魔法先生ネギま! ~悪の従者~   作:猫大好き野郎

45 / 45
今回で麻帆良祭は終わりです。



第四十五話

闇の吹雪(ヨウィス・テンペスタース・オブスクランス)‼︎」

「効かないわ!」

 

魔法無効化(マジックキャンセル)めんどうすぎだろ。

 

「炮拳!」

「ちっ流石、というところか」

 

古菲はネギの比では無いほど巧い。

 

「楓忍法朧十字!」

「ちょこまかと!」

 

楓は分身で撹乱してくるし。

 

「神鳴流決戦奥義、真・雷光剣‼︎」

「ほう、前よりはマシだな」

 

刹那はいつの間にか強くなってる。

 

「問題はお前だよ宮崎のどか」

「雷の暴風‼︎」

 

まだ、詠唱に時間がかかるのかたまにではあるが、中級魔法を撃ってくるのが鬱陶しい。

 

「全員でやっとまともに戦えるようになったな」

「あんたみたいなゲス野郎には負けないわよ!」

「麻帆良を壊したのは許せないでござる」

「ネギ坊主も頑張てるアル!」

「必ず止めて見せます!」

「やはり、妖の類いであったか」

 

おーおー気合い入ってんな。一人だけ勢いが強過ぎる奴もいるけどな。

 

「白き雷‼︎」

「おっと」

「きゃっ!…びっくりした」

 

宮崎の魔法をアスナにぶつけて打ち消す。楽でいい。

 

「ん?鎖か。いつの間に」

「二人ともいくでござる!」

「馬蹄崩拳!」

「滅殺斬空斬魔閃弍の太刀 五月雨斬り!」

 

古菲が渾身の一撃をぶつけ、刹那が古菲に当たらないように奥義をぶちこむ。いい作戦だが。

 

「ナウマタ・サマンタ・ヴァジュラダン・カーン!」

 

バァーン!

 

鎖も攻撃手段か。まさか爆発するとは。

 

「効かんなぁ!」

 

「「「「「なっ⁉︎」」」」」

 

「俺が最も得意な魔法を知ってるか?」

「…治癒魔法」

「そうだ、少しの傷なら一瞬だよ」

 

付き合いが一番長い刹那がハッとしたような顔になる。いつも見ていたからな。

 

「今度はこちらから行くぞ!氷神の戦鎚(マレウス・アクイローニス)‼︎」

 

辺り一面を覆う程の大きさだ。アスナが前に出なければ防げない。

 

「皆、下がって!」

 

案の定出てきた所を転移で跳び越え後ろの奴らをやる。

 

「…!、離れろ!」

こおるだいち(クリュスタリザティオー・テルストリス)‼︎」

 

刹那の掛け声のせいで宮崎以外は避けてしまった。

 

「やはり無理があったか」

「ひ、卑怯よ、後ろを狙うなんて!」

「なんとでも言え」

 

パチンと指を鳴らし氷を砕く。

 

「宮崎殿⁉︎キサマァ!」

「珍しい、お前が感情を、露わにするとはな」

「魔法を使えるとはいえ、大人しい彼女を狙うとは…!」

「おかしな事を言う。戦場に立った者に大人しいもあるか。あるのは生き残れるか、残れないのどちらかだ」

 

アスナ以外を狙ったのだが。まあ、結果オーライか。うざったい魔法はもう来ないし。

 

「なんてやつアル!」

「ごちゃごちゃ言って無いでこい。次はお前らの大事なクラスメイトかもしれないからな」

「「「…!」」」

「力をもっと合わせるアル!」

 

お、アスナに魔力と気を集めだした。無効化されない。害の無い物には発動しない、都合のいい能力だな。

 

「いくわよ!」

「いいだろう、正面から受け止めてやる!」

 

刹那達の気を合わせ莫大な咸卦をハマノツルギ(エンシス・エクソルキザンス)に乗せまっすぐ突っ込んでくる。

 

「くっ、刀だけではキツイか!」

「はぁぁぁぁ!」

 

真っ向勝負をしてみたが結構ヤバい威力だな。

 

「後ろからが卑怯だなんて言わないで下さいよ」

「!…やるじゃないか」

 

後ろから刹那に腕を切り落とされ、次の瞬間

 

