第5護衛隊群出撃録 〜17 wake till the end〜   作:しがみの

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どうも。Aobaです。最近時間が無くて艦これやってないんですよね・・・。


第6話◆ 横須賀へ

〝しょうかく〟の会議室には各艦の艦長、副長等が集まっていた。

 

「森2尉は一命を取り留めましたが、しばらくの間絶対安静の必要があります。」

 

〝きぬがさ〟衛生長桃井(ももい)佐知子(さちこ)1尉がまず最初に森2尉の容態を報告すると、会議室は「良かった・・・。」という安心する声が聞こえてきた。

 

「不明艦隊は〝きぬがさ〟が海鳥回収した後、当艦隊の右15マイル先を通過し、横須賀方向に向かいました。」

 

「衛星通信不能。謎の艦隊からの攻撃、海上に立つ謎の少女達の出現。我々の状況を理解し難い事態が起きました。」

 

〝しょうかく〟電測員からの報告があった後、副長の漣が帽前章を脱ぎながら言った。

 

「謎?あれはどう見たって深海棲艦と艦娘ですよ!!!航空戦艦日向から瑞雲が飛び立ちましたから。」

 

「なら片倉。あれは幽霊?」

 

護衛艦〝しょうかく〟速力通信士の片倉(かたくら)1曹が言うと、漣が尋ねた。すると、〝きぬがさ〟所属の角松が

「幽霊?幽霊がレーダーに映るか?それに本艦所属の佐竹1尉が不時着した瑞雲のパイロット妖精を確認している。」

と、答えたのだ。

 

 

 

「ハリウッドが大金かけて映画でも撮影してるんじゃないのか?」

 

「そうなら、攻撃なんてするかぁ?」

 

「向こうから宣伝ぶってくるよ。」

 

〝しょうかく〟艦橋要員数人がぼそぼそと話し出す。

 

「・・・という事は・・・、当海域に別世界の深海棲艦と艦娘達が現れたという事ね・・・。」

 

「だといいけと、逆じゃない?」

 

「逆?どういう事?」

 

漣が仮説を立てると、それに同期の友人であり、さらに護衛艦〝あけぼの〟の副長兼航海長である曙が反論した。

 

「昨日の月齢、覚えている?」

 

「満月でしよ?それがどうしたの?」

 

曙の問いかけに漣が知った様に答えたのだが・・・、曙は「たった1日で変わるものなの・・・?」と、漣に問いかけた。漣は「嘘でしょ!?」と言いながらウイングに出ると、丸く光り輝いていた満月はそこには無く、たった1日で半分になり、光り輝いている半月があった。

 

「半月!!!」

 

漣が叫ぶと、月を見ようと艦橋からウイングに人が次々と出てきた。

 

 

「そう。つまり、現れたのは深海棲艦、艦娘達ではないわ。艦これの世界に我々が現れたの・・・。」

 

曙が月を眺めながら言うと、漣は帽前章を深く被った。

 

「司令、指示を。」

 

「ふむ・・・。これから硫黄島に向かわなければならないが、今は森2尉を病院に収容しなければならん。進路変更、横須賀基地へ。」

 

「了解しました。270度とみます。第2戦速、面舵30度。」

 

「第2戦速ー。」

 

「おーもかーじ。」

 

〝しょうかく〟航海長の指示で、艦隊速力が上がり、艦隊が横須賀基地の方向に進み始めた。

 

 

 

横須賀基地に進み始めて15分くらいが経った時、沖波司令が、全艦にある通達を出した。沖波司令から艦内マイクでその内容を話すように、〝しょうかく〟艦長、秋津に指示を出すと、秋津は艦内マイクを手に取った。

 

「達する。艦長の秋津だ。現在、負傷者が出た為、本艦隊は横須賀基地に向かって航行中である。だが、昨日から航行海域に理解不能な事態が多発している。それらを客観的に解析したうえで、信じ難い事ではあるが、本艦隊は、〝艦隊これくしょん〟、通称〝艦これ〟の世界に現れたと思われる。本艦隊の最優先任務は負傷した隊員をいち早く横須賀に連れて行く事にあるが、その際、明らかに空海戦が行われている海域に接近する可能性も高い。指示があるまで、混乱無きよう、各科の任務に専念してほしい。以上。」

