よっ、念願のエヴァさんに弟子入りしたソラだ。
やっと名前が出たぜ(笑)
今エヴァさんの住処まで連れられている。
結構遠いらしい。
「何処までいくんですか?」
「もう少しだな」
さっきからこの繰り返しである。
「もういいだろう。少しこちらに寄れ」
「何をするんですか?」
「転移魔法だ。いくぞ」
「へ?うわっ!」
エヴァさんの影に引きずり込まれた。
一瞬の浮遊感ののち、エグいほど大きな城が現れた。
「これが我が居城、レーベンスシュルト城だ」
でっけえな〜
「こんな大きな城に1人で住んでいるんですか?」
もしそうだとしたらかなり寂しいとこだな
「他に人がいないこともないが…」
エヴァさんが言葉を濁したとき
城から小さな何かが出てきた。
「オッ、帰ッタカ、御主人。ン?ソイツハ誰ダ?」
こ、こいつは!
「おお、チャチャゼロ。こいつはソラと言ってな、今日から私の弟子だ」
「ケケケ、ソウカ俺ハチャチャゼロダヨロシクナ。」
「うんよろしく」
チャチャゼロだー!結構可愛いな。遊びたいな〜。
「デ、コイツ少シハヤルノカ?」
「まだ魔力すら感じたことないです」
実は魔法で一回人殺してるけど。しかもかなりでかい魔法で
「ま、しばらくは魔法についての座学から入るがな」
良かった。いきなり実戦訓練されそうで、少しビビっていたんだよな。原作でこの人ものすごい鬼畜スパルタだし
「とりあえず中に入れ」
「お邪魔しまーす」
中は外から見るよりかなり広い。
こんなとこに二人で住んでいるのか、寂しいな(笑)
ゴンッ!
「イタッ!?何するんですか!」
「何か殴らなければいけない気がしたんだ」
感が鋭いどころの騒ぎじゃないな。下手なこと言えないな。
「お前はこの部屋を使え。私の部屋はそこにある。何か有ったら呼べわかったな?」
「はい。分かりました」
案内してもらい部屋までもらってしまった。結構優しいんだな
「食堂があそこで、トイレと風呂はそこの奥だ。他にもたくさん部屋がある。3日で覚えろ。
あと、私が腹が減ったら食事を作ってもらう、準備しておけよ」
「了解です!」
前言撤回そんなに優しくない。
けど食事で驚かしてやるぜ!
俺、料理だけは得意なんだよな。
「今日は休んでおけ明日からの事を考えてな」
「はい、お休みなさい」
やっぱ優しいです
~就寝~
ん…朝か、
「う〜〜〜んっはぁっと」
俺は伸びをして飛び起きた。
ベットがフカフカ過ぎて
直ぐに寝てしまった。
「今何時ぐらいだ?」
外を見てみると、まだ太陽が
上がりきっていない
珍しく早起きしてしまったようだ
何かする事ないかな?
部屋をでてみるとチャチャゼロがいた。
「起キタカ、御主人ハアサガ弱イカラナ起コスナヨ」
「了解です」
やっぱり朝弱いんだな。
寝顔見たいけどバレたら殺されるよな絶対
「何かする事はありますか?」
「敬語ハ使ワナクテイイゾ、
鬱陶シイカラナ。」
ナイフを突きつけられながら
そう言われた。中々に怖い。
「オ、オッケー、何かする事ある?」
「ソウダナ、トリアエズメシ作ッテオケアト二時間クライシタラ御主人ガ起キダスカラナ」
「了解したぜ」
チャチャゼロside
昨日御主人が小さいガキを連れてきた。あいつのいる前ではなにも言わなかったが、あの後部屋に戻った時につい言ってしまった。
「御主人ッテ年下好キナノカ?」
「そんな訳あるかっ‼あいつも不老だ、と言うからとりあえず連れて来たんだ」
「ナラアイツモ吸血鬼ナノカ?」「人間らしい」
「マジカ、ソイツハナントモ胡散臭ェナ」
そんな奴いるのか?人間で不老なんて。
「朝まで部屋の前で見ていてくれないか?まだ信用できんからな」
「了解ダ御主人」
その後、部屋の前に居たが何もなく、太陽が昇り始めた頃にあいつは起きて来た。
何もしなかったみたいだな
面白くないが
「ここにある物使ってもいいのか?」
「アアイイゾ」
「ありがと」
そのあと飯を作り出した
手際がすごくいい…と思う
毒の類も入れてないみたいだ
「チャチャゼロ、エヴァさんて嫌いな物ある?」
これを聞くとは中々配慮のできるガキだ
「御主人ハニンニクトネギガ嫌イダナ」
「プッ…」
急に笑い出した
「ドウシタンダ?」
「い、いや、何でもない…」
可笑しな奴だ
「デ何ヲ作ッテルンダ?」
「ん?あった卵と小麦粉でパンケーキとサラダを作ってるんだ」
「ソウカ」
美味そうだ。食わないけど
「後は焼くだけでいいし…
他にする事あるか?」
「特ニ無イゾ」
「じゃ、他の料理で作るか。
時間は有るしシチューでも…」
ブツブツ言いながら自分の世界に入ってしまった。
「俺ハ部屋ニ戻ルカ」
そうして部屋を出ていった
チャチャゼロsideout
今、朝食を作っている。
すごく楽しい!
