スマホを変えたので一からのやり直しでした。
(瞬視点)
シオンとのバトルが終わり、俺はシオンと別れ、霊夢達と合流しようとしていた。
『…君とバトルできて良かった。次は、負けない』
シオンは、そう言い残しあの後どこかに行ってしまった。
きっと近い内に会うことになるだろう。
その時は、あいつの過去を聞こうと思う。
「瞬!」
「無事だったのか!?」
竹林を抜けて、人里に着くと霊夢と魔理沙が迎えてくれた。
「ああ、結構ギリギリだったが、大丈夫だったよ。」
でも、と言葉を続ける。
「《十二神皇》のカードは、白いフードを被った奴に横取りされてしまった…。」
「…それでも、瞬が無事だったのだから、問題ないわ。」
「そうだぜ!奪われた《十二神皇》は取り戻せるんだぜ!」
「サンキュ、2人とも。」
と、周りを見渡す。
「駿太と鈴仙は?」
「今は永遠亭よ。まずは、2人に勝利報告ね」
そう言うと、俺と霊夢、魔理沙は永遠亭に向かった。
☆★☆(シオン視点)
瞬と別れ、俺は暗黒バトラーの基地に戻ろうとしていた。
『マスター…』
「…スター、俺はもう逃げない。
だから、もう少しだけ俺に力を貸してくれ」
『勿論です!私はマスターの為なら何でもします!』
「ありがとな。」
瞬と戦った後、《四魔卿アルティメット》のカードは消えていた。
もうあの強大な力が使えないと分かっているが、もう、あの力は俺に必要ない。
「…久々に、お前達でバトルしてみるか」
だが、それはこの後、ある奴を倒してからの出来事だ。
俺は覚悟を決め、暗黒バトラーの基地に入って行った。
●暗黒バトラー 基地
「来ましたか。」
「………………………」
タツミの元に行くと、シシが迎えた。
俺は無言でシシから借りていた水晶を返す。
「どうやら、その様子を見るに覚悟を決めたようですね。」
「………………………」
無言でシシを通り抜ける。
「後悔しないことですね…」
玉座の間に着くと、タツミの他に数名の暗黒バトラーがいた。
「お、戻ったであ~るか。」
「無様な結果ではなかったであろうな?」
「…………………………」
カブトとケンゴーを無視し、タツミの座っている玉座の近くに行き、タツミに話掛ける。
「タツミ、俺とバトルしろ」
「「「「「っ!?」」」」」
俺のその言葉に、その場にいた暗黒バトラー全員が驚くリアクションを見せた。
「ほう…貴様ごときが俺にバトルを挑むだと…」
そう言うタツミの顔は、元々分かっていたような顔をしていた。
「…俺が勝ったら、お前達に渡した《十二神皇》を返してもらう」
「ほう、良いだろう。」
タツミは立ち上がる。
「貴様に格の違いを分からせてやる」
そこでタツミが見せたのは、俺が1度奪った《辰の十二神皇》だった。
「何故、お前が《辰の十二神皇》を持っている?」
「このカードは、白のフードの奴が俺に渡したのだ」
「…白フードの奴は、お前の差し金か?」
「さあな。答えは俺に勝ったら、十二神皇と共に話してやる。」
「…なら、始めるぞ」
「「バトルアーマー!オン!!」」
天に掲げた【ソウルコア】から光が放たれ、俺とタツミの体にバトルアーマーが装着された。
「「ゲートオープン!界放!!」」
☆★☆★
「タツミ様に勝負を挑むとは、愚かなり。」
「フン!タツミ様が負ける訳がない。
アイツ、痛い目見る」
他の暗黒バトラーも似たような事を言う。
しかし、そんな事はどうでもいい。
「行くぞタツミ。俺のターン」
シオン 手札5 リザーブ【4】
デッキからカードを引く。
「アルティメット召喚、《ビートルゴン》」
ビートルゴン【1】LV3 BP4000 コスト3
「バーストセット。ターンエンド」
シオン
手札3 リザーブ0 トラッシュ3 ライフ5 バースト
ビートルゴン【1】LV3 BP4000
「フッ…俺のターン」
タツミ 手札5 リザーブ【5】
「ネクサス《旅団の摩天楼》を配置。配置時効果で1枚ドロー」
旅団の摩天楼(0)LV1 コスト3
「さらに《No.32 アイランドルート》を配置。配置時効果で1枚ドローする」
