……かけないorz
所長はロマンの叫び声を聞いてやってきてマシュに没収された。
ロマンと二人で怒られました。
「いったいお二人はなにしてるんですか!昼間っからお酒なんて飲んで!あげく所長をこんなかわいい……じゃなくて幼い姿に!すばらしいです!」
「ちょっとマシュ!?あなたなにいってるの!?」
「……ゴホン、失礼しました。とにかく、所長は私が保護します。お二人はこの緑の液体にまみれた部屋の掃除をお願いします。私は所長の洋服の準備などをしなければいけませんので」
「ちょ!?私は皐月に!?」
所長拉致られた。
仕方ないのでロマン起こして掃除するか……。
「フォウ、そこのロリコン起こして。キツいの一発叩き込んでいいから」
「フォウ!」
「……ッいたぁ!?」
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「……やっと終わった、疲れた~。なんでこんなヌルヌルしてんだよ、ローションかよ。……なんかに使えるかもしれないから取っとこ」
「フォウ?」
「え?何に使うかって?……嫌がらせだよ、言わせんな恥ずかしい」
「フォウ!?」
「ところで皐月君、僕はなんでこんなところにいるんだい?所長もなぜか体を移していたし、まだ早いはずなんだが……」
「ポンコツロリコン……略してポリコン」
「ちょっと待った、それもしかして僕のこと?」
話してたら部屋に誰か入ってきた。
入ってきた人物……めんどくさいから言うわ。
所長はそのままオレのところへトタトタ走ってきてヒシッとしがみついた。
「あれ、所長どうしたん?」
「フォウ?」
「なんだかなにかから逃げてきたみたいだけど……」
話を聞いてみると、マシュに拉致られたあといろいろとお世話されていたらしい。
しかも途中からかわいいもの好きな黒セイバーも乱入、着せ替え人形のようにされ脱走。
黒ジャンヌに助けを求めるも目力の恐さにチビりそうになって再び脱走。
結果、この部屋までやってきたらしい。
どうりで妙にヒラヒラしたドレスみたいの来てるなぁった思った。
「なるほど、大変だったんですね」
「こんな小さな子供をいじめるなんてけしからん!もう大丈夫ですよ所長、このロマンが助けてあげますからね!」
そう言いながらロマンは所長に抱きつこうと、両腕を広げてしゃがみこんだ。
所長はダッとロマンに向かって走り出した。
「……のせいでしょ」
「ん?なんです?」
「あんたのせいでしょうがーーー!!!」
シャイニングウィザードが叩き込まれた。
メリィっていったメリィって、凹んでるもん、ロマンの顔陥没してるもん。
まぁ、自業自得だよね。
なんだいフォウ?ん?ロマンに酒を飲ましたのはお前だって?
……いいかいフォウ。バレなきゃ犯罪じゃないんだよ?
「なに動物に話しかけてんのあんた」
黒ジャンヌがいた。
全然気づかなかったんだけども。
「ヒッ!」
あ、所長がまたしがみついてきた。
黒ジャンヌの目付きがよほど恐いのか後ろでブルブルしながら様子をうかがってる。
「ったく、別にとって食ったりしないわよ」
「ところでなんでここに?なんかあったん?」
「いや……別に、ただ、そこのちっこいのが逃げてたから……」
「心配で来たと」
「はぁ!?心配なんてしてないわよ!バカじゃないの!?」
真っ赤になった、なんだこいつツンデレかよ。
かわいいなおい。
所長も警戒解き始めたらしく、震えてない。
「私が心配とかするわけないじゃない、バカじゃないの?そ、そんなことより、チビ!ちょっとこっち来なさい!」
「所長呼ばれてるよ」
「……う、うん」
所長恐る恐る黒ジャンヌに接近。
対する黒ジャンヌの行動は?
