私が天に立つ!?   作:不比等藤原

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明かされる真実

…やっぱり今できるのは此処までだな……。

 

研究が本格的に行き詰まった。

というか、

虚化についてはもう完成した。

まぁ、仮設段階な上に死神を虚にするだけという意味で、だが…。

 

まず、

虚と死神のもつ霊圧を解析し、

お互いの相違点を洗い出していく。

それを元に、

死神と虚の二つの特徴を持つ橋渡しとなる霊圧を作る。

完成したこれを死神に流すと、まずはそれを伝って混ざり合い、そこから境界が壊れ、虚の身体的特徴が現れ始める。

その時、虚の魂に近い感情…負の感情にのまれれば、それに呼応して虚の力も侵食しやすくなる。

結果、スピードは格段に上がるだろう。

 

おそらく、原作の平子の事はそれが原因だ。

 

……ほんと何回も思うけど浦原さんマジでパネェ。

彼はこれを逆に安定させる物すら作り出すのだ。

なに?マジでなんなの彼?

原作公認の知識チート系転生者じゃないの?

 

 

 

 

 

 

 

……ふぅ。落ち着いた。

 

…崩玉。

確か、願いを叶えるだったっけ?

まず間違いなく、

使い方を間違えれば、大変な事になるだろう。

 

 

 

……逆に言えば、

…正しく使えるのならこれ程のものはない。

 

 

 

 

 

 

……最近俺も男なんだなぁ〜、と実感する。

俺は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……その力が欲しい。

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

俺の朝は早い。

いや、別に何かするわけではないんだけど猫一さんがいた頃のせいで染み付いているのだ。

もう猫一さんはいないので意味はないが健康にも良さそうなので朝晩は稽古を続けている。

昼はほら、

 

……暑いじゃん。

 

まぁ今日もいつも通りに朝稽古だ!!!

《ガチャ》

「トゥ!!!」

《ドゴッ》

「ムグェ!?」

 

扉を開けたら突如鳩尾に突っ込む物体。

はい、ヤツですね。

でも珍しく人の姿だ。

まぁそれはともかく、

 

……………こいつ。

今度、猫の姿で来たら体毛を刈り取ってやろうか……。

 

「…っ?!

……な、なんじゃ?急に寒気が…。

……気のせいか?

それにしてもなんじゃ?なっておらんなぁ。

そんな事では敵にすぐ殺られるぞ!!」

 

《……ビキッ》

「……そうだね」

 

「……やはりお主その話し方は気持ちが「夜一さんもね」……ん?」

 

「敵の上に乗っているのに随分と余裕だね」

「いや敵ってお主は」《ドサッ》

 

「……え?」

 

「ほら、ひっくり返された」

 

「お、おいなんのつもり」

「夜一さんのお仕置きは何がいいかな?」

 

「…え、…なに?」

 

「だから、お仕置きだよ。川の水を飲み干すまで沈むとか?」

 

 

「ちょ!?それ死」

「ゴーヤ100本食べるまで口に入れ続けるとか?」

 

「それは普通に無」

「あぁ、もう考えるのも面倒だね。もういっそこのまま身包み剥いで縛って人里に放置しようかな。」

 

「待て待て待て待て!儂が悪かった!だからやめるんじゃ!!!」

 

 

 

「……取り敢えずまずはこの邪魔な襟巻きを退けようかな?」

「!!?

そ、それはほんとにだめじゃ!!!

いや、ちょ!?

ほ、ほんとに待つのじゃ!!」

 

 

「え?なに?よく聞こえない」

「わるかった!!儂がわるかったから!!」

 

 

 

「ん〜?なに?僕は鳩尾が痛いのに謝ったら許されるとでも?」

「分かった!お主も儂の鳩尾をなぐれ!それでおあいこじゃ!!」

 

「僕そんな事したくないし、いいや。……案外下だけない方がいいか?」

「まてまてまて!!!分かった!!何が望みじゃ!!!なんでも叶えてやるぞ!!」

 

「………なんでも?」

 

 

 

 

「う、……やはりなんでもはな」

「取り敢えず下だけを試してみるか」

「まてまて!!分かった!!なんでもじゃ!!!」

 

 

◇◇◇

 

 

数分後、

夜一さんがジト目で此方を見てくる。

いったいどうしたんだろうか。

え?なんだって?