No.32 アイランドルート(0)LV1 コスト3→【2】
「ターンエンド」
タツミ
手札5 リザーブ0 トラッシュ【5】ライフ5
旅団の摩天楼(0)LV1
No.32 アイランドルート(0)LV1
「…俺のターン」
シオン 手札4 リザーブ4
「《ビートルゴン》をLV4にアップさせて、赤と緑のシンボルを追加する。」
ビートルゴン【1→2】LV4 BP6000 赤+緑+究極
「そして、マジック《ネオ・ダブルドロー》を使用して3枚ドローする」
ネオ・ダブルドロー コスト4→3
シオン 手札3→6 リザーブ3→0
「アタックステップ。《ビートルゴン》でアタックだ」
《ビートルゴン》がタツミに突っ込む。
「ライフだ」
タツミ ライフ5→4 リザーブ1
「…ターンエンド」
シオン
手札6 リザーブ0 トラッシュ3 ライフ5 バースト
ビートルゴン【2】LV4 疲労
「俺のターン」パシッ
タツミ 手札6 リザーブ【7】
「《クリスタニードル》を召喚」
クリスタニードル(1)LV1 BP1000 コスト0
(ネクサスを破壊するスピリットか…)
「さらにデッキからカードを3枚破棄し、《紫煙獅子》のコストを-3して召喚する」
破棄カード
①龍魔神
②戊の四騎龍ホワイトライダー
③庚の水晶龍アメジスト・ドラゴン・ソニック
紫煙獅子(2)LV2 BP6000 コスト6→3→0
「そして《壬辰竜ウロヴォドラ》の【アクセル】発揮!
デッキから3枚オープンし、その中のブレイヴカード1枚と系統《十冠》《神皇》のカード1枚を手札に加える。」
壬辰竜ウロヴォドラ 【アクセルコスト】4→2
オープンカード
①紫魔神
②ウロドラ
③戊の四騎龍ブラックライダー
「こい、《紫魔神》《ブラックライダー》!」
タツミ 手札3→5 リザーブ4→2
「相手の効果で手札が増えた時、このバーストは発動する!」
タツミの手札が増えた時、俺のバーストが発動した。
「《甲殻伯メタリフェル》の効果でBP20000まで好きなだけ破壊する!」
カードから炎の玉が飛び出し、タツミのスピリット全てを破壊した。
クリスタニードル(1)LV1 破壊
紫煙獅子(2)LV2 破壊
「そして、アルティメット召喚!《甲殻伯メタリフェル》!」
甲殻伯メタリフェル(1)LV3 BP17000
ビートルゴン【2→1】LV3 疲労
「フン、その程度か!《戊の四騎龍ブラックライダー》の【アクセル】発揮!
トラッシュの《庚の水晶龍アメジスト・ドラゴン・ソニック》をノーコストで召喚する!」
【アクセル】の効果が発揮されると、地面が割れて《アメジスト・ドラゴン・ソニック》が現れた。
戊の四騎龍ブラックライダー 【アクセルコスト】5→3
庚の水晶龍アメジスト・ドラゴン・ソニック【2】LV2 BP8000 コスト7→0
「召喚時効果で2枚ドロー!そして、トラッシュの《龍魔神》を召喚する!」
タツミ 手札4→6 リザーブ0
《アメジスト・ドラゴン・ソニック》が咆哮し、それに共鳴して《龍魔神》がフィールドに現れた。
龍魔神(0)LV1 BP4000 コスト5→0
「《アメジスト・ドラゴン・ソニック》の効果で《異魔神ブレイヴ》を召喚した時、《甲殻伯メタリフェル》のコアを全てリザーブに送る!そして、合体!」
アメジスト・ドラゴン・ソニック【2】LV2 BP8000+(左)4000=12000
甲殻伯メタリフェル(1→0)消滅
(なるほど…わざと《メタリフェル》を出させてフィールドから消したわけか)
「ターンエンド」
タツミ
手札6 リザーブ0 トラッシュ5 ライフ4
庚の水晶龍アメジスト・ドラゴン・ソニック【2】LV2 BP12000
旅団の摩天楼(0)LV1
No.32 アイランドルート(0)LV1
オープンカード→《壬辰竜ウロヴォドラ》《戊の四騎龍ブラックライダー》
「俺のターン」パシッ
シオン 手札7 リザーブ5
手札を確認する。《ブラム・ザンド》と《ヴァンディール》がいなくても、俺は戦える!