おーっと黒ジャンヌ、ここで顔を真っ赤にしながらなにやらお菓子のようなものの入った袋を差し出したー!」
「実況すんな!燃やすぞ!……ほら、別にあんたに持ってきたわけじゃないけど、こんなん好きそうなのあんたか黒セイバーぐらいでしょ。……あげるわよ」
「あ、ありがと」
「あと……、今度あのバカ達に追いかけられたら来なさい。……かくまうくらいならしてあげるわ」
真っ赤になっている顔をプイッと背けながら言った。
なんだこのツンデレ、尊い。
「これはいいツンデレだ、そうだろう?ロマン」
「あぁ、すばらしいよ。これほどのツンデレを3次元で見れるなんて……これほどカルデアにいてよかったと思ったことはないね」
「うっさい!」
前髪燃やされたでござる。
ロマンはポニーテール燃やされた、ザマァ。
「てか黒ジャンヌロリコンやったんやな、ちょっと意外」
「誰がロリコンだ!そこの変態と一緒にするんじゃないわよ」
「あの……ありがと」
所長が、怒ってる黒ジャンヌの服のすそをギュッて握ってお礼を言ったらショートした。
そのまま無言で所長を抱き上げて抱き締めた。
オパーイで苦しそう。
「てか所長ってあんな感じだったっけ?もっとヒステリックでパニックな感じだったと思うんだけど」
「それはきっと体に精神が引っ張られたからだろうね。つまり、今の所長は紛れもない少女ってことだよ」
よくわからんけどロリコン万歳な展開なのはわかった。
だがロマン、テメーはダメだ。
あと黒ジャンヌ、なんか顔溶けて危ない感じになってる。よだれ垂れてるよだれ。
欲望と理性がシーソーしてる。
「黒ジャンヌ~、そこで踏み留まっとかないといろいろ失っちゃうから頑張りんしゃいよ~」
「ッは!?私はいったい……。ま、まぁ、そういうことだから!覚えときなさいよ!」
混乱しすぎて最終的に捨て台詞吐いて帰ってしまった。
なんだこれ、かわいいな黒ジャンヌ。
目付き悪いけど、オレにはあたり強いけど。
とりあえず、お菓子の袋持ったままキョトンとしてる所長保護しとこ。
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所長を二人のバーサーカーから守るクエストしてたら、なんか新しい特異点行けるよって言われた。
次はローマらしい、よくわからんけど。
ローマってなんぞやと。
所長は危険なのでカルデアでお留守番です、ロマンがロリコンなのでダ・ヴィンチちゃんに預けることにします。
ロマンがなんかしようとしたら右腕が火を吹くぜって言ってた。頼もしい。
所長がドライフルーツ渡してくれた、ありがたくいただきます。
さて、ローマについたはいいもののなんか平原スタートだった。
ロマンつかえねーなロマン、だからロマンなんだよお前。
って言ったらガチ泣きした。
男の涙に価値なんてねぇんだよ、うるさいので通信切ってさっきからワーキャー騒いでる方に行く。
スゲー、なんか赤い女の子が無双してる。
あれ、三國とか戦国でよく見た光景が広がってる。
イケーソコダーヤレー!ってしてたらマシュに殴られました。
ついでに首根っこ捕まれて運ばれてます。
「あの、マシュ?これオレ達行かないでもよいのでは?ほら、エクスカリバったらよゆーっよ」
「エクスカリバったらあの女性の軍も一緒にエクスカリバっちゃうじゃないですか。その羽毛布団のような頭をしっかり使ってください」
「羽毛布団ってどゆこと?あれ、柔らかいってことだよね?まさか軽いってことじゃないよね?まさかね?マスターだもんね?」
「……」
「……モウムリエクスカリバル」
「やったら殴ります」
「なんだ、やらんのか?」
黒セイバーが残念そうな声出した。
ちょっと撃ちたがってるじゃねーか。
とりあえずエクスカリバるのはダメみたいなので仕方なく肉弾戦で。
ぶっちゃけよゆーだよねこれ、だってこっちマシュと黒セイバーと黒ジャンヌいんだぜ?
相手パンピーなんだぜ?
超ヌルゲーでござるー、って余裕こいてたらなんかサーヴァントっぽい男が殴りかかってきおった。
「叔父上……!?」
赤い女の子の叔父さんらしい。
とりあえず殴りあうけどね、殴ってきたのあっちだし。
「フハハハハ、甘い、甘いぞ!カルデアでこっそり概念礼装召喚しまくってたオレのスペックは、もはや星4くらいあるんじゃないかな?って最近思ってるからね!」
しばらく殴りあってたらむこうは撤退していった。
「叔父上……」
「あの人叔父さんなんです?」
「む?あ、あぁ。あれは間違いなく私の叔父上だ……」
よくわからんけど身内なら呼び止めとくか。
統一言語でちょっと待ってって言う。
ついでにバーサーカーっぽかったので落ち着けって言う。
「む!?これは……私は一体……、ネロ、か?」
「叔父上!これは……おい!そこの男、一体何をした?」
え、あれ?なんかミスった?
