神たる少年、人たる少女。   作:にわかな仁

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また私です。

第三話書けました!ボス戦の手前までです。

言うことが特にないので早速本編へ、どうぞ!


第3話 ぼっちとハーレム

朝。昨日、何があったかを俺は覚えていない。にわかかがそう言ってた。

 

にわか(作者)「なんですと!?」

 

…何か聞こえた気がするが多分気のせいだろう。疲れているのだ。自分が裸のことも、隣には白銀の天使様が美しい素肌を露にしていることも。

 

「んなぁ!?」

「ん?んぁ……おはよう。」

「おう……おはよう。」

 

微妙な空気が場を流れる。先に口を開いたのはシオンだった。

 

「昨日、凄かったね、ジン。」

「んなぁぁぁ!?」

 

何を指すのかは考えるに容易い。しかも頬は紅潮し、目を潤ませている。妙につやつやしてるようにも見える。

 

「俺、昨日のこと覚えてないんだが。風呂に入ってからが曖昧で………」

 

ここで久しぶりにフル回転しだした灰色の脳細胞がすべての記憶を呼び覚ましてしまった。

 

「うん………あれは、覚えていちゃいけないよ…。」

「あ、あぁ。そうだな、そうだよな、そのはず……だよな…。」

「あ、もしかして?もしかしなくても?」

「ふふん!俺の脳は天才級だからな!」

 

やっちゃったZE☆あ、終わったわ。って何で!?何で手にライトエフェクトが!?あれは体術単発の『閃打』じゃないか!?あれは最低でも2層で習得のはず……まあ、もう考えなくていいのかぁ~。

 

「今すぐ全部忘れなさぁぁい!!!」

「でもいたいのはやだぁぁぁぁぁ!!!!」

 

刹那。相手の慣性を利用したカウンターがシオンに決まった。だがそれがあたったのは………

 

「ひゃう!?……………ぁぅ、うぁぅ……ひゃぁ…。」

 

想像に任せよう。ただ1つ言いたい。狙ってなんかいないからな!!

 

未だにビクビクしているシオンを放っておいて、俺は次の街に行くことにした。

 

「ジ……ン…、ゆりゅひゃにゃひ……。」

 

くそっ!誘惑に負けるな、俺!近づいたらワンパンされる!

 

「ジン、まだ話し終わってない。」

「なぬ!?」

 

いやさっきまでビクビクして倒れてただろ!?

 

「私今気づいたの。痛くなんてなかったね。」

「まさか冷静になったら何も感じなくなったとかか?」

「ご名答!景品はこの手刀だよっ!!!」

 

メリッ!っと鳴ってはいけない音が鳴って、OHANASHIは終わった。お話とは物理に始まり物理に終わるのである。

 

俺はもう語りが出来ないからサイドチェンジだ。読者諸君。また会おう!

 

にわか「メメタァ!?」

 

 

………俺は今、猛烈に悩んでいる。それは……

 

『今だけだ!入れさせてくれないか!』

『うわぁ来てる、来てるよジン!もう逃げらんないよぉ!』

『頼む!一度入れてくれるだけでいいんだ!』

 

……と言われてもあまりよくない事情がこちらにはあるんだ。それは……

 

『わあ、本当にお風呂だ~!しかも広い!』

『でしょでしょ~!』

『さあさあ、早く入りましょう。』

 

アスナという少女と途中で会った幼馴染の2人に風呂を貸しているから。この現場はあまり見られたくないのである。

 

しかし、あまりにも切羽詰まっているようなので入れてしまうことに。

 

「今開けるぞ。」

 

ガチャッ。

 

「はぁ、助かったぁ。」

「ちゃんとお礼を言わないと!ありがとうございます。」

 

入ってきたのは俺と同い年くらいの普通の少年と、白い髪に桃色の目をした少女だった。少女の方は、手鏡を使って無いんじゃないかと思えてしまう程美しく見える。

 

「取り敢えず自己紹介。俺はジン、こいつはシオンだ。」

「こいつって何!まあ、間違ってないけど。」

「ああ、俺はキリト。よろしくな。」

「おう、よろしく。」

 

まあまあの好印象だ。気が合うかもしれない。

 

「で、お前らは何で俺の部屋に来たんだ?」

「ここを借りようと思ってだな、2人で来てたんだが、ストーカーに追われました。」

「ストーカー?」

「そうです。それには説明不可な事情がありまして…」

 

なんだよ、それ。余計に聞きたくなるわ。

 

「まあ、匿ってくれてありがとう。助かったよ。」

「うん、ありがとう。」

 

熱烈なお礼を受けて戸惑っていたら、来客があった。

 

「どうぞ、入ってくれ。」

「おう、キー坊。お?見ない顔ダナ?キー坊の知り合いカ?」

「いや、違う。今匿ってるだけだ。」

「ほー、ま、オレっちが来たのはナ…」

 

来たのは情報屋、鼠で有名なアルゴだった。アルゴが来たのは、俺の持っている剣、アニールブレード+6を買いたいという話だった。

 

「で、クライアントは39800コル出すそうダ。」

「40000コルだと?それじゃ強化するより高くなってしまうじゃないか。クライアントに1500コル出す。それ以上積み返すか聞いてくれ。」

 

一瞬の沈黙、そして。

 

「教えて構わないソーダ。昼に攻略会議で大暴れしてたダロ?」

「な、まさk「なぬ!?」…。」

 

なんか遮られた。なんだよ。

 

「攻略会議あったのか!?」

「ああ、そんなことカ。次はボス攻略会議だろうナ。君らも行くのかい?それなら名前くらい教えてくレ。」

「ああ、この男がジンでこの女がシオンっていうらしい。」

「あっ待て!」

 

なんだ?何でそんな青い顔に?アルゴはニヤついてるし。

 

「君たちがあの有名な2人だったのカ。高く売れそうダナ。」

「やめろ、だから情報屋って嫌いなんだ。」

「え?どうなってるんだ?」

 

ここでいきなり敵対しなくても良いじゃないか。何があったんだよ?

