺が何年も掛けて覚えた魔法一瞬で覚えるんだろうね。チートだな

 

「お前も中々だけどな」

 

俺は特典のおかげだから俺自身の力じゃないんだよな。

 

~ネギ就任初日~

 

「では私は行くぞ」

「茶々丸ヨロシク」

「大丈夫です」

 

ネギ来るからみにいかなきゃいけないね

 

~麻帆良女子中学前駅~

 

「な、なんてこというのよこのクソガキー‼」

 

アスナがネギを締め上げてる所を俺が屋上から見ている。

タカミチと話して歩いていく。多分学園長室だろうね

 

「なんですって!私たちの部屋〜⁉」

 

凄い声だ。ここまで響くとは

 

「ネギがちょっとだけ不憫に思えてきた」

「けどあの薬味ハーレムだぜ」

「そうだな、それを聞くと腹立つな」

 

嵬が突然来たが慣れてるので全然驚かない

 

「てかあいつエヴァさんに弟子入りすんだろ?」

「するよ」

「弟弟子か。いびるべきか優しくするべきか…悩むな」

「大変だね」

 

他人事だからか完全に適当になった

 

「たしか桜咲刹那も来るよな、あいつは…強くしてやろう」

「あ、そうそうソラって神鳴流で超有名だよ」

「は?どんな風に?」

「えーとたしか…突如現れた異国の子どもが僅か10年で神鳴流を修めフラッと消えたという。だったかな」

「なにそれ怖い」

「しかも姿形が変わらないから妖では?とかいう説も出てるよ」

 

もしかしたら刹那もわかるかもしれないな。

 

「ばれてもいいけどね」

「頑張りなよ」

 

人外の言葉に初めて嬉しくなった

 




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