そんな事覚えてないなぁ。

 

「…全く。酷い目にあったぞ」

 

「……それはこっちのセリフだよ」

 

「なにを言うか!こんな美女に抱き着かれたのだから喜ばんか!!」

 

「どちらかと言うとタックルだったけどね」

 

 

 

 

 

「………………」

 

「……どうしたんだい?」

 

「え?あ、いや。……美女の所はスルーなのかと思っての」

 

「それは事実だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

…………

停止する夜一さんであった。

 

 

「……………………儂、帰る」

 

「ん、じゃあね」

 

 

◇◇◇

 

3時間後、

 

「邪魔するぞ!!!」

 

「いらっしゃい。さっきぶりだね」

 

「さっき?なんの事じゃ?」

 

 

……どうやらなかった事にする気のようだ。

だが甘いな。

相手は俺だぞ?

 

「さっき来て帰っていっただろう?僕が夜一さんの事をび「ワァァァアアア!!!」……。」

 

「な、なんの事かわからんのぅ!!」

 

 

 

 

「………夜一さん」

 

「……なんじゃ?」

 

「顔が赤いよ?」

「〜〜〜〜ッ!!!こ、ここが暑いんじゃ!!!」

 

 

 

 

 

 

「……夜一さん」

 

「なんじゃ!!」

 

「………可愛い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………え?」

 

「可愛い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……は?」

 

「可愛い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…な、何を言って」

「夜一さんが可愛い」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょ、いい加減に……」

「可愛いよ。夜一さん」

 

 

「………………?……???…………っ!!?」《ボフン》

 

「……………………」

 

「………?」

 

「……………………」

《スタスタスタ》《ガチャ》《バタン》

 

「…………………カメラ、有ったっけ?」

 

 

◇◇◇

 

30分後、

《ジーーー》

「じゃ、邪魔するぞ!!」

《ジーーーーー》

本日3度目の訪問。

ちなみに今回は既に少し顔が赤いよ。少し涙目で睨んできてるよ。

《ジーーーーーーーー》

「っ!……な、なんじゃそれは!!!!」

 

「ビデオカメラ」

 

「なんじゃそれは!!」

 

「こんなのが撮れるんだよ」

 

顔が少し赤く、息も軽く乱れ、どこかで悶えたのか髪も服もみだれている。なんていうかまるで………ねぇ?

 

「〜〜〜〜ッ!?!!?

け、消すのじゃ!!!」

 

「いやだよ」

 

「なぜじゃ!!」

 

「次に今日みたいな事が無いように保険かな?」

 

「………うぅぅ。

………そ、そうじゃ!!!そんな事後でいい!!」

 

「??」

 

「お主!なぜ霊術院にいかん!!」

 

「霊術院に?なんでいきなり?」

 

「な!?……お主、書物は持っとるな??」

 

「………それって夜一の置き土産の事かな?」

 

「何を言っとる。洞窟の外に置いてあったものじゃ」

 

「え?いや、だからそれ夜一の」

「書物と一緒に手紙があったじゃろ!!……まさか、読んでおらんのか?」

 

「………あ、あぁ。夜一さんからだったんだね、あれ。てっきり夜一の置き土産だとばかり思ってた。」

 

「いや、猫が置き土産に書物ってどういう考え方をしたんじゃ…」

 

 

……まさか、

こんな当たり前の事を事もあろうに夜一さんに言われる日が来るとわ…。

しゃあないじゃん!!

俺の中での夜一さんってポンコツな夜一さん、略してポコ一さんなんだもん!!!

 

「ごめんねポコ一さん。でもその手紙は多分風で飛ばされちゃったと思うよ。」

 

「誰がポコ一じゃ!!!!

ってなに!?………そんな。せっかく勇気を出して……それに、何年もかけて考えたのに…」

 

「……なにを?」

 

「………名前じゃ」

 

「名前?」

 

「お主、名はないと言っておったじゃないか」

 

「………あれ?僕、夜一さんに言ったかな?」

 

「!?え、あ、……い、言っておったぞ!!」

 

……ほらぁ。やっぱりポコ一さんじゃん。そういう事するからただのミスか判別が難しいんだよ。

「……まぁ、そうなのかな?

……で?どんな名前なんだい?」

 

「!!?…え、ここで言うのか?」

 

「いや、他にどうしろと?」

 

「そ、そうじゃな。……おほん!ぬ、主の名は…」

 

「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「惣右介じゃ!!!」

 

……………what?

