神たる少年、人たる少女。   作:にわかな仁

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大変申し訳ありませんでしたァァァァ!!!

ダイナミック土下座でも足りないのは承知しております。

『私生活が…』等という理由は置いておかせてください。

ここで待たせるわけには行かないので本編どうぞ。


第13話 それは恐怖

「パーリースタートだぜぇっ!」

 

 企画俺のパーリー、題して『最強集会』スタート。来ているメンバーは攻略組でもトップメンバーだ。なぜならば。

 

「皆ユニークスキル持ちだな」

 

 俺、ヒースクリフ、キリト、アスナ、ユウキ、ラン、シオンの7人。順に『帝王剣』、『神聖剣』、『二刀流』、『神速』、『切陣』、『舞踏』、『現実映写』という名前だ。

 

「私の使えないんだけど」

 

「いや、髪とかの性質そのままだから髪占いできるぜ」

 

 『髪占い』とは、シオンの髪の毛の特殊な性質を利用した占い的な何か。髪の毛を握るとその人の心の色になるとかそんな感じだ。

 

「だが、皆攻略組トップメンバーなのだ、強さは桁外れなのだよ」

 

「最強はジンくん確定かな」

 

「そうですね、ジンくん神強いです」

 

「…まあ神だし」

 

 誰にも聞こえない声でボソッと呟く俺氏、なんか哀愁が漂う。

 

「んでっ、このパーリーがある理由は1つ。この世界で最強の俺たちの今後を考えるためだ」

 

「ジンくん1人で攻略」

 

『賛成』

 

「ちょっと待てよ!?」

 

 やっぱアスナさんは俺が嫌いらしい。というかヒースクリフ、あんた中立じゃ無かったのかよ。

 

「それは無し、まあ以前みたいに逃げたりはしない」

 

「しょうがない、それで許してあげる」

 

「だから1つ、攻略休みまーす」

 

 賭けに出る。シオンとの時間を取るとかそんな理由をグダグダ付けて出た勝負の行方は!

 

「ダメに「よかろう、ゆっくりしたまえ」」

 

 ありがとうヒースクリフ!だけどそのキメ顔やめろ、うぜぇ。で、次はシオンだな、どうすっか…

 

「じゃ私も休む」

 

「キタッッッ!!!」

 

 周囲も驚くこのガッツポーズ、そしてサムズアップ。何より本人が驚いている。

 

「ゆっくりのんびりしてこようぜ」

 

「うんっ!」

 

 

 そんなこんなで俺の休暇は決まった。

 

 

「これ休暇って呼べるかっ!?」

 

「あれ?こうじゃないの?」

 

「お前そんな戦闘中毒だったのか」

 

 最前線、第70層に籠り続けて3日である。正直キツイ現実。だがそれでフロアボスは発見、そして攻略会議が行われている。

 彼女はそれさえでなければ攻略しないということだ、と考えるらしい。うむ、おかしい。

 

「なぁ、てっきり俺は最前線を離れるのかと思ったんだけど、戦闘以外出来なくなっちゃったの?」

 

「? 最前線はボスだよ?」

 

「ハハ、こいつおかしい」

 

 戦闘中毒、しかも掠れた笑いが飛ぶレベルだ。こいつ本当に日本人か?あの我らが最強の平和主義だぞ?

 

「こんなことしていられるか!俺はもう帰るぞ!」

 

「あ、待ってよぉ!」

 

 俺は速やかに転移結晶を使った。………シオンは回廊結晶を使った。

 

 

「な!?」

 

「ジンをマーキングしたら出来たの!」

 

 こいつは規格外だ。システムの穴を突いて来やがったよ。

 ちなみに今は22層主街区『コラル』にいる。ここにプレイヤーホームを買ったからだ。今日はここで一晩を過ごすことにした。

 

 

「うまっ!最高だな!」

 

「ふふ、よかった」

 

 現在夕食中。普通に美味しいシオンの手料理に舌鼓を打っている………だけである、否、だけのはずである。

 

「あの、シオンさん?そろそろお着替えになさりませんでしょうか?」

 

