「ほんとにいいんですか?」
「何がだ」
「女子風呂に俺が入っても」
「構わんだろ、ぼーやも入ってるしな」
何!なんて羨ま…けしからん!でももみくちゃにされて遊ばれてるしそうでもないかな…いやいやここの生徒のレベルの高さは半端じゃないどうみても高校生でも持ってないような
「おい、さっさと姿を変えないか、ぼーやがくるぞ」
「ブツブツ…え?あーはいはい」
大人の姿になった懐かしのマスターを横目に自分も大人の姿に変身する
「いつみても鮮やかな変身だな、どうやってるんだ?」
「ハハ、これは魔法じゃなくて能力ですよ」
この変身はマジで便利だ。魔力使わないし何をされても自分で解く位しか変身は解けない。まぁ、例外はあるけど
「それにしてもこの周りの生徒達は如何したんです?」
「適当に操ってやった」
「なるほど」
この人はだいたいの事は適当だからなぁ
「エヴァンジェリンさん!どこですか!」
「ぼーやがきたようだぞ」
「やっとですか」
もう1時間ほどここで待っていたから暇でしょうがなかった所だ
「こっちだよ、ネギ先生」
「そこに…誰?」
ネギのおとぼけが炸裂した、変身したマスターを見分けられずにいる。
「私だよ私!」
ポンっと音を立てもとの幼女の姿にもどる
「エヴァンジェリンさん!それに皆さんも!それに…僕の知らない関係の無い人まで!」
俺のほうをみて関係の無いとまで言い切る。
「その執事服の人は解放してください!本当になにも関係無いじゃないですか!」
「…ぼーやは本気で言ってるのか?」
「当たり前です!」
「だ、そうだぞ」
ポンっと音を立て俺も元の姿に戻るとまたもやネギの顔が驚きに変わる
「俺だよ、バカネギ」
「ソ、ソラさん⁉」
わざわざ周りのメイドに合わせて執事で来たのにこの仕打ちは酷いな
「まぁいい、行け、我がしもべ達よ‼」
「ネギくぅ〜んあそぼー」
見ているとだんだん可哀想になるくらいくちゃくちゃにされてる。高そうなアンティークの魔道具も脱がされてる
「すいません皆さん!」
謝りながらも魔法で眠らせるネギ生徒の半分近くは眠らなかったが
「ソラ追いかけるぞ」
「はーい」
マスターは魔法で俺は虚空瞬動で追いかけるが追いつくころにはメイドは全員やられていた
「追いつくまでに全員やられるとは思わなかったよ」
「こんなに早いとは」
ネギが俺たちを誘っている
「マスター乗りますか?」
「当たり前だろう」
マスターが乗ると決めたのである程度距離を置き追っかける
「学園都市から外に繋がる大橋か、危なくなれば外に逃げればいい所とは意外にせこい作戦じゃないか」
「ま、俺は出れますけどね」
ゆっくりとネギの方へ歩いていくとネギが笑みを浮かべたのがチラッと見えた
パシッ!
「掛かりましたね!」
「ほう、捕縛結界か」
「これで僕の勝ちです、だから悪い事は…」
「フフフ、ソラやれ」
「ふん!」
俺は捕縛結界に魔力を押し返し逆流させ内側から破壊した
「なっ!そんな…」
「何年も苦汁を舐めさせられたこういう類のものになんの対策もしていないとでも思ったのか?」
「くっ!ラス・テル・マ・スキル・マギステル |光の精霊11柱。集い来たりて敵を射て《ウンデキム・スピリトゥス・ルーキス・コエウンテース・サギテント・イニミクム》」
「
「
いきなり放ってきた魔法も詠唱があるから後からでも守れるから楽だね
「くっ、防御が早い!」
「男なら無詠唱の一つや二つ撃ってみろやぁ!」
そのまま魔法の射手を無詠唱で二百一矢ほど辺りにばら撒く
「
「そんな防御魔法程度で我が弟子を止められるとでも思ったか」
俺が頑張ったのにマスターがやったかのようにいいとこ取りされた
「なぁネギ先生そろそろやめといた方がいいんじゃないの?」
「まだです…負けるわけにはいかないんですよ!」
おお、かなり真剣な様子だ、何がこんなに彼を突き動かしてるんだろ?