 

 

 

「なあ、聞いたか?」

「ああ・・・。艦これの世界だってよ・・・。」

「深海棲艦が居る世界か・・・。」

「ちくわ大明神」

「「「誰だ今の。」」」

「嫁艦が居る世界か・・・。」

「どうなるんだろうな・・・。俺達・・・。」

などと、艦内が騒がしくなり始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「対空レーダー探知。右35度、25マイル。速力100ノットで下降中。〝あけぼの〟2マイル先を通過するコースです。〝あけぼの〟2マイル先の通過予定時刻00:10から00:20!!!」

 

〝あけぼの〟電測員の高田が、対空レーダーに対空目標を発見した報告が艦橋と旗艦〝しょうかく〟に報告を入れる。

 

「確認急げ!!!」

 

艦橋に届いた瞬間、曙がウイング要員に呼びかける。

 

「100ノットならジェット機でもミサイルでも無さそうだ。引き続き監視せよ。」

 

「はっ!!!」

 

〝あけぼの〟艦長、野沢(のざわ)原正(はらまさ)2等海佐が指示を出した。

 

 

 

 

 

 

「画像出します。正面モニターに投影!!!」

 

「最大ズーム、アルゴリズム解析かけろ。」

 

船体についている赤外線カメラからモニターに荒い画像が映し出されたあと、アルゴリズム解析がされて、デザインや機体形状などがはっきりわかる画像になった。

 

「穴が空いているようです。被弾している模様。

 

コイツは・・・。」

 

画像を見た瞬間、観測員が息を飲んだ。

 

 

「零式水偵機だ。」

 

〝あけぼの〟砲雷長、相模(さがみ) 裕和(ひろかず)が画像を見て答えた。

 

「零式水偵機!?大戦時の機体じゃない!!!」

 

 

 

「見張り員、確認できるか!?」

 

「正面前方、機体確認。」

 

見張り員から艦長に報告が届く。

 

「攻撃される可能性は無いが、進路に注意せよ。」

 

「取り舵10度。」

 

艦長からの指示で、曙が舵の指示を出す。

 

「取り舵10度。」

 

〝あけぼの〟が左に動くと、零式水偵機が水しぶきをあげながら海面に着水した。

 

 

 

 

着水すると同時にウイング要員が双眼鏡で海面を見る。

 

「不明機着水!!!左15度、距離2400!!!」

 

「生存者は居るか!?」

 

「後部座席に負傷者を確認。生きている可能性があります。」

 

 

「艦長、見過ごしには出来ません!!!」

 

艦内電話でウイング要員の報告を聞いた曙は受話器片手に持ちながら艦長に訴えかけた。

 

「よし、状況を確認して、報告せよ。」

 

「はっ!!!」

 

曙は敬礼すると、また直ぐに艦内電話の受話器を機械に戻した。

 

 

 

 

「両舷前進最微速。探照灯よーい、救助艇降ろし方よーい。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「探照灯、照射。」

 

不時着した零式水偵機に探照灯が当てられる。

 

「救助艇降ろし方用意。」

 

内火艇が上甲板から乗降できる位置に下ろされる。

 

「補給長、衛生委員長、左弦中部急げ!!!」

 

曙はそう叫ぶと、不時着している零式水偵機の後部座席を見た。そこには橙色の着物と緑の袴姿の女性がいた・・・。




アンケートを取りたいと思います。新キャラを出します。その女性の本気モードの時の喋り方以下から決めて欲しいです。沖縄弁、博多弁、宮崎弁、大阪弁、京都弁、津軽弁の中から選んでください。締切は11月30日までです。決めた時には()()()()の方にコメントをお願いします。あ、性格や見た目、声は某軽巡のだらしないネームシップです。
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