「《ビートルゴン》をLV4にしてシンボルを追加する。」
ビートルゴン【1→2】LV4 BP6000 赤+緑+究極
「ネクサス《邪神域》を配置」
邪神域(0)LV1 コスト4→1
「さらにアルティメット召喚、《龍魔皇イビルフリード》!」
黒い竜巻の中から、暗黒のオーラを纏った《ジークフリード》が現れた。
龍魔皇イビルフリード(2)LV3 BP6000 コスト5→1
「召喚【Uトリガー】、ロックオン!」
「コスト0《クリスタニードル》だ」
「ヒット。トラッシュのコアを全て《イビルフリード》に!」
龍魔皇イビルフリード(2→4)LV5 BP12000
「バーストセット。アタックステップ!《イビルフリード》でアタック。アタック時効果で《アメジスト・ドラゴン・ソニック》を破壊!1枚ドローする。」
《イビルフリード》の咆哮によって《ソニック》は破壊された。
シオン 手札4→5
龍魔神(0)LV1 BP4000
タツミ リザーブ0→【2】
「そのアタック、ライフで受けよう」
《イビルフリード》の鋭い爪がタツミのライフを砕いた。
タツミ
ライフ4→3 リザーブ【3】
「ターンエンド」
シオン
手札5 リザーブ0 トラッシュ0 ライフ5 バースト
ビートルゴン【2】LV4 BP6000
龍魔皇イビルフリード(4)LV5 疲労
邪神域(0)LV1
「俺のターン」パシッ
タツミ 手札7 リザーブ【9】
「召喚、《鎧闘鬼ラショウ》!」
闇の中から《ラショウ》が姿を現した。
鎧闘鬼ラショウ(1)LV1BP3000 コスト4→2
「召喚時効果でデッキから4枚破棄することで2枚ドローする!」
破棄カード
①辰の十二神皇ウロヴォリアス
②ポイズンブレス
③クリスタニードル
④龍魔神
タツミ 手札6→8 リザーブ【6】
(《ウロヴォリアス》がトラッシュに…切り札をトラッシュに置いてどうするつもりだ?)
「さらに《壬辰竜ウロヴォドラ》を手元から召喚!」
壬辰竜ウロヴォドラ(1)LV1 BP3000 コスト4→2
「召喚時効果で手札から《紫魔神》をノーコストで召喚する!」
《壬辰竜ウロヴォドラ》が黒い輪を作り出し、そこから《紫魔神》を召喚した。
紫魔神(0)LV1 BP6000 コスト5→0
「《紫魔神》の召喚時効果発揮!《ビートルゴン》のコアを1つリザーブに送る!」
ビートルゴン【2→1】LV3 BP4000
シオン リザーブ0→1
「ここで《戊の四騎龍ホワイトライダー》を召喚!召喚時効果《イビルフリード》のコアを2つリザーブに送る!」
戊の四騎龍ホワイトライダー【2】LV2 BP6000 コスト5→2
鎧闘鬼ラショウ(1→0)消滅
イビルフリード(4→2)LV3 疲労
シオン リザーブ3
「《ホワイトライダー》の効果で、俺が【死竜】を召喚する時、貴様のリザーブのコアを使うことができる。」
「俺のコアを!?」
《ホワイトライダー》が弓矢を放つと、それは俺のリザーブのコアに当たり、コアはタツミの元へと飛んでいった。
「貴様のコアを3つ使い、《ウロヴォリアス・リバース》を召喚!」
召喚されると、フィールドに亀裂が入り、亀裂の隙間からスピリットが現れた。
ウロヴォリアス・リバース(1)LV1BP10000 コスト8→3
戊の四騎龍ホワイトライダー【2→1】LV1 BP4000
シオン リザーブ3→0
「《ウロヴォリアス・リバース》の召喚時効果で、貴様はコアを3つトラッシュに置かなければならない。
さあ、貴様の手でアルティメットを消滅させるがいい。」
「くっ…」
ビートルゴン【1→0】消滅
