魔法少女リリカルなのは〜vividと初代な夜天の王〜   作:かぴばらさん32号R

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Q:アンチタグ(ry

A:この小説にたぶんアンチはない。


覇王様との初対面

その23

 

夜天の書がおにゃの子を誘拐してきた。

 

今日は土曜日。みーさんが用事とかあったから八神家への招待は延期してヴィヴィオの家へ-----行ったらサムスさんが居て、ヴィヴィオは学校だと言われた。

研究授業というものがあり、運悪くそれにヴィヴィオのクラスが選ばれた、なお選ばれたなかったクラスはお休みだとか。

 

だが私は考えた。学校が終わるころにStヒルデの校門に待機していてヴィヴィオをびっくりさせようと!

 

とは言ってもそれまで暇なのでStヒルデの周りを探検しようと思った。思ったら・・・・・・。

 

 

夜天の書がいなくなる。

探すけどいない。どうしよう。

突然夜天の書が帰ってくる。何があったか尋ねてもだんまり。

喉が乾いたから喫茶店に入る。

夜天の書が女の子を吐き出す。店員さんも私もびっくり。

その女の子に睨まれてる←今ココ

 

 

 

「・・・・あなたがこの魔導書の主ですね」

 

「・・・・はい」

 

 

Stヒルデ魔法学院の近くのオシャンティな喫茶店のテーブルで、私はある人物と向かい合っていた。

 

碧銀の長い髪をツインテールにまとめ、キリッとした凛々しい顔立ち。ヴィヴィオとは異なった虹彩異色。

 

 

アインハルト・ストラトスちゃん。

 

そして彼女の目の前でバインドされている我が傑作の魔導書、夜天の書。

 

 

「----私になにか恨みでも?」

 

「いや、全然」

 

恨みなんてない。一度ちらりと見かけただけで恨みが発生するなら、世の中憎しみで溢れているはずだ。

 

アインハルトちゃんは側にあるアイスコーヒーを手に取り、さされているストローで静かに飲む。

 

一息ついてまた口を開く。

 

 

「なら、ならなんで私のスカートの中に入ってきたりすり寄ってくるんですかこの魔導書はッ!!」

 

バンッ!と机を叩く音が店内に響く。お客さんの視線が集中。こ、怖い・・・・。

 

「お、落ち着いてよアインハルトちゃん。こいつも悪気があってやったわけじゃない----はずだから」

 

「これが落ち着いていられますか!私の、私の貞操が・・・・うぅ・・・・」

 

貞操!?ちょっ!このあほ魔導書何やらかしたの!?

 

「あー・・・・うん、ごめんね本当。こいつなんか無駄にAIが高性能になっててさ」

 

簡易AIしか積んでないはずなのに人間級に感情を持つし、この長い間になにがあったのか。

アインハルトちゃんは顔を赤くして睨む。でも残念ながら私にはご褒美なのよねそれ。

 

「とにかく、この魔導書にはマスターであるあなたからしっかり言っておいてください」

 

「言うこと聞かないから意味ないと思うけどそれでもいい?」

 

「あなた本当にマスターなんですか・・・・?」

 

や、やめて!そんな慈悲の目を向けないで!夜天の書だって光り輝いて--------

 

 

光り輝いて?え?

 

 

反応しようとするが時はすでに遅し、バインドが破壊され大人しかった夜天の書が起動する。

 

〈Übergang(転移)〉

 

「はぁっ!?待て夜天の書!まだお金払って----」

 

 

 

 

無慈悲にも私とアインハルトちゃんは転移させられてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わぁぁっ!アインハルトちゃん!暴力反対!」

 

「やはりなにか企んでいましたね!?もう許しませんッ!」

 

やばいやばいやばい!!第二の人生で最大の山場を迎えてるよ私!?

 

転移したのはStヒルデ魔法学院------の、恐らく体育準備室。小さな窓からの風景と体育の道具でそう判断した。

 

ただでさえ疑われていたのにこんな場所に連れてこられれば間違いなくアウト。

実際にアインハルトちゃんに襲われています。

 

「ま、待て、話せばわかる」

 

「そんなこと言って・・・・こんなところに連れ込んでえ、え、えっちなことするつもりですねっ!?エロ同人みたいに!!」

 

 

あ、この人も特殊なタイプか。しかもかなりの。

 

 

「え、あ、いや、あの」

 

「どうすれば!?このままでは【自主規制】されたり【検閲により削除】になり、挙げ句の果てには【トランザム!】で【アシクビヲクジキマシター!】な【放送禁止用語】に・・・・!」

 

この短時間にどんだけ卑猥な言葉使ってんだよアインハルトちゃん!これで私と同い年とか嘘でしょ!?そっち方面の知識では私と同等・・・・いや、それ以上かっ!

