君の名は。 四葉アフター《完結》   作:山中 一

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第七話

 久しぶりに会社を定時に上がった。

 退職した先輩からの仕事の引継ぎや、監査対応に追われて昨日まで猛烈に忙しかったが、それが終わった途端にぽっかりと仕事に空きができてしまったのだ。だらだらと会社に残っても残業代がどうとか言われる事になる。係長を含め、私が所属する係りは定時が来ると同時に逃げるように退社した。

「上司が率先して帰ってくれると、若手も帰りやすくていい」

 私がポツリと漏らすと、対面するさやちんが同調の笑みを浮かべた。

「お互いまだ一年目だからねぇ」

 ショートボブの明るい髪色が夜風に跳ねる。

 大学に進学すると同時に東京にやってきた私の二十年来の友人は、かつてと変わらない雰囲気で私を包んでくれる。

 さやちんの自宅近くのオープンカフェでコーヒーを飲みながら、私とさやちんは会話を続けている。さやちんには不思議な魅力があって、どんどんと言葉が出てきてしまうのだ。聞き上手で話し上手というコミュニケーション能力の塊みたいなさやちんを私は羨ましく思う。

「何言っとるんやさ。三葉なんて、誰とでもすぐに仲良くなるやないの」

「そう? そんな事ないよー」

「そうでもないやん。私、正直驚いたもん。三葉って、ほら、高校の時は結構型に嵌った生き方意識しとったやろ? できる限り地味目にして、目立たんようにってさ。だから、新しい環境だと苦労するかも、何て思っとったんやけど、そんな事もなかったやろ」

「うん、まあ、最初はね」

 曖昧な返事をするのは、私もそれを意外に思ったからだ。

 そう言えば確かに、私は東京の環境に比較的早く順応したと思う。

 糸守の環境とは正反対の、テレビと本とネットの中にしかなかった憧れの都会。思えば、高校生の頃の私はひたすらに東京での暮らしを夢見ていた。私の中の東京はいつも輝いていて、お祭みたいに娯楽に溢れていて、田舎の旧い因習も柵も何もかもをとっぱらった素晴らしい世界に見えていた。そんなある意味異世界とも言える環境で、私はあっさりとバイトを見つけ、友人を作り、学業に精を出した。

 まあ、結局、この数年で私が知った事は東京は確かに糸守に比べて物も人も溢れていて古臭いしきたりなどは一切存在しない「新しい世界」ではあったけれど、根本部分では人の営みは変わらないという事だ。

「んー、でも確かに。東京に出てきた時、何でかなぁ。帰ってきたって感じた。懐かしい? みたいな」

「はあ?」

 やっぱり、そんな反応をするよね。

 私だって、さやちん以外にはこんな事は言わない。ロマンチストみたいな恥ずかしい事は大親友の前だからこそ口にできるのだから。

「三葉東京なんてまともに行った事なかったやん。彗星が落ちる前に一度、ふらっと行ったらしいけど、それだけやろ?」

「え、彗星が落ちる前に? 私が?」

「忘れたん? 懐かしいって、テレビ以外ならその時の事があったからやないかって思ったんやけど違うの?」

「え、うーん……」

 私は東京に憧れる女子高生だったのは確かだ。東京に行きたいと常々思っていたのも間違いない。彗星が落ちて、行き場をなくした後、どうしても東京に進学したいと強く思ったのもはっきりと覚えている。けれど、東京に行ったという時の事を私はよく思い出せなかった。憧れていた東京に行ったのなら、思い出として残っているはずなのに。

 何か引っかかる。けれど、

「まあ、もう六年も前の事だし、仕方ないよ」

 私は深く考えるのを辞めた。

 どうでもいいという事ではなく、それについて考えるのが怖かった。どうしてか分からないけれど、私はさやちんと話しているこんな時に考えるべきではないと感じたのだ。

「三葉、相変わらずやな。昔からどっか抜けてるとこあったけどさ」

「ええ!? 私、抜けてた!? どこが!?」

「どこがって言うか……まあ、全体的にうっすらおかしかったからなぁ、昔の三葉は」

 がーん……と漫画だったらでかでかと擬音が出ていただろう。

 さやちんが言っていたように、私は非の打ち所のない学生生活を送っていたつもりだったのだ。小さな町の歴史ある神社の娘だったために、生まれた時から地域の人達に名前と顔を覚えられていた。挙句の果てに父が町長になってしまったものだから、あらゆる視線が私に向けられる事になった。それは、子どもでしかなかった私にとっては大きな負担になっていた。

