須賀京太郎の麻雀日記   作:ACS

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久しぶりにこっちを更新、ネタと言う泉がカッサカサでおます(白目


八十五頁目

八十五日目 羽休め

 

 

イカサマ暴きの一悶着からか、二回戦目以降はほぼ三対一の状態で軽いイジメ状態だった、お前らそれでも雀士か。

 

しかも中学時代の同級生達は初っ端から俺に食って掛かって来るから思った以上に疲れた、しかも最後の一戦はその連中が同卓だったし。

 

…………キメラ連中は俺と三年打ってたからか、半荘一回戦が二十分弱で終わる高速環境だからなぁ。

 

執拗に狙い撃ちをされる午前の部を無事勝ち抜いた俺は、久々の扱いを懐かしみながら昼食を摂る為に屋上へと向かった。

 

本当は咲達と合流したいのだが勝ち残ると休憩時間がズレる事を忘れていた、その所為で一人寂しく食事だ。

 

屋上に備え付けられている給水塔の上に座り、自販機で買ったお茶と一緒に弁当を食べようとしたところ、ふと下の方で見知ったリボンが視界に映る。

 

見下ろしてみると下で息を切らせたマホちゃんと目が合い、一人寂しく食事するのもなんだと思った俺は彼女と食事を摂る事にして、出迎えに行った。

 

 

玄関前で待って居たマホちゃんは俺の姿を見るや否や子犬の様に駆け寄って来た後、『先生!! 試合は終わっちゃいましたか!?』と言って上目遣いになった。

 

それに対し、俺は彼女の頭にお弁当を置いて『見ての通りだよ』と答え、お弁当を落とさない様にバランスを取りながらあたふたするマホちゃんを横目に彼女のお友達に自己紹介をする。

 

一応インターミドル三連覇と世界ジュニア覇者と言う肩書きを持って居るからか、連れの娘––室橋裕子ちゃんは少し緊張気味だった。

 

彼女達の制服は確か和の通って居た中学の物だった筈、なので和達の応援に来たのかと聞こうとしたら何処からか可愛らしい腹の虫の音が聞こえた、具体的にはさっきまで弁当を落とさない様に変な踊りに勤しんで居たマホちゃんの所から。

 

多分慌てて応援に来たから朝食も抜いて来たんだろうな、それでなくてもお昼時だし腹も減るか。

 

そんな事を考えて居たら休憩時間が半分過ぎてしまい、昼食を取る暇が無くなってしまった。

 

屋上以外に昼食に相応しいベストポジションが無いかと探した結果がこれだ、我ながらアホっぽい。

 

…………折角咲に作ってもらったけどしゃーない、腹ペコな弟子にあげるとしようか。

 

売店を見つつ財布の中身を見て涙目になって居るマホちゃんにお茶とお弁当を渡した俺は『じゃあ後半戦頑張ってくるわ』と言い残して控え室へと戻って行った。

 

 

PS

 

午後の部は明らかキメラ研究所出身か、その連中に染められた連中しか居なかった。

 

勝つには勝ったけどさ……みんな俺を目の敵にしてるんだけど、なんだこれ? 個人戦……だったよな? 後半戦も終始引き継ぎ三対一の集団戦だったんだけど……。

 

俺ってレイドボスか何かか?





ギリギリお昼には間に合ったマホちゃん一行、京太郎がさり気ないサドっ気を見せる事になりました(白目


後マホちゃんは師匠大好きっ子(子犬的な意味で)なのでこんな顔→(((o(*゚▽゚*)o)))しながら京太郎達を応援してます。
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