ティア・ドロップ   作:心があくタイプの人

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いやー_(^^;)ゞ
お気に入り7件ありがとうございます。
恐縮です

さて、本編ですが
ネールさんは次話で目覚め、原作介入を始めます(いつになるかはわかりませんが…)
では本編ドウゾ


第二夜 "彼"は新入り君の入城風景を見る

ゴオォン

 

〔入城を許可します アレン・ウォーカーくん〕

 

 

 

ジャキ

 

『わっ』

 

新入り君の鼻先に六幻(イノセンス)を突き付ける神田君

対する新入り君はいつ刺されるかと汗だくだ

 

私もあんなことされたら怖いよ

 

〔待って待って神田くん〕

 

それを止めるリー君の声が神田君のゴーレムから聞こえてくる

 

神田君は六幻を突き付けたままリー君に問い返す

 

『コムイか…どういうことだ』

 

〔ごめんねー 早トチリ!その子クロス元帥の弟子だった ほら、謝ってリーバー班長

 

オレのせいみたいな言い方ーーー!!〕

 

二人で言い争ってる…

新入りの前なのに何やってんだか

 

『ティムキャンピーが付いてるのが何よりの証拠だよ 彼はボクらの仲間だ』

 

リー君がウェンハム君のインカムを使って神田君に話している様だ

 

ウェンハム君、可哀想に…

リー君も止めたげなよ。痛がってるじゃない

 

大体、リー君がマリアン君の手紙を探しもせず『知らない』なんて言うから…

 

 

ぱこっ

 

 

……ん!?

 

神田君が妹君に叩かれてる…

さっきのはあの音か

 

『もー やめなさいって言ってるでしょ!早く入らないと門閉めちゃうわよ』

 

『『『………』』』

 

神田君も新入り君もリー君も黙ってしまった

神田君は叩かれた頭を押さえている

 

『入んなさい!』

 

仏頂面の妹君可愛い。

 

 

ガシャン

 

城内に入った新入り君達

 

『私は室長助手のリナリー 室長の所まで案内するわね よろしく』

 

自己紹介して、新入り君を案内しようと申し出る妹君

 

そしてもうここに用はないとばかりに立ち去ろうとする神田君

 

くるっ

スタスタスタスタ

 

神田君の名前を呼んで引き止める新入り君

 

『あ カンダ』

 

ギラ

 

うわーめっちゃ睨んでる

 

『……って名前でしたよね…?』

 

新入り君声震えてる

 

『よろしく』

 

と言って手を差し出す新入り君

 

握手かな

 

差し出された手を取ることもせず新入り君を睨み続ける神田君

 

まぁ神田君が手を取るとかあり得ないしなぁ

 

『呪われてる奴と握手なんかするかよ』

 

うっわ、きっついなぁ…

 

ほら新入り君から怒気オーラが

 

『ごめんね 任務から戻ったばかりで気が立ってるの』

 

しっかりフォローを入れる妹君は優しいなぁ

あの二人は結構長い間一緒にいるし当然なんだろうけど

 

 

しばらくは妹君と談笑しながら城内を歩く新入り君

ときどき妹君が重要施設を説明している

 

『ここは食堂

 

このフロアは修練場。3階層に渡ってあるの

 

談話室』

 

広いよねぇこの本部 縦にも横にも

 

『他にも療養所や書室 各自の部屋もあるからあとで案内するね』

 

『部屋が与えられるんですか!?』

 

すごいよね

ほとんど部屋に帰ってない人(マリアン)とか帰れてない人(科学班)もいるね

 

『エクソシストは皆ここから任務へ向かうの。だから本部のことを「ホーム」って呼ぶ人もいるわ』

 

皆就職先で住み込みだから家族がいる人なんて稀だしね

 

『出て行ったきりわざと帰ってこない人もいるけど』

 

『…………』

 

新入り君にはグサッとな言葉ですね

全面的にマリアン君が悪いんだけどね

 

『あ!ここの(フロア)はどんな部屋があるんですか?』

 

『ここは いいの』

 

あー…

リー君のプライベート実験場か

 

『はい?』

 

『いいの』

 

うん。見せなくていいと思う いや、見せちゃ駄目。

 

『さ 早く行きましょ』

 

『?』

 

『他に質問はある?』

 

『あ、気になってたんですけど この、丸いモノは一体?』

 

あ、私のゴーストゴーレムの事だね

 

『大昔の科学班の発明品なんじゃないかって言われてるけど、詳しい事はわからないの。移動してるから見つからない時もある見たい』

 

あれっエッ いつの間にそんなことに

 

『でもいろいろなところに現れて 簡単な事ならやってくれるのよ。軽い手紙を運んだりとかね。アレン君もいつかお願いしてみてね』

 

あーーあのお使いそういう…あー

 

 

最後に訪れるのは科学班

 

『はいどーもぉ 科学班室長のコムイ・リーです!』

 

ちこーんと眼鏡を輝かせながら現れるリー君

 

キミは"室長"なんだけどね…

 

『歓迎するよアレンくん いやーさっきは大変だったね~』

 

((誰のせいだ…))

 