 

「アインハルトちゃん。落ち着いて話しを聞くんだ」

 

「【性的用語】・・・・はっ!?なななんですか!言い訳なんて聞きたくありません!」

 

アインハルトちゃん真の【禁則事項】なら、この言い訳が通用する・・・・いけるか。

 

「考えてみるんだ。体育準備室でエッチなことと言えば、マットとか縛り付けて陵辱の限りを尽くすのが普通じゃないかい?魔法を使えないようにしたりさ」

 

「!」

 

「だけどアインハルトちゃんは魔法を使えるし拘束もされていない・・・・おまけにここには『道具』もないんだよ?つまり私はアインハルトちゃんを襲う気はないっ!」

 

「!!!」

 

衝撃を受けた顔をされた。え、本当にこんな理由でよかったの?

 

「わかってくれたかい?」

 

「・・・・ええ、たしかにあなたの言うとおりです。私は早とちりしてしまったようですね」

 

振り上げていた拳を下ろしてくれるアインハルトちゃん。

先ほどとは打って変わって冷静さを取り戻している。

 

「うちの魔導書がほんと迷惑かけて・・・・」

 

「いえ、わかってくれたならいいんです」

 

 

改めてマットの上に二人でちょこんと座り向かい合う。

 

「「・・・・・・・・」」

 

何話せばいいんだろう。

 

ここから出るのが一番なんだろうけど、なんかそういう雰囲気ではない。

 

考えるんだ私。夜天の魔導書を創り出したこの天才的(笑)な脳をフル回転させるんだっ。

 

でも都合のいい話題なんて・・・・・・。

 

 

 

“そういえば初代、あの学校はなかなかじゃの“

 

“いきなりなんだ、なはと”

 

“聖王女がいると思えば、『覇王』までいるとは・・・・なにか運命のようなもの感じると思ってな”

 

“覇王?それまた強そうな名前だね・・・・で、誰がその覇王なの?”

 

“お前も見ただろう。碧銀の頭髪に虹彩異色の者だ”

 

“それってもしかしてアインハルトちゃんのこと?”

 

“そのような名なのか。しかしあそこまで覇王の特徴が色濃く出ているとは・・・・イングヴァルト家の直系か?”

 

“よく知らないけど、なはとはその覇王さんと戦ったことはあるの?”

 

“私が暴走する前に一度だけ、な。ただあの覇王は初代覇王クラウスでなかった。奴とも拳を交えたかったものだ・・・・”

 

 

あるじゃん。話題。

 

アインハルトちゃんを初めて見たあの日、なはとが私に話してくれたことが。

 

「そそそそういえばアインハルトちゃんって覇王さんなんでしょ!なんか技見せて技!」

 

「はい。私はたしかに覇王・・・・!?な、なぜそれを知っているのですか!?」

 

大層驚かれました。知ってるのは私じゃないけど。

 

「続きはWebで!」

 

「今!今教えてくださいっ」

 

がっくんがっくん肩を揺らされる。ネタが通じなかった。

 

すっごく知りたそうだったのでなはとの話しの内容を伝えてみた。

 

 

 

「---かくかくしかじかフラミンゴってわけなのですよ」

 

「諸王時代の融合騎・・・・ぜひお話を伺いたいです」

 

ネタはスルーされた。でもなんでそんなに知りたいのか?話を聞いてみることにした。

 

 

 

まずアインハルトちゃんは初代覇王であるクラウスさんの記憶をある程度受け継いでいるらしい。何それカッコイイ。

 

それを自覚したのは一年前とかなり最近のこと。まだ全然思い出せていないことも、断片的な記憶と記憶を繋ぎ合わせることで自分の記憶として蘇らせることが可能だとか。

んでもって、真っ先に思い出せたのが『使命』。

 

覇王流という古武術の強さを示すこと。それと大切な人を守ること。

 

「ふむふむ。それでアインハルトちゃんは記憶頼りに調べ物をしたり、覇王流?とかの鍛錬をしていると」

 

