魔法先生ネギま! ~悪の従者~   作:猫大好き野郎

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第二十六話

~次の日~

 

マスターと茶々丸が学校に行っている隙に嵬を呼び出す。呼び出すって言っても名前出すだけで来るんだけどね。

 

「嵬ー」

「なに?」

 

呼んだ途端に目の前に表れる我が親友

 

「俺さ決めたんだ」

「なにを?」

「昨日、ネギがマスターを助けた時に、人助けに理由は必要ですか?、って言ったんだよ」

「流石主人公だね」

「それで俺は一つ心に決めた事がある」

「だからなんなのさ」

「それは…」

「それは?」

「ネギが修行にきたらいびり倒そうと思う‼」

「……」

 

あれ?なんか嵬が変な顔して止まっている。

 

「今の感じだと普通は、足を洗って良い事をする!とか悪から善に変わるフラグセリフじゃないの?」

「そんなわけあるか!あんな身体の芯から痒くなるセリフで心が揺れ動くわけないだろ!」

「…君はそんな奴だったね、そういえば」

 

なんかそこはかとなくバカにされた気がする。

 

「仮にもだよ?悪の魔法使いに弟子入りするんだから、中身も悪に染めたいと思ってね。それくらいの覚悟もないなら最初から来ないで欲しいね」

「でも、なんでそのセリフで決めたんだい?」

「みんなの正義過ぎて気持ち悪いから」

「…そうか、そうか、つまりきみはそういう奴だったんだな」

「いや、知ってただろ」

 

しかもまた懐かしいネタを放り込んできて。

 

「そこでお前に頼みがある」

「また?」

「もしマスターが修学旅行に行けなかったらお前のスキルでなんとかしてやってくれ‼」

「報酬は?」

「何か面白いこと」

 

嵬がしばらく考えている

 

「交渉成立だね」

「ありがとう!」

「けど、面白く無かったら、3日くらい奴隷だよ」

「……誠心誠意頑張らせていただきます」

 

 

~夜~

「ソラ、修学旅行にいくかもしれん」

「京都ですか?」

「何故知っている?」

「これでも、一応は臨時教諭ですから」

 

そういうとマスターは納得したように紅茶を一口啜った

 

「あれだけぼーやの血を吸ったんだ、修学旅行くらい行けるだろう」

 

これで行けなかったら面白いことをする羽目になるからな、出来ればそのまま外に出て欲しい

 

「じじいからは許可は貰っているのですか?」

「そんなもん知らん、私は生徒だぞ、いく権利がある」

 

もっともな正論を言われた。

 

「じゃ、準備しないとですね〜」

「ソラさんお手伝い致します」

「助かるよ茶々丸」

 

俺も行こっかなー修学旅行。いこうと思えば余裕だしね。一応用意しとこっと。

 

~修学旅行前日~

 

「マスター、準備完了しました」

「そうか、もう前日か」

 

そうか、もう前日か(キリッじゃないよ、修学旅行行くって決めてからずっとソワソワしてたくせに。一日に何回も俺とか茶々丸に今日は何日だ?とか修学旅行はいつだ?とか聞いてくるんだぜ、さすがに疲れてくるよ。

 

「明日はどっちが弁当を作るんだ?」

「あ、俺ですよ」

「そうか」

 

口では素っ気ないがマスターは俺の料理か茶々丸の料理かと聞かれれば恐らく俺を選ぶだろう。それに他人にも分かるくらい今顔が緩んだ。まぁ俺は茶々丸が手伝うようになるまでの期間で完全にマスターの胃袋は掴んだ、てか掌握しきっている。

 

「ちょっと、茶々丸」

「なんでしょうか?」

 

マスターがドラ○エⅧをしている間にキッチンに茶々丸。呼び出す

 

「明日の弁当に茶々丸の料理を一品いれようと思うんだ、それでそれを食べてマスターが気付くかどうか記録しておいてくれない?」

「構いませんよ、何にしますか?」

「何でもいいよ」

「了解しました、検索しておきます」

 

よし、これで気付かなかったら、散々バカにしてやろう…後で半殺しにされるかもしれないけどね

 

PRRRR!

 

「おい、電話が鳴ってるぞ!」

「私が出ます」

 

自らは全くといってもいいほど動かないマスターに代わって茶々丸が電話に出てくれる。

 

「ソラさん、超からです」

「へ?…もしもし、電話代わったよ」

『ソラカ?ちょっと頼みがあるネ、超包子まできてくれないカ?』

「いいよ、いまから?」

『ああ、よろしく頼むネ』

 

そういって超は電話を切った

 

「どうしたんだ?」

「いや、超に呼び出されまして」

「あまり遅くなるなよ」

「わかってますよ〜」

 

 

~超包子~

 

「すまないネこんな時間に」

「いいよ、すぐに帰れるしね」

 

実際、ゲートか仮契約(パクティオー)の召喚機能を使えば一瞬だ

 

「で、話ってなに?もしかして…いやいや無理だよ!俺はマスターいるし!」

「違うネ!私はそんなことしている暇はないヨ‼」

 

あ、やっぱりそうですよね〜。てか超が彼女とか無理だよ、何されるかわかんないし。

 

「頼みというのはネ、ソラに修学旅行中の超包子を任せたいのだヨ」

 

な、なんだって!超包子を⁉…面倒だな

 

「え〜休みにすればいいじゃない」

「何を言うか、自分で言うのもなんだけど超包子は結構な人気店ヨ、一週間も休店すればクレームがくるネ」

 

くそぅ、俺も修学旅行行きたかったのにな

 

「前回と同じくらいの給料はだす」

「……」

 

その程度なら俺は動かんぞ!ジョ○ョー!…違うか

 

「1.5倍ならどうネ?」

「もう一声」

「まだ搾り取る気カ⁉…仕方ないネ、売り上げが上がればそれに合わせて給料も上げるネ。これ以上は譲れないよ」

 

どうしようか、中々いい条件なんだけど交渉は相手がもう無理だと言ってからが本番だって某狩人の狩人の医者の卵が言ってたし…

 

「いいよ、何処をやればいい?」

「本店で五月の代わりをして欲しいヨ」

「了解、任せろ」

 

これで自由に使える金ができるぜ!今度こそマスターにはばれない様に口座を作っておくつもりだ

 

「では、明日から頼むよ、仕込みはもう終わっているからしなくてもいいネ」

「そうなの?じゃ帰るよ〜」

 

またね、と手を振ると苦笑いしながらも手を振り返してくれた。ただ移動直前に聞いた、痛い目見るといいネ、という声が気になって仕方が無い




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