そういえば、前回マスターからエヴァに変わりましたが恋愛フラグでは無いのであしからず
俺は天才が嫌いだ。どれだけ嫌いかと聞かれると聞いた奴が引くほど嫌いだ。特にネギとかナギとかネギとかこのかみたいなザ・天才はもっと嫌いだ。
「何をブツブツ言ってるんだ?」
「いや、天才は嫌いだなー的な事を考えてた」
「…そうか」
「そんな可哀想な人を見るような目で見ないで!」
突然何を言い出したかと思う人もいるので説明すると、ネギをボコボコにした日から三日ほどネギを見ずに刹那の相手をずっとしてたんですよ。そしたらネギにリベンジ挑まれて戦って見たらなんと…拳法だけで互角にまで成長しやがりまして、俺の努力が半月もたたない内に覆されたので壁とお友達になりかけてました。
「マスター、今日は何をするですか?」
「ぼーや、私は用事ができたから今日はソラに教えてもらえ」
「ハイ!」
へー今日はネギ、ソラに教えてもらうんだ〜……えぇ⁉聞いてないっすよ!
「ちょっとちょっとそんな話聞いて無い…」
「黙れ、私がやれと言えばやれ」
「…了解でーす」
あの目はヤバすぎでしょ。人を殺せるよ、睨んだだけで。まぁ、何もしなくても分からないでしょ。
「じゃあ私はもう行くぞ。ソラ、サボったら…わかっているな?」
「重々承知しております!」
反射でビシッと敬礼してしまった。そしてエヴァが別荘から出て行くまでピクリとも動けなかった。
「……よし、ネギ始めるぞ」
「よろしくお願い申し上げます!」
「まず何をするかだが、拳法については師匠に自分で聞けとしか言えない。だから、魔法だよね。…あ、そうだ神鳴流覚えてみる?」
「神鳴流ですか?僕は剣とかはあまり…」
「大丈夫大丈夫、神鳴流は得物を選ばないから、拳でも使えるよ」
「本当ですか?ならやってみたいです!」
「おーし、見本を見せてやる。斬空拳!」
ゴォ!
腰から真っ直ぐに突いた拳から気の塊が飛び出す。よく考えてみれば居合拳はこれをバカバカ打てるんだよね。
「やり方は拳に気を乗せて振り抜く時に押し出すだけだ!」
「ハイ!いきます!」
ゴォ!
「で、出来ました!」
「……次は雷光拳だ!」
一発で成功させやがった…俺は発動させるのに一週間掛かったのに。
三日後
「…ブツブツ…ブツブツ…」
「お、おいどうしたソラ?」
「…本当に天才なんて無くなってしまえばいいのに。ていうか亡くなれ。あの奥義を俺が何年かけて覚えたっていうんだよ、発動させて使いこなすまで軽く15年はかかったんだよ?僅か10年で免許皆伝なん魔法球使わないとできるわけがないじゃないか。それから30年くらいかけて実戦で身につけたのにそのレベルまでこんなに早くできるとか、マジでネギって特典貰ってるんじゃねーの?そういえば才能のことギフトっていうよね、神から愛されすぎだろ。魔法だって千の雷の術式をあの年で改良して使うとかありえない、頭をオカシイんじゃない…」
「おい桜咲刹那、これはどういう状況だ?」
「わ、私も途中からなので詳しいことはわかりませんが、ネギ先生がソラさんの技術を速攻で覚えてしまったようです。それで落ち込んでいるみたいで」
「なるほど…ソラ正気に戻れ!」
「…主人公はこれだからァ⁉」
あれ?俺はいったい何を?てか
「この後頭部の激痛はなんだ?」
「ソラ、ぼーやは?」
「あ、エヴァ、ネギなら向こうで自主練やってるよ」
「そうか、今まで助かったしばらく休んでいろ」
エヴァがいつになく優しい。
「ソラさん、今日一人でしますので見てるだけでも構いませんよ」
刹那も優しい。あれ?頬があったかいなぁ
「ちょ、ソラさん何も泣かなくても!」