 だから必死になって私は鎧を着込んだ。真面目でしっかり者で目立たず隙のない生活を営んでいたというのに。

「そういえば、彗星が落ちる前の一ヶ月くらい、三葉本当におかしくなっとったなあ」

 懐かしい、とさやちんは笑みを漏らしたが、私はそれどころではない。

「それ、どういう事?」

「ん? まあ、私もよく覚えとらんけど、何か様子がおかしかった時期があったんよ。えーと、ほら、いきなり机蹴り飛ばしたりさ。あれ、何か前にもこの話したような気がするなあ……?」

「さすがに、それは嘘でしょ」

「えー、うーん、そうかなぁー」

「何、さやちんの方こそ記憶が曖昧すぎてない?」

「あははー、東京に毒されたかな」

「東京にどんな毒があるんやさ」

 いや、むしろ東京は毒だらけかもしれない。

 私はコーヒーを口に運ぶ。唇が濡れる程度に舐めて、朗らかに笑う友人を眺める。

 垢抜けたというのなら、私よりも彼女の方がずっと垢抜けている。時々出る方言も、愛嬌を演出する一助になっているし、その気になれば完璧な共通語を話す事だってできる。気を抜くと方言が出てしまうので、普段から意識的に共通語を使っている私と違って、さやちんは自然とオンオフができるのだ。

「そうだ、おかしいと言えばさ、最近四葉の様子が変なんだけど」

「え? 四葉ちゃんが?」

「そう」

「へえ。あれ、四葉ちゃん、今、いくつやっけ」

「十五。高一になったばかり」

「へえー、そっか、もう高一かあ」

 さやちんは私の幼馴染であると同時に妹の四葉の幼馴染でもある。四葉はこの八つ離れた「親友」をずいぶんと慕っていた。

「最近会ってなかったからなぁ。懐かしいなぁ、前に会った時は中二やったからなぁ」

「多分、その時と大して変わってないよ」

「そうかな。高一と中三じゃ結構違うよ。見た目はともかく、中身は変わる時期やさ」

 中には突然見た目が変わるのもいるけれど。うん、確かに中学生と高校生では意識が変わる。ちょっと背伸びをするようになる時期だとは思う。田舎と違って都会の高校に通っているのだから周囲の仲間も都会系だ。四葉の高校生活は私の高校生活とは異なる次元にあるに違いない。

「けど、最近はやっぱり変や。夏休み入ってから、時々おかしくなる」

「おかしくなる? いつもじゃなくて?」

 私は頷く。

「何かこう、何日かに一度よそよそしくなるし、何か隠し事してるみたいにこそこそしてる事もあるし、それに髪型を気にしなくなるし……女として気にするところが抜け落ちてるみたいな感じ。さやちん、何か聞いてない?」

「あー……」

 私はすごく心配してさやちんに話したのに、どういうわけか目の前の大親友は訳知り顔で苦笑している。

「うん、ゴメン。私は四葉ちゃんと連絡を取り合ってるわけじゃないから、分かんない。けど、大丈夫じゃないかな」

「そうかな?」

「私はむしろ納得しちゃったけどね。三葉の妹だなって」

「それ、どういう意味?」

「だって、三葉も前に似たような事やってたやん」

「わ、私も?」

「さっき話したろ。三葉、昔変やったって。四葉ちゃんも同じやろ。多分あれやな。宮水の人間は定期的におかしくなる時期があるんやない?」

「そんなんないわ」

 私がおかしかったという話は俄には信じられない。そんな事、覚えていない。さやちんが口からでまかせを言うとは思えないけれど、誇張しているところはあると思う。

 そんな私をニヤニヤしながらさやちんは見ている。

「まあ、深く考えなくても大丈夫やと思うよ。三葉も自然と普通に戻ったし、四葉ちゃんもそのうち元に戻るんやない? おかしくなってる時の四葉ちゃんの事をさ、普通の四葉ちゃんに聞いてみたら? 多分覚えてないよ」

「それ、さ。本当だったら心配するべきじゃないの?」

「大丈夫大丈夫。三葉もそんなんやったし」

「それ、本当?」

「本当。これはマジな話」

「うそ……」

 全然覚えていない。

 さやちんの言っている事が本当なら、私が覚えていないのも当然か。どうして私は覚えていないのだろうか。そういえば、こうして振り返ってみると糸守で暮らした最後の方の記憶がものすごく曖昧だ。

 多くの糸守の住人達は、あの日の事を話したがらない。私だって、好んで思い出したくはない。彗星が落ちて町がなくなった日の事を思い出そうとすると、胸が苦しくなるからだ。この苦しさが故郷を失った事から来る苦しさなのか、それとも別の何かに起因するものなのかは分からない。ただ、大事な何かを失くした事だけは、はっきりと理解できた。だからこそ、私はあの当時の事を積極的に考えた事はなかった。意図的に記憶の端っこに追いやっていた。

