神たる少年、人たる少女。   作:にわかな仁

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にわかな仁です!

ようやく第1話です!

それではどうぞ。


SAO編
第1話 天才の場所


彼は今、テレビを観ていた。

『世界初VRMMORPGゲーム、いよいよ始まる』

そうだ。今日の13時からだ。

『作り上げたのは天才学者と謎の天才』

 

「大袈裟だな。」

 

そう呟いていた。

 

今から始まる、ソードアート・オンライン正式サービス。

だが、それがデスゲームになるとは彼も知らなかった。

今話題の「謎の天才」、神風仁でさえも。

 

「リンクスタート!!」

 

設定を済ませて降り立ったのは、このゲームの最初の街。

 

「久しぶり!はじまりの街!」

 

そして彼、《ジン》は早速走り出した。

 

「(今日でLv15まで行きたいな)」

 

彼は新規のプレイヤーではない。

しかも普通のプレイヤーでさえもなかった。

 

ソードアート・オンラインクローズドベータテスト。

その倍率は計り知れなかった。

だが、彼は違う。

彼は『作った側』なので、労力要らずだった。

 

持っている知識でまずは自分に最適なスキルを選択する。

2つの内、1つは片手剣。

もう1つは索敵。

また増えたら隠蔽をいれようか。

 

そして、初期装備のスモールソードを持ってフィールドに出ようとすると、

 

「ねえ、あなたはベータテスター?」

 

誰かが聞いてきた。何だと思って後ろを見ると、

 

「わあお。」

 

白い髪、桃色の目。なんか見覚えが…

 

「…聞いてる?」

「あ、ああ。俺はベータテスターだ。」

「本当!よかった~。」

 

ご満悦の様子。それにしてもきれいなアバターだな。

中身男の可能性ありなので声には出さない。

さっきの演技だったらすげぇな。

 

「私、女だよ?」

「…ファッ!?」!Σ( ̄□ ̄;)

 

こいつ心読んできやがった!

ていうか嘘だろ。

 

「本当だし。」

 

もうやだこの子怖い。よし!逃げよう!

 

「何か知りたいのか?」

「うん。戦闘について。」

「うし!まかせんしゃい!」

「あ、はい。」

 

しらけたアァァァあ!!

…落ち着け、俺。

 

「西のフィールドに行くよ!」

「うん!」

 

 

西フィールド

 

「せいっ!!」

 

飲み込み早いね、君。素晴らしい。

 

「はあぁぁあ!!」

 

しかもすごく正確。オニイサンカンゲキ!

 

「そっちいったよ!」

「ん。」

「えっ。」(゜ロ゜)

「ん?」

 

ありゃ?俺なんかしたっけ。

 

「ソードスキルは?」

「要らないです。」

「それ!」

 

なるほど。確かに使ってないしな。

 

「そういえば名前聞いてない。あなた誰?」

 

唐突だなおい。

 

「ジンだ。改めてよろしく。」

「私シオン。よろしく。」

 

ダメだ聞き覚えしかない。間違えたら嫌だから言わない。

 

「ジン、かぁ。小学生の時に仲良くした子も同じ名前だったなぁ。」

 

マジかァァァあ!!じゃあシオンなの?本当に?

 

「そういえばレベルは?」

 

また唐突に来たな。

 

「お前は?」

「4。そっちは?」

「8だよ。」

「…高。」

「はい?」

「高くない?というか高すぎない?」

 

俺にゲームバランスを求めるのか!まあ、今は普通のプレイヤーだが。

 

「ようし!再開だ!」

「…逃げたね。」

「るっさい!」

「はいはい。」

 

もう帰っていいですか?しんでしまいます。

 

「…とりあえず続きやるぞ。」

「うん!」

 

俺達は狩りを続けた。万単位狩ってやったぜ!

…荒しじゃないです。

 

 

今の時刻は17時20分。夕日が綺麗だったので休憩に。

 

「凄い!綺麗~!」

「せやなぁ。」

「でも疲れたぁ。お陰で追い付けました!8Lv!」

「ふーん。俺15。」

「……バカ。」

「何故!?Why!」

 

酷くね?俺に勝てるわけないやんか。半分チーターやで。あっ、違います。合法ですぅ!

 

「もうすぐ17時半か。そろそろ抜けるか?」

「うん。そうしようかな。」

 

その時だった。

 

『俺のテリマヨピザとジンジャーエールがぁぁ!!!』

 

「!?ど、どうしたのかな?」

「時間忘れたとかだろ。」

「そうかな。じゃあまた会えたらいいね!バイバイ!」

「おう、じゃあな「て、あれ?」…どうした。」

「ログアウトボタンが…無い。」

 

はぁ?そんなミスした覚えないしな…

 

「まさか…!?」シュー(転送音)

「うわあぁぁあ!?」シュー

 

 

はじまりの街に来ました。謎や。

 

『うわっ!?』

『何だ何だ!?』

『もしかして帰れるのか?』

 

わかってるんだ。というか…

 

「シオンさん。手…握るのやめられます?」

「え?うわわわぁ!?」シュー(顔から煙)

 

お顔が真っ赤になっていらっしゃる。羞恥に勝つんだ!

