第5護衛隊群出撃録 〜17 wake till the end〜   作:しがみの

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間違えて5話を投稿してしまったAobaです。すみません。これが4話です。


第4話◆ この世界

「ところで、貴女誰ですか?」

 

「え?」

 

戦闘終了直後、漣は、思い出した様に横に立っていたしょうかくに尋ねた。

 

「そういえばそうですね・・・。貴女は誰ですか?」

 

「あ、はい。私はしょうかく型護衛艦1番艦の〝しょうかく〟です。」

 

「「「は?」」」

 

「(やっぱりか・・・。)」

 

秋津は、予想通りの反応をしたCIC要員に、しょうかくは、正規空母時代の〝翔鶴〟の艦魂を受け継いだ女性で、艦隊これくしょんに出てくる〝翔鶴〟と同じ姿で、護衛艦〝しょうかく〟と分離し、艦娘〝しょうかく〟としていて、艦に被害を受けても私に影響はないということを教えた。

 

「なるほど・・・。」

 

副長の漣や、CIC要員が感心していた。

 

「んで、他の艦にも艦娘が居るか確かめてくれ。多分、全ての艦に艦娘が現れているかも知れないからな。」

 

秋津の指示で、通信士が他の艦と交信をした。

 

「秋津艦長。」

 

「何だ?」

 

通信士は交信が終わると、秋津に話しかけた。

 

「秋津艦長の推測通り、僚艦全てに現れました。全艦、発見当初は大騒ぎになっていましたが、今ではすっかり落ち着いて、楽しく話しているようです。」

 

「そうか・・・。もしかして、〝艦これ〟の世界に我々が来たとか?」

 

「冗談はやめてくださいよ〜。」

 

秋津がそう言うと、CIC要員は、笑いながら言っていた。まあ、CIC要員はモニターの映像しか見ていないのでそう思うの無理はないだろう。

 

「水上レーダー、目標探知。0度25マイル!!!

6隻の艦隊です!!!レーダーが探知しずらい島影にいた模様です!!!」

 

「何!?」

 

「司令。また敵だったら困ります。方角を変え、最大速力で離脱すると、最大速力が若干遅い〝はやすい〟が危ないです!!!速力を下げて〝あやなみ〟〝あけぼの〟を〝しょうかく〟の前に出してください。」

 

『分かった。〝あやなみ〟〝あけぼの〟を〝しょうかく〟の前に出せ!!!潜水艦2隻と〝あきづき〟は〝はやすい〟と主砲修理中の〝おぼろ〟を中心に護衛。艦隊速力は第1戦速!!!』

 

秋津は、艦橋にいる沖波意見を具申すると、その意見はそのまま通り、2隻に命令が下った。

 

『『『『了解!!!』』』』

 

 

 

 

 

 

 

「〝しょうかく〟の前に出る!!!取り舵20度。最大戦速!!!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

鉄帽(てっぱち)を被っていても紫色の(自毛です。染めてません。)サイドテールを隠さない副長兼航海長(あけぼの)祐希(ゆき)2佐が舵の指示を出したとき、曙2佐は、秋津が〝しょうかく〟の盾になれと言われているのが分かった。曙2佐は「このクソ秋津、アタシが乗っている艦を盾にするなんて・・・。本当、冗談じゃないわ!!!」なんて事を考えていた。

 

 

 

「対水上戦闘用意。主砲、SSM攻撃用意!!!」

 

『対水上戦闘よーい!!!』カーンカーンカーン

 

大海原を進む全艦に、武鐘が鳴り響た。

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