ティア・ドロップ   作:心があくタイプの人

19 / 30
年明けましたね
皆さま 今年もよろしくお願いします!
盛大に(一週間くらい)遅れて申し訳ありません…

戦闘描写に挑戦しましたが…
作者には無理でした…orz



第十六夜 孤城の吸血鬼-戦闘-

ラビが男爵からの不意討ちで城の壁まで吹き飛ばされてしまった

 

 

安否(あんぴ)はわからない

 

ピクリとも動かないのだ

 

はたして生きているのか死んでいるのか…

 

 

「…………」(くそっ!!)

 

パキキッ

シュッ!!

ドドドッ

 

ラビ(仲間)を吹き飛ばされたことによる

苛立ちと焦燥(しょうそう)から クロウリー男爵に氷柱の槍(アイシクルランス)を放つ

 

 

ヒュンヒュンヒュン

「!」

ドスバキドスドス

 

しかし難なく()けられてしまう

 

くっ やはり無理か…

 

 

ウォーカー君はイノセンスを発動してすでに戦闘準備が完了している

 

しかし 左腕(イノセンス)の形状からどうみても彼は接近型だ

 

つまり 狙うなら私だと予想される

 

「まずは厄介そうな黒い方からだ 安心しろ すぐに終わらせてやる」

 

 

今の台詞(セリフ)のどこに安心する要素があった?!

 

 

やはり接近型のウォーカー君より遠距離型の私を倒すことを優先するらしい

 

すごい早さでこちらへ近づいてくる

 

ウォーカー君が接近を止めようとするが飛び越えて避けられる

 

「そう簡単に 殺られる気は、ない」(何言ってんだ(コイツ)☆)

 

 

目の前に着地したクロウリー男爵

 

ガキィン!

 

氷剣(アイスブレード)を造り クロウリー男爵の爪を防ぎ受流す

 

バキ ガキ ガキィン!

 

息つく暇もなく繰り出される腕

氷剣(ブレード)一本では防ぎきれない

完全に受け身になっている…!

 

 

ギィン

 

「…ッ」(きっついなあ!)

 

ガキ バキ ギン バキ ガキ ガン

 

「ほらほらほらほら!!さっきの威勢(いせい)はどうしたぁ!?」

 

対して男爵は余裕そうだ

 

ウォーカー君がなんとか戦闘を二対一に持ち込もうと隙を(うかが)っているが

そんな隙がないことは私でもわかる

 

ウォーカー君の手助けは期待しない方がいい

 

 

少しずつスピードのギアを上げてくる男爵に 必死に食らい付くが

 

(さば)ききれなくて 段々(かす)り傷が増えていく

 

手、頬、腕、肩、首…

 

氷剣(ブレード)も男爵の攻撃を受ける度に氷の欠片を()らしている

 

くそっ どんだけ(ちから)強いんだコイツ!

そろそろ氷剣(ブレード)耐久力(たいきゅうりょく)ヤバイぞ!?

 

バギィン!!

「ッ!!」(ヤバッ!!)

 

とうとう男爵の攻撃に()えきれずに氷剣(ブレード)(くだ)け散り 私は動揺してしまう

 

そんな大きな隙を男爵が見逃すはずもなく、男爵の(するど)い爪が腹に突き刺さった

 

ドシュッ

「…ッ!」(い゛っ!?)

 

その勢いのまま壁まで吹き飛ばされる

 

ドガァン!!

ガラガラ…

 

壁に当たった時 吐血した 口の中が気持ち悪い

 

満足に息も吸えずひゅーひゅーと浅い呼吸しか出来ない

 

肋骨折れたかも…

 

「ネールさんッ!!」

 

瓦礫(がれき)の中で 意識が途切れる寸前、ウォーカー君の悲痛な声が聞こえた気がした

 

 

**─*─*─*─*─*─**

 

 

私が目覚めたのは雨が降ってきたから

 

あ゛~~~(いや)されるぅ…

 

血液が足りなくて眼が(かす)

(まばた)きして鮮明にしようと(こころ)みるが失敗に終わった

 

代わりに耳を()ます

 

戦闘音は何処からも聞こえない 終わったようだ

 

ん?

 

「…………!」

「………………」

 

遠くから声が聞こえる

 

 

ネールサーーーン!

ドコデスカーーー!

ネールーー!

タシカムコウニ…

 

ウォーカー君達の声だ

 

「いたッ!ネールさん!!」

 

ウォーカー君は私を見つけた瞬間息を呑んで焦ったように私の名を呼んだ

 

多分 (ちから)なく瓦礫に埋まっているせいだろう

 

皆が瓦礫から私を掘り出そうとし始める

 

「…………カフッ」(ちょーしんどい)ガラガラ…

 

「大丈夫かネール?!すぐ掘り出すさ!」

 

「わ わ 私のせいである…」

 

ある?だれ?

…後で聞けばいいか

 

ごめん、もうむり おやすみ…




ネールくんは"アイスブレード"のことを
"ブレード"と呼ぶことがあります。

お気に入り70件ありがとうございます!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。