「これも…外すの?」

 

 察してくださいお願いします。敵は堅牢どころのレベルじゃなかった。

 

「どうする?もう寝る?」

 

「何故そこまでベッドに誘導したがる?」

 

「だって…2人きり…えへへ」

 

 よし、次の場面へ行ってくれ。

 

 

にわか「よせっ、朝チュンが目に見えてッ!?」

 

 

 次の朝。これはもう例によって例のごとくあれだ。

 

「今のうちに逃げてやる、そして攻略に戻ろッ!?」

 

「つ、か、ま、え、た」

 

「つ、か、ま、っ、た」

 

 ………あぁ、そうか。そうなのか。

 

「そうなのぉぉぉぉ!?」

 

 さて、この休暇を取るときなんと言ったか。1週間である。オワタwww。

 

 

「ついに終わった。長く苦しい戦いだった」

 

「大変だったようだな。私にも理解できるよ」

 

「まさかお前に同情されるとはなぁ」

 

 知らない間に移転されていたギルドホームにて、俺はヒースクリフと談笑していた。

 

「娘のあれは束譲りだからね」

 

「要らねえもん譲りやがったなあの天災」

 

「ハハハ、シニタイ?」

 

「キャラ崩壊だとぉ!?」

 

 のんびりと過ごしている間にも、攻略組は最前線に潜っている。70層フロアボスも難なく倒され、最前線はもう71層フロアボスだ。

 

「団長、副団長。お客様です」

 

「通してくれ」

 

「失礼します」

 

 ま、まさか、この声は!?

 

「『黒閃義勇団』副団長、アスナで……武装許可を」

 

「いやそりゃダメだろ」

 

 念のため、ギルドホーム内は俺とヒースクリフ以外武装禁止にしている。システムの穴を突いて来るのを防ぐためだ。

 

「かまわんよ」

 

「ヒースクリフゥゥ!?」

 

「ジンくん……覚悟ッッ!!」

 

 『リニアー』を発動させて飛び込んでくるアスナ。相手の行動を一瞬で封じる手は……武術だな。

 

「無刀取り……ふっ!」

 

「ひゃっ!?」

 

 手首を本気で叩き、擬似的な麻痺状態を作る。そしてそれで落とした相手の剣を取り、剣を構える。

 

「ちょっと待ちなさい!私は防げないのよ!?」

 

 俺の構えは『リニアー』。そりゃ焦るわけだが。

 

「最近成功したシステム外スキルがあるんだな」

 

 『リニアー』を発動させる。だが俺は動かない。オートアシストが作動していないのだ。

 

「ふむ。どうやったのだ?」

 

剣技保持(スキルホールド)って言ってな、ソードスキルを発動させたままに出来るのさ。しかもソードスキルを発動しているから威力も十分。最高だろ?キリトに教えようと…」

 

「私に!教…えて?」

 

 上目遣い、だと?アスナさんのそれは破壊力十分、健全な男子諸君は落ちるのだが。

 

「キリトに教えてもらえ」

 

「えっ……」

 

 俺には効かないんだなそれが!

 というかアスナってそんなあざとい仕草するのね。

 

「はい、『リニアー』」

 

「きゃあ!?」

 

 スキルの保持を解除してアスナを吹き飛ばした。と、ここで驚愕が俺たちを襲う。

 

ガッシャーン!!!

 

「………なんだと?」

 

「あれ、破壊不能オブジェクト…」

 

 アスナが、窓を突き破って外へと飛んで行った。ちなみにそこはマップを設定していないので…

 

「やべえよ茅場っち!」

 

「その名前で呼ぶな!…と言いたいが不味いな」

 

 プレイヤーのリストを見るとアスナはオフラインになっている。

 

「…ホロウに居る」

 

「そのようだ。ジン君、頼む」

 

「了解した!」

 

 なにやら厄介なことになってしまったようだ。




どうでしたか?

今回は待たせたわりに短いです。

はい、にわかはまだ学生です。

テストとかタヒねばいいのに……

次は迅速にしますので許していただければ。

それではまた次話で、ありがとうございました!
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