―――国家公務員
この言葉を聞いて各々思うところはあるだろう
国の政治、行事に関り良き方向へと国を導いたり、国民の暮らしをよくするために奔走したり、といった国家に奉仕し国を支えていく感じの職業だ
公務員になるためにはものすごい倍率の競争率を勝ち上がらなければならないが、もし就職できれば給料安定クビになることもほぼない
その辺で就職するよりも高い給料をもらえるのでいい暮らしだってできる
つまり、勝ち組である
しかし、国家公務員になるやつはそんな真面目な人間ばかりではなく、給料福利厚生その他諸々の待遇が目当ての人間だっている
自分もその待遇目当ての一人だ
最初は学校卒業後、普通に就職しようとしていた
同期はみんな騎空士や騎空団に憧れを持つ奴が多くて商業、貿易系の騎空団に入団したり、まだ見ぬお宝を探すと言ってトレジャー系の騎空団に入団したり
中には自分で騎空艇を手に入れるという奴もいて、そしてみんなお空に飛び立っていったのである
自分自身別にロマンを追いかけるような人間ではないし、そこまで興味もなく、惹かれなかったのだ
それよりも自分の求めるものは安定した給料と休みである
なので適当に帝国で就職先を探してたのだがそんな時、ある張り紙を見つけた
内容は公務員募集と書いており、そしてその良すぎる待遇を見てここしかないと思い、定員寸前とのことでその日の内に申し込みに行き、試験を受けた
その結果見事合格
そして俺は公務員になったのだった
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懐かしい
あの頃は純粋で、『やったぜこれで勝ち組だオラァ!』とかはしゃいでたなー
帝国兵とかこの帝国では花形の職業だし、実際待遇はいいし最初は文句はなかった
まあ、危険な任務もあるけどそれ以外だと命の危機もないし、帝国付近の魔物は強くないから哨戒も楽だしで、結構お金貯まったし旅行行きたいなー
「全く使えないね~。僕はのろまな奴は大嫌いなんだけどな~」
「も、申し訳ありませんフュリアス少将! 今すぐに報告書をやり直しますのでどうか―――」
「その言葉は聞き飽きたよ。おい! こいつを連れていけ!」
「そ、そんな―――」
さて、現実逃避はやめよう。同期の一人の命が消えようとしているし
今目の前で少将の部下であろう軍人が連れていかれた
確か同じ年に入隊した同期なのだが、報告書の提出が遅れたのだろう
普通なら一回怒られて済むが、相手が悪かったな
フュリアス少将は物凄く気が短いからその一回で命を落とすなんてよくある光景だ
ミス一つで処刑されるかもしれない職場はここだけだろう
俺はエルステ帝国帝国兵、名前はリヒト=クレール
帝国軍人になって2年、敵は外部よりも内部の方が多いと学習した俺は不安しかないがとりあえず明日を迎えることを目標にお仕事頑張っています(白目)
文章下手すぎてな・・・
続くかは不明
バハムート引けたら考える