間が空いてしまい申し訳ないです。
突然なんですが、IS-2とファイヤフライならIS-2の方が主砲の威力高くて有効射程な長いですよね?
色々調べてみてもイマイチ確証がもてなくて。分かる方がいるなら活動報告の方に作って起きますので、是非とも教えて頂きたいです。
長くなりましたが本編どうぞ!
「ふぁー…………ん?」
朝、ソファーで寝ていた俺が目を覚ますとキッチンの方から美味しそう匂いがする。
あれ、俺ご飯作って寝たけ?
「おはようございますユキ」
「ん……あ、そっか。おはようノンナ」
そういえば今日からノンナが泊まってるんだったけ。
「ご飯作ってくれたんだ、ありがとうノンナ」
「いえ、目が早く覚めたので。勝手に材料を使ってしまったんですが」
「あ、いいよ、美味しいご飯が朝から食べられるから」
椅子に座ってノンナが作ってくれた朝ごはんを食べる。
なんかいいな。誰かが作ってくれたご飯もだけど
―――誰かと一緒に食べるご飯って
「あ…………」
「どうしたのノンナ?」
朝ごはんを食べ終えて登校するために制服に着替え、外に出ようと鞄を持った時、マフラーが無いことに気付く。
昨日持ってくるのを忘れてしまいました。
「……ああ、マフラー持ってくるの忘れたの?」
「はい」
私の姿を見たユキが足りないものに気づいてくれます。
プラウダ高校の学園艦は東北の方にほとんどいるので、二月はとても寒く防寒具がないと厳しいです。
「朝は我慢して放課後に寮に取りに行きますから気にしないでください。さぁ、学校に行きましょう」
「……ちょっと待ってノンナ」
ドアノブに手をかけた私を止めるユキ。
私がユキの方を向くと、ユキは自分のマフラーを取って私に巻いてくれる。
「俺が使ってるやつで申し訳ないけど、これなら多少ましでしょ?」
「それだとユキが…………」
「いいよ、気にしなくて。それに女子はスカートで俺より寒いんだからこれぐらい大丈夫だよ」
「でも……」
「はい、これ以上の文句は受け付けません。ほら、学校行くよ」
私の手を優しく掴むとユキはドアを開けて外に出る。
マフラーからはユキの匂いがして……とても落ち着きます。
全く、本当に貴方は…………女心を揺さぶるのが上手いですね。
一週間もこんなことが続いて大丈夫でしょうか?
「あ、カチューシャがいたぞ」
「きちんと起きられたようで安心しました」
いつもは私が起こしているので、一人で起きて学校に来れるか少し不安でしたけど大丈夫そうですね
「おーい、カチューシャ!」
「っ!なんだユキじゃない」
「おはよう、一人でよく起きれたな」
「おはようございますカチューシャ」
「おはようユキ、ノンナ。当たり前よ、朝一人で起きるぐらい。それにノンナが成長してるのに私だけ取り残されるのはごめんよ」
……カチューシャ、私はそういう貴女が好きですよ
「そっか。流石カチューシャだな」
「そうよ!カチューシャ様にはこれくらい当然よ!それよりノンナ、貴女のマフラーってそんな柄だった?」
「いえ、私がマフラーを寮に忘れてしまったんですが、ユキが自分のマフラーを貸してくれてまして」
「だと思った。ノンナのマフラーは部屋にあったし、そのマフラーも見たことあってユキがマフラーしてないから」
そういいながらカチューシャは自分の鞄から私のマフラーを出します。
「カチューシャ様がノンナのマフラーを持ってきたわよ」
今日のカチューシャは推理力、応用力も高いです。
一人だとステータスが上がるんでしょうか?それなら定期的に寮を開けた方がいいんでしょうかね
「ありがとうございますカチューシャ。あ…………」
カチューシャが私のマフラーを持ってきてくれたのは嬉しいのですが……そうなるとユキのマフラーを返さなければいけなくなってしまう。
……もう少しユキを感じていたい
「残念そうな顔して…………俺のマフラーが良いの?」
ユキが覗き込むように私の顔を見る。
思っていたことを当てられて、それが恥ずかしくユキのマフラーに顔を埋める。
「了解。じゃあノンナのマフラー借りるね」
ユキはカチューシャが持っている私のマフラーを自分に巻き始める。
「……ノンナの匂いがする。…………あ、そういうことか」
カチューシャには聞こえないくらいの声で呟くユキ
私がユキのマフラーを返したくない理由まで知ったユキは、私の顔を楽しそうな笑顔で見つめる。
…………恥ずかしいじゃないですか。ユキのバカ……。
「顔を赤くしてマフラーに埋めてるまま睨んでも、可愛いと思うだけだよ」
雪穂は私をどれだけ赤くさせれば満足なんでしょうか?
