今回は1400文字余り。短いです。
『』
…ふたりとも絶句している
顔は真っ青
「ウソだろ…」
ようやく出た声はそんな言葉
ウソじゃないんだなこれが
「じゅるっっ
じゅるるるるるるる
じゅるるるるるるるるるるるるるる」
『………………』
見せつけるように音を立てて血を吸うクロウリー男爵
うわあ…えげつない。
「ゴクン!!」
そして、わざとらしく音を立てて血を飲み込む
ザリ「うわ…」「わあああ…ッ」「うわああああ!!」「死ぬのは嫌だぁー!!」「うわぁああぁ」「助けてぇ」「逃げるなお前ら!!」
村人の血を吸うクロウリーに村人達は情けない悲鳴を上げて逃げていく
私達は睨み合っていたが村人が逃げ始めたのを切っ掛けに戦闘準備に入る
シュピ
ラビはつかえていた槌をホルダーから跳ね上げ
カッ
ウォーカー君は左腕を解放
シュウゥ
私も冷気を放出する
発 動!!!
ジャキン!
ドン!
クロウリー男爵が地面を蹴るのに合わせて後ろに跳びながら会話するラビ達
「どうします?」
「どうってなぁ…噛まれたらリナリーに絶交されるぜ」
余裕か貴様ら
「とりあえず
ガチ
ウォーカー君は左腕を地面に向け
「村人を殺させるわけにはいかない!」
ドドドオッ
弾を放ち、クロウリー男爵の視界をふさぐ
「!!」ヒュバ
クロウリー男爵は急いでその場を離れるが
ヒュッ「
月が隠れるほど大きくした槌が空から落ちてくる
ドゴン!!
「どうだ!?」
ラビ、それフラグ!
ギギギ
「うそぉ?すげェ歯だなオイ!」
ラビの槌の先を歯で止めていたクロウリー男爵は首を後ろに反らし、槌をラビ共々吹き飛ばした
ぐおっ
バン!!「ぐわっ」
「くっ…!」(ヤバいヤバい!)
私はクロウリー男爵が無傷なのに焦り
人質がいるのにも関わらず
ヒュヒュヒュッ
クロウリー男爵はフランツさんを盾にして難なく
バキキ!
「なっ!?」(しまった!大丈夫か
ゴ
「!」(地響き?)
ビシッ
いきなり地響きがしたかと思ったら、クロウリー男爵の足下の地面に亀裂が走り
ボッ
亀裂の中からウォーカー君の腕が飛び出し、クロウリー男爵を拘束した
ちなみにまだフランツさんを持っている
流石ウォーカー君!!
「捕まえた おとなしくしてください」
スッ
そう言って鉤爪を首に近づけるウォーカー君
すると、クロウリー男爵は笑い出した
「ぐふっ ぎゃはははははははは あーはははははは」
なんだ突然?
「奇怪な
イラッ
「…エクソシストだ」(童じゃねーし お前より長生きしてるし
「こんばんは 私は忙しいんだ 放せや」
クロウリー男爵は強烈な殺気を放ってウォーカー君の人差し指に噛みついた
「い゛っ!?」
一体何をする気…
ミシミシッ
対アクマ武器を歯で?!
「じゅるるるるる」
そのまま血を吸い始めるクロウリー男爵
「わーーーっ アレン!!」
ラビが叫ぶ
しかしクロウリー男爵に異変が…
ピクッ
「う げぇぇぇえぇ!!苦い!!」
と叫んでウォーカー君の指から口を放した
バッ
「おぅえぇええ!」
そして吐き出す仕草をする
そんなに不味かったのか
「せっ洗面器~~~~~!!」
ザザザー
クロウリー男爵はそう叫びながら、フランツさんを持ったまま森の奥へ姿を消した
『…………』じんじん
発動を解いたウォーカー君の人差し指は腫れている
まぁ、思いっきり噛まれたもんな…
「絶交されるなアレン…」
妹君にか
吸血鬼にならなきゃ大丈夫だろう
…多分。
クリスマスは番外編を出します!
イブは出しません、24日と25日跨がせます
*
大きく太い氷を相手に向かって放つ
攻撃範囲は全方位
アレンジ技も多々ある