頭痛の種が増えて頭痛に悩む八幡に又新たな頭痛の種が…
朝早く登校した俺が校長室と応接室に正面玄関、そして最後に教室の花瓶の水を変えているところに葉山が現れて言ったんだ
「八幡、生徒会長になってまず手始めにこの学校を配下に治めるぞっ!」
興奮しなからそんな事を言ってる葉山には悪い…等と間違っても思わない
「あっそ、勝手に頑張れよな?俺は知らん」
そう言ってるのに
「俺が会長で八幡が副会長になり、書記は戸塚で会計は材木座君に任せ庶務は大和と戸部でいくからよろしく頼むぞっ!」
「……………」
はぁ?今こいつなんつったんだ?俺が副会長?ってバカゆーなよな
「葉山、お前さ…俺が火曜と金曜にお稽古が有るのは知ってるだろ?
おまけに来週からは週替わりで土日も師範代になるための修行もあるから土日も何もできんからな?
これでも名取の俺は後輩の指導もあるからどっちも休むわけにゃいかねえんだよっ!」
そう叫んだら
「その為の庶務だしお前の不在は戸塚と事務系は材木座が仕切るから問題ない」
そう言って一枚の写真を俺に差し出し
「八重桜…可愛いいよな?」
そう言って俺に渡した写真は十八番の藤娘の衣装を着て微笑む俺で下手なアイドルより売れてるって聞いてるブロマイドうちの一枚だが…
「葉山…な、なんでお前がこれを持ってるんだよっ!?」
って声を殺して聞いたら
「忘れたのかい?君の身近にいるアイドルお宅の存在を」
そう言われて
「アイツか…アイツのその趣味知ってたから友達認定する気がなかったのは正解だったな
アイツとは当分口を利かんし口の軽いヤツは信頼するに足らん
で、このことにきづいてるのはどれだけいる?」
そう聞いたら
「生徒会執行部立候補予定の五人が知るのみだが?」
そう答えたから
「成る程、既に四人の人間にバラしているのか…なら四週間はシカトしてやるがその後はいつまで続くかはアイツ次第
お宅仲間にしゃべってる可能性は高いからな
そう言って黒笑みを浮かべる俺に引いてる葉山は
「そんなに怒る事じゃないだろうが?」
と、無責任に言われて
「俺はこの女顔が嫌いなんだよっ!妹みたく女の子に生まれてきてりゃかわいく生んでくれたことに感謝できたけどな
俺にとっちゃ多少でも“俺”を知るヤツには知られたくない恥部なんだよ
お前にもアイツにも…いや、彩加にだってわかりゃしない…
アイツは俺と違って自分の事が好きだからせいぜい俺が自分を嫌っているのは知ってるからそのせいなんだろうと思うくらいしかわからないはずなんだよ…」
そう言って葉山を無視して席に着いて自習の続きをしながらホームルームの始まるのを待つことにした
今日は、大和と戸部も来ていて生徒会役員選挙為の推薦人集めをするらしいけど集まらん方が良いから
「さっさと帰るぞ、彩加」
(そう言ってこっそり帰るつもりなのにナンかが俺の行く手を阻む、鬱陶しい)
そう思ってたら
「八幡…いい加減、材木座君を無視するのやめてあげなよ?」
そんな訳のわからない事を言う彩加に
「材木座…ってなんだ?彩加…俺はそんなモノは見たことも聞いた事もないんだがな?」
そう言って彩加の手を取ると
「葉山の妨害受けたくなかったらさっさとフケるぞ
俺はヤル気の無い選挙活動なんかするきないからやりたいヤツがやりゃ良いんだよっ!」
そう言い捨てたら葉山の取り巻き連中がなにらむから
「お前らおかしくね?俺が副会長になっちまったら下手すりゃ葉山のヤローと生徒会室で二人キリってシチュは学園モノの王道だろうがよ?
それでも俺に葉山の協力しろってのかよ?
だとしたらなんで俺は木曜の朝っぱらからお前らに責められたわけ?
やってる事矛盾してんだろがよ
ビビって学校フケてサボったのバレて地毛晒すハメになった俺が一番割りが合わんのだけど?」
そう怒鳴り声で言ってやったら女子達が怯んだ隙に二人で駆け出し学校から逃げ出してミスドに向かう俺達だった
世界征服の話が中学校の支配から始まるって…いったい何なのでしょうね?
どこぞの制服(征服)部じゃ有るまいし?