「お疲れ様でした!」
「「「「「お疲れ様でした!」」」」」
隊長の掛け声に合わせて全員で挨拶をして今日の戦車道は終わった。
ノンナの分もあるから食材を買いに行かなくちゃいけないな
「ノンナ、帰ろ」
「カチューシャを寮に寝かせてからでいいですか?」
ノンナの背中に乗ってるカチューシャは、戦車道が終わると同時にウトウトし始めた。
やっぱりノンナが居ないから調子がおかしいんだろうな
「いいよ。ついでに忘れ物がないか確認してきたら。俺は外で待ってるから」
「ありがとうございます」
俺と背中にカチューシャを背負ったノンナは寮を目指して歩く。
「お待たせしました」
十分程、寮の外で待ってるとノンナが戻ってきた。
すれ違う人達と喋ってたから待たされた感は全くないけど
「カチューシャは寝ちゃった?」
「はい、ベットに下ろした時には完全に」
「そっか、じゃあ次は俺に付き合って」
「どこへ?」
「今日のご飯の買い物」
「……すいません、私の分が増えたからですよね」
ノンナが申し訳なさそうな顔をする。
ノンナは学習しないな……全く。普通の勉強とかは出来るのに
「何回も言ってるけど、気にしなくて良いって」
「…………せめて泊まっている間の食費ぐらいは出させて―――」
「駄目」
密かに手袋を外してた手でノンナの顔を挟む。
挟まれた瞬間にノンナの体がびくっと反応する。
残念、手がもっと冷えてたら可愛い声が聞こえたかもしれない
「ノンナはお客さん。それに俺に女の子の前でカッコつけさせてよ」
ノンナの頬柔らかいな……ずっと触ってても飽きなさそう。
「あ、あのユキ。しょ、食費のことは分かりました、ありがたくお世話になります。……そ、それでいつまで触ってるんですか?」
「うーん……分からん。ノンナは触られるの嫌?」
「…………嫌です」
「えっ!?悪い、ならやめる」
「最後まで聞いてください」
かなり驚いた俺がノンナの頬から手を離そうとすると、ノンナが俺の手を自分の頬に戻す。
「男の人に触られるのは嫌ですが―――雪穂は特別です。好きなだけどうぞ」
え、なに、この可愛い女の子?
「ノンナは可愛いな」
「ありがとうございます」
そういって俺の右手側に顔を傾けて右手に顔を埋めるノンナ
「雪穂の手……温かいです」
不意打ちなんて卑怯だ…………顔が熱い
「ユキは何が食べたいですか?」
スーパーに行く前に今日の夕食はどっちが作るかを決めた結果、今日は私が作ることになりました。
あのとき、チョキを出して正解でした。
「なんでもいいよ、ノンナが作る料理はなんでも美味しいから。ま、強いて言うなら好きな料理がいいかな」
「私の好きな料理ですか……分かりました、ビーフストロガノフでいいですか?」
「お、いいね、楽しみ。ちなみにノンナは明日何が食べたい?」
「私ですか?……私もユキが好きな料理がいいです」
なんでもいいのですが、料理を作る身としてはなんでもいいという注文は嫌なので、私もユキと同じ手を使います。
それにユキの好きな料理も気になります。
「俺の好きな料理?そしたら明日もノンナが作ることになっちゃうよ」
……それは私の料理が好きってことですか?
