魔法少女リリカルなのは〜vividと初代な夜天の王〜 作:かぴばらさん32号R
A:宿題とか消えればいいのに。
その25
ソラハネと一緒にお風呂に放り込まれたでござる。
「ふぃー・・・・ええ湯ですなー」
「ですねー・・・・」
こうしてソラハネと二人で話すのはなんだかんだで初めてかもしれない。
見れば見るほどちっちゃいクロハネなんだよね。
「ソラハネって働いてるんだよねー、大変?」
「大変ですよー。リインはどうやっても小さいですから書類運びとかが。頑張ってこのサイズですし」
今のソラハネの姿はヴィータと同い年くらいに見える。最大サイズらしい、ちっこい。
クロハネのデータを基準に造られた融合騎・・・・じゃなくてユニゾンデバイス、というデバイスの一種なんだとか。
「クロハネが元になってるならナイスバディでもよかったと思う初代さんなわけだよ」
「お姉ちゃんクラスの融合騎はお姉ちゃんを含めて二機しか確認されてないです。それにあの戦闘能力を持ってとなると、今の管理局じゃちょっと・・・・」
クロハネくらいの融合騎がわらわらいるのも怖い。次元世界を制圧できる気がする。
「てか、クロハネくらいの融合騎って他にいたの?」
私の時代で存在していた融合騎は二機。どっちも基礎は私が制作したわけだけど・・・・。
「はい。管理局第一級指定のロストロギア『血の眼』、お姉ちゃんと同じ融合騎でロードを失い暴走していると考えられています。ここ十年はその姿は確認されていません」
「ここ十年は確認されてないって・・・・まさか突然現れるの?」
「資料にはそう書かれていたんですよー」
恐い恐い・・・・でも、ロード失って暴走する?そんなことがあるのかな・・・・。
私が死んでもクロハネは暴走しなかったみたいだし、あいつもそんな柄の騎士じゃなかったからなぁ。
ロードとリンクするシステムでも組んでたら話しは別なんだけど。
・・・・・・難しいからやーめた。
「ま、とりあえず今は平和ってことでしょー」
「本当、平和ですー」
のんびーり湯船に浸かってました。
ソラハネが頭を洗ってくれとせがむので洗ってあげることにした。
「痒いところはありませんかー?なかったら作りますが」
「痒いところって作れるですか」
「とろろ・・・・おいしいです」
「はやてちゃん、今日はお蕎麦って言ってたですね」
「幼女にとろろぶっかけとか誰得?」
「俺得!」
ソラハネのノリのよさに感動せざるを得ない。
「ノリいいソラハネと・・・・合体したいっ」
「あ、たしかにしたことないです」
「クロハネ基準だからいけるはず。大丈夫!先っぽだけだから!」
「どこのエロオヤジです?」
「先っぽだけユニゾンとかできるかねぇ」
「リイン終了のお知らせですか!」
自分で言ってて抵抗ないのかなこの子。
絶対最後さんのノリを受け継いでると思いながら、長ーい髪をわしゃわしゃと洗ってあげる。
「タワー」
「おぉっ!こんなに長い髪が立派な塔になってるです・・・・!」
以外と立ちやすい髪だった。バベルの塔も夢じゃない。
「ここでネタをできる者こそ真の融合騎」
「なんですとっ!?ならばリイン、このネタを解放するですッ!」
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「おまwwwwは、反則wwwwwくそっwwwww」
不覚にも大爆笑してしまった。まさかゴンさんを使ってくるとは予想外すぎる。
なんなんだこの応用力は。
「はやてちゃんと考えた必殺のネタです!これで笑わなかったのはザフィーラくらいです!」
「あやつは基本笑わないからねー」
やれザフィーラはカッコいいだ、やれザフィーラ×シャマルは王道やら話していたらふとあることを思い出した。
「シャマルが料理下手と聞きまして」
最後のさんが、昔シャマルは殺人料理作ったりしとったんやよー、なんて言っていたのだ。
私はシャマルが一番料理できるようにプログラムを組んだはずなので、ずっと疑問だった。
おそらくバグの影響だったんだろうけど。
「はい!確かに昔はお料理が下手でしたよ?一口食べたら全身麻痺するプリンを食べたことがありました」
バグの恐ろしさを改めて痛感させられた。
「ソラハネをじっくりコトコト煮込めばシャマルの料理も美味しくなるはず」
「はうっ!?リインじっくりコトコト煮込まれちゃいますか!こうなれば体中の穴という穴からポタージュ成分を・・・・!」
「それはコーンポタージュ派の私への挑戦とみた」
ソラハネとじっくりコトコト話していました。
「それで、コーンポタージュとポタージュのどっちの方が美味しいか議論してたらのぼせたと」
「ソラハネ汁が抽出されました」
「リインわぁ、おいしく、ないですー・・・・」
クロハネにうちわで仰いでもらいながら、ソラハネとぐてーっとしてるのがまた楽しい。
「最後のさーん、アイス作ってー」
「八神家には名物リインカキ氷というものがあってやな」
「なにそれ面白そう」
