魔法先生ネギま! ~悪の従者~   作:猫大好き野郎

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また投稿が遅れてすみません!


第三十七話

ネギ達が帰ろうとしてるので一緒に魔法球からでて玄関まで見送りにいったら、アスナにすっげぇ睨まれたんですよ。理由が飯が美味かったからとかぬかしやがる。普通美味いもの食わしてもらったらお礼を言うのが普通だと思うのだけど、どう思う?

 

「どうでもいい」

「さいですか」

 

エヴァは冷たい。

 

「!何か入って来たな」

「ヨレヨレの魔力が来ましたね」

 

京都のとき会えなかった、ケモミミ少年の小太郎君ですね。ケモミミにヤンチャと男を混ぜたら、需要あんまりないでしょ。いいんちょですら興味を示さなかったし。え、俺?俺はエヴァ属性持ちならだれでもいいですよ(笑)

 

「今度はデカいのが入って来たよ」

「ほっとけ、こっちには来ていないからな」

 

次はヘルマンか。…あれ、後で野外ステージに行ったら傍観者のフリして女子中学生の裸を見放題なのでは!

 

「ゲヒヒヒッて背中に強烈な視線が突き刺さる!」」

「おい、卑猥な妄想は表に出すな」

「ごめんなさい」

 

ついつい笑ってしまった。

 

「じゃ、部屋に戻るねー」

「そうか」

「茶々丸〜エヴァが冷たいよ〜」

『ゲヒヒヒ…ゲヒヒヒ…ゲヒヒヒ』

「俺が悪かった。だからさっきの笑い声はリピートしないで」

 

茶々丸まで、俺をいじめる様になった。これを癒すには若い女の子の裸を見なければ。

 

 

〜野外ステージ〜

 

「フハハハ、千の呪文の男(サウザンドマスター)の息子といえどこの程度か!」

 

おおーやってるやってる。

 

「で、なんで嵬がいんの?」チラッ

「僕はいつでもどこでも呼ばれようが呼ばれまいが自由気ままに現れるのさ」

「呼ばれないならくんなよ」チラッ

「ソラの心の高揚を感じたから来てみたんだよ」

「人の心は感じ取るものじゃない」チラッ

 

心を盗み見るとはなんて卑劣なやつなんだ。

 

「スキルを使うなんて卑怯だぞ」チラッ

「今の君はスキルを使わなくても手に取るように高揚しているのがわかるよ」

「な、なんだって!動揺は表に出して無いはずなのに!」チラッ

「チラチラみてたら誰でもわかるよ‼思春期入って彼女も出来ない高校生か!」

「それは生前の俺の事を言ってるのか?」

「そうだよ」

 

OK、こいつは敵だ。顔は良くて性格も明るい完璧なこいつとは違って、俺は友達以上恋人未満の女子が大量にいた。

 

「取り敢えず死ね」

「高校生にもなって、みんなの弟だもんね」

「死ね」

「あっ、ネギと小太郎が勝った」

「なにっ!」

 

まだ、十秒も直視していないのに!

 

「よかった、まだ裸だ」

「ものすごいセリフだね」

「欲望に忠実なんだよ」

 

クソ、距離があるから鮮明に見えない。よし、回復する振りして近寄るぞ。

 

「ネギ、大丈夫⁉」

「ソラさん⁉」

「なんや、このガキは?」

 

犬っころが何か言ってるが無視だ。

 

「魔力がぶつかりあっていたから来たんだが」

「それは…」

「さっきまで爵位級の悪魔とやっとんたんや。ま、もう終わったけどな」

 

知ってるわ、この犬が。

 

「そうか、ごめんな。もう少し早く来られれば、怪我しなかったのに」

「いえ、そんな!助けを呼ばなかったわけですし」

「てか、お前見たいなガキがきても足手まといや」

「こ、小太郎君!」

 

ネギがクソガキをたしなめようとするが素知らぬ振りしている。

 

「いいよいいよ、力の差も分からないガキはどうせすぐ死ぬから」

「なんやと?ほなお前は俺に勝てるんかい!」

「勝てる」

「ええ度胸しとるやないか!今から相手したるわ!」

 

小太郎は才能はあるのに生意気だから鬱陶しいな。

 

「はぁ…ネギ、悪いけど回復はちょっと待ってて、このガキぶちのめしたらすぐにするから」

「い、いえ問題ないです。…目が笑ってない」

 

ネギが涙目になってたけど気にしない方向で。

 

「ほら、かかってきなよ。先手は譲るよ」

「なめよって…!狗神!」

 

小太郎の影から式神が飛びかかってきた。が、俺の魔法障壁に傷つける事すら出来ずに土煙りをたて消える。

 

「おい、大丈夫か?ちょっと強めに当ててもたからな」

「あれで、強め?底が知れるね。ちょっと強めって言うのはこういうのだよ」

「なっ⁉…グへっ!」

 

煙の中から無傷で出てきた俺に驚くのも束の間、居合拳で顎を撃ち抜いた。

 

「な、なんや…動きが全く見えんかったで…」

「もう二、三発決めたら止めでも…」

「やめて下さい!」

 

乗ってきた所にネギが止めに入って来た。

 

「邪魔やネギ!まだ俺はやり返してない!」

「…なに?」

「やめて下さいってば!小太郎君、この人はこの学園でもトップクラスの実力を持ってる人なんだよ!」

 

いいこと言うねネギ!久々に褒められてお兄さん嬉しい。

 

「こんなガキが⁉」

「お前がいくつか知らないけど俺は三百歳は超えてるよ」

「へ?」

 

ポカーンという擬音が響くくらい口を広げ目は丸くなる小太郎。

 

「なんやて!こんなにちっこいのにか⁉ほんまに人間か⁉」

「一応は」

 

質問に答えてあげたら俯きブツブツ自問自答の様な事をしている。

 

「じゃ、治すよ」

「ありがとうございます」

 

慣れ過ぎて治癒(クーラ)がレベルアップして複雑骨折くら余裕のよっちゃんだ。

 

「小太郎もこっちに来て、治すから」

「お、すげぇなお前」

 

手放しに褒められ少しテンションが上がりつい、筋肉の疲労まで取ってしまった。

 

「じゃ、俺は帰るよ」

「ありがとうございました!」

 

手を振って嵬の所に戻る。

 

「裸は?」

「ハッ⁉」

「本当に回復の為だけにいったいい人だね」

「…今更戻れないし」

 

折角のチャンスだったのに。悔やまれるぞ!

 

「まぁ、あんな子供の裸みてもね」

「さっきまでの君のセリフを教えてあげようか?」

 

この時の嵬には言い返せなかった。




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