「でもさ、この前で電話で『彼女なんていつでも作れる!』って叫んでたのは、さすがにおかしくない?」

「彼女? 彼氏じゃなくて?」

「彼女」

「……そう。それは……うん、心配やね」

「だよね」

「三葉」

「うん?」

「四葉ちゃん。ちゃんと相談に乗ってあげないかんかもね」

「そうだね」

 それで、場合によっては応援する事も必要かもしれない。

 ジェンダーというか性の問題全般はデリケートだけど、姉くらいは応援の立場にいてあげないとダメだろう。

 

 

 

 ■

 

 

 

 最近、日課が増えた。

 朝、目覚めた時にまず自分の体を確認する。そこに胸があって、髪は肩より長くなっているかどうかを見る。自分が男か女かを確認するなんて、常識的に考えてありえない事なのだけれど、残念ながら今の私にはその常識が通用しない。

 田舎に住む男子高校生、小滝和泉君と入れ替わるようになって、早二週間。

 この可笑しな入れ替わり生活にも、慣れてきて私は和泉君としての私と四葉としての私をある程度切り替えられるようになってきた。

「ああ、今日は私の日か」

 言ってからゾッとする。 

 私なのか和泉君なのか、自分の意識そのものが「どちらにでも順応」してしまっている事に今更ながらに気付いたからだ。

 このままだと宮水四葉としてのアイデンティティすら希薄になってしまうのではないだろうか。

 私は宮水四葉である、という確固たる意識を持たなければ、いつの間にか和泉君になってしまっていた――――なんていうホラーな展開が待っていたらどうしよう。

 ああ、本当にこの意味不明な現象が謎過ぎる。

 意識の入れ替わりなんて、漫画じゃあるまいし。

 けれど、厳然たる事実として私は和泉君と入れ替わってしまっている。私の妄想ではないという事は、お姉ちゃんをはじめとする周囲の反応で分かる。

 体とは、意識とは、魂とは、記憶とは。

 そんな哲学みたいな命題が私の頭上に浮かんでいるわけだ。

 歴史に名を残した哲学者なら喜んでこの状況に頭をフル回転させるのだろうけれど、私はそこまで深く物事を考えたりはしない。

 しない、ようにしている。

 だって、頭が変になってしまうから。

 怪奇現象は怪奇現象のまま、すっと受け入れてしまうに限る。

 この二週間で、私はそんな風に考えるようになっていた。

 突然始まった入れ替わり現象だ。終わる時もきっと始まった時のように突然終わるに決まっている。

「んんー!」

 背伸びをして、私はパッとソファから飛び降りた。

 本物のベッドほど寝やすくはないけれど、丸まって寝れば十分に寝床としては機能する。今までソファで寝るのは昼寝くらいのものだったが、入れ替わりが始まってからは毎日ここで眠っている。理由は、お姉ちゃんの家に下宿しているからだ。お姉ちゃんは一人暮らし。当然、ベッドも一人用だ。入れ替わる前は一緒に寝ていたが、中身が男になる日がある現状、そんな事は許されない。和泉君にも、お姉ちゃんにちょっかいをかけたら何らかの形で復讐すると電話越し&ラインでばっちり伝えている。まあ、ソファ睡眠を始めたのは入れ替わりに気付いた和泉君の方だし、彼に私の体を使って悪事を働く度胸はないはずだ。

 私が動き出すのと、お姉ちゃんがリビングに入ってくるのは同時だった。

「あれ、お姉ちゃん。早いね、珍しい」

 私はちょっと驚く。お姉ちゃんは寝ぼすけさんだ。六時台に起きてくる事そのものがレアケース。しかも、すでに寝巻きから私服に着替えているではないか。

「何言ってるの、今日はお祖母ちゃんのところに行くって言ったでしょ」

「え? あ、今日だっけ」

 そういえば、前にお盆前にお祖母ちゃんのいる老人ホームに面会に行くから予定を開けておくようにと言われていた。

 それは私自身がお姉ちゃんから聞いた事だから間違いない。

 私は壁に画鋲で止めてあるカレンダーを見る。

 今日の日付に赤丸がつけてあって、老人ホームとばっちり書いてある。

「忘れてた?」

「あ、うん。うっかり」

 ここは素直に認める。

 日付の感覚が入れ替わった直後だといまいち掴めない。昨日の私の行動を覚えていないので、連続性が意識できないのだ。

 抜け落ちた記憶は、和泉君の残したメモや昨日寝る前の電話連絡で確認していたが、これについては私のミスだ。

 何日も前から決まっていた予定だ。昨日私だった和泉君が知らなくてもおかしくはない。

「そ、じゃあさっさと着替えてきなさい」

「朝ごはんは?」

「新幹線の中で食べればいいよ」

 そう言い残して、お姉ちゃんは脱衣所に消えていく。薄く化粧をして身だしなみを整えるのだろう。妹の目線から見ても美人の枠に入るだろうお姉ちゃんは、化粧をするとますます綺麗になる。

