SAOから、何故かISへ…   作:Houry

7 / 10
初めて、前編後編をやるのですが、上手くいくと良いな…
今回も、怖い…


第6話 決戦の日に。前編

ー金曜、第3アリーナ。

「織斑、白式の武装は確認したか?」

「ああ、ちゃんと仕様書通りにタイムコントローラがあった、性能も問題なしだ」

「違う、雪片弐型の方だ」

「あ~…使う事は無いと思ってチェックは簡単にして後は全部後回しにしてる。どうせタイムコントローラしか使わないだろうから」

「…雪片弐型を使う気は、無いのか?」

「ああ、万が一の事が無い限りは無いと思う」

 

躊躇う事も無く頷く一夏に複雑な感情を滲ませる千冬。聞けばタイムコントローラは一夏がSAOで使っていた剣を再現した物との事なので、

使用を禁止したいところなのだが、白式の第3世代型装備であるソードスキルシステムを使用するにはタイムコントローラでなければならないという事実があり、それも出来ない。

ならばソードスキルシステムを禁止させれば良いのかと言われればそれも出来ないのは理解している。

手札を減らすのは、しかも白式の現状メインシステムと言っても良いシステムを封印するのは愚かだ。

仕方なく、大きくため息をついて宣言した。

「はぁ…

 ただいまから、クラス代表決定戦を行う。

 ルールは1対1で行う。開始から3分経過時点でより多くエネルギー残量がある、または、全損させた方の勝利となる。」

「さぁ、誰から参るのですの?」

「俺から行く。」

「あら、貴方のISはどこまでも真っ黒なのですね?」

「本当に良いのか?」

「何がですの?」

「ハンデはつけなくて。」

「そんなのいりませんわ!逆にこのセシリア様が差し上げるのではなくて?」

「そんなものはいい。だが、冗談抜きで強いぞ。俺たち『アインクラッド攻略組』は。」

「言っていなさい!ワタクシがそんなものへし折って差し上げますので!」

「それではカウントダウンを始める」

 

5…4…3.2…1……Battle Start!!

 

「あら、正面がガラ空きではないですの。一発差し上げますわ!

 って、あれ居ない!?」

 

今の加速にはセシリアも千冬も観客席の生徒ですら速すぎて見逃してしまうほどだった。

 

「おれは、ここにいるぞ。」

と、すかさず反応が遅れてガラ空きのセシリアの背中へソードスキルで剣を一振り。

それで、セシリアのエネルギー残量を背中攻撃威力補正があるにせよ4分の3まで減らすほどの威力だった。

 

「きゃあ!?なんで!?ハイパーセンサーを使っているのに見つからないなんて…」

「ん?ハイパーセンサー?そんなものは使ってないぞ?むしろ邪魔だし。」

 

生徒・セシリア「「はぁぁ!?邪魔ぁ!?」」

真耶「スゴいこと言い放ちましたね…邪魔って…」

 

「そりゃぁぁぁぁあ!!!!」

と、すかさず今の攻撃により生まれた隙に片手剣重単発攻撃「ヴォーパル・ストライク」をこれもまた、背中でもど真ん中に攻撃が当たり、

背中攻撃威力補正と絶対防御によりセシリアのISはエネルギーを使い切ってしまった。

 

「桐ヶ谷対セシリアは桐ヶ谷の勝利。」

 

「だ、大丈夫か?セシリア。ちょっとやりすぎた。」

「貴方に心配されなくても大丈夫でして!」

と、言いながらセシリアはピットへと戻っていった。

にしても、少しやりすぎたなぁ…次、イチカできるかなぁ…

とか思いつつも、俺もピットへ戻っていった。

 

「お疲れ。」

「おう、わりぃ、少しやり過ぎたかも。」

「まぁ、良いんじゃないんですか?僕には油断せずに来てくれるので。」

「「(笑)」」

「織斑、準備ができたぞ。」

「それしゃあ、行ってくる!」

 

ーアリーナ内

「おっと、俺には油断してくれないようだな?」

「当然でして、先ほどがあったのに油断するとはあり得ないのでして!?」

「よかった。それはありがたい。全力で行かせて貰うぞ。」

「当たり前よ!」

「それではカウントダウンを始める」

 

5…4…3.2…1……Battle Start!!

 

「(ガシャ)そこよっ!」

ババババッババン

「っふう、あぶねー

 さてとっ」

「!?また!?あっ!」

「おっと今度は気づかれたか、そりゃぁぁぁ!」

「逃がさないわよ!?ってあれ!?剣がズレた!?まさか!?」

「そのまさかだよ。俺のスキルはそういうスキルなのさ。」

「ばかげてる。たかがゲームの技よ!?」

「でも、その”ばかげているゲームの技”が俺を2年間どんな苦しい場面でも支えてられてきた。

 その技に自信が無いわけ無いだろう?」

「そんなの関けっ…」

 

「緊急事態発生。学園上空に未確認のIS襲来。直ちに戦闘中止・避難せよ。」

「こちらに向かってきています!!」

「セシリア、織斑直ちに避な」

「外部へ繋がるドアが現在ハッキングを受けてロックされています。

 教師部隊でも解除には時間がかかるようです。

 そのため当分、避難・突入できません!」

「あと、解除までどのぐらいかかる?」

「最低でも10分だと。」

「織斑先生、俺たちも行かせて下さい!」

「私たちなら、助けになります!」

許可するべきかと千冬は悩んだ。

確かに、桐ヶ谷達はゲームの中でなら有ったであろう。

だが、と考えたところで、避難ができていないこと考えると許可しかなかった。

 

「わかった。許可する。」

「「「了解!!」」」

 

「セシリア・織斑聞こえるか?

 現在、外部へ接続しているドアが全てハッキングでロックがかかっており、

 避難・教師部隊の突入が最低10分以上はかかる。

 そこで、お前ら2人と桐ヶ谷、結城、加賀原の4名と連携を取り、

 最低限教師部隊突入までの現状維持、最終目標として、そのISを活動停止に追い込め!!」

 

「「「「「了解!」」」」」

 

そして、俺は時空剣を、キリトは二刀流を、アスナは細剣で、カナはハルバートを、セシリアは銃により援護射撃を行い、

教師部隊が突入し、避難が完了した頃には5人の手によって全てが終わっていた。




この次は事後談みたいな感じです。
よろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。