魔法少女リリカルなのは〜vividと初代な夜天の王〜 作:かぴばらさん32号R
A:無いと思う?
その20
嘱託魔導師試験に合格した。
魔導師ランクが決まった。
行く学校が決まった。
だからサムスさん&フェイトさん宅でパーティーを開いてもらいました。やったねロラン!
「嘱託魔導師 八神ユーリ、魔導師ランク総合SS−に認定する---やって」
最後のさんが私の魔導師ランク書かれた紙を読み上げる。・・・結局、名前がユーリになってた、本人に怒られそうで怖い。
「だっ、SS−!?」
「すごいよユーリ!」
サムスさんは驚き、フェイトさんはいいこいいこしてくれた。なんか本当にお母さんみたい。
「・・・・・」
クロハネがギューっとしてきた。
見上げてみるとどこか不満げな紅い瞳と目が合った。胸が顔に当たる・・・。
「クロハネ?」
「・・・じっとしててください」
「あ、はい」
なんか威圧に逆らえなかった。
「なのはママー、SS−ってすごいのー?」
「すごいよ。ママ達がユーリ君と同い年くらいのときはそこまでいかなかったもん」
「ゆーりくんすごいっ!」
ヴィヴィオに褒められた、溶けるほど嬉しいなり。でもランクの意味、たぶんわかってないよね。
「ま、やっぱり私には勝てへんけどね!」
「はやてちゃん10歳当時Sランクだから実質負けt」
「そーいやっそっ!」
最後のさんはなんのためらいもなくサムスさんの口にフライドチキンを突っ込んだ。なんて手際がいいんだろう。
「ふぐ!はがふぐぐぐっ!?」
「えー?もっと食べたい?なのはちゃんったら食いしん坊やなー」
「最後のさん、それ以上したらサムスさんが子どもに見せれないことになります」
「大丈夫。なのはちゃんゼロスーツ着とるから」
「なーんだ。なら安心ですね!」
「「あっはっはっはっはっ!」」
直後、最後のさんが堕ちた。
速すぎて何が何だかわからなかったが、おそらく締め落とされた。
背後のフェイトさんに。
「もー・・・だめだよはやて。こんなところで寝ちゃ」
な、なにが起きた?あの位置的にはフェイトさんが最後のさんを締め落としたのは間違いない、間違いないけど・・・・速くね?
「フェイトさん?今どうやt」
「ユーリ。はやてが寝ちゃったからソファーに運んであげよ?」
「いや、そうじゃなくて」
「運んであげよ?」
断ったらヤバイ感じがしたので運びました。
「小さき勇者・・・また速くなったか」
クロハネ、見てたなら手伝ってよ。
「いやー・・・死ぬかと思ったわー」
「それはこっちのセリフだよっ!」
30分後には二人とも復活してました。ザオリクって言いまくったかいがあったというもの。
「我が主、ご友人にはもう少し優しく接してあげてください」
困ったような顔でクロハネが最後のさんに注意する。最後のさんはえへへー、と言うだけだ。
「ねーねーゆーりくん。ゆーりくんは学校いかないの?」
突然ヴィヴィオそう言ってきた。そういえば私学校行ってないの知ってたんだっけ。
「私も今度から行くよー」
「ほんと!?いっしょ!?」
ぐぬぬ・・・この期待してる顔。言いたくないけど・・・。
「私ね、ヴィヴィオと違う学校なの。私立・・・なんだっけ」
「ゆーりくん、いっしょじゃ、ない・・・の?」
なんで目に涙いっぱい溜めてこっち見るんですかヴィヴィオさん。罪悪感と萌えでもう心がいっぱいです。
「初代がヴィヴィオ泣ーかせたーっ」
「これはひどい言いがかり」
あ、でも間接的に泣かせたのは私?・・・やっべ。
「ヴィヴィオー?ユーリ君だってユーリ君の事情があるんだから、困らせたらだーめ」
「・・・・うん」
ヴィヴィオは案外聞き分けがいい。どっかの神様とは大違いだ。
「そういえば・・・結局ユーリはどこの学校に行くことになったの?」
「近くの私立学校だそうです」
詳しい名前は忘れちゃった。けっこう小規模の学校って聞いたけど、オラ、ワクワクすっぞ!
