ウィッチだけど、固有魔法がネウロイ化でも大丈夫だろうか? 作:銭湯妖精 島風
扶桑に帰郷して1週間、赤城への資材の積み込みや色々が済み、よいよブリタニアにあるストライクウィッチーズの基地へ出航する日がやって来た
俺は、初日に坂本少佐と行動を共にして以降、坂本少佐とは別行動をしていたので、芳佳とはアレから1度も会って居ないが、空母とは言え限られた空間なので、焦らなくても近い内に会うだろう
そんな訳で、流石に甲板で筋トレとかをする訳で大人しく部屋で読書をして出航を待つ
なんやかんやで文庫本を読み終えて顔を上げると、窓から夕陽がさしていた
「いつの間にか出航してたな」
椅子から立ち上がり本を机に置き身体を伸ばして
「よし、腹減った」
もう少ししたら夕食の時間になるので、坂本少佐と芳佳を探してこようと思い、部屋を出る
適当にブラブラと歩き回っていると、左舷側で二人を発見した
坂本少佐が豪快に笑っているので、丁度良い頃合いだった様だ
「坂本さん、此方にいらしたんですね?」
「ん?あぁ佐々木か、何か問題が発生したか?」
いきなり現れた俺に坂本少佐が訪ねて来るが首を横に振り
「いえ、そろそろ良い時間なので食事を共にと思いまして」
「そうだな、よし宮藤もついて来い」
「は、はい」
坂本少佐の言葉に芳佳は少し驚いているが、先に行く坂本少佐の背中を俺と共に追う
とりあえず食堂への道中で自己紹介を改めてする事にした
「それじゃ改めて・・・俺は佐々木勇、階級は中尉 趣味は読書・・・かな?因みに、俺をイサムって呼んだ奴は誰だろうと喧嘩を売る事にしてるのでヨロシク」
軽く俺の方が身長が高いので、芳佳は俺を見上げ頷く
「私は宮藤芳佳、趣味は料理・・・かな?よろしくね佐々木さん」
「おう、俺の事は勇で良いよ。歳もそんな変わらないし」
まぁ俺の方が1個下だけどね?本当は
そんな訳で俺は芳佳と友達になる事が成功し、航海中の話し相手を手に入れる事が出来た
更に言えば、割り振られた部屋の相方も芳佳だったので、かなりご都合主義な展開になっている
そんなこんなで芳佳は自主的に赤城で様々な手伝いをし始め、俺は俺で尉官なので自主トレをやりつつ割り振られた仕事をして数日過ごし、芳佳と名前で呼び合うぐらいになった今日この頃の部屋の中
「勇ちゃんって、少し難しい本を読むんだね?」
俺のコレクションの1冊をパラパラ捲りながら芳佳は意外そうに言う
「それって、俺が本とか読まなそうな見た目って言いたいのか?芳佳」
「い、いや、ちがうよ?うん」
俺の言葉に必死に繕う芳佳を見て笑う
「人は見掛けによらない事もあるんだよ、見掛け通りの奴も居るけどな?」
そんな感じで俺は芳佳と友情を育めている
この幸せな日々が1日でも長く過ごせるのを祈るとしよう
頼むぜ?神様
とりあえず、4話でした
頑張ってみました