イビルフリード(2→0)消滅
シオン リザーブ0 トラッシュ6
「《ウロヴォリアス・リバース》を《紫魔神》と合体させる。」
ウロヴォリアス・リバース(1)LV1 BP10000+6000=16000 紫+紫+紫+紫
「さあ、このターンで終わらせてやろう。アタックステップ、《ホワイトライダー》でアタック!」
《ホワイトライダー》が俺に弓矢を放った。
(俺のリザーブは0。《ホワイトライダー》のアタックで1つライフを削り、マジックを使わせなくして4点持って行くつもりか…)
「…《ホワイトライダー》のアタックはライフで受ける」
シオン ライフ5→4 リザーブ1
「続いて《ウロヴォリアス・リバース》でー」
「バースト発動!《アルティメットウォール》。アタックステップは終了だ」
《ウロヴォリアス・リバース》がアタックする瞬間、タツミのフィールドを吹雪が襲った。
「ふん…命拾いしたな。ターンエンド」
タツミ
手札5 リザーブ0 トラッシュ6 ライフ3
壬辰竜ウロヴォドラ(1)LV1 BP3000
戊の四騎龍ホワイトライダー【1】疲労
ウロヴォリアス・リバース(1)LV1 BP16000
龍魔神(0)LV1 BP4000
旅団の摩天楼(0)LV1
No.32 アイランドルート(0)LV1
オープンカード→《戊の四騎龍ブラックライダー》
「俺のターン!」
シオン 手札6 リザーブ1→【8】
(依然として、俺のコアは少ない。だが、コアが少ないのは奴も同じだ)
「俺は《ドクロスリーパー》を2体召喚する。」
ドクロスリーパー(1)LV1 BP1000 コスト1→0
ドクロスリーパー(1)LV1 BP1000 コスト1→0
「ほう…新たなアルティメットを召喚する気か…」
「さらに《邪神域》をLV2にして、《ドクロスリーパー》2体の【スピリットソウル:究極】発揮!究極シンボルを追加!」
邪神域(0→1)LV2
ドクロスリーパー(1)LV1 BP1000 緑+究極
ドクロスリーパー(1)LV1 BP1000 緑+究極
「王者の威厳、大地の息吹!緑の風で命を育め!《アルティメット・キングタウロス》召喚!!」
フィールドに竜巻が吹き荒れ、竜巻を切り裂いて《アルティメット・キングタウロス》が現れた。
アルティメット・キングタウロス(1)LV3 BP11000 コスト7→4
「さらに、自分のアルティメットが召喚された時、《地球神剣ガイアノホコ》をノーコストで召喚し、《アルティメット・キングタウロス》に合体させる!」
地球神剣ガイアノホコ BP3000(+BP5000)
アルティメット・キングタウロス(1)LV3 BP11000+5000=16000 究極+緑
「このターンでケリをつける!アタックだ《アルティメット・キングタウロス》!」
《ガイアノホコ》を手にした《U・キングタウロス》が風を巻き起こす。
「【Uトリガー】ロックオン!」
ピュン
パシッ「コスト2、《陰陽童》」
「クリティカルヒット!タツミ、お前のスピリット2体は疲労だ!」
壬辰竜ウロヴォドラ(1)LV1 疲労
ウロヴォリアス・リバース(1)LV1 疲労
「さらに、クリティカルヒットの効果で、タツミのライフを1つ破壊する!」
《U・キングタウロス》が《ガイアノホコ》を投げて、タツミのライフを破壊した。
タツミ ライフ3→2 リザーブ1
「《U・キングタウロス》はダブルシンボル。これで終わりだ!タツミ!」
《U・キングタウロス》のメインのアタックがタツミに迫る。
「甘い!フラッシュ、《戦鬼ムルシエラ》の【アクセル】発揮!