「そこが一番近くてええからな」
「はやてちゃん・・・・基準はそこ?」
でも近いっていいよね。下手に遠いとこだと遅刻しちゃうかもしれないから。
「甘いでなのはちゃん。近いってことは徒歩通学・・・・すなわち!食パン咥えた可愛い子との出会いがあるかもしれへんのやっ!」
ちょっとこの人はなに言ってんだろう。
「はやてちゃん、そこまで考えていたなんて・・・だてに部隊長をしてたわけじゃないんだね!」
なんとサムスさんも変な人に仲間入りしてた。ただの天然って可能性も微塵にはありそうだけど。
「しょ、初代!そんなことは私が認めません!」
あ、うん、みんなおかしくなってきてる。クロハネさんなに言ってるんですかあなた。
「私はヴィヴィオ一筋っ!そんなフラグはへし折っちまうぜ!」
「フラグ乙」
そんなフラグへし折ってやる。
「・・・初代、そういうのはまだ早いと思います」
まだ何もしてないのにこの言われようである。クロハネが厳しい。
「こっからアインスルートに突入してくわけや」
「何ですかそのルート」
「主と騎士の禁断の恋・・・ごっつええなぁ!」
「話しを聞け」
言葉のキャッチボールが成立しない不思議。もはやドッヂボールだ。
「なんや、嫌なんか?」
「嫌じゃないけど・・・」
「!!」
クロハネの表情が明るくなった気がした。
「・・・今の状態だったらクロハネ、確実にショタコンだから」
クロハネの表情が絶望に包まれた気がした。
「だ、大丈夫ですアインス!ユーリが成長すれば!」
「そうですよアインスさん!」
体育座りをし始めたクロハネを励ます二人。え、なにこれ私が原因?
「はぁ・・・これやから初代はケツが青いんやよ。もっと乙女心っていうものを理解せんと」
「---と、ちっぱいは証言しており」
「お前ちょっと表でろや」
しまった、逆鱗に触れたらしい。気にしてたんだ胸小さいこと。
「裁判長、判決は」
「死刑」
死刑制度をとらない時空管理局への反対勢力の一端を見た。
「被告人に悪意はありませんでした。減刑を要求します」
「私の胸を見て感想は?」
「ちっちゃい」
「痛みは一瞬や」
口が滑ったでござる、てへっ。
「助けてヴィヴィオ」
こういう時は焦らず最後の切り札、可愛い少女---
「・・・・くー・・・くー・・」
---は寝てたよ。
可愛い寝顔に癒されたいけどそれどころではない。最後のさんが騎士杖で素振りしてる。
・・・素振り?
「私、野球好きなんよ」
どうしようジャイアンがいる。このままじゃボールにされる運命だ。
止むを得ないか。夜天の書で対抗するしかない。
私は夜天の書を手に----とれない。
「・・・・ひょ?」
おーい、夜天の書さーん。出てきてよー、主のピンチだよー?
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
これは非常にまずい。
クロハネは二人に泣きついてるし、夜天の書はどっか行った。
「初代ー野球しよかー----お前ボールな?」
殺気がビリビリと伝わってくる。こやつ---本気だ!
こうなっては仕方ない。私も杖を展開し、構える。
「ヴィヴィオとイチャイチャするまで、俺は・・・俺は死なない!」
「ええ覚悟や。ほな・・・くたばりぃぃなぁぁぁぁぁぁっ!!」
瞳に炎を宿した最後のさんが突撃してくる。
夜天の書、どこ行ったんだ?
〜なのは&フェイト宅前歩道〜
「な!?あ、あの時の魔導書!?ど、どうして・・・・あ、や、やめなさ-----ひゃぁっ!?ど、どこに入ってるんですか!?」
その晩、民家の前をたまたま通りかかった少女が魔導書に襲われる事件が発生したという。
『総合SS−』
この歳でそれはすごい。
『お前ボールな?』
これを見たときは衝撃を受けた。ひどくね?
『たまたま通りかかった少女』
いったいなに覇王なんだ・・・・。
今回適当でごめんね。
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