FGOで脱力系マスター(強)   作:グラン(団長)

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短かったから連投。
書き溜めなんてものはない!
m(__)m


8話

「ローマァァァァ!!!おい、死ぬなよローマ!!!」

 

「……いいか、よく覚えておくがよい。……貴様もまた、ローマだということを」

 

ローマの体が光を発する。

エクスカリバーを己の宝具で相殺し、俺に向かい来る黒い炎を纏った槍を、俺を押し退け盾のごとく変わりに受けきったローマは、己の死を悟りながらも語りかけてきた。

 

「ローマ、……わかったよ。俺もローマなんだな、……ありがとうローマ、いや、ロムルス」

 

「そうだ、それでよい。……いいローマになったな、皐月」

 

俺の腕の中で血塗れになりながらも、ロムルスは力強い笑みを浮かべた。

痛みなどまるで感じていないかのような笑み、その表情を欠片も崩すことがないまま、ロムルスは幻想的な光の粒となり、空へと登るように消えていった。

……残されたこの身で出来ることなどあるのだろうか?

いや、答えなど始めから決まっている。

この足はなんのためにある?

この腕はなんのためにある?

自分のためか?

人のためか?

……否!!!

 

立ち上がり、近づいてくる敵を見据える。

ロムルスの体はとうに消えた。

しかし、彼の思いは俺の胸の中に、大きく!確かに!響き渡った。

後は行動に移すのみ。

鉄より硬く拳を握れ。

風邪より早く足を動かせ。

俺は……、ローマなのだからッッッ!!!!

 

 

 

 

 

「いい加減にしてください先輩」

 

「すいませんでした!!!」

 

後輩には勝てなかったよ……、ごめんロムルス。

だって痛いんだもん、容赦なく盾で殴ってくるんだもん。

ガンッて、ガンッて!

凹んでない?俺の頭凹んでない?

 

「ほら、バカやってないでさっさと聖杯を取りに行きますよ」

 

「アッハイ」

 

 

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

 

 

緑モジャがいた。

荒ぶってる、なにあれ恐い。

 

「マシュ、あの人なに言ってるかよくわからないんだけど、どう反応してあげればいいん?」

 

「先輩は黙って後ろの方で眺めていてください。統一言語の使えない先輩なんてただの魔力タンクなんですから」

 

……大人しく部屋の隅でお絵描きしてる。

石造りだからね、剣でゴリゴリしてる。

緑モジャがキモいの召喚したけど気にしない、魔力ゴリゴリ持ってかれるけど気にしない。

槍で串刺しになって黒くて太いので焼却されてるキモいのが首閉められた鶏みたいな声出して消えたけど気にしない。

緑モジャがスレンダーな褐色美人に切られたけど気にしない。

なんだろあれ、三色ボールペンかな?

いいな~、あれあったらこの絵に色付くかな?

と思ってたら褐色美人がテクテク近づいてきた。

 

「……それはなんだ?」

 

「これ?これはね~、ロボッ、いや、……ロマンだよ」

 

「ロマン、……いい文明だな」

 

「わかる?……そっちこそ、いい武器持ってるじゃないの」

 

「これか?」

 

うわっ!?すげー、回ったんだけど、三色ボールペン回ったんだけど。

 

「いいねぇ、それ作った人はロマン持ってるよ」

 

「そうか、これもロマンか」

 

「それ回るだけなん?」

 

回るだけじゃないらしい。

褐色美人がグッてしたらスゴいピカピカした。

そのまま褐色美人はどこえともなく突撃してった。

スゲー、進行方向のもん全部グワーって、グワーってしてった。

あ、戻ってきた。

 

「いいなぁ、なんか必殺技みたいでカッケーなぁ」

 

「そうか?」

 

「うん、しかもあそこの黒いのと違ってビームとかじゃないのもいいよね。やっぱ接近戦はロマンあるよ~」

 

「……ロマン、か」

 

あ、なんか心なしか嬉しそう。

可愛いなコイツ。

 

「あの、先輩?……意気投合しているところ悪いんですが、一応敵ですよ?」

 

「いいかマシュ、……敵とか味方じゃないんだ、ロマンはな、……ロマンなんだよ。あ、あのポンコツじゃないから」

 

「ちょっと皐月君?ポンコツってもしかしなくてもぼくの……

 

ポンコツうるさいポンコツ。

俺はこのロマン系褐色美人とお話しするんです。

 

 

 

ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー

 

 

 

いろいろあってアルテラが仲間になった。

サーヴァントじゃないけど仲間になった。

幼女ー!幼女ー!って叫んでたらまた謎空間行けたからアルテラ連れていきたいって言ったら統一言語使えるようになった。

そのあと使えなくなったけど、幼女ケチなんだが。

あと幼女って言うなって殴られた。

マシュと同じぐらい痛かった。

 

「アルテラ次なに見る?オープニングのダンス面白いのとか、アニメと映画と漫画で話違いすぎてわけわかんなくなるやつとかいろいろあるけど」

 

「……兄貴はもう戻ってこないのか?」

 

「……アルテラ、残念だけど兄貴はもう戻らないんだよ。……だけどね、兄貴は俺達の中で生き続ける、だから俺達が兄貴を忘れない限り大丈夫さ」

 

「そうか、……そうだな」

 

「そうだよ、よし!それじゃ次はキング◯イナー見よう。一緒に踊って楽しもうじゃないか!」

 

「フフフ、……そうだな」

 

外で仲間に入れず様子をうかがってた所長も呼んで、3人で一緒にダンスした。

楽しかった。

 

「先輩、今何時だと思ってるんですか。おしおきです、所長もいい子は早く寝なきゃダメです。アルテラさんもあんまり先輩と一緒にいるとおバカになりますよ」

 

今日も後輩が俺に冷たい。

あと室内で盾振り回すのはどうかと思う。

って言ったら殴られた。

……解せぬ。

 

 

 

 

 

 

 

 




もう一度言っておきます、
書き溜めなんてものはない!
m(__)m
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