窓から入り込む光がまぶしい。枕元の時計を見てみるともう7時35分だった。学校の始業は8時だから走れば間に合う。しかし私にそんなに力は残されていない。
「風華、学校おくれるわよー。連れてってあげるから起きなさい。」
「さぁ、当夜さんも起きてくださいね。」
下から母の声が聞こえている。私はこの声が嫌いではない。だから起きようかと思うわけだ。
「おはよう」
「おはよう、風華。ほら当夜さんも起きてくださいよ。」
私はいい匂いのする机の上に目をやった。そこにはたくさんの料理が並んでいた。
美味しそうだなぁ
そんなことを思っていると、
「風華、準備しなさいよ。ご飯はパンがあるから。」
「わかったわ。」
学校までの距離は2キロ程度だが前述した通り、私にそんな力はない。その理由は過去にある。
「ほらボーっとしないで、準備できたらオモテにでなさい。」
「はーい」
私の過去になにがあったか。そのことは両親も詳しくは知らない。私は小学生のころ当麻兄さんと同じように学園都市に住んでいた。しかし私は学園都市を追い出された。理由は私が暗部の命令に逆らったからだ。私は暗部組織のひとつに所属していた。そこではひどい残酷なものをたくさんみた。そう、一般人は見れないような。そうして私は徐々におかしくなっていった。そして遂に目覚めたのは一方通行殺戮計画が出されたときだ。私はとあるルートで未だに学園都市のことは精通している。少し前に起こった木原数多率いる猟犬部隊は失敗している。しかし私たちのチームはそれよりは強かった。私たちのチームのトップと呼ばれる人物は木原をしのぐと言われていた。私はそのチームで3番目に強かった。そしてその計画が出され、いざ一方通行を殺しに行こうとしたときだ。私のココロが激しい拒絶をした。
『まってくれ』
この一言が採用され少しでも時間をくれればよかった。しかしチームの仲間たちは受け入れなかった。
『なにをゆうか。私たちは強いんだぞ。』
『嫌ならくるな。』
この一言で私は吹っ切れた。自分の能力も爆発した。気がつくと私は血まみれで立っていた。私の能力は高速移動だ。レベル4なのだが恐れられていた。なぜなら今日のように能力が爆発してしまうからである。それが理由で暗部組織に入れられた。そしてこの事件が終わってから寮に帰ると覆面をした男たちがいた。私はすべてを理解し気がつくと家のベッドにねかされていた。
以上が私の過去である。これ以来スタミナが回復しない。だから走ることができないのだ。しかし誰も知らないが、私は能力が使える。
ありがとうございました。批判コメよろしくお願いします。