皆の声が聞こえて来る様だよリー君

 

『じゃ 腕診せてくれるかな』

 

『え?』

 

『さっき神田くんに襲われた時武器を損傷したでしょ 我慢しなくていいよ』

 

あ、そういえばそうだな

イノセンスでイノセンス傷付けるとか痛そうだよね

 

新入り君が診察台に腕を乗せる

 

うわっ新入り君の腕ビリビリいってる

痛そー

 

『神経が侵されてるね やっぱり リナリー麻酔もってきて』

 

リー君が新入り君の腕を診てふむと言いながら妹君に指示をだす

 

『発動できる?』

 

とリー君は新入り君に確認する

 

『あ、はい』

 

新入り君は返事をして即座に発動する

 

ヴン

 

『お』

 

おお!やはりかっこいいな!

真っ白な鉤爪だ

しかし六幻からの傷が痛々しいな

 

『ふむ』

 

コンコン

 

とリー君が新入り君のイノセンスをコーヒーを飲みながらノックして言う

 

『キミは寄生(タイプ)だね!』

 

やっぱり~?

私と同じだね

 

『寄生…(タイプ)?』

 

コツ

 

カップを置く

 

『うん 人体を武器化する適合者のこと。数ある対アクマ武器の中で最も珍しい(タイプ)だよ』

 

その分、デメリットも多いけど

 

ジャカ

 

『寄生(タイプ)の適合者は肉体が武器と同調(シンクロ)してる分、その影響を受けやすいんだよね』

 

ヘルメットをかぶりなにやら凄そうな…訂正、ヤバそうな機械を取り出すリー君

 

『その装備はなんですか?』

 

新入り君が耐えきれなかったのか装備についてリー君に質問する

 

『ん? 修理』

 

修理て…

 

『ちょっとショッキングだからトラウマになりたくなかったら見ない方がいいよ』

 

ドリルだ…

 

『待っ 待って…』

 

新入り君も危機を感じたのか冷や汗を流す

無慈悲にも宣告は下された

 

Go(ゴー)♪』

 

『ギャーーーーーーーー』

 

ギリゴリバリぶちドッガゴドビコぎゃぶりぢ

 

 

『始まった…』

 

ウェンハム君は耳を押さえ

 

『残酷…』うぷ

 

科学班の班員はトラウマが再発したのかリバースしそうになっている

 

 

ドリドリ

ドリドリ

 

『コムイ兄さん この後あそこに行くんでしょ?アレンくん 一応人間か検査しなくていいの?』

 

ドリドリ

ドリドリ

 

『ん?いいよいいよ 人間だから』

 

『どうして?』

 

『この世界で呪いなんて受ける種族は人間だけだからだよ』

 

 

 

 

修理が終わり、エレベーターに乗って移動する二人

下はヘブラスカの間だ

 

『明日まで麻酔で動かないけどちゃんと治ったからね♪』

 

ずーん

 

新入り君はリー君の修理(と言う名の拷問)を受けてトラウマが芽生えた様だ

可哀想に…

 

『まあまあ 副作用はあるけど寄生(タイプ)はとってもレアなんだよ~』

 

ヴン

 

二人を乗せたエレベーターは下へ降りる

 

『イノセンスの力を最も発揮できる選ばれた存在なんだ』

 

『? いのせんす?』

 

新入り君はイノセンスを知らないのか?

 

カッ

 

天井から光が差し 長いフード付きローブを着た五人の大元帥達が現れる

 

まぁ、人形なんだけど

 

〔それは神のイノセンス 全知全能の力なり〕

 

『!?』

 

新入り君ビビってる

そりゃビビるわな

こえーもん大元帥

 

〔またひとつ…我らは神を手に入れた…〕

 

『ボクらのボス 大元帥の方々だよ』

 

リー君がチラリとヘブラスカの方を見る

 

『さあキミの価値をあの方々にお見せするんだ』

 

『…え?』

 

新入り君がリー君の言葉に呆けている隙に

ヘブラスカの手が新入り君に延び

しっかり獲物(新入り君)を捕らえる

 

『!!!』

 

ガリ

 

新入り君の体が宙に浮く

 

『なっ…!?』

 

<イ…イ……イノ…イノセンス…>

 

ヘブラスカが喋った!

いや、当然だけど

 

ズズズ

 

新入り君の腕にヘブラスカの手が入り込みイノセンスを調べる

 

…あれ気持ち悪そう

 

新入り君は敵だと判断したのかイノセンスを発動させようとするが…

 

『無理ムリ 麻酔で明日まで動かないって言ったでしょ』

 

リー君がそれを許さない

 

『!コムイさん…っ』

 

ニコ

 

リー君が殴りたいほど爽やかな笑顔を浮かべて新入り君を見上げる

 

『キミの十字架はとってもすばらしいよアレン♪』

 

『どうだいヘブラスカ?この神の使徒はキミのお気に召すかな?』

 

どうなるのかな?

 




はいどーもです

原作主人公ことアレンくんの呼び方ですが、原作介入を果たした時に"ウォーカー君"呼びに変わります(今は"新入り君"呼び)
他の方々は今のままで固定ですかね。
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