彼女は小さく頷く。ぐぬぬ・・・・力になろうかと考えてみたけど、初代覇王クラウスさんが生きていた時代は私の生きていた時代よりはるか未来。知ってる王なんてせいぜい『聖王』か『冥王』くらいだ。

 

「変なことをお話ししましたね。これは私の問題・・・・忘れてください」

 

ここまで関わっておいて放っておくんじゃ騎士の名が廃る。私になにか力になれることはないのか。

 

 

魔法を教えよう!→私とアインハルトちゃんは戦闘スタイルが真逆。

 

勉強を教えよう!→古代ベルカの知識は時代に適していない。

 

大人の知識を教えよう!→私と同格。

 

 

ウソ、私の力・・・・低すぎ・・・・?

 

「では、練習があるので私はこれで」

 

アインハルトちゃんが立ち上がり、扉の方へ歩む。ぐっ・・・・なにか、なにかないのかっっ!!

 

あった。

 

「させるかァッ!」

 

足首を掴み、思いっきり引っ張る。もちろんそのまま重力によって----。

 

「むきゅっ!?」

 

マットに倒れこむわけだよ。今の声は可愛い。あとライトグリーンのパンツも可愛かった。

 

「アインハルトちゃん!思いついたよ!私にも力になれること!」

 

「な、なんれふか突然っ!」

 

鼻をマットに打って赤くし、涙ぐみながらこちらを抗議の目で見るアインハルトちゃん。

しかーし!私の案の前にはそんな目も出来なくなるはずっ!

 

「アインハルトちゃん---遊ぶぞっ」

 

「・・・・・・あそぶ?」

 

キョトンとしているがそんなの関係ねぇっ!

 

「私がアインハルトちゃんに協力してあげれるのは---癒し!すなわち娯楽!遊ぶことなのだー!」

 

力の無い私が協力してあげられる唯一の手段。私もアインハルトちゃんも楽しめて一石二鳥!

 

「そんな暇はありませんっ。私はここにある訓練メニューをこなさなけれ「あむっ」ひゃぃぃぁぁぁ!?」

 

色々と細かい字がびっしり書かれている紙を取り出しやがったので食ってやった。

手も口の中に入ったのは事故。

 

「あむあむ、かゆ・・・・うま・・・・」

 

「あっ、あーっ!なんで食べるんですか!?出して!だーしーてーくーだーさーいー!」

 

「中に出せと申すか」

 

「それはだめです。できれば外に・・・・!?なにを言わせるんですかーっ!」

 

タコみたいに顔赤くしてぽこぽこ叩かれた。でもへっぽこパンチだから全く痛くない。

 

「残念。もう美味しく頂いたよ」

 

「そっ、そんな・・・・あのメニューを考えるのに二日もかかったのに・・・・」

 

その二日をトレーニングに回せばいいんじゃない?なんて質問は控えよう。泣いちゃうから。

 

「さーて、これで今日の予定は消えたね!やった!」

 

「・・・・あなたの胃の中に、ですけどね」

 

うまいことを言われた。

 

「さぁさぁ遊びに行きますよ。ついでに私の友人も紹介しちゃうから」

 

「あなたの友人・・・・どんな奇人ですか?」

 

失礼極まりないのでほっぺたをぐにぐにして遊んだ。

 

「のびーるのびーる。タテタテヨコヨコ」

 

「ひゃ、ひゃめれくらひゃいー!」

 

「だが断る」

 

ほっぺたコマンド入力楽しいです。あうあうしてるアインハルトちゃんもおもしろ可愛い。

 

「ごめんなひゃいー!」

 

「ちなみに私の友人は世界一可愛いぞ。可愛いすぎるからって薄い本を熱くさせる展開にもちこまないよーに」

 

「ひーまーひぇーんー!」

 

 

 

 

 

 

そんなかんじでアインハルトちゃんで遊んでたらヴィヴィオ待ち伏せがギリギリになった。

 

俺は悪くねぇっ!

 




『体育準備室』

これだけで様々な妄想を可能な作者は病気。


『エロ同人みたいに!!』

お前はなにを言っているんだ。


『続きはWebで!』

こういうのをWebで検索した試しがない。


『ここにある訓練メニュー』

初代が美味しくいただきました。


アインハルトってこんなキャラでもいいと思うんだ。

意見、感想が無ければ作者は死んでしまう。

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