 

「で、でも、本当に何なんだろう。」

「そうだな。」

 

謎なのは多分皆一緒だ。

 

『上を見ろ!』

 

誰かが叫んだ。全員が上を向く。

すると…

 

『私の世界へようこそ。』

 

マジか。もうあの人しかいないやん。

 

『私がこのゲームのGM、二人の天才の1人茅場晶彦だ。』

 

デスヨネー。というか何故俺を引き合いに出す。

 

「お父…さん?」

「ハァ!?」

「ん?」

 

しまった。表に出てしまった。マジカシオン。

だが、茅場は喋り続ける。

 

『諸君らは既に、ログアウトボタンが消滅していることに気づいていると思う。それは不具合ではなく、このゲーム本来の仕様である。』

 

驚愕。茅場は監視しとくべきだったか。

 

『そして、外部から強制ログアウトを試みた場合、諸君らの脳に大出力マイクロウェーブをあて、諸君らの脳を破壊し、生命活動を停止させる。』

 

茅場の言葉に場がざわめく。

そんな時、シオンが聞いてきた。

 

「そんなこと、できるの?」

「できる。簡単に言えば脳を電子レンジでチン!だ。」

「そ、そうなんだ。…怖いね」ギュッ

 

怯えてるのはわかるけどさ…、手握る必要ある?

もうなにも言わないぞ。でもあとちょっと触りt…

 

「ひゃっ!?」シュー

 

俺の夢がぁ。いやいや、それよりも茅場の話。

 

『しかし、この忠告を無視して強制解除を試みたために、213人のプレイヤーが仮想世界、そして現実世界から永久退場している。』

 

茅場っち犯罪者じゃないですか~。怖い。

 

『だがこのように、ニュースで度々取り上げられているので、君達が悲惨な結果になる可能性は低いだろう。安心してゲーム攻略に励みたまえ。』

 

できるかそんなの!まあ俺できる自信あるけど。

 

『さらに、このゲームでは、全ての蘇生手段が機能しない。HPが0になった時点で、仮想世界、そして現実世界からの永久退場を果たす。』

 

そりゃねぇだろー!周りも煩くなってきたしな。

 

『これでチュートリアルを終了する。最後に伝言とプレゼントだ。プレゼントはアイテム欄にある。伝言は、この中の2人に、だ』

 

おうおう、なんだ?

 

『手鏡?』

『ってうわっ!?』

『なんだ!?』

 

「ひゃっ!」

「にょぇ~!?」

 

…俺だ。現実の俺だ。

 

『お前、男だったのかよ!』

『お前17っての嘘かよ!』

 

「ねぇ、ジ…ン!?」

「やっぱシオンだったのか。」

「会いたかった…。会いたかったよ~!」

「ふむぐ!?」

 

『最後の伝言だ。謎の天才君よ。騙してすまない。君ならトッププレイヤーになれる。そして、私の愛娘よ。天才君を探したまえ。彼と一緒に進めば必ず帰ってこれる。以上だ。』

 

「うん!」

 

しまった…。この子放っといたら…。

 

「シオン、来い!」

「え、うわあぁぁあ!?」

 

 

路地裏

 

「ふう」

「なんだったの?早く謎の天才を探さないといけないのに。」

「お前…分からないのか?」

「え…誰が天才かってこと?」

「違う。偽物がお前に寄ってくるってことだ。」

「へ?」

 

わかってないな。照れ臭いけど言うか。

 

「お前可愛いんだからみんな近くに居たいんだよ。その理由になる。」

「か、可愛い!?」

「ああ!できれば俺が欲しい。」

「んなぁぁぁ~!?」

 

なにいってんだ俺ー!?

 

「ジ、ジンなら…いいよ?」

 

この子もなにいってんだー!?

 

「と、とにかく。一緒に行動したいんだ。」

「まさかジンも偽物?」

「違う!」

「じゃ何?」

 

言いたくないんだよ!ああ!もうどうにでもなれ!

 

「本物だ。今年の6月にカーディナルシステムっていうSAOのメインシステムを作った。制作期間は9ヶ月。報酬は、月250万だ。使ってないから一緒に戦ってくれたら全額くれてやる。最後に、結婚システムあるから先に言う。小学生の時からずっと好きだった。考えてくれたら嬉しい。以上!」

 

はあはあはあはあ。疲れた。

 

「う、うんわかった。わからないけど。あと…私もジンが好き!もう結婚しちゃおうよ!」

 

「ありがとう。じゃあさっそk『居たぞ!』『偽物め!』『抜け駆けしやがって!』ってやべっ!」

「どうしよう!」

「任せろ!本物の証拠見せてやる!」

「え?どうするの?」

「実は魔法がプレイヤーに使えなくても、擬似的な魔法を出せるスキルを作ってあるんだ。」

「え、本当?」

「この期に及んで嘘はつかない!」

 

「霊符『夢想封印』!」

 

『なんだ!?』

『魔法!』

『ずるくねぇか!?』

 

「出来なきゃ偽物だぞ!そいじゃあな。シオン、行こう!」

「うん!」

 

二人の運命の歯車が回り出した。




どうでしたか?

スペルカードはそうゆうことでした。

それでは2話でお会いしましょう!

ありがとうございました!
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