 

「……え?」

 

「……っぅ!や、やはり…ダメ…かの?」

 

「え?あ、いやだめじゃない、だめじゃないよ!!!」

 

「そ、そうか?な、ならよかった……のかの?」

 

「…あの、漢字も描いて貰っていいかな?」

 

「も、勿論じゃ!!!……『惣右介』…ど、どうじゃ?」

 

「………あの、一応理由を聞いてもいいかい?」

 

「あ、あぁ。……いや、理由…というか。…何故か急にそれが浮かんだんじゃ。て、適当ではないぞ!!…ほ、他にも色々と考えてはいたんじゃ!!……でも、何故かそれがが1番合ってる気がして……」

 

 

「いやいや。責めてるわけじゃないから!大丈夫!!普通に嬉しいよ」

 

「そ、そうか?な、ならよかった……」

 

「うん。ありがとう」

 

「え、えへへ……」

 

「……そういえば勇気って?」

 

「ふぇ?」

 

「いや、勇気を出してって言ってたから」

 

「そそそそそれは内緒じゃ!!!」

 

「え、俺宛の手紙だったんだよね?」

 

「知らん!!無くしたお主が悪い!!!」

 

「いや、それは風が…」

 

「なら風が悪い!!じゃから言わん!!!」

 

「………うん。もう諦めるよ」

 

「……それより、…本当に名前…よかったか?勝手にした事じゃし嫌ならばーー」

「いやいや、それは素直に嬉しいよ。ありがとうね。」

「そ、そうか?……え、えへへへへへ……」

 

 

うん。名前を考えてくれたのは素直に嬉しいよ。

だって自分で考えるってなんかアレだし。

だから普通に嬉しい。

うん。

だから大丈夫

 

 

 

 

 

 

 

 

……じゃ、ナーーーーーーイ!!!

 

なに?え?どうゆう事?

 

いやいやいや、嘘だよね?偶然だよね?

たまたま同じ名前!!みたいな??

 

そうだよ!!

俺と彼では違いすぎる!!!

 

霊圧だって…………んん?俺も高いか?

いや、でも身体能力が………俺も高いなぁ。

まず斬魄刀が……違うかはまだ分からないか……。

ほ、他!!!!

メガネ!……壊してたっけ?

話し方!!………最近丁寧語で話してたか。

……髪!そうだ髪だ!!ワックス付けずにあんな事でき………てしまったか……。

色は……茶髪なんだよなぁ。

 

 

「夜一さん」

 

「へ?なんじゃ?」

 

「メガネ持ってたりする?」

 

「……?だてならあるぞ?」

 

なんでだよ!!!っていうツッコミは心の中に秘める。というかそれどころじゃない。

「……ちょっと貸して貰える?」

 

「…?別に良いが」

 

〜〜装着中〜〜

 

「……どうかな?」

 

「………」

 

「……夜一さん?」

 

「…ふぇ?……あ、よ、良いと思うぞ!!!そ、それはやる!!次からは付けておれ!!」

 

「え?いや、それはめんど」

「だめじゃ!……その。に、似合っとる!!」

「いやでも…」

「わ、儂がやった物をつけんつもりか!?」

 

「………まぁ、別に付けるくらいいいけどさ」

 

 

 




今作品後書き初書きで〜〜す!!
(((o(*゚▽゚*)o)))

今回で誰に憑依かを発表しました!!!

3話で予想していた
『たくあん坊』さん!!

✨✨大・正・解!!!!✨✨

やりますね!!どこら辺で気付いたのでしょう?
個人的にはこの作品を見てくれている方なら複数回見てるであろう事で気付いてくれてたら嬉しかったりします!!笑

それからこの話、
実は6話までは初投稿時までに作って直しながら出してました。
なので今回の話で色々入れすぎたか?とか思ってます。
え?何が言いたいか?

『鯖を握りつぶしたい』さ〜〜ん!!
どうですか〜〜??(つД`)ノ

最後にこの話を見てくれてる方々に、
私の考えた作品を見てくれてありがとうございます!!
たった3日でコナンが抜かれるなんて……。笑
できる限り頑張りますが、その内ペースがかなり遅くなると思います。
それでも見てくれる方が少しでもいたら嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
m(_ _)m

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