「エヴァンジェリンさんを倒し、悪いことから足を洗わせる為にも無理やり忠誠を誓わされてるソラさんの為にも‼」
「え?」
無理やり忠誠を誓わされてる?誰がそんなこと…
「おい、ぼーやそれは誰から聞いた?」
「タカミチから聞いたんです」
まさかあの適当な嘘を律儀に守ってくれてるとは…ここはそれに乗って遊ぶしかないだろ!
「何を言ってる俺は自ら…ヴァ!な、なにを…!ネギ先生!早く逃げて!そうしないと僕は!…くっまだ自我が残っているとはな」
「ソラさん⁉まだ間に合うのですね!」
面白いなこのぼーやは、こんなしょうもない演技に引っかかるなんて
「あ、アニキ!」
「か、カモくん?とアスナさん!」
「行くぜ!オコジョフラーッシュ!」
「ぎゃあ!メガ、メガー‼」
あの手に持ったライターと金属…多分マグネシウムでこうもあっさりと目つぶしをくらうとは、不覚なり
「あれ?マスター、ネギ隠れたよ」
「探せ!あんなしょうもない演技してる暇があればさっさと倒せばよかったんだ!」
そんなこと言われても困る。最後はマスターがやらなきゃいけないんだから
「でもアスナが来ましたしマスターも戦わないと」
ピカッと光が一筋、天にのびた。
「ん?そこか…どうしたぼーや大好きなおねーちゃんが来て安心したか、ん?」
悪だ、ネギが顔が真っ赤に染まってるのを見て笑っている。
「うるさいわね!あんたたちなんかに負けないわよ!」
「ふん、小娘一人来た程度でなにが、できる」
「小娘一人程度か試して見ればいいじゃない!」
アスナがマスターに向けて突撃してきたので間に入り引き受ける
「マスターはネギを頼みます!」
「分かっている」
そういい放ち嬉々として飛び去っていった
「あんたの相手はおれだよ」
「ガキは引っ込んでなさい!」
「お前より年上だ、バカたれ!」
ふむ、俺の攻撃を少しだけだがいなせているな、もしかして
「
「なっ!」
「したのか、十才の少年と」
「別にいいじゃない!あんなガキはノーカンよノーカン!」
必死に弁解する顔が面白い
「
「
同じ魔法どうしで打ち合っている。すごく楽しそうなんだけどネギがちょっと押されぎみかな、
「は、は、はっくしゅん!」
と、思った瞬間くしゃみで魔力が飛び出し一瞬でマスターが裸になった。
「ぼ、ぼーや、中々やるじゃないか」
(マスター、ソラさん!大変です、予定より電力の戻りが早いです)
「なに?…ソラ!早めにケリをつけるぞ!」
茶々丸からの連絡で勝負を決めるタイミングができた
「おらぁ!」
「きゃあ!」
アスナをネギの方へ蹴り飛ばしマスターに合図を送る
「|契約に従い我に従え 氷の女王
《ト・シュンボ・ライオン・ディアーコネートーモイ・ヘー・クリュスネーバシレア》…」
呪文を唱えながら橋から飛び立ち宙へ浮かぶ
「
マスターが急に悲鳴をあげ電気に包まれ下の川へ落ちてゆく
「⁉マスター!」
俺が飛び出しキャッチしようとするとそれよりも先にネギがマスターを掴み助けようとした
「ああ!杖が!」
が、途中で杖を落としてしまう。
「バカ!」
そこで俺が虚空瞬動で追いつき二人とも持ち上げる
「…何故だぼーや、何故私を助けた?」
「人助けに理由は必要ですか?」
この時俺の中である決心がついた。
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