最後のさんにアイスをおねだりしてみたところ、八神家にはソラハネを使ったカキ氷があるという情報を入手した。
やはり出汁を使うのだろうか。だとしたら一部の人間は歓喜するだろう。
「変な想像してるみたいやけど、リインの氷結魔法を使って作り出した氷でカキ氷作るだけやからな?」
想像してたのとまったく違って少々がっかりした。
「負けていられない。こうなればクロハネとユニゾンしてプチヘイムダルを発動させるべき」
「あれ海水を汲み上げて作る氷塊やろ?しょっぱいと思うんやけど」
「塩カキ氷・・・・流行る!」
「塩カキ氷は流行らねぇしその顔も流行らせぇねよ」
流行るの顔をしたところヴィータにばっさり切り捨てられた。
それでもカキ氷が食べたかったので最後のさんにカキ氷機を出してもらい、クロハネとユニゾンしてみました。
桶に水を入れて試してみる。
「海より集え水神の槍、彼方より来たれ銀雪の吐息、逆巻き連なり天に座せ!---プチヘイムダル!」
15cmほどのちょうどいいサイズの氷塊ができた。歪な形をしているから羽衣でカットカット。
〈初代・・・・このようなことで融合するのはいささか気が引けるのですが・・・・〉
「八神家のためだと思ったら大丈夫。こんなことでユニゾンできるくらい平和だと思えばいいのさ」
〈・・・・そうですね〉
どこか諦めたような声色だったが気にしない気にしない。
シグナムとシャマルが棚の奥からいくつかのシロップを引っ張り出して机の上に並べる。
いちご、メロン、ブルーハワイ、レモン、ぶとう、もも、カレーと豊富な種類が・・・・・。
・・・・・・カレー?
「あ、それ去年の夏にミッドのスーパーで売っとったんよ。 おもしろそうやったからなのはちゃんに食べさせてみたんやけど・・・・・・結果はわかるやろ?」
そこでなぜサムスさんに食べさせたのか。もしかしてあの人ってかなりのいじられキャラなのではないか。
最後のさんの言葉の意味を察しながら氷塊をカキ氷機にセットしてしゃりしゃり削る。
光を反射して綺麗に輝く薄透明な氷結晶を器に盛る。
「---待て初代、そのおもむろに取り出したオリーブオイルはなんだ」
こっそりと用意していたオリーブオイルがシグナムに見つかった。
他の人に気付かれないようにするため首筋に手刀をかまして気絶-----させれるわけもなく、逆に関節を決められた。
「いだだだだだっ!?シグナムたんま!たんま!」
「お前はなぜすぐにおかしな行動にでようとするんだ。ベルカの騎士の名が泣くぞ」
「元とはいえ主にすることじゃないから!そっちこそ騎士としてどうなの!?」
「今の主は主はやてだぞ?」
これはしょぼんとせざるを得ない。
ケタケタ笑っているヴィータにオリーブを投げつけ、気を取られたシグナムの関節技から抜け出す。
「-----普通はシロップをかけるところですが、私はここでオリーブオイル!」
この瞬間を待っていたんだ!モコズキッチンならぬヤガミキッチンを実行してみた。
「えぇっ!し、初代!それは----」
「はい、あーん(強制)」
「はむぅっ!?」
目にも留まらぬ速さでオリ氷をシャマルの口の中に突っ込む。
作りたての新鮮なヘイムダルがオリーブオイルの独特な風味とマッチングしてなんとも言えぬ味を生み出す。証拠にシャマルの顔がおもしろいことになってる。
「オリーブオイルカキ氷、略してオリ氷。このオリーブオイルの風味がたまらないね!」
「初代がオリーブの妖精になった件について」
「氷と油って・・・・最悪のマッチングじゃねーか?」
ノリノリの最後さんを打ち消すがごとくヴィータが現実を叩きつけてきた。
そんなこんなで美味しくカキ氷を食べました。
なお、オリ氷はちゃんと食べたが、なんとも言えない顔になってしまった。
「普通はここで麺つゆを使ってもいいんですが・・・・でも僕は、オリーブオイル!」
「あっ!あぁっ!?て、てめぇっ!!こんっのやろぉぉぉぉ!」
仕返しに蕎麦の麺つゆをオリーブオイルにしてやったところ、大層喜ばれ、アイゼンの熱いキスを貰った。
「ヴィータ。ほどほどにしときー」
「初代、お変わりありませんね・・・・」
八神家は今日も平和だった。
『ロストロギア『血の眼』』
たぶん今後重要になるもの。
『ゴンさんのAA』
リインに改造したかったが、そんな技術は作者になかった。
『プチヘイムダル』
初代が使ったカキ氷生成魔法。安全。
『ヤガミキッチン』
別にオリーブオイルを過剰に使用するわけではない。だがオリーブの実はあった。
『オリ氷』
実はこれ作者は実際に作って食べてみた。
ガリガリ君オリーブオイル味を食べているような感覚になるため、オススメはできない。
『オリーブの妖精』
初代まだこの境地に達していない。
後悔はしてません。あとオリ氷絶対食べない方がいい。
意見、感想を食べたい。
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