孤城の吸血鬼編最後です。
最近寒いですねー
大雪がセンター試験直撃とか…災難すぎる。
パチッ
「あ、起きましたか…」
ウォーカー君が明らかにホッとした顔をする
そんなに長く寝てたのかな
ここは…どこかの部屋?にしては開放的…
「…………」(眠い…)
まだ視界は霞んで見える そして眠い
「今からクロウリーさんに師匠の話を聞くところなんです」
「そう、か…コホッ」(へぇー和解したみたいで良かった)
ゴーレムを呼んで 体の下で巨大化させ、そのまま移動手段になってもらった
ついでに体の応急処置もすませる。
やっぱり肋骨は折れてた
**─*─*─*─*─*─**
「でさ こんな人なんだけど…」
と村長が描いたマリアン君の似顔絵を取り出すラビ
私はふわふわ浮いているゴーレムに埋まって
このゴーレム
このゴーレムに関しては全て私の思うがまま
一部だけ柔らかくするとか簡単だ
それに微睡んでいても 会話は全部ゴーレムが記録してるから安心だ
「ああ…その男なら 確かにここに来たである」
クロウリー君は彼を見たと言っている
マジか
「おーう!?」
ラビが眼を輝かせて喜ぶ
「何しに来たんです この人?」
ウォーカー君は怪訝そうにマリアン君が何しに来たか聞く
あ、それ聞きたい
「
「預かっていたモノ?」
ウォーカー君が聞きたいこと聞いてくれた
預かりものってなんだ?
「花である 食人花の赤ちゃん」
「食…」ハッ
食人花の赤ちゃんと聞いて修行時代を思い出したのか、ウォーカー君が
……食人花ってホールの花だよな
あれの赤ちゃんなんてマリアン君何してたんだろ…?
「?」
「気にせんで 辛い過去思い出してるだけだから」
ラビが不思議そうなクロウリー君にフォローしている
「でも 花返しに来たって…そんだけ?」
確かにマリアン君はそれだけで終わる男ではない
「うむ ただ その花ちょっとおかしくて…
突然 私に噛みついたと思ったら みるみる
今 思えばあの花が 君達の言うイノセンスだったのかもしれない
それ以来 私はアクマを襲うようになり
エリアーデと………………」
ジワッ
クロウリー君はあの
寂しさが
やっぱりただで終わらないマリアン君。
孫とは言え吸血鬼にイノセンス渡すか?
「……今 私達はその男を探している」(もう少し手掛り欲しいな)
「クロちゃん何か知らないさ?」
「そういえば 東国へ行きたいから友人の孫のよしみで金を貸せと…」
(((ここでもかーーー!!!)))
マリアン君、キミって奴は……
すくっ
クロウリー君が立った
「先に… 城の外で待っていてくれないか…?
クロウリー君はエクソシストになることに決めたようだ
「おう」
ラビとウォーカー君は柔らかく微笑んだ
**─*─*─*─*─*─**
「あーーー もーすぐ 夜が明けるさ なんか散々な夜だったさぁ」
ギギギギギ
ラビが体をほぐす
ふわふわ「
私は巨大化したゴーレムに埋もれながら呟く
「はは でも 師匠の手掛りがつかめました
あれだけの
ウォーカー君は遠い目をした
ラビからクロウリー君との理由
後悔してる…のかな
「そんな"悪いことした"みたいな顔すんなよ
確かに あんま前向きな方法じゃねェかもだけど
今の クロちゃんには『理由』が必要だったと思うぜ
いつか 楽になれるさ」
ラビも良いこと言うじゃないか
ドン!!
『(!!!)』
そんな話をしていると後ろでクロウリー城が爆発した
「城が…っ」
「まさか…」
二人がクロウリー君を心配しているのがわかる
自殺したのではないか、と
ゴオォォオオ
ザッザッザッ
燃え盛る城からクロウリー君が出てきた
「! はは…何であるかその顔は 死んだかと思ったであるか? 大丈夫である」
城を燃やしたのは決意の現れか…それとも。
▼巨大ゴーレムを見たときのラビの反応
ラビ「な、なにそれ?!楽しそうさ!!」キラキラ
ネール「そうか…?」←首傾げ
中の人(ドヤァ…)
ラビ「乗らせて!!」
ネール・中の人「(それはダメ)」
ラビ「何でさ~!!?」
理由─凍えるから