 

「この2人が、あの茅場っちが指名した2人ダゾ。ばらまいたら儲けもんダナ。」

「!?天才と茅場の娘ってやつか?」

「そうダ。ここで会えるとはな。色々吐いてもらおうカ。」

「断るッ!!」

 

まさかの2人だった。というか茅場の娘ってこんな奴だったのか!まさに特異点といった容姿に改めて驚く俺だった。

 

そのとき、奥からダメなものが見えてしまった。

 

「ふぅ、さっぱりしたぁ~!」

「ユウキ!隠しなさい!」

「見ちゃダメ!!」

「ジン、ごめん!」

「「ごふっ!?」」

 

俺は記憶を飛ばされた。

 

 

次の朝。俺はキリトという奴のホームにいた。

 

「うーん、何だったんだ?」

「お、お前も起きたか。」

 

男2人で昨日について考えていた、ら。

 

「おはよう!」

「おはようございます。」

「お、おはよう。」

「おはよう、ジン、キリトさん。」

 

美少女4人が来た。俺は耐性があるので鼻の下を伸ばしたりはしないが。しないんだからな!…キリトは。

 

「なんか凄い光景だな。」

「まあ、そうだな。」

 

ギリギリだった。俺を巻き添えにしようとしてなかったか?

 

「俺は取り敢えず迷宮区でレベル上げしてくる。半日は帰ってこないから、シオンは?」

「私は、この4人で行くことにしたの。」

「シオンさんお借りしますね。」

「おう、仲良くなってこいよ。」

 

さ、キリトは?

 

「俺はジンと一緒に行こうかな。」

「あっ、無理ッス。1人でやりまッス。」

 

1人でじゃないと調子が出ないんだよ。ごめんねえ?

 

「そ、そうか。ならどうしようか。」

「ボクたちと一緒に来ない?」

「ええ、そうしませんか?」

「私は構わないわ。」

「皆と一緒なら何でもいいよ!」

「じゃあ、そうさせてもらう。」

「なんか俺ボッチやんw」

 

俺がボッチになったところで解散した。

 

 

迷宮区タワー、第20階。レベル差で瞬殺を続けてもう2時間。レベルはもう上げられる限界まで来ている。

 

「36Lvか。まあまあだなぁ。ま、困ったときはオーバーワールドするか。そういえば装備もどうしようか。」

 

確か茅場のやつは2層でもらえるって言ってたな。ま、アニールブレード+7で行くけどね!…あいつ今何してる?

 

 

残念、俺、キリトだ。

 

にわか「メメメタァ!?」

 

現在、美少女戦士達が強烈なコンビネーションを見せていて、結局ソロでやっている。最初は、アスナが技術はあるのに用語を全く知らない、という事態があったが、今は完璧だ。

 

「やっ!」

「せいっ!」

「スイッチ!」

「てりゃぁっ!」

 

中々に目の保養である。そこに声がかかった。

 

「君たちもボス攻略に行くかい?」

 

声をかけてきたのは、あのイケメン、ディアベルだった。

 

「ああ、ボス部屋はあったのか?」

「ああ、もっと奥でやってたソロの少年がマップデータをくれたよ。」

「ああ、そうなのか。ま、会議までには戻る。」

「そうか、協力ありがとう。」

 

ジンのやつ見ないと思ったら奥にいたのか。ソロで奥に行くとは、能力は俺と同じかそれ以上だろう。ま、開発者だしな。

 

「よし!もうそろそろ戻ろうぜ!」

「「「「はーい!」」」」

 

 

そしてついに始まった攻略会議。

 

「攻略本によるとボスは、イルファング・ザ・コボルトロード、だ。取り巻きには、ルイン・コボルト・センチネル、というやつがいるらしい。それじゃ、人数を振り分けるから、パーティーを組んでくれ。」

 

俺のパーティーは俺、キリト、シオン、アスナと、つい最近名前を知った、キリトの幼馴染のユウキ、ランだ。

 

「A、B、C、D隊がボス対応だ。A、B隊は壁役を頼む。C、D隊は攻撃だ。他は遊撃として取り巻きを頼む。」

 

俺達はE隊になった。遊撃の指揮はキバオウというやつらしい。キリトが恨めしそうに言っていた。そんな時、キリトにそのキバオウが話しかけていた。

 

「アテが外れたやろ。いい気味や。知っとるんやで。お前が汚いやり方でLA取りまくってたっちゅうことをな!」

 

なんかほざいていた。だがキリトが暗い顔をしていたので、

 

「ま、お前には無理だもんな?」

「なんやと?」

 

キバオウにケンカを売った。まだ攻める。

 

「おいおい、集中してないと死んじまうぞ?」

「うるさいわ!ガキは黙っとけ!」

「その辺でつまずいて死にそうなおっさんも、な?」

「いい加減にしやがれや!」

「ハイハイ、さよならぁ!」

 

さっと逃げる。まあ、この世界でも現実でも負けないからな。

 

「俺から最後に言うことは1つだ。勝とうぜ!」

『おぉぉぉぉぉぉ!!!』

 

ついに、ボス部屋の扉が開かれた。




どうでしたか?

紺野姉妹を出したくなったので、タグ等を増やしつつ出しました。キリトはハーレムするのかを注目です。

それでは次は第四話で。ありがとうございました!
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