「私はそれでもいいですよ?」
「駄目。あ、じゃあオムレツが食べたい」
「オムレツですか、分かりました。ユキはオムレツが好きなんですか?」
「結構好きだよ」
なるほど、覚えておきます
「じゃあメニューも決まったし、早いところ買い物を済ませようか」
「はい」
「後はケチャップだけだよな?」
「はい、ケチャップだけです」
二人で買い物をして、後はケチャップを買えば買い物は終わりです。
「あ……取ってやるか」
調味料売り場に行くと、ソースに手を伸ばしている男の子がいました。
あの高さですと子供にはちょっと厳しいですものね
それを見たユキは男の子の側に行き、ソースを取ってあげます。
「これで良かった?」
「うん!ありがとうお兄ちゃん!」
「お母さんと買い物?」
「そう!お兄ちゃんは?」
「お兄ちゃんはそこのお姉ちゃんと買い物」
「へぇー!…………お兄ちゃんたちは夫婦なの?」
「っ!?」
私とユキを交互に見た男の子は純粋な目をしてすごいことを言ってきます。
最近の子供は恐ろしいですね…………一言で顔を真っ赤にさせるんですから
「違うよ。お姉ちゃんはとても可愛いからお兄ちゃんにはもったいないからね」
「……止めてください、恥ずかしいです」
ユキの服の袖を掴みます。
……これ以上真っ赤にさせないでください
「分かった。今のノンナが可愛いから止めてあげる」
イタズラっぽく笑うユキ
……バカ
「僕から見たらお似合いだと思うよ!」
「ありがとう。早くお母さんの所に戻りな」
「うん、ありがとうねお兄ちゃん!」
男の子は手を大きく降りながら走って行きました。
「なんで笑ってるのノンナ?」
「いえ、なんでもありません」
私は見逃しませんでしたよ
―――お似合いと言われて瞬間に微笑んだのを
普通に振る舞っていても嬉しかったんですね?
「ごちそうさまでした」
「お粗末様でした」
「とても美味しかったよ」
「ありがとうございます」
買い物から帰ってノンナ特製のビーフストロガノフを食べ終えた。
いや、料理している女性の後ろ姿は絵になるな。ノンナだったからかもしれないけど
さて、後はお風呂に入るだけか
「ノンナ、お風呂入ってきたら?」
「いえ、今日もユキからで大丈夫ですよ」
「そう?じゃあ入ってくるね」
ノンナを待たせる訳に行かないから早く入らなきゃな
「失礼します」
「はい?」
俺がシャワーを浴びているとドアが開けられ、人が入ってくる。後ろを振り返った訳じゃないから絶対とは言えないけどおそらくノンナだろう。
「いやいや、なにやってんのノンナ!?」
「ユキの背中を流そうかと思って。あ、もちろんバスタオルは巻いていますのでこっちを向いても大丈夫ですよ」
いや、それだけの問題じゃないんだが…………
「とりあえずちょっとだけ目を瞑ってくれない?俺もタオルを巻きたい」
「分かりました、良ければ呼んでください」
「ああ」
俺は近くに置いてあるタオルを巻く。
女の子がいるので隠さなきゃマズイだろう
「もういいよ」
「では、ボディタオルを借りますね」
「後ろだけて良いからね」
流石にノンナに前まで洗われたら理性とか色々大変だから
「前も洗いますよ?」
俺の背中を洗いながらノンナが聞いてくる
「いや、本当にそれだけは勘弁してください」
「……ユキも男の子ですね」
俺の事情を全て察したと思われるノンナがふふふ、と笑う。
「もしかしてこっちを向かないのも、それが原因ですか?もう一度言いますけど、きちんとバスタオルは巻いていますよ」
「……タオルだけじゃ安心出来ない。もしバスタオル取れたら裸を見られるんだよ?悪いがノンナ程の可愛い女の子の裸を見て冷静で居られるほど、人間が出来てないよ」
「……雪穂」
俺の名前を呼んだノンナは手を止める。
そしてノンナは俺の前に回り込む。
普段は見れない白くて綺麗な肩や二の腕、そして長く綺麗な足、スタイル抜群で大きな胸、バスタオル一枚で防げる訳がない。
「最初から言うべきでした」
そういうとノンナは自分の体に巻いてあるバスタオルに手をかける。
え、ちょっと!なにしてんの!?
「大丈夫です
―――水着を着てますから」
あ、え…………本当だ。
肩にヒモがない赤い水着を着ていた
「なんだ、良かった…………?」
いや、お風呂でタオルしか巻いていない俺、とても魅力的な水着を着ているノンナ…………あんまりさっきと変わってなくない?
「それにしても、ふふふ」
「……なに?」
「慌ててるユキも可愛かったです」
む、なんだかノンナの手のひらで踊らされてたみたいで悔しい
「あ、その水着とても似合ってるよノンナ、可愛い」
「ありがとうございます。カチューシャとのお揃いで買ったんです」
この状況で普段通りのノンナ
……俺が気にしすぎなのか?