さっきのエヴァさんの嫌いな物聞いた時は危なかった。
原作知ってるから薬味じゃなくて先生のほうがでてきてつい笑ってしまった。気を付けないと変に思われる
「後一時間か。何か簡単に作れるデザートは…」
何か有ったっけ?
ケーキは時間が足りないし、プリンも然り。
あっクレープなら出来る!
「早速、レッツクッキング!」
料理してるとキャラがおかしい気がする。
「えーと果物ってあるのか?」
「おい、お前朝からうるさいぞ…
」
エヴァさんが起きて来た。
予定より30分くらい早い
「あれ?早いですね、チャチャゼロがまだ起きないって言ってたのに」
「私が早起きだと悪いかッ‼」
「いや、悪いとは言ってないですけど」
なるほど、機嫌がすこぶる悪いな。飯食わしたら機嫌治るかな?
「エヴァさん、朝食できてますよ」
「ほぅ、そうか。ならいただこう」
反応速いな
「朝食はパンケーキとサラダです。お代わりはあるので言ってください」
「そうかではいただくとしよう」
「どうぞ」
「これは…中々…美味い…」
「口の中に物を入れて喋らないでください」
「ふるはいっ!ほっほへっ!」
(訳:うるさいっ!ほっとけっ!)
可愛いな萌え死しそうだ
「……」
エヴァさんが無言で皿を差し出した。どうやらお代わりらしい。
「はいはい、少し待ってくださいね」
皿にパンケーキを乗せるとまた食べ出した。ナイフとフォークの使い方かは綺麗だ。…スピードはおかしいが。
「サラダも食べてください」
「私は野菜は好かん」
「好き嫌いしないでください」
「御主人ハイツマデタッテモ子供ダナ。ケケケ」
いつのまにかチャチャゼロがいる
「うるさいぞ!別にいいだろう!野菜なんぞ食わんでも死なん!」
野菜あんまり好きじゃないのかな
食べさせないと、無理矢理にでも
「死にますよ。病気で」
「私は不老不死だ」
「くっ…」
この人なんとしてでも食わない気だ…!
「残さず食べないとデザートは無しですよ」
初日から言うのもどうかと思うが卑怯な手段を取らせてもらう。
「ソレハモッタイナイナ。結構美味ソウダッタノニ」
デザート知らないのにチャチャゼロが乗ってくれた
「……」
これはチャンスだ
「あっチャチャゼロが食べる?」
「オウ、モラウゼ」
さぁどうだ!
「分かった!食べればいいんだろう‼食べれば!
全く、何であいつらあんなに仲が良いんだ…」
もしゃもしゃとサラダを食べ出した。
勝った!
チャチャゼロと目配せしてにやっと笑う
「では、デザートのクレープです。中にイチゴとチョコソース、クリームを、入れております」
「美味いな、お前魔法使いより料理人なった方がいいんじゃないか?」
「いえ、俺は魔法使いがいいです。それにエヴァさんを師匠に出来るんですから、魔法使いにならないと損です」
「そうか」
エヴァさんの機嫌が、治った気がした。
「では、食事の後は勉強に入るぞ」
「了解しました」
洗い物を終わってるし、楽しみだな。
「生半可な覚悟じゃついてこれないぞ」
不穏な事を聞いてしまった
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