コアが3つ以下のスピリット、アルティメットを全て破壊する!」
「何っ!?」
戦鬼ムルシエラ 【アクセル】6→3
タツミ リザーブ1→0
壬辰竜ウロヴォドラ(1→0)消滅
戊の四騎龍ホワイトライダー【1→0】消滅
ドクロスリーパー(1)LV1 破壊
ドクロスリーパー(1)LV1 破壊
U・キングタウロス(1)LV1 破壊
↓
地球神剣ガイアノホコ(1)LV1 BP3000 疲労(アタック中)
「そいつのアタックはライフで受ける」
タツミ ライフ2→1 リザーブ0→1
「ターン…エンド…」
シオン
手札2 リザーブ2 トラッシュ4 ライフ4
地球神剣ガイアノホコ(1)LV1 疲労
「所詮、貴様は俺の足元にも及ばないと言うところだ。」
タツミ 手札4→5 リザーブ1→【10】
「くっ…」
「【十二神皇】を集めてくれた貴様の最後はこいつにしてやろう…」
タツミの持つカードが紫色に染まる。
「(何か…くる!)」
「漆黒の闇に染まりし、天より今こそ降臨せよ、混沌から生まれ出でたる紫の蛇よ!
《巳の十二神皇ティアマドー》!!」
カードから紫色の光が放たれ、雲が割れ、稲妻と共に《ティアマドー》が舞い降りた。
巳の十二神皇ティアマドー【3】LV2 BP19000 コスト8→4
タツミ リザーブ4
「これが…《巳の十二神皇》!」
「《紫魔神》を《ティアマドー》に合体!」
巳の十二神皇ティアマドー【3】LV2 BP19000+6000=25000 紫+紫+紫+紫
「アタックステップ。《ティアマドー》でアタックだ!」
《ティアマドー》が咆哮する。
「<封印>!!」
巳の十二神皇ティアマドー【3】→(2)LV2 BP25000
タツミ ライフ1→【2】
「<封印>時の効果でトラッシュの《辰の十二神皇ウロヴォリアス》をコストを支払わずに召喚する!」
突如、フィールドが割れ、そこから《ウロヴォリアス》が現れた。
辰の十二神皇ウロヴォリアス(2)LV2 BP16000
「さあ、俺の前から消え失せろ!!」
「っ!?」
《紫魔神》と合体した、《ティアマドー》が俺に4つのシンボルを喰らわせた。
シオン ライフ4→0
「ぐあああああああ!!」
《ティアマドー》のアタックを受けて、俺はバトルフィールドから、どこかへ飛ばされた。
☆★☆★
「ウオオオオオオオ!!タツミ様ー!!」
バトルが終わり、タツミの元にイヌイ将軍は向かった。
「イヌイ。邪魔が入ったが、今度はお前に《戌の十二神皇》を探してきてもらう。」
「ハッ!このイヌイ、タツミ様の為に、《戌の十二神皇》を手に入れてきます!」
イヌイ将軍はさっそく、《戌の十二神皇》を探しに行こうとするが、タツミはそれを止めた。
「待て、イヌイ。」
タツミはイヌイに自分のカードを数枚渡す。
「このカードを使え。お前なら使いこなせるはずだ」
「ありがとうございます、タツミ様。」
「イヌイ将軍。《戌の十二神皇》の場所はここです」
突然、シシが現れ、水晶に映った場所をイヌイ将軍に見せた。
「場所は、ここから西に移動すれば辿り着きます。」
「ソウカ…。このイヌイ将軍、いざ参る!」
シシの水晶に映った場所は、幻想郷の神社の1つ、守矢神社だった。
そろそろ煌臨のカードも出したいですけど、まだまだ先になりそうですね。
出るとしたら、いきなり四章のカードを使い始めるかも・・・