須賀京太郎の麻雀日記   作:ACS

96 / 138
ヨハネスブルグのガイドラインネタ

・黎明寄生のサル三匹なら勝てるだろうと思っていたら東場で三匹とも飛ばされた。

・雀荘から徒歩1分の所で関西人の成金社長が脳幹破裂を起こして即死していた。

・床がぐにゃりとしたのでカーペットをめくったら床一面が札束だった。

・車で雀鬼に突っ込んで轢いたと思ったら幻覚だった。

・宿が強盗に襲われても〝不慮の事故〟が起こって犯人が死ぬ

・逃げた対局者が雀荘から横断歩道までの1mの間で車に跳ねられる。

・女性の1/3が御無礼経験者。 しかも勝利する為に躊躇いなく対戦者の心を折るからオカルト雀士ほど危険。

・「そんな奴オレが退治してやる」と意気込んでいた少女が対局後トラウマを負って帰って来た。

・「山奥の過疎地域で詐欺してれば出会う事無い」とタカを括っていた詐欺師グループが着衣を含む文字通り全財産を奪われた。

・雀鬼に心を折られる確率は150%。一度折られてまた折られる確率が50%の意味。

・その日一日でヤクザの抗争が原因で死亡する鉄砲玉の全国平均が12人、内4人が雀鬼と対局して心臓発作や脳梗塞、動脈破裂等で死亡している。

・雀鬼の居ない日に雀荘に入ったら何故かリボンが特徴的な女の子にミンチにされた。



以上です(白目

あと今回も例の如く点棒の計算ミスってたら教えてください、多分ギリギリ大丈夫だとは思いますがかなり大雑把なので(震え声


六十八頁目

六十八日目 御無礼

 

 

南1局、親は対面 ドラは五筒。

 

対面はさっきの九種九牌を見て逃げる事を辞めたのか第一打から自風牌を切り出して来た、二巡目三巡目とも全て強気の打牌だが手なりに打っている様な形では無く、一種の決め打ちに近い。

 

しかし、彼の手が形になる前に俺が上家の加槓を槍槓。

 

役は槍槓のみの1300、安手でラス親を流された彼は露骨に舌打ちしながら牌を崩した。

 

南2局 親は上家 ドラは発。

 

今度は親の第一打の南をポン、続けて下家から西をポンして聴牌、役はW南のみの北・一萬待ちで6巡目に自摸り800-1600。

 

南3局 親は俺 ドラは西。

 

第一打はダブルリーチ、誰かが『なんつーバカツキだよ』と愚痴っていたが、二巡後に自摸和了。 役はダブルリーチ・自摸の2000オール。

 

一本場 ドラは七筒。

 

7巡目に断么・平和・一盃口を聴牌、三巡後に自摸和了して2700オール。

 

二本場、ドラは一索。

 

ちまちまとした和了の意図に対面だけが気が付き全力で他家に差込ませようと見え見えの喰いタンを仕掛けるが、上家下家共に非協力的だったので空振りに終わる。

 

その隙に混一色を自摸って満貫、黒棒積んで4200オール。

 

三本場、ドラは二萬。

 

一翻づつ役を重ねている事にようやく脇二人が気が付いたのか、鳴きを入れて形振り構わない和了を目指し始めた。

 

聴牌後に俺は敢えて立直せずそのままドラ切り、一度下家に喰わせてから次巡に改めてツモ切り立直。

 

ドラを無理に食ったせいで攻められない下家と、はやっぱの鳴き調子に乗せられたほか二人は降り、当然のごとく一発自摸。

 

役は立直・一発・自摸・三色同順の4300オール。

 

四本場 ドラは六筒。

 

2巡目に三萬、三索、三筒を立て続けに槓、新ドラは全て六筒となった、コレで三色同刻・三暗刻・三槓子の六翻、待ちは六・九萬の両面。

 

立直は掛けずにダマのまま進め、対面が仕掛けて来た立直宣言牌を討ち取る。

 

五本場 ドラは南。

 

3巡目に門前で大三元が確定したけど5巡目に上家の吐き出した発をポン、配牌の中を落として小三元に下げた後改めて混一色に受け直し、残した発を加槓して嶺上開花。

 

混一色・白・発・小三元・嶺上開花の七翻、嶺上開花を和了した時点で上家下家は勝つ事を諦めた様な雰囲気を出し始めた。

 

その直後、対面が『……1試合で、幾つの役を和了出来るのか、試してやがるのかよ』と問い掛けられたけど、俺はそのまま『六本場ですね』と言ってサイを回す。

 

 

六本場 ドラは五萬。

 

6巡目で清一色聴牌、露骨に捨て牌を染め手に見せる事で他家を降ろしに掛かったんだけど、意外な事に対面は強気に出はじめて13巡目に立直、しかも役としては認められていないにも関わらずオープン立直、待ちは北と西のシャボ待ち。

 

他の二人に差し込ませに来たのだろう、しかし上家下家共にその当たり牌を握っていないのか一向に差し込まれない。

 

そうする内に俺の海底、勿論その牌は俺の和了牌なのでそのまま自摸り、海底摸月・自摸・清一色の倍満。

 

対面の和了牌は全て王牌に眠っていた為カラ聴に終わってしまった。

 

七本場 ドラは一萬。

ここで俺は初めてドラを絡めたダブル立直を掛ける、元々ダブリーは読みの効く代物では無い為、全員が何も出来ないウチに自摸。

 

ダブルリーチ・自摸・混老頭・七対子・ドラ2の九翻。

 

八本場 ドラは北。

 

12巡目に立直、高目純全帯・平和・二盃口、流れを曲げようと対面がド高目に差し込んで来たがそのまま俺は見逃して自力で一発自摸。

 

立直・一発・自摸・平和・純全帯・二盃口の十翻。

 

 

九本場 ドラは六索。

 

そろそろ他家の点棒が寂しくなり始めたので一気に加速、10巡目に自摸・白・発・小三元・全帯・三暗刻・三槓子の三倍満を和了。

 

十本場 ドラは発。

 

16巡目に自摸・平和・断么・二盃口・清一色を和了る、筒子一色な為ローカル役で言う所の大車輪だ。

 

 

十一本場 ドラは八筒。

 

天和。

 

十二本場 ドラは九萬。

 

二巡目に四暗刻単騎・大四喜をツモ。

 

 

『御無礼、三家トビで終了ですね』

 

そう言って席を立とうとしたら、対面に『……次は、俺が必ず勝つッ!! 一生お前の影に怯えるのは御免だッ!!』と言われた。

 

『……分かりませんか? 今日この場で、貴方達三人が今失った物は雀士としての将来です。 次はありませんよ』

 

 

そう言って今度こそ俺は会場を去った。




これ以降三人とも生涯負け運が付き纏う様になりました。

絶対に有効牌が引けない、必ず当たり牌を掴む、そもそも聴牌まで辿り着けない等ですね(震え声
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。