春休みが終わり新学期が始まった
「ソラ…今年こそ卒業してやるからな」
「ハイハイ、頑張ってくださいね〜」
「何だそれは!もっとなにか無いのか!」
「だってそのセリフ、4回目ですよ、三度目の正直も二度ある事は三度あるも超えましたし」
「やかましい!」
朝から暴れるマスター、昨日の夜に佐々木まき絵とかいう生徒を襲ったのに元気だな〜
~昨夜の桜通り~
「本当にやるんですか?」
「なんだ、文句あるのか?」
「でも、俺が襲ってマスターが血を吸うって最初からマスターがすればいいじゃないですか」
「私がやったらもし覚えていた時怪しまれるだろうが」
なんて正論なんだ。けどまさか自分が原作重要シーンをやることになるとは。
「じゃあいってこい」
佐々木まき絵が向こうから走ってくるのを見てマスターに押し出された
「三年A組の佐々木まき絵だな」
「だ、だれ!?」
「その血を頂こう!」
ガバッと襲いかかり眠りの魔法で大人しくさせてマスターに渡す
「もうちょっとスマートにできんのか」
「俺の安全な生活がかかってますんで」
「まぁ手際は良かった」
そのまま佐々木まき絵の首すじに噛みつき血を吸っている
「マスター」
「はんは?(なんだ)」
「血って美味しいの?」
「ん…そうだな、中々美味いぞ熟成されたワインのような感じだ」
「ふーん」
「飲むか?」
「…また今度にします」
ちょっと飲んでみたいけどなんだか背徳的な気がするからやめておくとか言うと絶対からかわれるから黙っておく
「まぁ、人が飲むものじゃないしな」
なら最初から聞くな!という抗議の声は今までの経験値のおかげで喉元どころか食道の半ばで抑えられている
「良し、もういいぞ適当に処置しておけ」
「承知いたした」
「…どうしたテンションがおかしいぞ」
「何と無くです」
~現在のエヴァンジェリン邸~
「今夜もやるからな」
今日か〜ネギとマスターが初バトルするのは
「今日は誰を襲うんですか」
「えーと、あれだ本好きの女だ」
「宮崎のどかか綾瀬夕映ですね」
「そうそれ宮崎のどかだ」
結構好きな人なんだけどな〜とか思いながら今度あったら謝ろうとも思った
「今日はマスターがやるんですね」
「ああ、恐らくぼーやが気付いて生徒を守ろうとするだろう、その時を狙って茶々丸と二人で行動不能にし血を頂く」
これは突っ込むべきなのか突っ込まないべきなのか迷うところだ、できれば突っ込みたくないけどそうしないと俺の出番が無くなるみたいだ。
「俺は?」
「お前は…不測の事態に備えて後ろについていろ」
「わかりました…」
はぁ〜対して出番無いのか…
⁉そういえばアスナが助けにくるんだっけ、それを邪魔すればマスターの呪いが解けて原作崩壊!よし頑張るぞ
~夜の桜通り~
「フフフ気をつけなければいけないではないか、こんな夜遅くに一人で出歩くなんてな」
初っ端から悪役オーラ全開で本屋ちゃんを追い詰めるマスター
「だ、誰か…‼」
本屋ちゃんが助けを求める
「フハハハハ!そんな声では誰も来てはくれないぞ」
マジで楽しそうだ、もうなんというか楽しそうでなによりです的な感じで俺は見ている。ちなみに茶々丸は違う場所で待機している
「コ、コラー‼僕の生徒に手を出す人は許しませんよ‼」
やって来ました本日の主役(笑)のネギ、ビビりながらも箒で颯爽と登場!
「もう来たのか…」
「ネ、ネギせんせ〜」
マスターは残念そうに呟き本屋ちゃんはホッとしたような顔でネギにすがりつく
「あなたは一体誰なんですか!」
「フフフ私だよネギ先生」
仮にも敵である相手に敬語を使うのは育ちがいいのか単にバカなのか気になるところである
「あなたは…ウチのクラスのエヴァンジェリンさん⁉どうしてあなたが…」
「さぁ?どうしてだろうな」
「こんな事してただで済むとおもっているんですか」
「別にただで済むとはおもっていないさ」
マスターが不遜な態度でネギと対峙している
「どうして魔法で悪い事ができるんですか!」
「フフネギ先生一つ教えてやろう、世の中にはいい魔法使いと悪い魔法使いがいるんだよ」
「そんなこと…」
「私に勝てば理由を教えてやろう。そして私は悪い魔法使いだ‼」
キメ顔で結構恥ずかしいセリフを叫び逃げるマスター、それを追いかけるネギ
「茶々丸動いた」
「確認しています」
俺は茶々丸と連絡を取り合い後を追う
「
「くっ」
マスターが飛び回りながら魔法薬を媒介に魔法を放つ、封印状態でここまでできる何て思わなかった
「風精召喚・剣を執る戦友‼」
おおー中級くらいの精霊を呼びたしたすげー
「捕まえて!」
精霊に命令し自らも追いかけるネギだかマスターの魔法で抑えられる
「
またも魔法薬で攻撃、ネギの精霊を消し去るしかし追い詰められて後ろからネギの魔法をくらう
「
服をバラバラにされマスターは近くの建物の屋根に降り立つ下着姿なのに堂々と
「エヴァンジェリンさん約束通り教えてもらいますよ‼」
「お前の親父のことか?」
「…!なぜそれを?」
「フフフ」
ネギが動揺している
「でも魔力も媒介も何も無いあなたに勝ち目はありません!素直に…」
「この程度で勝ったつもりなのか?」
マスターの後ろに茶々丸がシュタッと降り立つ
「さぁ呪文でもなんでも唱えるがいい」
「魔法の射手…いた!」
ネギが呪文を唱えようとした瞬間茶々丸が距離を詰めデコピンで詠唱を止めた
「あなたは!クラスの!」
「私のパートナー3-A出席番号10番絡繰茶々丸だよ」
「えぇー!茶々丸さんが⁉」
突然の発表に驚くネギの顔が死ぬほど面白い
「くっ、風…」
「フハハハハ無駄だよパートナーのいないお前では私には勝てないよ」
ビシっと一発茶々丸チョップでまたも詠唱を止めた
「いくぞ茶々丸‼」
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