【Green's Contradiction】   作:インプレッサWRX STI

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第11話:shield break

『ルルーナー!早くしないと置いていきますよー!』

 

『ちょっと待ってよリーリヤー、ほらほら━━も早くー!』

 

『待ってよ二人ともー!』

 

『あはは♪早く早くー♪』

 

 

……………………………………………………

 

 

 

『全く…ほんとに君って危なっかしいよねー、さっき私がいなかったら危なかったよー?』

 

『あはは…ごめんね、でもお姉ちゃんが守ってくれるって信じてたからさ』

 

『もうー…ふふっ♪』

 

『任せておいてー、絶対君は私が守るよ♪』

 

 

…………………………………………………

 

 

『さあ!早く逃げるんだ!』

 

 

『待って…まだあの子が……!』

 

 

『もう無理だ!火の手が回ってる!君まで巻き添えになるぞ!』

 

 

『守るって約束したの!置いていけないよ!』

 

 

『……仕方ない、連れてけ』

 

 

『嫌!離して!離してって!』

 

 

 

 

『嫌ああああああああああああ!』

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「きゃああああああ!」

 

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

自分の叫び声で目が覚めた

 

一体何回目だろう この夢を見るのは

 

少女肌着はぐっしょりと濡れ、顔は青ざめている

 

「……また…あの時の夢……」

 

「う…うぅ………」

 

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……………………………………………………

 

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「はーい、二人とも早く起きなさーい!ごはん出来てるわよー!」

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下からルルーナのお母さんの声が響いてくる、しかしこの前の一件があってからどうも気分が優れない。

ルルーナに告白してからはや5日経っていた。

が、未だ彼女から返事は無い。

 

「ほら二人とも早く起きなさーい!遅刻するわよー!」

 

渋々ベッドから身体を起こす、身体がものすごくだるい。

 

「……おはようございます」

「おはようウィッチ君♪」

「あれ?ルルーナは…?」

本来ならこの時間既に起きているはずの彼女の姿がない。

「あら?おかしいわね、いつもならとっくに起きてくるのに…ちょっと呼んできてもらえる?」

「わ、分かりました…」

 

階段を上りルルーナの部屋の扉をノックする

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「ル、ルルーナ?早く起きろってお母さんが…」

しばらく返事が無かったがその後に小さな声で

「…ごめんね、ちょっと熱っぽくて…今日はお休みするって伝えて…」

「わ、分かった…お大事にね…」

返ってきたルルーナの声はとてもか細く震えていた。

 

 

 

「…ごめんね、ウィッチ君…」

 

 

「…でもやっぱり私は…プログレスにはなれないよ…」

 

 

「大切な人すら守れない私には…無理なんだよ…」

 

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