魔法先生ネギま! ~悪の従者~   作:猫大好き野郎

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第三十話

 

~次の日~

 

「エヴァンジェリンさん!僕を弟子にして下さい!」

「なに?私にか?」

「はい!」

 

修学旅行が終わり超からの給料を隠し口座に移しほっと一息ついているとネギが弟子入りにきた

 

「ほぅ、で?」

「え?」

「私に何かメリットはあるのか?」

「えっと、その…」

「別にいいじゃないのよ子供がこんなに頼んでるのに!」

「バカを言うな、ガキでも一人前になろうとしてるんだ、それくらいできなくてどうする」

「でも、あんたの所のあのガキはどうなのよ!」

 

おい、オレンジ頭それは俺のことか?ステゴロでボコボコにしてやろうか

 

「ソラか?あいつは何が何でも弟子になろうとして、自分の出来ることを全てアピールし、マイナスになる部分は微塵も見せなかったな」

 

なんか俺がマスターの中で美化されてる気がする

 

「お願いします!エヴァンジェリンさん!」

「そうだな、取り敢えず足を舐めろ」

「⁉」

 

懐かしいな〜あれは280年くらい前のことだったかな〜

 

「そして私に永遠の忠誠を誓え」

 

俺もさせられたな。これ

 

「ゴクッ…」

「あんた子供になんてことさせようとしてんのよ!」

 

アスナがどこからともなくハリセンを取り出しマスターの頭を叩く…ってアーティファクトか。

そりゃ障壁を無視するわけだ。

 

「なんだお前はさっきから!いちいち口出しするな!」

「そうだぞ、足を舐めるくらい余裕だろうが!」

「「え?」」

 

ネギとアスナがポカンとした顔でこちらを見てくる

 

「こっちみんな」

「いやあんた舐めたの⁉」

「ソラさん舐めたんですか⁉」

「舐めたよ、弟子入りしたその夜に」

「よ、夜…」

 

面白い具合に勘違いしてくれてるようで。ニヤニヤが止まりませんね。

 

「誤解を生むような言い方をするな!」

 

マスターに殴られた。二発も。

 

「ちなみに、足を舐めたのは今までの弟子入り希望の中で俺だけらしいよ」

「そ、そんな」

「ちょっと、どうにかならないの!」

「…仕方ないな、来週の土曜に弟子に相応しいかどうかテストしてやる。準備をしておくんだな」

「ありがとうございます!」

 

ネギとアスナが家から出て行き家の中が静かになる。

 

「テストって何をするんですか?」

「まだ決めてない」

 

いくらなんでも行き当たりばったりすぎだ。

 

「別にその時に考えるさ」

「早めに考えた方がいい気がしますけど…」

 

~次の日~

「えっと、後は長ネギとタマネギと九条ネギと博多万能ネギと千住ネギと…」

 

え、ネギを買い過ぎ?そりゃマスターに嫌がらせするためのネギだからな種類はたくさん揃えていた方がいいね。

 

「ネギ坊主?あ〜古菲に弟子入りか」

 

ネギのことを考えてたらスプリングフィールドの方を見つけた。強くなるためなら手段を選ばない所はいいと思うよ。

 

「へ〜こっちで体術を教わるのか…ふヒヒいいこと思いついた」

 

聞くところによると修行は明日かららしい。楽しみだ。

 

~次の日の早朝~

 

「脇のしめが甘いアル!」

「ハイ!」

 

お〜やっとるやっとる、若い子は元気でいいね。

 

「よしやるか。影分身の術」

 

5人に分身して古菲とネギを囲むように配置する。これはいろんな角度から拳法の構えや動きを視認して念話で本体に伝えて貰うという作戦だ。

 

「これでネギが来た時に同じ流派の動きでボコボコに…へへへ」

 

おっと涎が…

 

「よしネギ坊主、続きは明日アル」

「ありがとうございました古菲さん!」

「私のことは老師と呼ぶアル!」「はい老師!」

 

じゃ俺も帰って練習するか

 

~ダイオラマ魔法球~

 

「ふっはっしゅっ!」

 

影分身を出して自分の動きをリアルタイムで見ながら構えの練習

 

「しんどー!エグいわこれ、日向流の方が楽チンじゃね?」

「そんなことはないと思うよ」

「急に出てくんな」

「日向流はね、ネジみたいな天才かヒナタみたいな努力家じゃないとできないんだよ」

 

おい、スルーかコラ

 

「俺、生きてた時からできてたよ?」

「君はあの漫画と読み込んでそのゲームをやり込んでいたから身体が覚えたんじゃないか。普通はできないよ」

 

ほっとけ。そういえば生前の喧嘩には全部日向流を使ってたな、初見の奴は大体、構えてるよこいつww、みたいな感じで、日向流を知ってる奴は、恥ずかしくねーのこいつww、って感じだったね。まぁ全員筋肉の腱にダメージを与えて病院送りにしてやったけど。

 

「あれ、今なら気とか魔力で八卦出来るのかな?…おし嵬ちょっと」

「ん?何か…」

「八卦二掌‼」

「⁉」

「四掌、八掌、十六掌、三十二掌!」

「グフ!」

「六十四掌‼」

「ガハッ‼」

嵬がきりもみ回転しながら飛んで行った。魔力とか止めれたかな?

 

「うん、魔力とか気は使えなくなったよ」

「そうか、良かった」

「スキルを使えるから僕にはきかないけどね」

 

知ってる、だからお前にした

 

「で、この前の報酬は?」

「ああ、もうちょっと待っててくれ、時期がくるまで」

「時期?…ああもしかしてあれ?」

「そうあれ」

「そうか、なら待つよ、面白そうだ」

 

~三日後~

 

「ぼーや、私に弟子入りを頼んで起きながらそんなものをならっているとはな」

「え、エヴァンジェリンさん…」

「まぁ貴様にはそんなものがお似合いだよ」

 

やべーな、マスターの機嫌がどんどん悪くなっていく。

 

「ひっどーい!エヴァちゃんそんなこといわなくてもいいじゃない!」

 

やめてバカピンク!マスターの機嫌はもうマイナスよ!

 

「ネギくんはすっごく強いんだからね!」

「そうか、おいぼーや貴様のテストが決まったぞ。今週の土曜日、茶々丸に一撃でも入れれたら弟子にしてやる」

「えっ?」

「それまで精々拳法でも磨いておくんだな」

 

悪役オーラ全開で去っていくマスターを見てあんまり関わりたく無いなと思ってしまった。

 

「頑張ってねネギ、茶々丸って結構強いよ」

「ありがとうございます、ソラさん…」

 

励ましてやったのに元気がなくなっていく。ミスったかな?

 

「大丈夫、いざとなったら…」

「いざとなったら?」

「足を舐めればなんとかなるよ」

 

バカピンクと古菲に引かれた気がする。が、気にしないのが俺。




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