ノンナが気にしてないなら俺も気にしないようにするか
「もういいから、先にお風呂入ってて。あと少しの間、こっちを向かないように」
「分かりました」
どうしてこうなった?
体を洗い終えた後、俺はノンナと背中を合わせてお風呂の中に入ってる。
俺がお風呂から出ようとしたらノンナに止められ、ノンナは水着だから体洗えないし……背中合わせで一緒に入ることになった。
ノンナは背中合わせも嫌だったみたいだけど、そこは妥協してもらった。
……至近距離で赤い布でしか隠せてない大きな胸を見続けられるわけないだろう
「まだ上がっちゃ駄目?」
「はい」
「まだ上がらないの?」
「はい」
浴室に来てからノンナが男前過ぎるな
「……ユキは私と一緒じゃ嫌ですか?」
「嫌じゃないけど…………ノンナの水着は魅力的過ぎるから。ノンナは平気なの?」
すると背中越しにノンナの体がびくっと反応する。
あれ、触れちゃいけない所に触れた?
「…………平気なわけありません」
少し怒りがこもったような声で呟くノンナ
「入るまでにどれだけ私が悩んだか」
そういうとノンナは体を回転させてこちらを向く。
表情は明らかに怒っていた。
「入った後はユキの反応が面白かったのでちょっと落ち着きましたが…………水着を着てるとは言え、男の人とお風呂に入るなんて……」
怒っているせいで見落としたが、ノンナの頬が赤い。お風呂に入っているせいだけではないだろう。
ノンナも顔には出てなくても恥ずかしさがあったみたいだ
「雪穂」
ノンナは俺の名前を呼ぶと、俺の顔を自分の胸へと寄せる。
ノンナの大きな胸は俺の顔を押し付けたことにより形を変形させ、俺の顔は柔らかいノンナの胸に包まれる。
「ちょ、ちょっとノンナ!?」
「聞こえます?私の心臓の音」
確かにドキドキと音は聞こえるけど、そんなことがどうでもよく思える。
「ノ、ノンナ、わ、悪いが心臓の音よりも……胸の方が気になって仕方ない」
「…………気持ちいいですか?」
先程の怒りの表情は消え、恥ずかしそうな表情で聞いてくるノンナ
……これは素直に言った方が良いのか?
「ああ、柔らかくて心地良いよ」
ノンナはふふふと笑うとさらに自分の胸へと俺の顔を押し付ける。
あの……そろそろ限界なんだが
「あ…………」
ノンナが近づいたため俺の巻いてるタオルに触れる。
気づいちゃったか……
「す、すいません…………責任を取ります」
「いや、それはマジで問題になるやつだから!」
俺はノンナの肩を押さえて近づけないようにする。
「で、ですが!」
二人で入れる大きさとはいえ、浴槽でこんなことをやらなければ良かった。
ノンナの肩を押さえていた手が滑り、ノンナの水着に手をかけてしまい、勢いが良かったせいで水着を取ってしまう
ぷるん、とノンナの大きな胸が揺れる姿を間近で見てしまった
「きゃっ!」
「っ!わ、悪いノンナ」
ノンナが悲鳴をあげるのと同時に慌てて自分の胸を腕で隠す。
俺はすぐに後ろを向き、ノンナの水着を返す。
「本当にごめんノンナ!」
「分かってますよ、わざとではないことぐらい」
そういうとノンナは立ち上がる。
そして俺の耳元に近づき
「先程の……お詫びです。
―――私の胸をおかずにしてもいいですよ」
と、とんでもない爆弾を投下してお風呂から出た。
……ノンナのバカ。
なんでお前の方が男らしいんだよ
お風呂から出た後、お互いに恥ずかしさのあまり一言も喋れなかった。
次回予告
「……ユキは偶然と言いたいのですね?」
「気にするな。俺がノンナと対等な立場になりたかっただけだ」
「西住くん!ずっと前から好きでした!よ、良かったら私と付き合ってください!」
「簡単に言うと―――俺とデートしないか?」
「私の好きな場所ですか……?」
「はい、ユキの反応が可愛かったので」
「ノンナの大事な思い出が詰まってるのを知ってから今日ここに来た」
第9話
『パンツァーフォー!』