第2話の前にこのお話を挟んでおこうと思います
取り敢えず、2~3話ぐらいまでの話は大体出来上がってるんで、それまでの更新は割と早いと思います
では第1.5話、ゆっくりしていってくださいね!
はぁ…はぁ…はぁ…
私はとある神社の前で、すごく息を切らしながら座り込んでいました
さっきの男性からいち早く離れないと顔から火が噴き出てしまいそうになりました…
うぅ…まだ顔が熱いです…
原因が知りたいですが、早く帰らないといけないですし、もう行きましょうか…
そう思いながら神社で手を合わせ、祈ると…
なんとワームホールのようなものが出現しました!
本当にこの設備はカッコいいですね!
諏訪子様や神奈子様に感謝です!
私はそのワームホールのようなものに飛び込み、その場を後にしました
おぉ…もう神社の前の階段についてしまいました
実際にはあちらの世界で3日経っているそうですが、感覚としては数分のものなんですよね…
この長い長い階段を上がっていくのも修行の一つです!
頑張りますよー!
ふぅ…やっと登り切りました…
本当にここの階段は長いですね…
正直一般参拝者様用のエレベーターに乗ってくるべきでした…体が汗で少しベタつきます…
さて、取り敢えず帰ってきたときの挨拶です!
「東風谷早苗!ただいま帰宅致しましたー!」
私がそう叫ぶと、母屋の方から声が聞こえてきました
「おー、早苗お帰り~」
そういって母屋からひょっこりと顔を出してきたのは『洩矢 諏訪子(もりや すわこ)』様
ここの神様の一人です!
それと、小っちゃいです!小っちゃくてとても可愛らしい方です!
「あれ?神奈子様は一緒ではないのですか?」
「うんにゃ、神奈子は少し前から出かけているよ。なんか欲しいものがあるとか言っていたねぇ」
ハハハと笑いながら母屋に戻っていく諏訪子様
本当にフリーダムな方です…
けど、何かが起こった時はとてもしっかりなさっている方なんですよ!
って、私は誰に説明しているんでしょうか…?
「じゃあ今から夕餉の支度をしますねー」
「よろしく~」
すぐに諏訪子様の後を追い、私は台所に向かいます
今日の夕餉のメインは鮭のムニエルにしましょう!
そう思いながら、買い物袋から買ってきたものを出していると、とても大変なことに気が付きました…
あちらの世界で、諏訪子様から頼まれていた大事なものを落としてきてしまいました…!
「諏訪子様ぁぁぁぁぁ!!!!」
バタバタと廊下を駆けて、諏訪子様のところへ走ります
そんな私を見て、諏訪子様はとても不思議そうにこちらを見ました
「どうしたんだいそんなに世界が滅亡するときを迎えたのを見た人間のような顔は?」
「どうしましょう諏訪子様!諏訪子様に頼まれていたアレを落としてきてしまいました!」
私を少しからかうつもりで言ってニコニコしていた諏訪子様の顔が私の言葉を聞いてから、真っ青になっていくのがわかりました
諏訪子様も慌てながら、色々と私に問うてきます
「世界滅亡とか冗談で言ってる場合じゃあないよ!本当に世界が滅亡してしまうかもしれない!い…一体全体いつ何処で落として来たのさ!」
「うぅ…えーと…私が誤って不良さんにぶつかって、不良さんたちに細道に連れていかれて囲まれて、それで…とある男性が助けて下さって…それのお礼を言って頭を下げた時かもしれません…」
「それだ!その時だ!あっちへ行くためのワームホールは神奈子しか開けられないから…そうだ!神奈子を呼んでおいで!多分香霖堂の店主のところにいるはずだ!」
「はっ…はいぃぃぃ!今すぐ行ってきますー!」
ドタドタドタ!と廊下を駆け、物凄い勢いで神社を飛び出す私
どうしましょう…やってしまいました…早く神奈子様を呼んできてワームホールを開けていただかないと…!
私は半泣きになりながら、森の中を走りました
その時は飛べることを完全に忘れていました…
唯ひたすら森を駆けていると、ぼんやりとした光が見えました
あぁ…悪い行いをしたから早くもお迎えがきたんです…
私の人生とても短かった…
諏訪子様、神奈子様、先立つ不孝をお許しください…!
そんなことを考えながら、泣きながら座り込んでいると、中から人が現れました
その光景を見て、私は思わずつぶやいてしまいました
その光の中から現れたのは
「あっ」
「えっ…?」
―――私を不良さんから助けてくれたあの男性でした
はい、どうだったでしょうか?
取り敢えず今回は1.5話ということで、ちょっとした早苗さん視点から書かせていただきました。
おっちょこちょいの早苗さん、可愛いですよね
では本当に第2話まで…ゆっくりしていってくださいね!