ウィッチだけど、固有魔法がネウロイ化でも大丈夫だろうか? 作:銭湯妖精 島風
赤城に着艦すると、坂本少佐の方へ芳佳が駆け寄って行く
「坂本さん、あんなに格好良く空を飛ぶの感動しました。まるで鳥みたいでした」
「はっはっはっ鳥か、だが私達は鳥に非ず空を駆ける魔女、ストライクウィッチーズ」
「ストライクウィッチーズ」
目を開き呟く芳佳に坂本少佐が続ける
「そしてコレが私達の魔法の箒、ストライカーユニット。お前の父上が成し遂げた偉業だ」
そう言い自身のストライカーユニットを撫でる坂本少佐に歩み寄りネウロイユニットを解除して
「ストライカーユニットの開発によって俺達ウィッチはネウロイ相手に互角の戦いが出来ている、ストライカーユニットが無ければ人類はネウロイによって絶滅していたかもしれない」
「こ、これが、お父さんがしていた お仕事」
黒い奴の正体が俺と言う事にも驚いたのだろうが、目の前にある父親が携わっていた仕事の完成形には負けるらしくジッとストライカーユニットを見つめている
「宮藤博士は私達の恩人で有り、人類にとっても恩人なんだ」
それを聞き、芳佳の表情は明るくなる
やはり自分の父親が誇らしいのだろう
「着けてみるか?」
「え?」
坂本少佐の唐突な提案に目を丸くする芳佳に
「遠慮は要らん、お前の父上が開発した物だ。遠慮をする必要はない」
坂本少佐の言葉に芳佳は少し考え
「やっぱり遠慮しておきます、お父さんのお仕事は良く分かりました。でもやっぱり戦争は嫌です」
そう言う芳佳の目に強い意思が見えた
「そうか、分かった」
坂本少佐は軽く微笑んで言う
「では佐々木、私は艦橋に上がり艦長と話をしてくる。ストライカーユニットは整備班に回しておいてくれ」
「分かりました」
そんな訳で坂本少佐の背中を見送り入れ違いで現れた整備班の人に装備一式と坂本少佐のストライカーユニットの事を任せ、俺は芳佳に歩み寄り
「ブリタニアまでは残り楽観的に見ても3週間は掛かる、軍に入ろうが入らまいがストライカーユニットを履いてみるのも悪くないと思うぞ?」
「そう、かな?でも私は戦争は嫌なの」
そう言い空を見上げる芳佳に
「ストライカーユニットは確かにネウロイと戦う為に作られたが、コイツは飛べるから場合によっては陸路より早く怪我人がいる場所に行ける。例えば急病人が出た船とかな?」
ニッと笑み言うと芳佳はハッとした表情をする
「なんでもそうだ、要は誰がどう使うかで変わるんだ。俺は、そう思っている」
とは言え、俺はネウロイと戦う事しかできないので方便でしかない訳だが
まぁこれで芳佳の気が紛れたらよしとしよう
仕事が忙しくて死にそうでふ
でも頑張って書きます