「ひぐっ、い、いやネギみてると何だか無性に、グス、俺って塵芥レベルだなぁって思えてきて」
「エヴァンジェリンさん!ソラさんが!」
神から特典貰ってもこの程度なんだね。…いつか天才を泣かしてやる。
「気にすることは無いぞソラ。ぼーやの才能が異常なだけだ。それに経験が無ければ才能なんて塵以下だ」
「……エヴァ!」
感極まってエヴァに抱きついてしまった。
~五分後~
「…死にたい」
恥ずかしい、キャラ崩壊しすぎた。
「刹那、さっきまでの俺はどうだった?」
「外見通りのショt…少年でした」
「何も聞かなかったことする」
ヤバイ、本格的に恥ずかしい。あと、普段の刹那からは考えられない言葉が聞こえた気がする。
~翌日~
「ソラさん、今日は何を?」
「俺の影分身に五連勝するまで組手」
「……そういえば用事がありましたので本日は失礼します」
「まてまてまて!強さは50分の1だから大丈夫だって」
瞬動で逃げ出した刹那を引き止めながら説明する。
「出来たらしばらくは自主練で」
「何故ですか?」
「俺も鍛え直ししなきゃいけなくて」
来たる学園祭に向けてね。
「そうですか。わかりました」
すたすたと反対側の方へ行ってくれた。空気読めるいい子だね。
「さてと、嵬〜」
3、2、1…
「よんだ?」
「ドンピシャ!」
「…何の用?」
「鍛え直ししたいんだよ」
「報酬」
がめついな。何か言えばすぐ報酬報酬。引くわ〜。
「……この前の報酬もまだなんだけど」
「その報酬に上乗せするから、お願い!」
「中身を」
サプライズの方が面白いのに。
「麻帆良祭の最終日、楽しみにしておいて、としか言えないよ」
「……いいよ!面白そうだ!」
「じゃ、早速、今の俺の2倍の強さの相手を出してくれ。それに勝ったらさらに2倍、ていうのをよろしく」
「了解、スキル『
一瞬で影が具現化したような黒い人が出現する。
「じゃあね、こいつは百回倒すと消えるから」
「ありがとう、じゃあね」
嵬はなんだかんだで手伝ってくれるからいい人だね。
「いくか」
「……」
「やっぱ喋らないか」
「…喋れます、と私は貴方に教えてあげます」
「なっ!…あいつ」
嫌がらせかな。この喋り方はどこかで聞いたことがあるし。
「では、先手は譲ります、と私は貴方に連絡します」
「マジ?じゃあいくよ」
初っ端から全開で近接戦を仕掛ける。が、全ていなされて攻撃が一瞬止まった瞬間に鳩尾、顎、鼻に的確に拳を叩き込んでくる。
「ぐっ!」
「ふっ、と私はおちょくられているのにも気づかない鈍い野郎を一笑に付します」
内から湧き上がる殺意を抑えられない。
アスナside
「大丈夫なんですか?アスナさん」
「大丈夫よ、ちょっと覗くだけだって」
本屋ちゃんも心配性すぎよ、バレる訳がないわ。
「でも達人は気配を探る術をもってるアル」
「だ、大丈夫よ…多分」
ちょっと、心配になったきたわ。
「けど、誰もいないわね〜、確かにここに入っていったのに」
「アスナさん、地下室があるです」
でかしたわ、ゆえ吉!
「二度とその名で呼ぶなです」
「ご、ごめんなさい」
よくわからないジュースを飲まされかけた。
「あれ、これは…」
「綺麗なボトルシップですね〜」
キラーン!
「あ、あれ?みんな?」
キョロキョロして見るけど誰もいない。
「どこにいったのよ。これかしら?…キャー!」
ボトルシップに触ったとたんさっき見たいな光に包まれて。気がついたら
「どこなのよ、ここ」
どこかで見たような場所だった。
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