 昔はそこまで思っていなかったが、東京に来てから垢抜けたような感じだ。

 糸守町では、お姉ちゃんは女としてそこまで目立つ事はなかった。意識的に地味目なキャラを作っていたような気がする。糸守町の「帰属意識の中核」を担う宮水神社の跡取り娘であると同時に町長の娘でもあったお姉ちゃんは町民の様々な視線に曝されていた。そのストレスもあってか、一時期真に可笑しな言動をする事があったなあと、懐かしく思う。けれど、思い返せばそれもほんの一時の事だった。住む家を失くして、仮設住宅に押し込まれ、それから東京に出てくる間にお姉ちゃんが可笑しくなる事もなくなった。

 あの時期、お姉ちゃんに何があったのかは知らない。まあ、色々とあったんだろう。大災害で家どころか故郷すらも失くしてしまったのだ。何も変わらずに生活していく事のほうが、よっぽど難しい。私もきっと隕石が落ちる前と後では細部が異なっているはずだ。環境面も精神面も、糸守にいた頃と同じではないのだから。強いて言えば、私は隕石で故郷を失った後の私、なのだろう。不思議な感じだけれど、糸守を失う前と後。この二つの間には大きな断崖があるような気がするのだ。

 私はカバンから薄い青色のワンピースと薄手のカーディガンを取り出した。とりあえず、私服に着替える。暑いけれども夏の日差し対策で長袖を着る。何と言うか、腕を出したくないのだ。これは私の拘りのようなものだ。暑くても、薄い長袖は羽織る事にしている。

 手早く服を替えて、黒と白を織り交ぜた組紐でツインテールを作る。

「あ、そういえば四葉ー」

 脱衣所のほうからお姉ちゃんが呼びかけてくる。

「何ー」

 私は返事をすると、お姉ちゃんはドアを開けてリビングに入ってきた。

「あんた、最近夜ちゃんと寝てる?」

「何で?」

「夜中に電話してるでしょ。結構、大きい声で」

「え、あ、あぁ、うん」

 電話をしているのは、和泉君が入った私であって私ではない。けれど、そんな事を説明するわけにもいかず、私は曖昧な表情で頷いた。

 それに、電話の相手は十中八九私だ。

「友だちと話すのはいいけど、時間考えなさいよ」

 窘められてしまった。

 私じゃないのに、と内心でムスッとしつつ「分かった」と返事をする。

 和泉君が電話をしている時、相手の私はド田舎にいる。私のほうがあまり周囲を気にする必要がないので、家族に迷惑をかけない程度の音量ならば結構大きく声を出す事もできる。それで和泉君も釣られてしまったのかもしれない。

「あ、後さ。四葉、何か悩みがあるんなら、私聞くからね」

「……何、改まって」

 なんだか真剣な顔でお姉ちゃんが言ってくる。あまりにも唐突な話題変換に、私は若干引いて警戒した。

「そりゃ、私だって一度は高校生を経験してるからね。高校に入ったばかりで色々とストレス溜まってるんだろうなとは思ってたのよ。四葉、最近ちょっとおかしい時があるから」

 あー、なるほど。

 それで心配かけちゃったわけだ。

 和泉君が私に成り切れていないという事だ。きっと、入れ替わっている時の私の言動が普段と違うからお姉ちゃんは心配しているのだ。

「ありがとう、お姉ちゃん。でも、私大丈夫。別にストレスとかってわけじゃないし、学校も楽しいからね。高校行ったからって何か変わったって事もないよ」

 そりゃ、人間関係は良好だし成績もそれほど悩んでもいない。

 とにかく、入れ替わりという謎現象だけが私の頭を悩ませている。当然、それは相談できる内容ではない。

「そう? そうなんだ、私はてっきりかなり深刻に悩んでるんだとばかり。そっか。最近はそうなの……?」

 お姉ちゃんは私の答えを聞いて愕然とした様子だ。何でだ?

「うん、まあ、話したい事があったら話聞くからね。大丈夫、私は四葉の味方だから」

「……え、う、ぅん」

 何だ、お姉ちゃんは。一体どうしたと言うのだろうか。

 何か気持ちの悪い事を言ってくる。

 心配してくれているのは間違いないのだが、何かが致命的にかみ合っていないような気がする。お姉ちゃん、昔からずれてるところがあったからなぁ。でも、面倒見がいいところは昔から変わらない。社会人になっても、私のお姉ちゃんでいてくれる事がちょっと嬉しい。

 結局、私はお姉ちゃんが何を考えているのか聞き出す事もなく心配してくれているのだな、という程度の理解で話を終えた。

 

 




三葉はきっちりしようとして普段から訛りを封じているけれど、さやちんは日常生活では訛ってる感じ。

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