こちらは一本目です
「そういえばコムイ。ネールが思念体を飛ばして来ているぞ?ウォンについてきたようだ」
『思念体だって…?!彼は何でもありだね…ハァ』
「用事が終われば勝手に戻るだろう
心配するな」
『うん。アレンくんとネールくんの事よろしくね』
───────────────────────────────
アジア支部
<ウォンさん ウォーカー君はどこですか?>
「
キョロキョロしながらウォンさんに話しかけると今から包帯を替えに行くという
案内してくれるらしいのでウォンさんを追いかける
ちょ ウォンさん早い‼
「ほっ ほっ ほっ」
タタタタタ…
ウォンさんは歩幅を大きくとり、走っている
階段も一段とばす勢いだ
<なぜ、そんなに 急いでるんです?>
「そろそろウォーカーくんの包帯を取り替えないと、バク様にどやされてしまうからですっ!!」
……相変わらず苦労してるなあウォンさん
<…ウォーカー君は起きましたかね?>
「さぁ…私にはわかりかねます」
ウォンさんと話をしながらウォーカー君の病室へと向かった
病室に着いた が、肝心のウォーカー君がいない
いたのはフォーだけだった
ベッドはもぬけの殻で点滴の管は外されている
彼は、また無茶を……
「
居眠りしてたら
あんな体じゃ動けるわけないと思ってさ…
油断した」
それを聞いたウォンさんはすぐさまトレイを放り出し
<うわ、っと>
トレイをなんとかキャッチしてフォーと一緒にウォンさんを追いかけた
ウォンさんはフロアで泣きながらウォーカー君を探していた
「ヴォーガーぐぅーーーん わぁぁあああぁぁ」
「泣くなって!ホラ あっち探してみようぜ
なっ?」
ちょっと引くくらい泣いてた
フォーも必死で慰めてた
フォーの封印の扉の前に着いたとき
ウォーカー君とバクちゃんがいた
話をしていたようだ
「あーーーーーーーーっ!!!」
ウォーカー君を見つけたと思ったらフォーが大声をあげた
「!?」
バクちゃんが此方を振り返る
「見つけたぞテメェ!!」
フォーがいきなり走り出し
<フォー?何すー…>
「何 勝手に病室抜け出してやがる!!」
ゴッ
バクちゃんに飛び蹴りを喰らわせた
バアァン!!
バクちゃんは吹っ飛んで扉に叩きつけられた
「エクソシストだろうが
大体 テメェ起きたんなら まずあたしに挨拶だろ!
あたしはお前を
フォーはウォーカー君に説明してるけど私達はそれどころじゃない
「バク様ーーーーーーーーっ!!」
ウォンさんはバクちゃんが叩きつけられたことに
<フォー!!何してんの!?>
私はフォーがバクちゃんを蹴飛ばしたことに動揺して叫んだ
死んじゃったらどうするの?!
「オレ様を蹴飛ばす意味がわからんぞ!」
バクちゃんが頭から血をだらだら流しながら叫ぶ
「ホラ テメェ挨拶しろよ!
フォーはバクちゃんをガン無視して話を進める
キーッ
「貴様無視かぁーーーっ!!!」
ダダダダ
「バク様落ち着いてください!」
バクちゃんがキレてウォンさんが急いでバクちゃんを押さえる
ウォーカー君はその光景に引きながらもフォーの言葉に従って礼を言う
「たっ 助けてくれてありがとうございました えっと…?」
ウォーカー君はフォーの名前がわからないようだ
あとバクちゃんがキーキーうるさい 猿か
ウォーカー君の様子を見てウォンさんが助け船をだす。ちゃっかり自分の自己紹介も入れて
「フォーです。彼女の名前は『フォー』
このアジア支部の番人です
私はバク様の補佐役のウォンにございます
お元気になられて本当に良かった
ウォーカーくん」
ウォーカー君は一瞬キョトンとした顔をして
目を伏せたあと
顔を上げて嬉しそうに笑った
そして改めてお礼を言った
「ありがとうございます
僕を助けてくれて 本当に… ありがとう」
フッ
<無事で良かった…ウォーカー君>
私はその様子に嬉しくなった
ウォーカー君は変わってないなと
「えっ ネール、さん…?」
私がいたことに驚いたのか
笑ったことに驚いたのか
ウォーカー君は呆気にとられた顔をした
フフン、今の私はただの思念体なので
無口でも無表情でもないぞ!多分
<ええ ネールです
みんながキミのことを心配していました
頑張ってくださいウォーカー君>
微笑みながらウォーカー君の肘を支えて立たせた
「っはい!!」
ネールはバク支部長の事をバクちゃんと呼んでいます。彼が20代の頃から知っているので、いくらか砕けた感じです
感想ありがとうございました!!
勢いで2本も書いてしまった これからはこう言うの無いと思います