魔術的なあれだよ、ほら、あれ。
なんとかなった。
叔父さんは別で契約されてるみたいだったので統一言語でネロさんと契約させた。
あれ、これ使ってたら今までの敵も戦わなくてよかったんじゃね?って思ったけど言わない、マシュに殴られそうだから。
「こんなことができるならさっさとやってください」
殴られた。
後輩のきびしさがとどまるところをしらない。
その後はネロさんに連れられて街に行くことになった。
なかなか賑やかな街じゃないの。
適当に話ながら歩いてたらいつの間にか客将になったらしい。
マシュが決めてた。
解せぬ。
叔父さんに聞いたところ、敵にはローマがいるらしい。
なに言ってんだこいつ。
ネロさんはそれ聞いてメチャビビってた。
元気出してもらうために腕を振るいましたとも。
夕食は俺が料理を作ってやりました。
ローマの胃袋はもらったと言っても過言ではない、ネロさんに専属料理人になれって言われたもん。
断ったけど。
そんなこんなでローマの夜は更けていく。
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更けなかった。
食後は軽いデザートとお酒を飲んで、お風呂に入ってみんな寝た。
なぜ俺が起きているのか?
それはね、ローマを見に来たからだよ。
だって気になるじゃん、ローマってなんだよローマって。
あわよくばローマをそのまま味方にできるのでは?と思ってやってきました敵本陣。
例によってバイクで飛ばしたらすぐ着いた。
とりあえず抜き足差し足してたら後ろから話しかけられた。
マジでビックリした。
「我こそがローマである!」
「あ、ローマってあなたですか」
「うむ」
ローマいた。
背の高いムキムキなローマだった。
どうしよこれ、統一言語しとこかな。
と、思った瞬間『例の部屋』にいた。
「統一言語いったん使えなくすっから」
「え?」
戻った。
問答無用すぎてマジ幼女。
……どうしよ。
「貴様もローマだ。さぁ、我と来るがいい」
手をガシッて捕まれて連行された。
そのまま城に連れていかれ、一つの部屋にたどり着く。
てかこのローマ力強すぎね?抵抗しようとしたけど無意味すぎて後半ぶら下がってたもん。
「おやおや、客人かな?」
妙にインテリジェンスなしゃべり方の太ったローマがいた。
「こやつもまた、ローマだ」
「ふむ、なるほど」
納得しちゃうんだ。
その後は、どこからともなく表れたムキムキなヘルメットさんが持ってきたお茶を飲みつつ話を聞いた。
よくわかんなかったけど。
聞き取れたことをまとめると、「ローマがローマだからローマで、よくよく考えてみるとローマなんだけど最終的にはやっぱりローマ」って感じ。
強いて言うならローマ。
なのでとりあえずローマだからネロさんとか倒さないと。
でもそうなるとマシュとか黒セイバーとか黒ジャンヌも倒さなきゃだな~、でもローマだから仕方ないか。
「うむ、その意気だ!それでこそローマである」
「さすがは神祖様、恐ろしいまでのローマですなぁ」
「ローマローマローマローマローマローマローマローマローマro……」
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「……ダメだマシュ、皐月君の反応がない。少なくともこの城にはいそうにないぞ」
「まったく、先輩はいったいどこに行ってしまったんですか……」
いつもいつも変なことばかりする人ですが、あれでも人類最後のマスターですからいなくなられては困ります。
それに、なんだかんだ言ってても優しいですし……。
ん?フォウさんがなにかくわえてますね。
「フォウさん、それはいったいなんですか?ん?私にくれるんですか?……なにか書いてありますね、これは……」
『ちょっとローマ見てきます』
「………………」
「あの、マシュ?大丈夫?なんか魔力が暴れてるよ?おーいもしもーし。……ダメだこりゃ、皐月君……生きて帰ってこいよ」
Dr.ロマンがなにか言ってますか聞こえません。
フフフ、とりあえず盾の手入れでもしましょうかね。
もちろん敵を倒すためです、断じて先輩を叩き潰すためなんかではありませんとも、ええ。
「……ジャンヌ、あれはさすがにマスターの身が危ないんじゃないか?」
「ふん、いい気味じゃないあんな男。……でも、まぁ、確かに笑顔で盾を撫でている姿はちょっと怖いわね」
フフフ、待っていてくださいね?
せんぱい
お読みいただきありがとうございますm(__)m
更新は、できる、はず?かな?
……すいませんorz