「やぁ!」

 

首をアスナに切り飛ばされた。

 

「…え?…やったぁ!」

「やりました!」

「やったでござる!」

「やったアル!」

 

喜び合う少女たちの顔を見ながら視界が反転し、意識が遠のく…

 

 

 

 

 

滅ぶ世界(ペリィビット・ムンドゥス)

 

訳が無い。

 

「な…に…!」

「油断したでござる…」

「アスナ、すまんアル」

 

絶望に染まっていくなか、無理矢理笑顔を作る。その悲痛そうな顔がたまらなく面白い。

 

「なんで…あんた首を!」

「首を飛ばされたぐらいで死んでられるか。こちとら何百年もエヴァの弟子やってんだぞ」

 

浮遊魔法で首を戻し、くっつけるだけの簡単なお仕事である。

 

「後はお前だけだな。神楽坂…」

 

ピュ〜〜

ドーン!

 

チッ、もう時間か…

 

「…また、会おう」

「なっ!どこに行くつもりよ!」

「ラスボスが負けたのでな、ただのボスは撤退だよ」

「逃がすわけないでしょ!」

 

無視し、瞬動と転移を合わせ逃げる。

 

 

嵬の家

 

「惜しい、あとちょっとで戦闘要員全滅させれたのに」

「うるさい、思ったより強かったんだよ」

 

嵬が感想を言いに来たようだ。

 

「いつの間にかお前の家にいるし」

「スキルは便利」

 

ろくな使い方をしないやつだ。

 

「で、どうだったよ?」

「面白かったよ。これなら報酬分は楽しませてもらったかな」

「そりゃ、よかった」

 

助かった。ここまでして面白くないって言われたら何すればいいかわからない。

 

「外の様子見るかい?」

「見せてくれ」

 

 

 

麻帆良

 

超side

 

「超さん…これは…」

「知らないヨ。私はここまでしてくれとは頼んでないネ」

 

作戦開始から儀式を行ってたせいで見てなかったヨ。ソラのやつ、やり過ぎネ。

 

「ネギ!」

「アスナさん!やりました、止めましたよ!」

「そんな場合じゃないわよ!」

「ど、どうかしましたか?」

 

アスナに詰めよられて困ってる様だネ。

 

「みんなが!みんなが!」

「みなさんがなにか?」

「殺されちゃった!」

「ええぇ⁉︎」

 

は⁉︎死傷者は出さないようにとあれほど!

 

「みんな、あのソラって奴に!」

「なんだ、そういうことカ」

「なんだとは何よ!元はと言えばあんたのせいで!」

「お、落ち着くネ、アスナ!」

 

殺されんばかりの勢いヨ…

 

「多分、生きてるね。あれは優しいほうだからネ」

「おいおい勝手に捏造するなよ」

 

 

ソラside

 

「まぁ、確かに殺してはないけど」

 

超がおかしなことを言い始めたから飛んできた。空間を。

 

「どういうことよ⁉︎」

「簡単な話、転移させてたんだよ」

「け、けど砕かれたり闇に飲み込まれたりしてたじゃない!」

「あぁ、あれか。上手かっただろ?あれも砕く寸前に転移されてたんだぜ」

 

何人かは指とか置いていってしまったかもしれないけど。

 

「何処によ!」

「時間を飛ばす魔法が掛けられた場所に。そろそろ、全員一緒に帰ってくるぞ」

 

流石にあんなに殺したらマジでここにいられなくなるし。

 

「ついでに治癒魔法も、かけてるから戦う前より調子いいんじゃないか?」

「流石は私の仲間ネ。アフターケアもバッチリヨ」

「くっ、何だかムカつくわ」

 

騙される方が悪い。

 

「じゃそろそろ私は帰るネ」

「え?超さんもうですか!」

「そうか、また百年後会おう」

「そうだネ、また会おう」

 

「「「「「超〜!」」」」」

 

「アラ、みんなきちゃったヨ」

「俺は帰るぞ。顔を合わせづらいからな」

「そうカ。ありがとうネ」

 

顔を上げられなかった。

 




結局はこんな生温い感じ何ですが…
流石に学園長とかタカミチは殺せないです。

感想・ご指摘・アドバイス・評価お願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。